美少女熊と美少女?剣士   作:ちょい三郎

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遅くなって大変すみません。早く最新話を上げてほしいとありがたい声が上がったので急いで書きました。誤字とかあったらすみません。では、最新話をどうぞ〜!


9話

ゲンツさんと話しをした後、ユウはある村に向かっていた。ギルドからの依頼で何でも山の主が村を襲うのだそうだ。それを聞いて、ユウは翼を広げて村へと向かった

 

「走るより楽だけどもう少し飛ぶ練習しないと・・」

 

飛べてはいるが、細かい動きには慣れていない。ただ、空中戦ができる事で空での戦闘には向いている。そのため、もう少し飛ぶのになれないといけないのだ

 

〜一時間位経過〜

 

前方に村が見えてきた。目的の村に着いたようだ。よく見ると町の入口辺りに人が集まっていた。そこには見覚えのある熊がいた

 

「えっ?ユナ」

 

「ん?あれ?ユウじゃん」

 

もしかしてユナも依頼できたのだろうか?でも、おかしいな。ヘレンさんから僕以外に受ける人いないって聞いてたけど。それに・・・

 

「ユナはどうして此処に?後、その熊は?」

 

「あぁ〜、話せば長くなるんだけど・・・」

 

なんでも熊を召喚できるようになって、散策していたが、猟師さんに矢を撃たれたらしい。なんでも猟師さん・・・いやブランダさん曰く熊に驚いて誤って矢を放ったそうだ。そりゃあ、こんな大きな熊がいたら撃つよ

 

「・・・事情は分かりました。改めてクリモニアの冒険者ギルドから依頼を受けてきたユウと言います。宜しくお願いします」

 

「おぉ〜、冒険者が遂に来てくれたか!実はちょっと見てもらいたいんだが・・・」

 

村長さんに村内を案内してもらい、山の主について色々な情報を聞けた。山の主は巨大な猪だそうだ。更に村の被害も酷く、特に作物を食い荒らすのだとか。それに留まらず家や人的被害に発展したから依頼を出したのだという

 

「これは酷いですね。山の主も相当大きいみたいだ」

 

「どうするの?ユウ」

 

少し考えてみた。村の構造上、主が何処からやってくるか未知数。それならブランダさんから頼まれていた村周囲に壁を立てて行く場所絞ったほうが良さそうだ

 

「じゃあ、今から指示と作戦を伝えますね。ユナも手伝ってほしいんだけど」

 

「うん、取り敢えず作戦を教えて!」

 

ユナの土魔法のお陰で村周囲に壁を作る事が出来た。後は向かってくる場所を村の入口に絞れば・・・

 

着々と準備を進めていると日が沈みだした。そのままユウとユナは村長の家に泊まることになった

 

「本当にありがとう。魔法が使えるものはいるが、あそこまで頑丈な壁を作れるとは思わなかった」

 

「気にしないであれだけの被害じゃ、仕方ないよ」

 

「魔力を使って疲れたろう。是非沢山食べていってくれ」

 

「はーい、お待ちどうさま!あら?本当に熊の格好をしているのね。今日は村のためにありがとう」

 

料理を運んで来たてくれたお姉さん。村長の娘さんかな?

 

 

「あっ、ありがとうございます。いただきます」

 

「あら?こっちの子は可愛いわね~」

 

可愛いって言われるのは慣れないな~、だからって格好いいわけじゃないから否定できない

 

「マリ!?何してんだ!」

 

するとブランダさんが驚いた声で立ち上がった

 

「何って村長の手伝いよ?あっ、私はブランダの妻のマリよ。よろしくね」

 

「自己紹介はいいから。そんなことよりお前は今お腹に・・・

 

なるほど・・・ブランダさんの話しと反応を見てすぐにわかった。ユウはマリさんにお礼を言った後に席に座るようにと伝えた。子供がお腹にいるなら無理をさせられないよ

 

「もう大丈夫よ。ユウ君だっけ?心配してくれてありがとうね。所で一つ聞いていいかしら?」

 

「はい?何でしょう?」

 

「熊の格好しているユナちゃんだっけ?ユウ君とユナちゃんは付き合ってるの?」

 

「「ぶっ!?何故!?」」

 

なんでそんな事になってるの?

 

「いや、旦那から二人の事を聞いてたからてっきり仲が良さそうだからそう思ったのよ?」

 

「いやいや、そんな事無いですよ!よく依頼を受けて行動しますけど・・・」

 

「あ・・あまり考えたことないし」

 

「えぇ〜、私から見たらお似合いだと思うけど?」

 

勘弁してくださいよ。あまり意識してなかったけど凄い事言われた気がする。チラッとユナを見ても口元に手を当てて顔を少し赤くしながら考えてるようだった・・・あれ?何その反応!?

 

すると・・・

 

 

「主が出たぞ!!!」

 

外の見張りから声が聞こえるとユウとブランダさんは立ち上がって外へ出ていった

 

「様子を見てくる。マリは村長と一緒に此処にいてくれ!」

 

見張りの方へ向かうとドッ・・ドッ・・ドッ・・とユナの作った壁から大きな音が聞こえる。どうやら主が壁に突っ込んでいるみたいだ

 

「すげぇ、奴の突進でも壁はビクともしねぇぜ!あっ?!奴が迂回しだしたぞ!」

 

「不味い!あっちは!!」

 

「くそっ!」

 

しかし、行こうとするブランダさんをユナは静止させた

 

「熊の嬢ちゃん?離してくれ!奴が・・・」

 

「大丈夫だよ!あっちには・・・」

 

迂回先に長い刀を携えたユウが立っていた

 

「(大きさはユナの熊位あるかな?これくらいなら・・・)」

 

するとユウは左手に炎をため出した。そして・・・

 

炎は少しずつ形を変えて巨大な手になった。そして突進してくる主をかち合った

 

それを見ていた見張りやブランダさんは・・・

 

「「「と・・止めた!?」」」

 

「動きが止まったね?じゃあ、これで終わりだ!!」

 

右手に持ってる刀を逆手に持ち替えて、主の首辺りに突き立てた。勢いが更に落ちた主を見て、左手の炎の手で相手を少し持ち上げて地面に叩きつけた。そして主は動かなくなった・・・

 

「「「や・・・やったんだ!!!」」」

 

ワァァァと歓声が湧いた

 

〜次の日〜

 

「本当にいいのか?助けてもらった上に主の肉まで貰って・・・」

 

「えぇ、証拠になる牙があれば良いとギルドから言われているので後は村の復興や皆さんで分けるなりして下さい」

 

「そうそう、それに妊婦さんもいるんだから。栄養つけて大事にしなきゃ駄目だよ?」

 

「嬢ちゃん」

 

「・・・分かった。二人には感謝している、改めてありがとう」

 

これで無事に依頼は達成ってわけだ。これで帰って報告しよ

 

「二人共、また必ず来てくれ、その頃には村も落ち着いている。俺は今回の恩を忘れない。何かあったときは必ず力になると約束するよ!」

 

「マリさんも元気な赤ちゃんを産んでくださいね?」

 

「えぇ、今度二人で会いに来てね!」

 

こうしてユウの依頼、ユナの長ーい散歩は終わったのだった

 

 

 

 

因みにユナはもう一匹召喚獣が呼べるのに気づいて呼んだのは良かったが、いじけた熊を宥めるのに苦労したそうだ

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?アニメには無い話でした。感想や意見あれば気軽に下さい。今度はもう少し早めにあげれるように頑張ります
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