美少女熊と美少女?剣士   作:ちょい三郎

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今回は少し長めに書けた気がします


4話

ユナがユウと同じ世界からこの異世界に呼ばれた事を知る。ユナから借りたお金を返すため、己の生活費のためにユウは冒険者になることに決めた

 

 

「エレナさん、おはようございます」

 

「ユウ君、おはよう。丁度朝ごはん出来たけどどうする?」

 

 

「いただきます」

 

ユナから1週間分の宿代借りているから早めに返したいが、焦っても仕方ないとは分かっているものの・・・

 

「(やっぱり申し訳無いな)」

 

ユナには「大丈夫大丈夫〜」と言われてるが、人のお金って事を気にしているユウは気が気でなかった

 

「?、どうかしたの?」

 

「えっ?あぁ、考え事してました。大丈夫です」

 

いかんいかん、余計な考え事はしないでおこう

 

「ふぁ〜、おはよう〜」

 

ユナが起きてきたようだ。白熊の格好のままでやってきた。黒熊より魔力や体力回復特化の白熊の方がよく寝れるらしい(本人談)

 

「ユナ、今日はよろしく頼むよ」

 

「今日?・・・あぁ〜、冒険者カードね。朝ごはんの後でね〜」

 

「急ぎじゃないから大丈夫。ゆっくりするさ」

 

先に朝食を食べ終えたユウはエレナさんが入れたお茶を飲みながら優雅に過ごしてユナの食事を見守っていた

 

 

〜1時間後〜

 

ユナの食事が終わった後にユウを連れて冒険者ギルドへ向うだった

 

「ユナお姉ちゃん、ユウさん!おはようございます」

 

「フィナ!」

 

「おはよう、フィナ」

 

走ったあとなのか息を切らしているフィナと出会った。何でもフィナは今から向う冒険者ギルドの隣で魔物の解体の仕事をしているらしい。道中一緒に冒険者ギルドへ向うユウとユナとフィナ

 

「じゃあ、私は解体のお仕事あるからもう行くね」

 

「うん、気をつけて行ってらっしゃい」

 

「はい!ユウさん、ユナお姉ちゃん。行ってきます」

 

フィナと別れて、ギルドへ足を運ぶ事にした

 

〜冒険者ギルド〜

 

中に入ってからの第一印象は殺伐というか視線が痛いってところかな。とにかく無視して受付まで向う

 

「おい、熊が女の子と一緒にいるぞ!」(小声)

 

「熊に捕まるなんて運の無い」(小声)

 

周囲から聞こえる話し声を聞きながら思う。ユナよ、君は一体何をしたのさ

 

「すみません、冒険者登録に来ました。登録したいんですが」

 

「あっ、はい。冒険者ギルドに加入ですね」

 

今チラッとユナを見て僕を見たんだけど何か不味いのかな?

 

「ちょっと失礼しますね」

 

そう言って受付のお姉さんはユナを連れて奥へ行った。だから何をしたのさ!?

 

「おいおい嬢ちゃん?冒険者になりに来たのか?」

 

ガラの悪いおっs・・・冒険者が絡んできた。早速面倒事に巻き込まれた

 

「そうですが?何かご不満でも?」

 

「いやなぁ〜、こんな華奢なお嬢ちゃんが冒険者って思うと笑いが出ちまってよ」

 

イラッ

 

「僕はこれでも腕に自身があります。笑われる意味が解りませんね」

 

「ならはっきり言えば良いのか?お嬢ちゃんみたいな奴がいると俺達冒険者の質が落ちるんだよ」

 

イラッイラッ

 

「大丈夫です。僕は貴方達より強いと思ってます。町に来る前にウルフは散々倒したんで」

 

「ぎゃはははっ、ウルフを倒しただぁ〜。寝言は寝て言えよ」

 

「「「あははは~!」」」

 

あぁ〜、ムカつくな。このオッサン共は!・・・焼こうかな?

 

「ちょっと何してんのさ?」

 

「そうです、ギルド内で騒ぎは辞めてください!」

 

ユナと受付のお姉さんが帰ってきた。もう少し遅かったらこいつらを焼いてたよ僕は・・・

 

「「「げっ!?熊の嬢ちゃん!」」」

 

「・・・まさかアンタ達、ユウに何か言ったんじゃないよね?どうなの?」

 

「あぁ〜、言ったさ。お嬢ちゃんがいるとギルドの質が落ちるんだよってな!」

 

「!?、コイツ!」

 

スッとユナの前に手を出して制止するユウ。それに対して「止めないで!私が!」とやる気満々なユナを見たが、「待って」と呼び止めた

 

「僕にやらせて欲しいんだ」

 

「ッ!?でも」

 

「彼らは僕に喧嘩を吹っかけて来たんだ。やられる覚悟はあるんだと思うし、あと僕の気が収まらない」

 

ユウはキレてた。完全じゃないが、確かに怒りを感じてとれた

 

「ん?お嬢ちゃん、やられる覚悟ってどういう意味だ?」

 

「もちろん貴方達が僕にやられるって意味さ。それに冒険者の質も実力も大した事無さそうだし」

 

「何?!」

 

ユウと冒険者との間がヒートアップしてる中で受付のお姉さんに「戦える場所はありますか?」と聞くと「裏に訓練場がありますが・・・」とオロオロしながら答えていた。ユウは冒険者達に裏の訓練場に来るように声をかけてユナも受付のお姉さんも訓練場に向かうのだった

 

〜冒険者ギルド・訓練場〜

 

ギルド内にいた多くの冒険者達がユウと挑発していた冒険者達の戦いを見ることになった

 

「おい、お前ら。このお嬢ちゃんに本物の冒険者ってもんを見せてやろうぜ!」

 

「「「おう!!」」」

 

「(大口叩いて複数で僕を倒そうと思ってるのか?はあぁ〜)ユナ!」

 

「なに?」

 

「僕、本気でこいつらを叩きのめすから良く見といてよ」

 

コートの中から刀を引き抜く。するとユウは相手に刀を向けてこう言った

 

「謝るなら今だよ。オジサン達?」

 

「巫山戯るな!女だと思って油断しやがって、目にもの見せてやる!」

 

「「「そうだそうだ!」」」

 

「あっそ、じゃあ・・・」

 

刀を両手で添えるように構えると周囲の冒険者がある違和感に気付く

 

「何か暑くないか?」

 

「そういえば急に?何でだ?」

 

「(私には感じないけど、ユウの周りから熱が出てる?)」

 

ユウの周囲から熱のようなものが出ており、仕掛けようと冒険者達も近づけないでいた

 

「(熱い!?何だこのお嬢ちゃんは?!)」

 

するとユウの髪色が黒から燃えるような紅い色に変わった。周囲の冒険者やユナもユウの変化に気付き、驚いていた

 

「・・・一気に終わらせてあげるよ」

 

そう言い放った瞬間、フッと姿を消して冒険者達の背後に回った。それに気づいたリーダーは声を掛けようとしたが、3人の取り巻きは一瞬でユウに切られ、倒れた

 

「ふざk「遅いよ」っ!?」

 

リーダーの首元に刀の刃を押し付けていた。一瞬の出来事だった

 

「降参して欲しいんですけど、どうします?」

 

「・・・っ!舐めるな!」

 

そう言ってユウを切りつけようと剣を振るったが、その瞬間にユウは消えた

 

周囲から「どこいった?!」と声が聴こえ、リーダーも周囲を探すが見るからなかった。それもその筈・・・

 

「これで終わりだよ」

 

リーダーの頭上から突然と現れて袈裟斬りの要領で相手に一撃を入れて倒してみせた

 

「「「「「・・・・。」」」」」

 

「はい、勝負ありです。これで僕の勝ちです」

 

周囲はシーンと静まり返った。先に我に返った受付のお姉さんから「しょ・・勝負ありです!」と声が聞こえた途端、ワアァァァァ!と周囲から称賛と驚きの声が上がった

 

「ユウ!」

 

「ん?あぁ、ユナ」

 

刀を仕舞うと髪は紅い色か元の黒色へと戻った

 

「今のは?」

 

「また後で説明するよ。それより登録済ませようよ」

 

「へっ?あぁ、ヘレンさん。登録お願い!」

 

「は・・はい、只今」

 

その後、ギルマスが騒ぎを聞きつけてやってきたので事の発端を説明、騒ぎを起こした連中の代わりにと謝られた。そしてそのまま・・・

 

「こちらの用紙に名前と年齢、職業を書いてください」

 

「分かりました」

 

サラサラっと書いたのち受付のヘレンさんに渡した

 

「はい、確認しますね。名前はユウさん、年齢は16歳、職業は・・・剣士?・・あの髪色変わったのって魔法か何かですか?」

 

「あれは刀の力を引き出しただけですよ。魔法じゃないです」

 

「はあ〜?なら剣士で登録しますね。少々お待ち下さい」

 

数十分後にユウの冒険者カードは完成した。因みに紛失した際の再発行に銀貨10枚掛かる事、身分証も兼ねているので町への出入りにも使えるとのこと

 

「これで無事に冒険者になれたじゃん」

 

「まだだよ、今から依頼受けてお金を稼がないと!」

 

こうしてユウは無事に冒険者になれたのだった。これから更に色々な事に巻き込まれていく事をまだ知る由もないのであった




これに主題歌つけるならこんな感じかな↓

OP・・Serment by川田まみ

ED・・イツカノキオク by和氣あず未
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