悟飯「僕のヒーローアカデミア」   作:キュレア

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ここまでは設定をある程度固める為の準備運動だったと思います。
文字数的に今までより多いので投稿まで時間が掛かりました。
原作の削れる描写については削っていこうと思っています。


第5話 始まる雄英生活と個性把握テスト

「実技総合成績出ました」

 

救助P(レスキューポイント)0で2位とはなあ!!」

 

「仮想(ヴィラン)は標的を捕捉し近寄ってくる。後半他が鈍っていく中、派手な"個性"で寄せ付け迎撃をし続けた。タフネスの賜物だ」

 

「対照的に敵P(ヴィランポイント)0で8位、アレに立ち向かったのは過去にもいたけど...ブッ飛ばしちゃったのは久しく見てないね。思わずYEAH!って言っちゃったからな___」

 

「しかし、自身の衝撃で甚大な負傷...まるで発現したての用事だ。妙な奴だよ、あそこ以外はずっと典型的な不合格者だった」

 

「あとは...孫悟飯。総合得点歴代最高の218P。まさに怪物と言ったところか...」

 

「会場Fの(ヴィラン)のほぼ全てを彼が倒したらしいからね...。それにスロー再生をしないと追いつけない程の飛行能力。0P敵(ポイントヴィラン)に見せたあの光線、一体彼は何者なんだ!?」

 

「中国からの受験者だという話だが、我々も中国(あちら)英雄(ヒーロー)自警団(ヴィジランテ)についてはあまり詳しくない。何か秘密があるのだろう...」

 

雄英高校敷地内の森の中

 

僕は家を旅立ち、雄英高校の寮生活となった。今のところは不自由はしていない。雄英高校の敷地は広くてトレーニングにも最適だ。

 

悟飯「98..99..100!ふぅ、森の中でやるとパオズ山を思い出すな。そういえば時間は...ぎっ!もう8時15分!?急がないと!ただ、個性と舞空術とかは使っちゃいけないんだった!急げ急げ!」

 

時間を忘れてトレーニングをしていた悟飯は慌てて校舎へと向かう。

校舎へ入ると1-Aを探す。

 

悟飯「相澤先生は1-Aにいるはずだから、向こうか!」

 

僕は1-Aへ向かう。教室が目に入ると何やら声がしていた。誰かが会話しているみたいだった。

教室の扉の前には出久くんが居た。出久くん、受かっていたんだ!

 

茶髪の子「今日って式とかガイダンスだけかな?先生ってどんな人だろうね、緊張するよね」

 

あ!試験の入り口で出久くんを支えてた人だ!あの人も合格したんだね。二人の後ろには相澤先生が居た。

 

相澤「お友達ごっこがしたいなら他所(よそ)へ行け。ここは...ヒーロー科だぞ」

 

相澤先生がそう言うとゼリーを飲む。相澤先生の姿に教室は驚きつつも静まり返っていた。

 

相澤「それと、孫。初日から遅刻ギリギリとはいい度胸してるな...。まぁいい。担任の相澤消太だ、よろしくね。早速だが体操服(コレ)来てグラウンドに出ろ」

 

僕たちは体操服に着替えグラウンドに出ると相澤先生から『個性把握テスト』を行うと説明された。

 

A組生徒「個性把握テストォ!?」

 

茶髪の子「入学式は!?ガイダンスは!?」

 

相澤「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ。雄英は"自由"な校風が売り文句、そしてそれは"先生側"もまた然り。お前たちも中学の頃からやってるだろ?"個性"禁止の体力テスト。国は未だに画一的な記録を取って平均を作り続けている、合理的じゃない。まぁ文部科学省の怠慢だな」

 

相澤「実技入試成績のトップは孫だが、お前は最後にやれ。2位は...爆豪だったな、中学の時ソフトボール投げ何mだった?」

 

爆豪「おいテメェ!!俺を差し置いて1位だと!!個性把握テストで1位になって絶対ぶっ殺す!!」

 

爆豪くんは僕を指さし言うが、何と返していいかわからず何も言えなかった。

 

相澤「爆豪、喧嘩を売ってないで早く答えろ」

 

爆豪「...67m」

 

相澤「じゃあ"個性"を使ってやってみろ、円からでなきゃ何してもいい早よ、思いっ切りな」

 

爆豪「あぁ!!!」

 

爆豪くんはボールを構え、投げる。爆豪くんがボールを投げた瞬間にボールが火を纏い爆発した。

 

爆豪「死ねぇ!!!」

 

悟飯(入試の時もそうだったけど、爆豪くん言動が物騒だな...)

爆発をしながらボールはかなり遠く飛んでいった。

 

相澤「まず自分の『最大限』を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

 

相澤先生が見せてくれた爆豪くんの記録は705.2mだった。

 

「705mってマジかよ」

 

「何これ面白そう!」

 

「"個性"思いっきり使えるんだ!!さすがヒーロー科!!」

クラスメイトが個性が使える事への興奮を言っていると。相澤先生の雰囲気が変わる。

 

相澤「面白そう、か...ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?よし、トータル成績再開の者は見込み無しと判断し除籍処分としよう」

 

A組生徒「はああああ!?」

悟飯(これは...まずいことになったぞ...!!!先生の雰囲気からしてこれは本気だ!!!)

 

相澤「生徒の如何は先生(おれたち)の"自由"。ようこそこれが雄英高校ヒーロー科だ

 

茶髪の子「最下位除籍って...!入学初日ですよ!?いや初日じゃなくても...理不尽すぎる!!!」

 

相澤「自然災害..大事故...身勝手な(ヴィラン)たち...いつどこから来るかわからない厄災。日本は理不尽にまみれている。そういう理不尽(ピンチ)を覆していくのがヒーロー」

 

相澤「放課後マックで談笑したかったならお生憎、これから三年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。"Plus Ultra(更に向こうへ)"さ、全力で乗り越えて来い!」

 

相澤先生の言葉に各々は考えていた。

 

眼鏡の優等生(洗礼というには重すぎる...これが最高峰...やるしかない!)

爆豪(あの1位野郎がどんな個性か知らねえが絶対に超える!そしてぶっ殺す!)

悟飯(『特別入学枠』の名に恥じないように頑張るぞ!)

 

茶髪の子「~~~~~!!」

 

相澤「さて、デモンストレーションは終わり、こっからが本番だ」

 

第1種目:50m走

眼鏡の優等生が一番目を走る。スタートするとふくらはぎの裏から煙のようなものが出る、凄いスピードだ!

 

測定ロボット「3秒04!」

 

【飯田天哉】

"個性"「エンジン」見たまんまだ!足が速い!

記録:3秒04

 

【蛙吹梅雨】

記録:5秒58

 

蛙吹「ケロ...」

 

悟飯(第一走者はどっちも速いなぁ。眼鏡の子はあの足の噴射的に足の速さに関する個性だろうけど、一緒に走っていた女の子はどんな個性なんだろう?)

 

悟飯はクラスメイトの走る姿や記録を見ていると何処かで聞いたことがある声が悟飯に話しかける。

 

峰田「お、おい!オイラのこと覚えてるか!?悟飯!」

 

悟飯「君は...峰田くん!入試、受かっていたんだね!」

 

峰田「お前こそ実技入試成績トップだって先生が言ってたじゃねぇか!0P(あいつ)を倒したのお前だろ?そりゃトップになるよな~」

 

そんな話をしていると峰田くんの番が近づいてきたようだ。

 

峰田「お前最後なんだってな!皆で見てるからな!」

 

僕たちが話している間にも計測は続いていく。

 

【麗日お茶子】

"個性"「無重力(ゼログラビティ)」触れたものにかかっている引力を無効化する!ただしキャパオーバーすると激しく酔う!

記録:7秒15

 

「フフ...皆工夫が足りないよ、"個性"を使っていいってのはこういう事さ!」

 

金髪の子はお腹からレーザー光線を出してその反動で進んでいた。

悟飯(こういうやり方もあるのか!かめはめ波でも出来そうだな...)

だが、レーザーは途中で途切れ、背中から倒れる。だが再度体勢を立て直しレーザーを発射していた。

 

測定ロボット「5秒51!!」

 

「1秒以上射出するとおなか壊しちゃうんだよね」

 

【青山優雅】

"個性"「ネビルレーザー」へそからレーザーが出る!持続時間がネック!

 

今度は出久くんと爆豪くんが走っていた。

 

爆豪「爆速!!」

 

爆豪くんは爆発の力を使い、かなり良いタイムを出していた。出久くんは皆の平均かそれ以下という感じだった。

悟飯(出久くんは50m走には個性を使っていないようだ。出久くんは入試の時に出会った仲だし...もし出久くんが、いやクラスメイトが除籍になってしまうなら僕からも直談判しよう)

 

【爆豪勝己】

"個性"「爆破」

記録:4秒13

 

【緑谷出久】

"個性"「???」

記録:7秒02

 

皆の記録を見ている内に僕の番になった。

 

相澤「孫には一人で走ってもらう。あと、個性に関しては全種目使用禁止だ。ただし全力を出せ。孫、意味は分かるよな?」

 

相澤先生の言葉にクラスメイトは驚く。

 

「"全種目個性禁止"!?さすがの成績トップでも無理だろ...」

 

「それに"個性禁止"と全力を出せ、矛盾している気がしますわ」

 

爆豪「幾らナンバーワンだからって舐めプか!?クソ1位が!」

 

相澤「お前ら少し離れた所で見ておけ」

 

僕はスタートラインに着く。

 

相澤「これが、『特別入学枠(きかくがい)』の実力だ!」

 

測定ロボット「位置について、よーい」

 

ロボットがスタートを切ると僕は走り出した。僕が地面を蹴った瞬間、周囲に風が巻き起こる。

 

爆豪「なんなんだ!?これがあいつの個性か!?でもあいつは個性を禁止している、どういうこどだ!?」

 

測定ロボット「測定不能!」

 

測定ロボットがタイムを記録するが、速すぎた為か測定不能だった。

 

出久「悟飯さん...いつの間にゴールに...?」

 

麗日「速すぎて見えなかった!!」

 

飯田「僕より圧倒的な速さを持つ人物が居ただなんて...」

 

皆、悟飯の常識を外れたスピードに驚いている。

 

相澤「お前ら大丈夫だ、俺も殆ど見えなかった。孫、測定不能だがその記録でいいか?」

 

悟飯「はい、大丈夫です!記録を出すために手を抜くのもあれですし...」

 

相澤「よし、わかった。お前らも孫の実力は今見ただろう、個性を使わずにこの実力だ。『特別入学枠』、雄英(ここ)に入るなら聞いたことはあるだろう。孫がその『特別入学枠』だ。」

 

クラスメイトたちは相澤先生の言葉にざわめいている。

 

その後も一通りの種目を行った。

第2種目:握力

 

「すげぇ!!540キロて!!あんたゴリラ!?タコか!!」

 

峰田「タコってエロいよね......」

 

悟飯(力を込めて、でも壊さないように...)

僕は壊れない程度に力を込めて測定器を握った。測定器の結果には『9999.9kgw』と書かれていた。僕の結果を見た峰田くんが言う。

 

峰田「9999.9キロってカンストしてんじゃねーか!」

 

第3種目:立ち幅跳び

 

悟飯「よいしょっと!」

 

僕は線から飛び、砂場から1kmほど離れた場所に着地した。

 

測定ロボット「1254m!」

 

「あれ幅跳びって言うか?」

 

「完全に飛んでるね、アレ...」

 

第4種目:反復横跳び

 

「早すぎて残像が見えるぜ...!」

 

「あいつ、さっきから」

 

測定ロボット「968回!」

 

第5種目:ボール投げ

何気なく今までの競技を見ていたが、皆自分の個性を使って少なくとも1種目についてはかなり良い記録を出す人たちばかりであった。

ボール投げに関しては麗日さんが自身の個性でボールを浮かし『∞』の記録を出していた。

記録として初の『∞』が出たことに皆驚いていたが、僕の視線は出久くんに向いていた。

 

悟飯(入試の時にも感じたように出久くんには何か不思議な力があるはず...だけど一向にその力を使わないし、何より出久くんの表情には焦りがあった。)

出久くんの番になり、彼は焦った表情のまま向かう。

 

飯田「緑谷くんはこのままだとマズいぞ...?」

 

爆豪「ったりめーだ、無個性のザコだぞ!」

 

爆豪くんの言葉に僕は驚く。

悟飯(出久くんが無個性!?じゃあ彼の中に居たあの複数の気は何だ!?)

 

だが、爆豪くんに眼鏡の優等生が反論をしていた。

 

飯田「無個性!?彼が入試時に何を成したか知らんのか!?」

 

爆豪「は?」

 

悟飯(やっぱり出久くんには何か秘密があるんだ、今は彼を見守ろう...)

 

緑谷くんがボールを振りかぶった瞬間彼の右腕が少し光ったように見えた。だが、僕の予想は外れ『46m』と彼の結果は振るわなかった。

 

デク「な...今確かに使おうって...」

 

相澤「"個性"を消した。つくづくあの入試は...合理性に欠くよ。お前のような奴も入学できてしまう」

 

デク「消した...!!あのゴーグル...そうか......!見ただけで人の個性を消す"個性"!!抹消ヒーロー イレイザーヘッド!!!」

 

『イレイザーヘッド』という名前に皆聞きなじみが無いようだ。勿論僕もその名前を聞いたことは無かった。

 

「イレイザー?俺...知らない」

 

「名前だけは見たことある!アングラ系ヒーローだよ!」

 

相澤「見たとこ..."個性"を制御できないんだろ?また行動不能になって誰かに助けてもらうつもりだったか?」

 

デク「そっそんなつもりじゃ...!」

 

出久くんの身体に相澤先生の布が巻き付く。

 

相澤「どういうつもりでも周りはそうせざるをえなくなるって話だ。昔暑苦しいヒーローが大災害から一人で千人以上を救い出すという伝説を創った。同じ蛮勇でも...おまえのは一人を助けて木偶の棒になるだけ。緑谷出久、おまえの"力"じゃヒーローになれないよ」

 

相澤「"個性"は戻した...ボール投げは2回だ。とっとと済ませな」

 

相澤先生の言葉に誰しもが出久くんの除籍を確信していた。

 

青山「彼が心配?僕はね...全っ然」

 

飯田「指導を受けていたようだが」

 

爆豪「除籍宣告だろ」

 

悟飯(このままだとマズい...後で先生に直談判しに行こう)

 

出久くんが2投目を投げる。彼が投げる瞬間に先ほど見えたあの"力"が今度は指先にだけ発現していた。

 

デク「SMASH!!!

出久くんの指は力の反動に耐えれなかったのか、指全体が痣のようになっていた。

 

結果:705.3m。

 

デク「先生......!まだ...動けます!」

 

相澤「こいつ...!」

 

皆の予想を反した出久くんの結果に驚きつつも、クラスメイトの雄姿に一目置いた。

 

麗日「やっとヒーローらしい記録出したよーーー」

 

飯田「指が腫れ上がっているぞ、入試の件といい...おかしな個性だ...」

 

青山「スマートじゃないよね」

 

悟飯「出久くん、酷いケガだ...でもおめでとう!」

 

爆豪「......!!!どーいうことだコラ!ワケを言えデクてめぇ!!」

 

出久くんの結果に納得のいかなかった爆豪くんが彼に突撃を仕掛ける。

 

悟飯(出久くんは今怪我をしている。それに爆豪くんは本気だ!)

 

僕は出久くんの前に行き、爆豪くんの方向に手を前に出す。彼がこれ以上出久くんに近づいた時の為に衝撃波を打つためだ。衝撃波は身体が気によって押し出され飛ばされるだけなので殺傷力は無い。

 

悟飯「爆豪くん!止まるんだ!」

 

爆豪「1位野郎!てめぇもデクの味方か!?なら2人ともぶっ飛ばしてやる!」

 

僕は彼に衝撃波を放とうとするが、その前に爆豪くんの個性が収まり相澤先生の布が彼を捕縛する。

 

相澤「炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ『捕縛武器』だ。ったく何度も"個性"使わすなよ...俺はドライアイなんだ!あと孫、本気じゃないと思うがお前のはシャレにならない。冗談でも控えてくれ」

 

【相澤消太】

"個性"「抹消」見た者の"個性"を消す!瞬きすると解ける!

 

相澤「時間がもったいない。次は孫、早くしろ」

 

悟飯「はい!じゃあいきます!」

 

僕はボールを投げるが、記録は茶髪の子と同じ『∞』だった。

 

「まぁ今までの結果見てたら予想はついてたよな」

 

「これが『特別入学枠』の実力...わたくしが1位になるはずでしたのに...!」

 

残りの3種目に関しても長座体前屈を除いて僕の記録はトップだった。全ての競技が終わり、結果発表の時間になる。

 

悟飯(クラスメイトの誰が除籍になっても僕は先生に言おう!)

 

相澤「んじゃパパっと結果発表、トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する」

 

相澤「ちなみに除籍はウソな」

 

A組生徒「!?」

 

相澤「君らの最大限を引き出す合理的虚偽」

 

A組生徒「はーーーーーーーーー!!!!??」

 

「あんなのウソに決まってるじゃない...ちょっと考えればわかりますわ...」

 

ポニーテールの子はそう言うが相澤が除籍の話を出した時の先生の目は本気だった。やっぱり出久くんのボール投げ(あの)結果が相澤先生の考えを変えたのだと僕は思った。

 

相澤「そゆこと。これにて終わりだ、教室にカリキュラム等の書類あるから目ぇ通しとけ。緑谷、リカバリーガールのとこ行って治してもらえ。明日からもっと過酷な試練の目白押しだ」

 

相澤先生は出久くんに保健室利用書を手渡す。個性把握テストが終わると結果を見終えた者からぞろぞろと教室に戻っていく。

 

僕も結果を見たが、順位は1位だった。一部測定不能になったものもあったが、それ以外でのポイントの高さがカバーしたようだ。

今回はテストという形で力を出して計測を行った。だから偶々良い順位だったが実践では力をセーブし被害を少なくしながら(ヴィラン)と闘わなくてはいけない。僕はまだまだ力のコントロールが出来ない。実践だと逆に足を引っ張ってしまうだろう。その為にこれから進んでいくんだ!皆を守れる英雄(ヒーロー)になる為に...!

 

初日終了下刻時間...

 

僕は寮生活だから下校はしないが、出久くんに話しかけようとタイミングを待っていた。校舎から出久くんが歩いてくる。

 

悟飯「出久くん!ケガは大丈夫!?」

僕は歩いていた出久くんに声を掛ける。

 

デク「悟飯さん、うんリカバリーガールのおかげで...」

 

悟飯「良かった...!あの時僕も持ち合わせが無くてね。あんまり無茶はしちゃダメだよ!」

 

デク「はい!次からは気を付けます...」

 

僕と出久くんが歩いていると出久くんの肩に手が置かれる。

 

飯田「指は治ったのかい?」

 

デク「わ!おかげさまで...」

 

飯田「そういえば君!自己紹介して無かったよね。僕は飯田天哉!よろしく。君の名前は?」

 

悟飯「僕は孫悟飯。悟飯でいいよ飯田くん」

 

飯田「君の力には驚かされたが、真面目そうだ!よろしく!」

 

麗日「3人がたー!駅まで?待ってー!」

 

飯田「君は∞女子」

 

悟飯「確か...麗日さんだよね?」

 

麗日「麗日お茶子です!えっと飯田天哉くんに孫悟飯くん、あと緑谷...デクくん!だよね!!」

 

デク「デク!!?」

 

麗日「え?だってテストの時爆豪って人が『デクてめぇー!!』って」

 

デク「あの...本名は出久で...デクはかっちゃんがバカにして...」

 

飯田「蔑称か」

 

麗日「えーそうなんだ!!ごめん!!でも『デク』って...『頑張れ!!』って感じでなんか好きだ私」

 

麗日さんがそう言うと、出久くんの顔は真っ赤になり...。

 

デク「デクです

 

悟飯・飯田「出久(緑谷)くん!?」

 

校門まで歩くと僕は皆と別れる。

 

悟飯「じゃあ僕は寮だからここまでだね!明日もお互い頑張ろう!じゃあね!」

 

デク「悟飯さん!じゃあ、お疲れ様です!」

 

飯田「お疲れ!悟飯君!明日もまた会おう!」

 

麗日「孫くん、今日凄かった!特に幅跳び!後で教えて!」

 

僕は3人と別れて寮へと向かった。闘うか勉強ばかりの生活で同年代の友達は今まで殆ど居なかったから、こうして話せるのが嬉しかった。僕たちはまだまだ未熟だけど、平和を守る為に頑張ろうと思った。

僕のヒーローアカデミアは今日から始まる...!




今回の個性把握テストは通常時のそれなりに力を出した場合です。悟飯は怒りによって全力を出すキャラなのでリミッターが常時掛かっています。
悟飯の立ち位置はこれから(USJ以降)固まっていきますが、まだ『特別入学枠』扱いされているのでクラスメイトとの関わりは少ないです。
これからの困難でクラスメイト達と仲良くなったり時に衝突もあると思います。
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