創造のハジメと破壊の光輝   作:スカイハーツ・D・キングダム

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第十六話 規格外の怪物達対魔物達

 

ハジメ「おい急げ!!お前が言っていることが本当なら今頃魔物の群れが町に向かっている真っ最中だぞ!」

 

ティオ「言われずとも今の妾に出せる最高速度で飛んでおる!!」

 

シア「あ、ハジメさん!見えてきました!!」

 

無事ウィルを救出した一行であったが、ティオからとんでもないことを聞かされた

 

そもそもティオが隠れ里からここまで来たのには、エヒトに呼ばれた神の使徒に関する情報を集めるために調査しに来ていた

 

が、その前に休息を取るために睡眠状態になった

その間はよほどなことがない限り起きない為、その間にローブを着た男に洗脳や暗示などの闇系魔法を多用して徐々にその思考と精神を蝕んでいった

 

洗脳されたあとはローブの男に従わされ魔物の洗脳を手伝わされ、数多くの魔物を洗脳してきた

その数およそ数千以上

 

しかし、洗脳が不完全だったのか

途中で逃げ出すことができ、その道中でウィルと遭遇したそうだった

 

一行はティオを洗脳したものに心当たりがあった

 

特にハジメはそれが誰なのかすぐに頭に思い浮かんだ

 

だが、それをする動機があるのかと考えた

 

そこへ光輝が最悪のシナリオを口ずさむ

 

光輝「……例えばだ……大量に集めた魔物を人のいる町に放てば一日も待たずに滅ぼすことができるな」

 

ハジメ達「「「「!!」」」」

 

光輝「それと、ここから一番近い町はここからそんなに距離がなかったな」

 

その言葉に全員の脳裏に浮かんだのは、一番近い町は……ウルが大量の魔物の襲撃を受け、無惨に壊滅された姿だった

 

すぐに町へ戻ろうと一行は動き出した

 

そこへティオが自らが町へ送るとかってでて、竜化しその背中に皆を乗せた

 

竜化したティオの姿は黒竜であり、全身が硬い鱗に覆われており、ハジメですらも戦えば少し面倒だったと言わしめるほどだった

 

やがて一行は町にたどり着き、迫ってくる魔物の群れに備えた

 

魔物の群れが迫ってくると知ると町は大パニックとなり、統制が乱れた

 

そこでハジメは愛子を『豊穣の女神』と呼び、更には愛子が居れば我々は勝てると大きく名乗りを上げ、極めつけは持っていたシュラーゲンを使いこちらへ向かってくる飛行系の魔物を討滅してみせた

 

なおこれをやったのには色々理由があるが一番の理由は何か面倒事があったとき良いように押し付けるためである

 

それを見た町の住人達は落ち着きを取り戻し皆が大声で

 

「「「「「「愛子様、万歳! 愛子様、万歳! 愛子様、万歳! 愛子様、万歳!」」」」」」

 

と騒ぎ出した

 

これには愛子本人は青ざめた

 

なおこれをやった当の本人は素知らぬ顔で次の準備を進めた

 

ハジメはユエ達にそれぞれ自身の作った武器を渡し、用意する

 

ハジメは白眼を開眼し、魔物の群れの奥で魔物を操っている存在を見つけた

 

ハジメ「……幸利」

 

ユエ「?……魔物を操っている人とハジメはどういう関係?」

 

ハジメ「……ダチだよ…俺が大迷宮から落ちる前まで普通に話していたダチだ……」

 

そう…魔物を操っている者の正体は幸利本人だった

 

幸利の天職は闇術師と呼ばれる闇系統魔法を操る職業だった

 

闇系統の魔法は、相手の精神や意識に作用する系統の魔法で、実戦などでは基本的に対象にバッドステータスを与える魔法と認識されている。やろうと思えば相手の認識をズラしたり、幻覚を見せたり、魔法へのイメージ補完に干渉して行使しにくくしたり、更に極めれば、思い込みだけで身体に障害を発生させたりということができる。

だがこの闇系統魔法の最大の特徴は、極めることができれば対象を洗脳支配できるというものだ

 

実際幸利は最初のオルクス大迷宮の時も魔物を使役することができていた

 

そんな幸利がなぜこんなことを…幸利のしている事にハジメは戸惑いを覚えていた

 

ハジメ「……なぜだ」

 

ユエ「……ハジメ」

 

光輝「……そんな事…やつを捕らえた後に確かめればいいだけだ」

 

ハジメ「!」

 

光輝「奴にどんな目的や意思があってこんなことをしてるのかは…本人でもないお前が考えたって仕方がない……なら本人から直接確認しろ」

 

ハジメ「天之河…」

 

光輝「だが……その本人が悪意を持って街を滅ぼし、大量虐殺を図ろうとしていたとすれば……お前はどうする?」

 

ハジメ「!」

 

光輝「お前は奴の友として……その始末をつけられるのか?」

 

ハジメ「ッ!」

 

光輝「………お前にできないなら俺がやる」

 

そう言い光輝は自身の持ち場へと向かった

 

ハジメ「……すー……はぁーー……」

 

ハジメは一気に息を吸い思いっきり吐いた

 

ハジメ「……お前に言われなくても、万が一の時は俺がケジメをつけてやる」

 

そうしてドンナーを取り出しながら、武器を持つユエ達に目を向け

 

ハジメ「じゃあ、始めるか」

 

その言葉と共にハジメ達は持っている武器を向かってくる魔物に向け放った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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