最近忙しくて四ヶ月も投稿できず、ずっと音沙汰なしだったこの小説ですが、やはり毎年恒例の駄女神様の誕生日祝いは欠かせなく執筆することにしました。
さて、時系列としてはトータスに行く前を執筆しました。あまり長くはないですがどうぞお楽しみいただけることをお祈りいたします。 それではどうぞ
誕生日
それは この世に生まれた人や神に限らず 生を持つ生命ならば必ず存在する始まりの日
しかし、己が生まれた日をいちいち記録し記憶するという奇特な行動をする生き物は人間だけであり
神はそのような事をしない
よって大半の神は己がいつ生まれたかなど、わからずにいる
しかし、誕生した日はわからずとも
その神の誕生日を他が決め、その日を生誕日にした神は少なからず存在はしている
そう
ここにも一人
アクア「フフッ……アァァお酒美味しい♪」
カズマ「おいおい…あんま飲みすぎんなよな」
アクア「良いじゃなぁいのぉぉ…今日は私の誕生日何だからさぁぁー…」
かつて女神だった頃…己を地上に連れ出した青年により
初めて出会った日 新たな人生の幕が開いた日を彼女の誕生日と呼び、毎年祝えられる様になった
カズマ「たくっ…前の世界みたく飲み過ぎでリバースしないか心配なんだよ…ここ一応俺の部屋だし汚したくねえからマジで頼むぞ」
誕生日のなかった 自分がいつ生まれたかなんて興味も関心もなかった自分に出来た 仲間達に自分を祝福してくれる日を作ってくれた愛しき彼
転生した後もこうして誕生日になれば祝ってくれる愛しき彼
今も隣で飲み過ぎないよう苦笑気味に注意する愛しき彼
アクア「わかってるわよ。祝ってくれたハジメに恵里達には悪いけど…お酒の飲みたい私にとってはこっちがメインイベントなのよね」
この日、人間に転生したアクアの誕生日をカズマやハジメに恵里と浩介、幸利の面々が集まり、アクアの家で誕生日会をし大いに楽しんだ
ゲームをしたりカラオケをしたりなど普段から一緒に絡んで遊ぶこともあるが特別な日にする遊びは普段以上に楽しかったのだった
そんな楽しい時間を過ごしていたが、もう2時間程で日付が変わる頃にはお開きとなりハジメ達は帰るのだったが
唯一残ったカズマとこれから過ごす時間こそがアクアにとってのメインイベントだった
まずふたりはアクアの家からすぐ隣にあるカズマの家に入るとそのまま冷蔵庫を漁りビールやツマミになる物を得るとすぐさまカズマの部屋に入った
そして部屋に入れば電気は消したまま部屋のカーテンを開き、月明かりだけを部屋に通しそのまま飲み始めたのだった
転生したことでふたりの年齢は前の世界を含めなければ未成年に辺り本来ならこうして飲酒は法に触れる為当然やってはいけないことなのだが
アクア「おじさん達ったらわざわざ私達の為に買い込んでくれちゃって…なんだか悪いわね」
カズマ「まぁ…親父達も俺達くらいの頃はこっそり飲んでたみたいだし、許容すんだろ」
ふたりに気を利かせたこの世界でのカズマの両親がわざわざ用意してくれるので中学生の頃から互いの誕生日の度にこうして部屋で飲酒するカズマとアクア
前の世界での記憶がある分、飲みたくなっても未成年を理由に我慢せざるを得なかった為、こうして酒が飲める互いの誕生日は普段抑えていた酒の欲を発散する絶好の機会だった
アクア「ほんと、地球産のビールは美味しいわ。天界でたまにしか飲めない神の酒と飲み比べても負けないくらいに」
カズマ「こんな200円しない日本のビールといい勝負する神の酒ってなんだよ…」
ツマミのさきイカを噛りながらぼやくカズマ
サラミと一緒にビールを飲むアクア
時刻はまもなく零時を回る
こんな楽しい夜はずっと続けばいいと思うふたり
楽しそうに飲むアクアだったが
アクア「ねえカズマ…」
カズマ「……なんだ?」
アクア「お酒は美味しいわ…おつまみも美味しいわ…」
カズマ「……そうだな…」
アクア「毎年この日が待ち遠しいくらいに好きで楽しいわ」
カズマ「…そうか」
アクア「この世界でのお父さんにお母さん……学校の友達に知り合い達からも祝われるわ…嬉しいくらいにね………でもね」
カズマと同じくらい祝われて嬉しいふたりがここに居ないのが…寂しいの
ビール缶を持ったままうつむいたかと思えば己の心情を発する
カズマ「……」
アクア「駄目ね…わかってるんだけど。ふたりはここじゃない違う世界で今も頑張ってるのは知ってる……けど…それでも…寂しい……」
カズマ「アクア…」
アクアの気持ちを理解しているカズマはそっとアクアの掌に自身の手を置いた
カズマもまた、毎年自分の誕生日を色んな人に祝われるたびに思う
アクアと同じくらい祝われて嬉しいふたりがここに居ないのが寂しいと
前の世界ではお互いの誕生日になれば必ず4人全員で祝って楽しんできた
それは死ぬまで…否、天界に先に行った死んだ仲間をも巻き込んで誕生日を祝ってきた
別々の世界に別れて感じる疎外感と寂しさ
この世界の誕生日を迎えるたびにそれを感じてきた
そのたびにもう片方(カズマ/アクア)が片方(アクア/カズマ)を励ましてきた
カズマ「……なあアクア……覚えてるか?…エリス様が言っていた約束の時…」
アクア「!……えぇ…そっか…もうそろそろだわね」
カズマ「もうすぐだ……もうすぐ異世界を渡ることになるだろうな……そうしたらアイツと戦わなければならない……それに…アイツらとまた会えるんだ」
アクア「……」
カズマ「今はまだ俺とお前しかいない……でも来年の俺達の誕生日には必ず、俺達だけじゃねえ。あのふたりも一緒に祝ってもらえるぞ。だから寂しい誕生日は今年で最後だ……来年…絶対……絶対に
俺とアクア そしてめぐみんとダクネスも一緒だ!!」
アクアの手を握りながら強い口調で話すカズマ
そんなカズマの言葉を聞くとそれまで寂しそうだったアクアの表情が笑顔へと変わるとカズマの手を握り返した
アクア「……一緒……うん…そうね…そうよね!…来年の私やカズマの誕生日には、絶対ふたりも一緒に!!」
カズマ「あぁ…だからさ…今は俺しかいないが頼むからそんな寂しそうな顔しないでくれよな…せっかくの楽しい日が台無しだ……後お前は笑顔がよく似合うからその顔でいてほしいし…」
最後の方は少し照れくさくてつい小声で言ったがそんなカズマの言葉は全てアクアの耳に入っており
アクア「フフッ!!…カズマったら嬉しいこと言ってくれちゃって!!」
そう言いながらカズマをベットにまとめて倒れさせる形で引っ張り押し倒す
お互いに見つめ合うカズマとアクア
アクア「ねえカズマ…」
カズマ「……なんだ」
アクア「ありがとうね……一緒にいてくれて……これから先も…ずっと一緒にいようね?」
カズマ「……当たり前なこと言うなよな……駄女神…」
悪態つきながらもそっぽ向くカズマに可笑しそうに笑うアクア
やがて
月光が部屋を 唇を重なるふたりをも垂らすのだった
緑と青 紅と黄 再会の時は近い
もう75話を超えたのでここからは攻略者パーティーメンバーの人気投票のアンケートを取ります。正直出番の少ない恵里がかなり人気なのが驚きでした。そして光輝と雫の人気具合が想像以上でしたww正直作者の中ではもう光輝がハジメを抜いて主人公なのではとすら思いかけてますwww
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誰よりも夢に突き進むリーダー カズマ
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友達と優しさを持つ主人公 ハジメ
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闇と孤独を抱えた主人公 光輝
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ハジメを愛し光輝を想う優しき吸血鬼 ユエ
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ハジメを愛するバグ兎 シア
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ハジメを愛する突撃娘 香織
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光輝をただ一途に愛する剣姫 雫
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ウィルを愛するドM竜人族 ティオ
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カズマを支える最強の女神(嫁) アクア
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カズマを支える最強の杖(嫁) めぐみん
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カズマを支える最強の盾(嫁) ダクネス