最強騎士に憧れて体現しようとしてるTS転生主人公君︎︎ ♀はお嫌いですか   作:H-13

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えー、私作者、時系列曖昧なままこの作品を書いておりました。申し訳ございやせん。

書き直しが発生しましたので、気になる方は前話「神フレイヤは嫉妬する」を読み直していただければと思います。根本から設定変えなくて良くて助かったぜ…!

Q.なんか良い新しい小説ねぇかなぁって日間ランキング漁ってたら自分の小説があった気持ちを答えよ。

A.間違いだと思って1回リロードする。

なんでこんな情緒不安定みたいな小説が評価されてるんすかねぇ。ありがたい限りです。モチベがオワオワリになるまでどうぞお楽しみください。


レベル7とおNewな魔法

はーいみんなこんシグ~!アイドル冒険者のシグリーヴァ・ヘリアだよー。シグリーヴァは~、今日も~最強~!

 

はい、というわけでね(( ˙-˙ )スン…

 

ついに!

 

念願の!

 

魔導書が!

 

どどいたー!

 

お前を待ってたんだぜぇ?(ゲス顔)

 

うん、ダメだ、興奮してる。

 

徒手◎

 

剣術◎

 

魔法…魔法?あれが?

 

こんな状態がついに解決するのである。

 

【グラム】を魔法とは認めん。エンチャントじゃんあれ。

 

お礼の一言だけ言って神フレイヤから魔導書受け取れば自室の入口に鍵をかけて引き篭った。

 

さて、題名はと。

 

「虻でも理解出来る魔法の絵本」

 

うん、原作知らなかったらグラム突き立ててるよ。魔法で塵にしてたよ。どっかの骸骨が主人公のメイド思い出したよ。びっくりした~

 

────ぺらり

 

 

 

ちゅうい

 

・まほうはけんとおなじくあぶないよ

 

・まほうをつかうためのぱわーはきみももってるよ

 

・なんにもかんがえずにつかうとたおれちゃうよ

 

・たよりすぎはよくないよ

 

 

…ごめんな、ちゃんとしたこと書いてあるじゃん…ゆるして…誰かわかんない作者さん…

 

 

──────ぺらり

 

 

 

『さて、始めるとしようか───私』

 

 

うん、そうしよう。この為に金払ってフレイヤに一日を売っぱらったんだ。ちゃんとしたものじゃなきゃ困る。

 

『魔法とは何?』

 

決まってる、万能だ。魔術じゃないんだ、反則なんてありゃしない。未来視過去視現在視でも持ってこい。

 

『魔法とはどんなもの?』

 

0を1に。不可能を可能にひっくり返す一つの手段。今更特別視するわけじゃない。だけれど、奥の手を持っておくのが英雄だろう?

 

『魔法に何を求める?』

 

可能性だ。「禍津・黎明剣」は一撃でバロールを消し飛ばした。だけれど既知を組み合わせた技術だ。シグリーヴァ・へリアとしての業そのものだ。だからこそ、…「シグリーヴァ」が持つもの以外の可能性が欲しい

 

『魔法に何を望む?』

 

ジャイアントキリング。ついでに格下絶対殺すマン。万能なんて言わないからとっとと私の欲しい力を寄越せ『私』

 

『我儘だね?』

 

万能を望んでないんだから我儘じゃねぇだろ?万能を望んでやろうか?どうせ火力下がるんだろうが。

 

『ハハッ、流石。分かってるじゃん。』

 

どんだけ知識詰め込んだと思ってんじゃこちとらwiki読破しとるんやぞ。

 

『それでこそ当方だ。』

 

そうだな。

 

 

 

自分と語り合うという既知の癖に不思議な体験をした私の脳ミソは意識をシャットダウンさせた。

 

 

 

 

起きた!

 

真っ白な「虻でも理解出来る魔法の絵本」だった冊子に突っ伏して寝てたから肩痛い、首痛い。

 

どーして自動的に布団に移動してくれないんですかねぇ私の身体…...?

 

昼前に受け取ってそのまま寝て…あ、お昼ご飯食べ損ねちゃったぁ…。

 

まだ空が赤らんでないから普通に昼過ぎかおやつの時間だろう。

 

そんなことはどうでも良い。主神であるフレイヤには起きたら向かいますと伝えてある。一直線に向かうのは勿論神の部屋。

 

 

頼もー!!!!!

 

 

学習しない子である。

 

 

「ふふ、ご機嫌ね。」

 

そりゃそう!今なら神フレイヤにキス位なら出来ちゃうよ!

 

「ならして貰おうかしら」

 

お易い御用で~。はい、額にちゅー♡

 

ほら、オッタル出た出た。ステータス更新とランクアップ終わらせちゃうんだから。…終わったらヤろうね?ほら、嫉妬しないで?

 

「………分かった。…楽しみにしているぞ。」

 

さて、さて、さて。上着も肌着も脱ぎ捨てれば身長に見合う豊満な胸がこぼれる。うん、服着てる時より大きく見える。実際には変わってないから不思議だよねぇ。

 

下脱がないのって?SEXしに来たんじゃないんだよ!おら!ランクアップするんだよ!

 

「分かってるわよ。…私との触れ合いを嫌がるなんてシグリーヴァ位よ?」

 

今はそんな気分じゃないし気分だったとしてもあんたは主神以上でも以下でも無いじゃん。

 

「そうね。でもそんな貴女が欲しいのよ?」

 

生真面目メガネエルフにでも言ってあげな?

 

「………はぁ。今回は見逃してあげる。頑張ったかいがあったみたいね。今回も発展アビリティ、ちゃんと発現してるわよ。『破砕』ね。それに、魔法。」

 

うっし!

 

神から紙が手渡される。おー、綺麗さっぱりI0が並ぶのいい感じ。ランクが上がるの毎回アッサリしてる割に、上がり幅デカいよね。

 

 

背中に乗って背中触ってる神を放っておいて、記載を確認して行く。

 

神フレイヤが言う通り発展アビリティには『破砕』が追加されていた。打撃系統攻撃の補助的な立ち位置のそれは意図してシグリーヴァが取得したものである。

 

 

そして魔法だ。

 

【クル・パキア】

・領域魔法

・領域内の空間掌握権

・魔力消費は領域の広さと継続時間に依存

・詠唱式【空を超え、今を駆ける燈よ。潰えることは赦されぬ。抗い歯向きその威を示さんとするならば、高らかに我がサガを詠いあげよ。我が煌めき、剣の瞬き尽きる事無し】

 

 

おっと…そう来たか『私』。攻撃魔法じゃ無いのは少し予想外だったが書いてある事が本当ならばかなり強いぞこれ。

 

ただ怖いのが魔力消費量。普通に今まで燃費の良い【グラム】と【魔装】を好き勝手使っていた為にここに来て初めてのちゃんとした魔法。

 

意図的に使えばレベル8に上がる時は「魔導」の発展アビリティが貰えるだろうが…。今はそんなものは無いのだ。オッタルで試すしか無い。

 

ワクワクと一緒に態度に似合わずちょっと不安になってきたシグリーヴァであった。




魔法の名前と方向性、バランス決めるのに資料漁ったり3.4時間以上使いました。詠唱に2時間です。この話を書く時間の95%をそこにつぎ込みました。ほんと0から1作るの難しいね

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