カズマ「そういやちゃんと自己紹介していなかったな……俺は佐藤和真。ハジメと幸利の友人で昨日話した通り転生者だ。んで横の青髪は」
アクア「水神アクアよ。カズマと同じ転生者で生前は水の女神をやらせてもらっていたわ…」
ハジメ「……水の女神だから水神って名字なのか」
アクア「これ私が転生した先の名字で私が別になにかしたわけじゃないから」
幸利「一応俺もだ…清水幸利。ハジメやカズマとアクアの友人で同じく地球から転移させられた」
ユエ「なら私達も……私はユエ…オルクス大迷宮で300年間封印され続けていた吸血鬼で…ハジメから名前をもらった…」
ハジメ「こう見えてもユエは王族出身の吸血鬼だ」
カズマ「へえ…俺の知っている吸血鬼とはだいぶ違うんだな」
ユエ「……一応聞くけど貴方の知る吸血鬼って?」
カズマ「いやな?俺の居た異世界の吸血鬼ってどっちかっていえばアンデッドとかに近い分類だったな。太陽の光に弱かったり破魔魔法で消滅させられたり『俺は、人間をやめるぞ!!』ってセリフ吐きながら仮面かぶって人から吸血鬼になるやつとかいたな」
ハジメ/幸利「「(なんか最後のやつどっかで聞いたことある!!)」」
シア「わ、私はシア・ハウリアっていいます!!」
カズマ「へえ…兎人族ねえ…俺のいた異世界でも亜人族はいたが兎人は初めて見るな…」
シア「そ、そうなんですか?」
カズマ「まあでもここと違って亜人の迫害とかは無かったな。人間と変わらずの扱いだったよ」
シア「そ、そうなんですか…」
ティオ「そして妾はティオ・クラルスじゃ。竜人族でありこのたびお主らに同行をすることにしたのじゃ」
カズマ「は?同行ってマジ?」
ハジメ「……正直こいつにはついてきてほしくはないが実力はある…あるんだが…」
カズマ「?……なにか言いづらそうだな」
幸利「あの…俺、ティオさんに謝らなきゃいけないことがあるんだ」
幸利はそう言うとティオに向かい合う
そして
幸利「アンタが眠っている時に洗脳して人殺しの片棒を担がせようとしてすみませんでした!」
ティオに頭を下げ謝罪した
それに対しティオはといえば
ティオ「幸利…といったか?…お主のことはハジメから聞いておる…お主だって操られて不本意だったそうじゃな…」
幸利「けどそれでも俺は」
ティオ「それにな…操られていた時の事は覚えておるが…お主、かなり抵抗しておったではないか…」
ハジメ「は?いや初耳なんだが」
ティオ「お主が首輪の拘束にあらがっておったおかげで妾に掛けられた洗脳の力が弱体化し逃げ出すことができ、ご主人様と出会うことができたのじゃ///」
カズマ「……ご主人…?」
ハジメ「……昨日ウィルって奴にあっただろ?……アイツのことだ…」
カズマ「ああ……だいたいわかった」
シア「あ、あの幸利さん…」
今度はシアが幸利に向かい合い頭を下げてきた
シア「昨日は私を助けて頂いてありがとうございました!!」
幸利「い、いや俺は…」
アクア「はは!幸利ったらシアにお礼を言われて照れてるわ」
幸利「う、うるさいぞアクア。仕方ねえだろ、こちとらあまり他人に感謝されたことないんだからな」
カズマ「ま、ともかくこれで自己紹介は済んだな…それはそうとお前らに言っておかなきゃいけないことがある……」
そう言うとカズマは幸利の肩に手を起きながらハジメ達の方を向く
カズマ「ええ実はこの度幸利、それとウィルのふたりを鍛えることにした…んでゆくゆくはふたりにはこの先の旅に同行できるくらいに強くさせようと思う」
ハジメ「はあ!?」
ティオ「うおぉぉ!!ご主人様も同行するじゃとお!?」
幸利「俺の方から頼んだんだ…最低でも勇者である天之河兄以上になるためにな…」
シア「え、もしかしてこれからも旅の同行者が増えてくことになるのでしょうか?」
カズマ「さあ…まあ幸利の方はともかくウィルはお世辞にも強くないからウィルを重点的に鍛えるつもりだ………っていうのもそもそもの話これはウィル本人が俺に頭下げてお願いしてきたんだよ……昨日のエヒトの話を聞かされてウィルの奴も立ち向かうことにしたらしいんだよ…だが今のままじゃ足手まといになるからって俺から強くなる為の指導を受けたいと言ってきたんだ……まああいつは実力はともかく精神面は申し分ないからな…意外とああいうやつは化けるぞ俺の経験上」
そうなにかを楽しむようにニヤリと笑うカズマ
ハジメ「そうか……まああいつらの同行させるか有無はカズマに全権を任すことにする……お前は俺より人の素質や本質を見抜くことに長けてそうだからな……それと、時々でいいから俺のことも鍛えて欲しいんだが」
カズマ「OKだ…んじゃあ明日の早朝お前らフューレンに依頼達成の報告をしてくるんだよなあ?」
ハジメ「まあな…ウィルが生きていることとあいつはこれからも冒険者で居続ける為に修行をするってな」
カズマ「そうか。なら明日俺が速攻でフューレンに送ってやるよ」
ハジメ「は?いやいくらお前が速く行けるからってまさか俺達を背負って行くつもりじゃ」
カズマ「いやいや、そりゃあ初めて行く場所なら行きは時間かかるが一度行ったことのある場所ならテレポート魔法で送れるぞ?」
ユエ「テレポート!?」
シア「ええ!?そ、そんなことができるのですか!?」
カズマ「そういえば俺の本来のステータスプレート見せたことがなかったな」
そう言いながらカズマは自身のステータスプレートを取り出してみせた
それとついでにアクアもステータスプレートを見せた
ハジメ「はあ!?…なんだこの技能の数は…それに全ステータスが高すぎるだろ…俺は魔物肉喰って全ステータス一万代に達したっていうのに…魔力が俺の3倍はあるぞ!それになんだこのアクアのバカでかい魔力量…50万って…」
カズマ「そういえばツッコもうと思っていたがやっぱ魔物肉喰ってからそこまで力をつけたんだな……魔物肉って一応猛毒なはずなんだが……そこは昨日お前が言っていた神水とやらの回復力でどうにか乗り切ったってところだな?」
ハジメ「まあな…」
カズマ「なあ、ついでだからお前と光輝のステータスプレートも見せてくれないか?」
ハジメ「あいよ」
光輝「…フン」
カズマがそう言うとハジメと光輝が渡してきてそれぞれに目を通す
カズマ「げぇ…お前ら相当喰ってきたな……しかも絶対使わねえやつや要らない技能混ざってるだろ」
ハジメ「まあ目にして喰えそうなものを喰ってきたからな」
カズマ「……悪食…いや他に食べられそうな物がなかったから無理もないか……(料理スキルあるし、今度あいつらに地球の旨い料理食わせてやろう)……」
この後彼らは軽く雑談をし明日に備えてそれぞれ眠りにつくのだった