美少女熊と美少女?剣士   作:ちょい三郎

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遅くなって大変申し訳ないです。どうぞ〜


7話

前回のあらすじ、ギルドを訪れたユウはとあるパーティーとユナが言い争いしているのに遭遇。抜けたパーティーの代わりにとユウ自身も巻き込まれてゴブリン退治に行くことになった

 

〜クリモニア東門〜

 

「不安はあるけど取り敢えず行ってみましょうか」

 

「ゴブリンはどこにいるの?」

 

ユナ・・どれだけ好戦的なのさ

 

「3時間程歩いた村の近くの山よ」

 

「「3時間!?」」

 

「今日中に村に着きたいからゆっくりしてられないわよ〜」

 

場所を聞いてから引き受ければ良かった

 

「ねえ、ユナちゃん。そろそろ聞いていい?」

 

「答えられる事なら」

 

「ユナちゃんが強いのは知ってるわ。だからこそ聞きたいの」

 

真剣な顔でユナを見つめるルリーナ。一体何の話しを・・・

 

「どうしてそんな恰好してるの?」

 

「(遂に聞かれてしまった)」←ユナ

 

「(そっちかぁぁぁぁぁ!!)」←ユウ

 

ユナのクマ装備についてどう説明したものかと唸っていた。どんな言い訳をするのやら・・・

 

「・・・普通の防具より強いからよ。服は物理や魔法への耐久性があるし、クマの手袋はアイテム袋になってるの」

 

 

「なるほど・・」

 

「結構高性能だものね」

 

「じゃあ、クマの靴にも何か効果が?」

 

「うん、これにも効果が・・・あっ!」

 

 

ユナの目が輝いていた。あっ、絶対何か企んでるな

 

「ちょっと急ごうか〜」

 

「何?その顔・・・」

 

「大丈夫、怖くないよ〜」

 

目が怖いよ!?

 

 

「ちょっと・・待って・・・いやぁ~!!!」

 

ユナはルリーナさんを抱きかかえた。俗に言うお姫様抱っこだ

 

「えっ・・・あれ?」

 

「しっかり捕まっててね〜」

 

そう言ってユナは全力で走った。高速で走る為、ルリーナさんは悲鳴を上げながら「やめて~!!」と叫び続けていた。あっ・・・僕も身体強化で追いつかないと

 

「ユウ、着いてこれてる〜?」

 

「これくらい余裕だよ」

 

かなりの高速ダッシュを並走しながら目的地に向かっていった

 

〜数十分後〜

 

目的の山に行く前に近くの村で聞き込みを行う事になったのだが・・・

 

「やめてって言ったのに・・・ワタシ、初めてだったのに・・」

 

「・・漏らしちゃった?」

 

「漏らしてません!!!」

 

デリカシー無いよ?まあ目的の村には着いたわけだけど・・・

 

 

ルリーナさんとユナと僕の三人で村長さんに挨拶と依頼について確認へ向かった。村長さんは「たったの三人ですか?」と絶望した顔をしていた。そりゃあ、強い冒険者とか期待してたんだろうけど少数だし、女の子二人に男一人だから不安だよね~

 

「大丈夫ですよ、この子達は他の冒険者より強いですから」

 

ルリーナさん、ハードル上げちゃ駄目だよ?

 

 

〜目的地〜

 

森を抜けると少し開けた所に出て来た。すると討伐対象のゴブリンが5匹ほど洞窟前で屯っていた

 

「あそこが目的地みたいだね〜」

 

「そうね・・・ところでユナちゃん、突入するとか言わないわよね」

 

「そんな事しないよ?ちょっと確認するね」

 

ユナには探知魔法があるから洞窟内を調べる事が出来る。僕には魔法系統は扱えないから少し羨ましい

 

「・・・あれ?50匹どころじゃないよ?100匹近くいるよ」

 

「えっ!?そんな大きな群れだったの!」

 

「どうする?ユナ」

 

「う〜ん、ユウは入口付近のゴブリン倒して!」

 

「了解」

 

刀に炎を纏わせてゴブリン数匹に向かって斬撃を放つ。直撃した相手は魔石以外、燃え尽きた

 

「えっ!?」

 

「よし、イメージ通りに上手く行った!」

 

「じゃあ、あとは任せて!」

 

洞窟へ向かってユナは炎のクマを数発撃ち込んで入り口を土魔法で閉じ込めた

 

「なにこれ!?」

 

「なるほど、窒息させるのか」

 

「そうだよ。こうすれば中のゴブリンが酸素なくなって窒息死する筈だから」

 

「サンソ?チッソクシ?」

 

どうやらルリーナさんには酸素や窒息死が通じないようだ。いや、この世界では僕らの通用する言葉が通用しないのかもしれない

 

「え〜と、簡単に言えば時間が経てば洞窟内のゴブリンを倒せるよって事だよ」

 

「そうなの?」

 

「じゃあ、さっき倒したゴブリンの魔石を回収しましょ」

 

「それはそうとユウ君!さっきの攻撃はなんなの!」

 

え?さっきの攻撃?・・・あっ『飛炎』の事かな?

 

「えっと、魔法が使えないけど炎を操ることが出来るんです。刀身に炎を付与して斬撃にして飛ばしただけですよ」

 

「そうなんだ!ゴブリンは魔石を取り出す作業があるけどユウ君の技があればとっても楽ね!」

 

「解体作業が出来ないんでこうした方が早いかなって」

 

なんか考えた技を褒められちゃった。ちょっと嬉しいや

 

〜数十分後〜

 

「ユナ、ゴブリンはどうなった?」

 

「うん、大体倒しているけど一匹だけ生き残ってる」

 

「!、まさかゴブリンキング!?」

 

「(あぁ〜、そんな奴がいたな。ゲームでもボスクラスだったし)解除!」

 

ユナは土魔法を解除した

 

「ちょっとユナちゃん!?」

 

「ちょっと強いデボラネでしょう?」

 

「ちょっとどころじゃない!」

 

「つまり、デボラネキングって事?」

 

「そう、デボラネキング!・・・あっ」

 

「「・・・・」」ニヤニヤ

 

ドシンっと足音が響いた。少しずつ近づいてくるのが分かる

 

「Guoooooo!」

 

「ひっ!?」

 

「下がってルリーナさん、エアカッター!!」

 

エアカッター、風の刃を生成して放つ魔法。だが、ゴブリンキングは持っている剣で風の刃を弾いた

 

「へぇ〜、やるね!」

 

「(やっぱり他のゴブリンと違うって訳か、なら・・・)ユナ!」

 

 

ゴブリンキングに向かってユウは突っ込んでいった

 

「ユウ君!?待って!」

 

「Gaaaaaa!」

 

ガキン ←鍔迫り合い

 

「(力が強い?!本気出すか!)」

 

するとユウの黒い髪が燃えるような紅い髪に変わっていった

 

「えっ!ユウ君!髪が・・・」

 

「(ユウも本気って訳ね)ユウ、そのまま抑えといて!『ベアカッター』!」

 

ユナの放った魔法基『クマ魔法』は何でもクマをイメージすると威力が上がるらしい

 

ザシュッ ←ゴブリンキングに傷がつく

 

「やったー!」

 

「(いや、傷がついたけど硬いな)まだだ!」

 

「Guoooooo!!」

 

ユナに向かって突き進むゴブリンキングだったが・・・

 

「(怒りで私しか見えていないね。だからこんな罠にも引っ掛かる)」

 

地面の一部をくり抜き、ゴブリンキングを落とし穴に落とした

 

「残念だったね〜。・・・ベアカッター!」

 

いくつものベアカッターをゴブリンキングに浴びせた。ゴブリンキングは断末魔を上げて倒れた

 

「ふう〜、なんとか倒したね」

 

「ユナちゃん、これアイテム袋に入るの?」

 

「必要なのは魔石じゃないの?」

 

「ううん、出来れば死骸を・・・」

 

「!、ユナ!ルリーナさん、そこから離れて!」

 

死んだはずのゴブリンキングは最後の力を振り絞って二人に剣を振り下ろしたが、間一髪ユウが間に入って剣をいなしてゴブリンキングの眉間に刀を突き立てた

 

「爆ぜろ!」

 

ゴブリンキングに炎を流し込むと目や耳から炎が舞い上がってそのまま動かなくなる

 

「大丈夫?二人共?」

 

「・・えぇ、私は大丈夫よ」

 

「ユウ、ごめん。詰めが甘かった」

 

「大丈夫だよ。無事で良かったよ」ニコッ

 

ニコッと笑うとルリーナさんは顔を真っ赤にしながらそっぽ向かれてしまった

 

「じゃあ、回収するね」

 

ゴブリンキングの死体を回収する際に持っていた剣も一緒にユナが回収した。その後、洞窟内で討伐(窒息死)したゴブリンの魔石回収になったが、「ユナちゃんも魔石回収しよう?」とルリーナさんはいうが、「絶対にしないよ」と全力の笑顔で拒否してた

 

そんなに回収が嫌か!?

 

 

〜そこから時間がある程度立った

 

 

魔石回収はルリーナとユウの二人かかりで回収を終えた。とうのユナはというと・・・

 

「え?家が立ってる?!」

 

「・・あっ、ユナ寝てる」

 

「ちょっ!?ユナちゃん!起きて!起きてーーー!」

 

ムクリと起き上がり、こっちに視線を送るとまた眠ってしまった

 

「また寝ないで!!」

 

「ハハハ・・・(汗)」

 

因みにこの後、ゴブリン討伐報告で村に行き、そのまま街へ帰るのだが・・・

 

「頼むからユナちゃん。全力疾走は辞めてね!?」

 

相当トラウマなのかな?

 

「(あっ、レベル上がってる。スキルも増えてるし・・・ん?これは)ねえ、ユナ」

 

「ん?どうしたの?」

 

「僕、新しいスキル覚えたみたい」

 

「おっ?何々〜」

 

SKILLを確認して使ってみると・・・・

 

「「・・・・え?」」

 

「・・空飛べるみたいだね」

 

背中から赤い翼が生えて空を飛ぶことが出来るようになった。これで移動が楽になるし、探索の幅が広がるな

 

「・・・いいな~」

 

「ユウ君、飛べるの!?」

 

「みたいです」

 

帰りはユナは全力疾走、ユウは何故かルリーナをお姫様抱っこしながら飛んで帰って行ったが・・・ルリーナは顔を真っ赤にしながら「・・・これはありね」と小さな声で独り言を言っていた

 

・・・何がありだったのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




携帯での更新は大変。パソコン買おうかな~と遂考えてしまうこの頃でした
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