ヒーローコスチュームのセンスは悟飯とデクは同じようなものですねw
その部分では特に気が合うかもしれません
1-A教室
幾らヒーロー科といえど高校生。午前は必須科目・英語などの普通の授業だ。
プレゼント・マイク「んじゃ次の英文のうち間違っているのは?」
芦戸・上鳴・耳郎(普通だ...)
爆豪(クソつまんねえ)
プレゼント・マイク「おらエヴィバディヘンズアップ盛り上がれーーー!!」
デク(関係詞の場所が違うから...4番!)
悟飯「はい!」
僕は手を挙げる。僕以外にも八百万さんが手を挙げていたようだ。
プレゼント・マイク「サンキュー!孫、八百万!今回は孫、カモン!」
午前中は普通の授業だが、日本最高峰の雄英高校はレベルが高い。気を抜いていたらあっという間に追いつけなくなりそうだ。
大食堂
お昼は大食堂で一流の料理を安価で食べられる。ただ僕は『特別入学枠』ということもあり、無料で頂けるようだ。
食堂には僕と出久くん、麗日さんと飯田くんの4人で来ていた。
悟飯「それじゃあいっただきまーす!」
デク「悟飯さん...本当にそれ食べるの...?」
飯田「きみは食べられない量を頼む愚か者では無いと思うが流石にこれは...」
麗日「ご飯って美味しいからいっぱい食べちゃうよね~...。勿論お米の方だよ!」
悟飯は10人前以上あるであろう料理を凄い勢いで食べていた。周囲の生徒は悟飯の食べる量に驚く。
「あいつの身体どうなってるんだ!?何処にあの食べ物が入るんだよ!?」
「そういやあいつ、『特別入学枠』だって話だぜ。あの食事がその秘訣なのか...?」
ランチラッシュ「白米に落ち着くよね!最終的に!!それにしてもきみよく食べるね...」
こうして昼食が終わり午後の授業となった。
午後の授業はヒーロー基礎学!!どんな授業を行うのか僕もワクワクして来たぞ!
教室の外から大きな気が近づいてくる。これはまさか...
オールマイト「わーたーしーがー!!普通にドアから来た!!!」
悟飯(やっぱりオールマイトだ!)
オールマイトは生で初めて見たが、その存在は昔から知っていた。存在そのものが敵犯罪の抑止力とされ、"ナチュラルボーンヒーロー"、"平和の象徴"と称される生ける伝説。僕ですら知っていたのだから日本で知らない人は居ないのだろう。
切島「オールマイトだ...!!すげえや、本当に先生やってるんだな!!」
蛙吹「あれ
尾白「画風が違い過ぎて鳥肌が...」
皆は見知っているオールマイトだろうがそれでも彼の登場に驚いていた様子だった。
オールマイト「私の担当はヒーロー基礎学!ヒーローの素地をつくる為様々な訓練を行う科目だ!!単位数も最も多いぞ!早速だが今日はコレ!!戦闘訓練!!!」
爆豪「戦闘!」
デク「訓練...」
オールマイト「そしてそいつに伴って...こちら!!!」
オールマイトがそう言うと、壁から番号の書かれた棚が出てくる。
オールマイト「入学前に送ってもらった『個性届』と『要望』に沿ってあつらえた...
A組生徒「おおお!!!」
オールマイトの言葉にみんな興奮しっぱなしだった。
悟飯(そういえば僕のコスチュームはブルマさんの関連会社に頼んだはず、きっと良い出来に仕上がっている筈だ!)
オールマイト「着替えたら順次グランド・βに集まるんだ!!」
A組生徒「はーい!!!」
オールマイト「恰好から入るのも大切なことだぜ、少年少女!!自覚するのだ...今日から自分は...ヒーローなんだと!!!」
コスチュームに着替えた僕たちは会場に入る。
オールマイト「いいじゃないか皆!カッコイイぜ!!さあ始めようか有精卵共!!」
僕の
出久くんや麗日さん、峰田くんの
峰田「オイラは...入試の時の格好の方が良かったと思うぜ!」
悟飯「そうかな~?僕は良いと思ったんだけど、出久くんはどう思う?」
デク「悟飯さんの
悟飯とデクの会話を聞いていたクラスメイト達は心の中で思っていた。
A組生徒(孫の
少し雑談をしているとオールマイトの説明が始まる。
オールマイト「さあ、戦闘訓練だ!」
白色のメカメカしいカッコイイ
飯田「先生!ここは入試の演習場ですが、また市街地演習をおこなうのでしょうか!?」
悟飯(飯田くんの声だ、格好良い
飯田の質問にオールマイトが答える。
オールマイト「いいや!もう二歩先に踏み込む!屋内での対人戦闘訓練さ!!
オールマイトが説明した内容に皆驚く。
蛙吹「基礎訓練もなしに?」
オールマイト「その基礎を知るための実践さ!ただし今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ」
オールマイトが概要を説明すると生徒たちが一斉に質問をする。
八百万「勝敗のシステムはどうなります?」
爆豪「ブッ飛ばしてもいいんスか」
麗日「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか....?」
飯田「人数は21人ですがどのように分かれるのでしょうか?」
青山「このマントヤバくない?」
オールマイト「んんん~~~聖徳太子ィィ!!!」
生徒たちの質問攻めに遭っていたオールマイトは紙を取り出す。オールマイトは紙を見ながら説明を再開する。
オールマイト「いいかい!?状況設定は『
オールマイト「コンビ及び対戦相手は『くじ』だ!あと、孫少年は最後にお願いしたい。頼むぞ!」
飯田「適当なのですか!?」
爆豪「また米野郎は特別かよ!?クソが!!」
こうしてオールマイトの説明の後、コンビ及び対戦相手を決めるくじ引きがあった。最初の対戦相手はAチームの出久くん&麗日さん対Dチームの爆豪くん&飯田くんだった。戦闘訓練を行う2チーム以外は地下のモニタールームで訓練を見ていた。
悟飯(個性把握テストでもひと悶着あったように出久くんと爆豪くんには何かしらの因縁がある。ここでそれがまた起きてしまったら危ないな...)
僕がそんなことを考えているとオールマイトが他の皆に聞こえないように話しかける。
オールマイト「孫少年、この一戦が終わったら話は出来るかい?」
憧れの一人であるオールマイトに話しかけられ少し驚きながらも返す。
悟飯「は、はい!大丈夫ですよ!」
オールマイト「わかった、そうしたらこの一戦が終わったら場所を移そう」
オールマイトと話し終えモニターに意識を戻す。僕が不安に思っていた通り、爆豪くんはいきなり奇襲を仕掛け、出久くん達を爆破させていた。
峰田「いきなり奇襲!!!」
切島「爆豪ズッケぇ!!奇襲なんて男らしくねえ!!」
オールマイト「奇襲も戦略!彼らは今実践の最中なんだぜ!」
芦戸「緑くんよく避けれたな!」
爆豪くんの奇襲で出久くんの
切島「アイツ何話してんだ?定点カメラで音声無いとわかんねえな」
オールマイト「小型無線でコンビと話しているのさ!持ち物はそれ+建物の見取り図、そしてこの確保テープ!コレを相手に巻きつけた時点で『捕らえた』証明となる!!」
芦戸「制限時間は15分、『核』の場所は『ヒーロー』に知らされないんですよね?」
オールマイト「YES!」
芦戸「ヒーロー側が圧倒的に不利ですねコレ」
オールマイト「ピンチを覆すのがヒーローさ!相澤先生にも言われたろ?アレだよ、せーの!」
皆は息を合わせ、オールマイトと言う。
A組生徒「"Plus Ultra"」
青山「ムッシュ!爆豪が!」
僕たちはモニターに意識を戻すと戦況が再び動き出していた。相変わらず出久くんと爆豪くんは一対一で戦っており、麗日さんとは別行動に移ったようだ。飯田くんは「核」の場所で待機をしている。出久くんは爆豪くんに攻撃は与えられていないが受け流す様な形で攻撃を躱している。
砂藤「すげえなあいつ!!」
瀬呂「"個性"を使わずに渡り合ってるぞ!あの爆豪と!」
出久くんは爆豪くんの攻撃を躱し続け角を利用し隠れる。何か秘策があるのだろうか...?
2人が攻防を繰り広げている内に麗日さんが「核」のエリアへと到達したようだ。飯田くんは麗日さんの個性を封じるために床の物を全て片付けていた。二人は硬直状態になっている。このままだと時間切れだ!
出久くんが爆豪くんに見つかると爆豪くんが右手を出す。手榴弾型の小手のピンの部分を開く。そうすると会話を戦闘訓練の聞いているオールマイトが爆豪くんに言う。
オールマイト「爆豪少年ストップだ殺す気か!」
手榴弾型の小手からピンを抜くと廊下を丸ごと飲み込むような爆発が起きる。
悟飯「出久くん!!!」
爆発は壁を貫き建物を半壊させていた。あまりの規模と容赦のなさにクラスメイト達はざわめく。
切島「授業だぞコレ!」
オールマイト「緑谷少年!!」
幸い映像と気から出久くんは無事だったようだが、爆豪くんの躊躇のなさに僕も困惑していた。
悟飯(なんて躊躇のなさだ!幾ら対人戦の戦闘訓練と言ってもやり過ぎている!)
下で爆発が起こり、膠着状態だった麗日さんと飯田くんも動き始める。麗日さんは個性で自身を浮かせて「核」に近づく。これは勝負が着いたかと思われたが飯田くんが自慢のスピードで「核」を回収する。麗日さんは転がり体制を立て直す。戦況は「ヒーロー」側が不利の状況だ。
切島「先生止めた方がいいって!爆豪あいつ相当クレイジーだぜ!殺しちまうぜ!?」
切島くんの言葉に皆は納得するがオールマイトは止めない。
オールマイト「いや...爆豪少年!次それを撃ったら強制終了で君らの負けとする!屋内戦において大規模な攻撃は守るべき牙城の損壊を招く!ヒーローとしては勿論
オールマイトに忠告された爆豪くんは近接攻撃に出る。そのまま突っ込むと思った爆豪くんは爆破で軌道をずらし、背後に回り本命の攻撃を喰らわせた。
轟「目眩ましを兼ねた爆破で軌道変更、そして即座にもう一回...考えるタイプには見えねえが意外と繊細だな」
八百万「慣性を殺しつつ有効打を加えるには左右の爆発力を微調整しなきゃなりませんしね」
悟飯「少なくとも戦闘においては機転が利くタイプ...戦闘IQが高いのかもしれないね」
上鳴「才能マンだ才能マン。ヤダヤダ...」
背中から攻撃を喰らった出久くんは避ける暇も無く爆豪くんの大振りを喰らってしまった。更に地面に叩き付けられる。あまりの一方的な攻撃にクラスメイト達も絶句していた。
芦戸「リンチだよコレ!テープを巻き付ければ捕らえたことになるのに!」
常闇「ヒーローの所業に非ず...」
上鳴「緑谷もすげえって思ったけどよ...戦闘能力に於いては爆豪は間違いなくセンスの塊だぜ」
攻撃受けボロボロの出久くんは爆豪くんから逃げる。出久くんと爆豪くんはまた何かを話している。その様子は状況的に圧倒的有利の筈の爆豪くんの方が余裕が無いように見えた。2人が右手を振り一気に接近する。出久くんの腕が個性把握テストの時のように光る、爆豪くんの手から炎が走る。
悟飯(出久くん!爆豪くん!またアレを放つつもりなのか!?)
切島「やばそうだっってコレ!先生!!」
オールマイト「双方!中止...」
デク「麗日さん行くぞ!!!」
出久くんが何かを言うと麗日さんが柱に捕まる。双方が拳をぶつけ合うと思ったら出久くんが上に向かって拳を放つ。
悟飯(そういう事か!出久くん!だからあの時...!!)
最上階まで風圧で床が壊され、その破片が飛ぶ。破壊された柱を麗日さんは掴んだまま言う。
麗日「飯田くん!ごめんね即興必殺!彗星ホームラン!」
柱でぶつけた破片は麗日さんの個性で飯田くんへと向かう。
飯田「ホームランではなくないかーーーーーー!!?」
そうして飯田くんがひるんでいる間に麗日さんは穴と飯田くんを飛び越え「核」へと触れた。
時を同じくして出久くんは爆豪くんの攻撃を左腕で防いだが、その火傷は腕全体に及んでいた。出久くんは最後の力を振り絞ったのかそのまま気絶した。オールマイトが結果を宣告する。
オールマイト「ヒーロー...ヒーローチーム...WーーーーーーーN!!」
上鳴「なんだよコレは...負けた方がほぼ無傷で、勝った方が倒れてら...」
常闇「勝負に負けて試合に勝ったというところか」
蛙吹「訓練だけど」
AチームとDチームの試合が終わり、試合を見ていた皆から色々な感想が飛び交う。僕はオールマイトに呼ばれ誰もいない場所へと移動した。僕はまず出久くんの怪我について聞く。
悟飯「そう言えば出久くんの事なんですけど怪我は大丈夫でした?!」
オールマイト「緑谷少年のことだね!ああ大丈夫さ、今は気絶しているけれど命に別状は無いよ」
悟飯「良かった~。もし出久くんの怪我が大きいなら"アレ"を使わなきゃいけないと思って...あっ!」
安心して気が緩んでしまい言ってしまった。慌てて口を閉じるがオールマイトには聞かれてしまった。
オールマイト「"アレ"とは何だい?もし話せるなら話してくれないか?」
オールマイトが興味深そうに聞いてくる。あまり仙豆の事は話してはいけないがオールマイトになら話しても良いだろうと思い話し出す。
悟飯「"アレ"と言ったのはコレの事なんです」
僕は仙豆の入った袋を取り出し中の仙豆を見せる。
オールマイト「これは...豆かね?」
悟飯「はい、僕の知人が作っている物でこれを食べると体力や怪我も回復します。怪我をして直ぐであれば内蔵や四肢も再生するみたいです。貴重な物なので気軽には使えませんが、いざという時のために持っているんです」
オールマイト「そうか...コレがあれば...孫少年!済まないがコレを一粒譲ってくれないか?私の親友が重症の傷を負っていてね、未だに完治出来ていないのだよ」
オールマイトに頼まれ、悟飯は悩むが憧れのオールマイトのお願いであるということで承諾する。
悟飯「わかりました!ご友人の傷!治るといいですね!」
僕はオールマイトに仙豆を一粒渡した。
オールマイト「孫少年、ありがとう!直ぐに戻るから待っていてくれ!」
そう言うとオールマイトは飛んで行ってしまった。
悟飯(それほど急用だったのかな...それなら早く渡してあげれば良かった...)
少し待っているとオールマイトが戻ってきた。オールマイトの気が大きくなっているようにも感じた、気の所為だろうか?
オールマイト「すまない孫少年!届けられたよ。それで話の続きだが...君をくじから外した事、そして最後にお願いしたいと言った事には理由があってね。1-Aの他の生徒たちの訓練が終わった後に私と1対1で戦闘訓練を行って欲しいんだ!」
悟飯「僕がオールマイトとですか!?」
悟飯はオールマイトの唐突な相談に驚く。続いて理由をオールマイトが話す。
オールマイト「君の身体能力やその力は実技試験や個性把握テストで見せてもらった。私と君の戦闘訓練を他の生徒に見せることで見本になると思ってね!但し私も君も本気を出せば簡単に建物が壊れてしまうから、お互い手加減はしよう!どうだい?受けてくれるか!?」
悟飯「はい!オールマイトと訓練が出来るなんて光栄です!よろしくお願いします!」
オールマイト「最後によろしく頼むよ!」
オールマイトとの訓練が決まりモニタールームに戻る。その後出久くんを除く両チームがモニタールームに戻ってきた。かなりのダメージを負った出久くんは搬送用ロボットに保健室に搬送されたようだ。こうしてAチーム対Dチームの講評が始まる。
オールマイト「まあつっても...今戦のベストは飯田少年だけどな!!!」
飯田「なな!!?」
蛙吹「買ったお茶子ちゃんか緑谷ちゃんじゃないの?」
オールマイト「何故だろうな~~~?わかる人!!?」
オールマイトがそう言うと八百万さんが手を挙げる。
八百万「ハイ、オールマイト先生。それは飯田さんが一番状況設定に順応していたからです。爆豪さんの行動は私怨丸出しの独断、そして先程先生も仰っていた通り屋内での大規模攻撃は愚策。緑谷さんも同様ですね。麗日さんは中盤の気の緩み、そして最後の攻撃が乱暴過ぎたこと、ハリボテを『核』として扱っていたらあんな危険の行為出来ませんわ。相手への対策を行い、"『核』の争奪"をきちんと想定していたからこそ飯田さんは最後対応に遅れた。ヒーローチームの勝ちは『訓練』だというあまえから生じた反則のようなものですわ」
先ほどの試合を的確に尚且つ簡潔に説明した八百万さんに皆は、そして僕も驚いていた。
悟飯(八百万さん、状況把握をする力が凄いな...確かに爆豪くんと出久くんの訓練とは関係無い独断行動が良くないのは理解できていたけど、麗日さんの最後の技に関しての指摘と飯田くんが何故ベストだったかを正確に分析している。流石推薦されるだけのことはあるな!!)
まさか言い当てられないだろうと思っていたオールマイトは少し動揺していた。
オールマイト「ま...まあ飯田少年もまだ固すぎる節はあったりする訳だが...まあ正解だよ、くう...!」
八百万「常に下学上達!一意専心に励まねばトップヒーローになどなれませんので!」
一戦目の講評が終わり、二戦目が始まる。ヒーローチームがBの障子くんと轟くん、ヴィランチームが葉隠さん・尾白くんだった。
【障子目蔵】
"個性"「複製腕」触手の先端に自身の身体を複製できる。
障子くんは個性で触手の先端から耳を複製し敵チームの居場所を探っている様子だった。索敵が終わったのか先端が口に変わっている。轟くんに何かを話しているようだ。そういえば轟くんは身体の左半分を氷で覆っているけれどなんでなんだろう...?
障子くんが建物から離れた瞬間、建物全体が氷に包まれた。地下のモニタールームにもその冷気が伝わってくる。
足が凍りつき動けない葉隠さん、尾白くんを横目に「核」へ触れ勝利した。
オールマイト「仲間を巻き込まず核兵器にもダメージを与えず尚且つ敵も弱体化!最強じゃねェか!!ヒーローチームWIN!!」
勝利した轟くんは今度は氷では無く熱を発してビルの氷を溶かしていく。
【轟焦凍】
"個性"「半冷半燃」右で凍らし左で燃やす、範囲も温度も未知数!
その後の3戦に関しても皆それぞれの個性を使い上手く立ち回っていた。合計10チーム、5試合が終了する。
オールマイト「お疲れさん!!緑谷少年以外は大きな怪我もなし!しかし真摯に取り組んだ!!初めての訓練にしちゃ皆上出来だったぜ!これで終わり...としたい所だが皆にこれから見て欲しいものがある!孫少年!前に来てくれ!」
悟飯「はい!」
オールマイト「これから私と孫少年が先程の訓練を1対1で行う!皆はそれを見て今後の参考にしてくれ!」
A組生徒「ええぇ~!!」
皆はオールマイトのサプライズに驚く。
峰田「お、オールマイトと悟飯が!?」
切島「だから孫はくじを引かなかったのか...」
オールマイト「諸君!戻ることになるがビルに来てくれ!」
こうして僕たちは演習用ビルへと移った。
上鳴「幾ら特別枠の孫でもオールマイト相手じゃ無理だろ~」
飯田「悟飯君のあの力...オールマイトも認めるほどという事なのか...?」
轟「アイツの力、俺も興味がある。良い機会だ」
爆豪「...」
僕がヒーローチーム、オールマイトがヴィランチームで訓練をするようだ。それぞれの配置につく。
悟飯「オールマイトの位置は気の場所からして5階だ...舞空術は使えないから階段から行こうか...」
僕は5階に着くとオールマイトが待ち構えていた。オールマイトの背後には「核」がある。
オールマイト「孫少年、一つルールを決めないか?ただ核に触れて終わりだとつまらないだろ?だから相手をギブアップをさせるか拘束用のテープで相手を拘束すれば勝利、君には少し不利になってしまうがどうかね?」
悟飯「大丈夫です!僕もあなたと戦ってみたかったんです!」
オールマイト「OK!これから君と戦う訳だがよろしく!今の私は
悟飯「はい!改めてよろしくお願いします!」
僕が挨拶を終えると戦いは始まった。僕とオールマイトは互いに地面を蹴り前に出る、そして拳と拳を合わせるような殴り合いが始まった。
悟飯「おりゃぁぁぁあ!!!」
オールマイト「うらぁぁぁあ!!」
拳同士がぶつかる風圧でビルの窓ガラスが割れる。僕とオールマイトはビルのフロア内を動き回りながら攻防は続く。
オールマイト「やるねぇ孫少年!実技試験の時に見た時から君とは一度手合わせをしてみたかったんだ!」
悟飯「僕もオールマイトと戦えて嬉しいです!」
一方モニタールームでは
切島「おい!二人共早すぎて偶にしか姿が見えないぞ!」
上鳴「参考にしろって言ってたけどコレ参考にならないよな...」
モニタールームでは悟飯とオールマイトの超高速戦闘に皆見とれていた。
オールマイト「絶対に時間は伸びているが...念の為そろそろ終わりにしないとなっ!」
オールマイトが右腕を大振りに振り、僕を引き離す。
悟飯「なら僕も気を開放します!」
僕はそう言い気を開放する。気を開放したことにより空気が変わる。
オールマイト「君のその力の威圧感、強者故の雰囲気...くぅ!痺れるねぇ!」
悟飯「オールマイト!コレで終わらせます!ハッ!!!」
僕は右手を前にかざし衝撃波を放つ。
オールマイト「うおっっっっ!!」
オールマイトは衝撃波で吹っ飛び体勢を立て直そうとするが、その隙に僕はオールマイトの背後を取った。僕はオールマイトの両腕を抱きかかえるような形で拘束する。
悟飯「これでどうですか?オールマイト!」
オールマイト「ぐっ...参ったよ、孫少年...ギブアップだ!さあ『核』に触れてくれ」
オールマイトのギブアップを聞き僕は抱きかかえていた腕から力を抜く。
悟飯「ありがとうございました!では!」
僕が「核」に触れた事で戦闘訓練は終了した。全ての戦闘訓練が終了したことで入り口まで戻る。
オールマイト「諸君!これにて初めての訓練は終了だ!私は緑谷少年に講評を聞かせなければならない!各自着替えて教室にお戻り!!」
オールマイトはそう言いダッシュで保健室へと向かった。僕たちも着替えを行い教室へ戻るが、着替え中も教室に戻った後も質問攻めにあっていた。
切島「孫!お前オールマイトに勝っちまうなんてすげえよ!今度俺に特訓してくれよ!俺ぁ切島鋭児郎!よろしくな!」
悟飯「よろしく!切島くん!でもオールマイトも手加減してくれていたからさ...だから勝てたって部分もあるよ」
瀬呂「あんなスゲぇ戦い見せられて声掛けずにはいられるかっつーの!俺、瀬呂範太!孫、よろしく!」
蛙吹「蛙吹梅雨よ、梅雨ちゃんと呼んで孫ちゃん」
砂藤「俺砂藤!席、隣だな!」
次々と自己紹介や質問をされ混乱する悟飯であった。そんな時間が少し続いた後、出久くんが教室に戻ってくると皆の興味は出久くんに向いた。初戦ながら白熱した戦いを見せてくれた出久くん達。特に個性把握テストでは最下位だった出久くんの活躍には興味を持たざるをえないだろう。僕と同じように質問攻めをされる出久くんだが爆豪くんについて皆に聞いていた。そう言えば出久くんが教室に来たときにはもう居なかったような...。
麗日「皆止めたんだけどさっき黙って帰っちゃったよ」
麗日さんがそう言うと急いで爆豪くんを探しに飛び出す出久くん。皆は止めても無駄だと思ったのかそのまま教室に残る、僕は出久くんがあの怪我の状態で転んだりしたら危ないので隠れながら着いていくことにした。校門前に爆豪くんと追いついた出久くんが話をしていた。僕は物陰に隠れながらその会話を聞いていた。
デク「かっちゃん!!」
爆豪「ああ?」
悟飯(出久くんが話しかけた...!)
デク「これだけは君には言わなきゃいけないと思って...!人から授かった"個性"なんだ。誰からかは絶対に言えない!言わない...でもコミックみたいな話だけど本当で...!」
出久くんの話は衝撃的だが妙に納得のいく話だった。授かった力が大きすぎて力を使うと身体に負荷が掛かり過ぎてしまう、お父さんの界王拳みたいな力ということか...!ずっと浮かない顔をしていた爆豪くんもその話に驚いているようだ。
デク「おまけにまだろくに扱えもしなくて......全然モノに出来てない状態の"借り物"で...!だから使わず君に勝とうとした!けど結局勝てないからソレに頼った!僕はまだまだで...だから!」
デク「いつかちゃんと自分のモノにして"僕の力"で超えるよ」
爆豪「何だそりゃ?借りモノ?わけわかんねえ事言って...これ以上コケにしてどうするつもりだなあ!?」
出久くんにとってはまだ自分の力では勝ててないと弁解した訳だが爆豪くんは激高する。
爆豪「だからなんだ!?今日...俺はてめェに負けた!!!そんだけだろうが!そんだけ...」
爆豪「相変わらず米野郎には一生勝てねえと心で思っちまってる...!氷の奴見てアイツにも敵わねえんじゃって思っちまった...!!クソ!!!ポニーテールの奴の言うことに納得しちまった...クソが!!!なあてめェもだデク!!!」
爆豪「こっからだ!俺は...!!こっからいいか!?俺はここで一番になってやる!!!俺に勝つなんて二度とねえからなクソが!!」
爆豪くんの言葉を聞き終わり僕は内心ホッとしていた。
悟飯(相変わらず名前では呼んでくれないけど、出久くんのお陰で元気を取り戻したみたいだ!それに爆豪くんの戦闘センスは才能がある、うかうかしてると越えられちゃうな!じゃあ僕は教室に戻ろうか...)
オールマイトの雄英高校への赴任...これが真に賢しい
とある場所のバー
「見たかコレ?教師だってさ...なァどうなると思う?平和の象徴が...
前回投稿から一週間以上経ってしまいすみません!
なるべく週2回ほどのペースで投稿する予定ですのでよろしくお願いします!