合格通知から一週間後
僕はお母さんと共に雄英高校に来ていた。その
そんなことを考えていると僕たちは校長室に案内された。
「どうぞ、入ってください」
悟飯・チチ「失礼します!」
校長室に入ると、そこには合格通知の時にスクリーンに映っていた根津校長が居た。
根津「やあ、孫悟飯くん。それと悟飯くんのお母さん。お掛けなって下さい」
「初めましてだな、孫悟飯」
根津校長ともう一人少し小汚い人が居た。何やら布を首に巻いている。
悟飯とチチは用意されていたソファーに座る。
二人が座ると根津校長が話し始める。
根津「わざわざ
「私は相澤消太。お子さんのクラスの担任になる予定です。よろしくお願い致します」
チチ「こちらこそこれから3年間、悟飯の事をよろしくお願いしますだ」
根津「さて、今日お二人をここにお呼びしたのにはちゃんとした理由があります。合格通知の際にも話しましたが、悟飯くんには我々雄英でさえも驚きを隠せない程の力を持っています。ですので悟飯くんには『特別入学枠』として入学していただきたいのです。」
悟飯「『特別入学枠』、ですか...?それはいったいどのようなものなのですか?」
根津「ここ雄英には勿論『推薦入試枠』を毎年4枠設けています。『特別入学枠』というのは同じような物で、一般入試で特段の好成績を残した生徒に対して学校側が学費の免除や寮の提供などのサポートを行う枠になります。そして『特別入学枠』がある年ではヒーロー科のどちらかのクラスが『一般入試枠』18人、『推薦枠』2人、『特別入学枠』1人の計21人のクラスとなります。悟飯くんはこちらに入学するのであれば通学は厳しいでしょうし、こちらの枠を利用した方が良いと思い提案をしています」
根津「それに『特別入学枠』の生徒が居るとなれば他の生徒にとっても良い見本になると思っています。悟飯くん、お母さん。いかがでしょうか?」
悟飯(寮生活か...確かに少し寂しいけれど学費も免除されるし食費も浮く、お母さんの負担も軽くなるだろうし受けよう!)
悟飯「僕は大丈夫ですけど、お母さんは?」
お母さんは少しの間黙っていたが、話し始めた。
チチ「...オラも大丈夫だ!ちょっと寂しい気持ちはあるが『可愛い子には旅をさせよ』とも言うだ!悟飯、寮にするだ!」
根津「わかりました!そうしたら悟飯くんは『特別入学枠』という形で処理させていただきます。ただ、『特別入学枠』は殆ど使われたことは無く、悟飯くんが実質的に初めてとなります。生活をしていて学校側に何か伝えたいことがありましたら是非、相談して下さい」
相澤「それともう1つ、我々からお聞きしたかったのは悟飯さんの個性になります。実技試験を見させて頂きましたが、『突風が起き、肉眼では追いつけない程の速度の飛行能力』『仮想
僕は相澤先生の質問に正直に答える。
悟飯「僕は実技試験では個性を使っていないです。あの力は元々持っていたものではなく修行をして手に入れました。僕の周りの人たちも同じような力を後天的に手に入れているので個性ではないと思います」
相澤「ほう。では一体どんな個性をお持ちで?」
悟飯「実際に見て欲しいのですが、ここでは発動出来ないので別の場所に移動できませんか?」
相澤「わかった。では校長、行きましょうか」
僕たちは少し校舎から離れた場所に来た。
相澤「では見せて頂こうか、孫悟飯。君の個性を」
悟飯「はい!では行きます!」
僕はそういうと気を開放し、変身をするのに気を貯める。
気を貯め始めると地面が徐々に振動し、草木が揺れる。それを察知した鳥たちが森から一斉に飛び立つ。
悟飯「はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
僕は力を入れると更にその振動は大きくなっていった。僕の髪色が黒と金色に点滅する。
相澤「なんだ、地震か!?それに孫の髪色が変わっている?!」
悟飯「はぁ!!!!!!!!!!!!」
揺れが収まるとそこには逆立った髪の毛、金色の髪と眉、緑眼に変わった悟飯が居た。悟飯は
悟飯「これが僕の個性です。変身をすることで力を倍加させることが出来ます。今の変身だと大体元の100倍くらいですかね?個性名は、この変身形態に因んで『サイヤパワー』にしようと思っています」
相澤「な、なるほど。この変身をすると力が大きくなりすぎてしまい周囲にも影響が出てしまう。確かにこの個性は実技試験じゃ使えないな」
僕は個性を2人に見せた後、また校長室へと戻った。
相澤「悟飯さんの個性については分かりました。本日はお越し頂きありがとうございます。では、また4月によろしくお願いします」
悟飯「はい!4月からお世話になります!」
チチ「先生!悟飯が
こうして僕とお母さんは雄英高校から帰宅した。
悟飯・チチ退室後...
相澤「孫悟飯...。あいつのとてつもない力を目の当たりにすると個性終末論もあながち間違いでは無かったのだと思わされました。」
根津「そうだね。悟飯くんは少なくとも"特異点"を超えていると思うのさ」
相澤「一応他の教師にも孫の事は伝えておきましょう、アレが暴走した日には人類は滅びる...!そうならないようにも我々も万全を期しましょう」
入学1週間前
僕は入学1週間前ということもあり、高校進学・そして一人暮らしの為、別れの挨拶をしに回っていた。
カプセルコーポレーションに着くとブルマさんが居た。
ブルマ「あら、悟飯くん。受験の時ぶりかしら?チチさんから雄英高校に合格した事は聞いたわよ!おめでとう!」
悟飯「ありがとうございます!雄英高校に行くのに寮生活となるので皆さんにお別れの挨拶に回っていました。ベジータさんはいらっしゃいますか?」
ブルマ「そうなの!寂しくなるわね~。ベジータならトランクスと一緒に重力室で修行をしてるわ。前までは修行なんか全然してなかったんだけど最近は元気を取り戻してきたみたい。」
悟飯「そうなんですか、わかりました!行ってみます!」
僕はベジータさんとトランクスの気の元へ向かう。
トランクス「あ!悟飯さんだ!」
ベジータ「よお、悟飯か。久しぶりだが怠けてはいないみたいだな」
悟飯「ベジータさん、トランクス。僕、高校は寮生活になったのでお別れの挨拶に来ました」
ベジータ「そうか、悟飯。お前はこの俺が認めた男だ。お前なら向こうでも充分通用するだろう。頑張れよ!」
トランクス「たまにはこっちにも帰ってきてよね!」
悟飯「はい!ありがとうございます!向こうで
こうして僕は皆が居る各地を回った。
クリリン「そっか、悟飯ともしばらく会えなくなるのか...寂しくなるな。向こうでも頑張れよ、お前なら出来るさ!」
天津飯「悟飯。お前はセルをも倒した男だ。必ず
ヤムチャ「高校生活満喫しろよ!闘いだけじゃなくて楽しい世界がお前を待ってるぜ!」
皆に挨拶をし、僕は最後に神殿に向かった。
ピッコロ「悟飯。久しぶりだな、元気にしてるか?」
デンデ「悟飯さん!お久しぶりです!」
悟飯「ピッコロさん、デンデ。久しぶり。」
ピッコロ「天界からお前を見ていた。大体の事は分かっている。向こうでも頑張れよ、悟飯!」
デンデ「悟飯さんなら
悟飯「ありがとうございます!ピッコロさん、デンデ。じゃあ!」
僕は神殿から帰ろうとすると、ピッコロさんが呼び止める。
ピッコロ「悟飯。念のためこれを持っていけ」
そう言うとピッコロさんは仙豆の入った袋を僕に渡す。
ピッコロ「向こうで何かあった時、俺たちは簡単に姿を現せられない。3粒だが持っておくに越すことは無いだろう」
悟飯「はい!ありがとうございます、ピッコロさん!では!」
悟飯は神殿から飛び去っていった。
ピッコロ「これが旅立つ子供を見送る親の気持ちか...寂しくなるな、悟飯。」
こうして僕は家に戻っていき、寮生活を送る為の準備をしていた。
入学3日前
チチ「悟飯!忘れ物はないか!?」
悟飯「大丈夫だよ、お母さん」
悟天「兄ちゃん。僕も後で遊びに行くからね!」
悟飯「ああ、兄ちゃん待ってるからな!...お母さん、悟天。行ってきます!」
チチ・悟天「行ってらっしゃい!」
こうして僕の雄英高校への道はスタートした。
やっと雄英高校に入学です。A組のメンバーを減らしたく無かったので『特別入学枠』を作りました。
これから先はドラゴンボールのキャラは要所要所で少しだけ登場しますが、基本的には出て来ないと思います。