創造のハジメと破壊の光輝   作:スカイハーツ・D・キングダム

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第四十三話 天之河光輝と八重樫雫の過去

 

八重樫雫が初めて光輝と出会ったのは、小学生の時だった

 

実家は有名な剣道場で祖父や親も剣道界でも名を轟かせる程の達人だった

 

そんな家系に生まれた雫も例に漏れず、幼いうちから竹刀を握っていた

雫自身自覚していなかったが、自身は祖父や親から才能があると称される素質を秘めていたようだった

 

親達から褒められ、期待されるのが嬉しくて剣道を続けていたが雫自身は普通の女の子のように在りたい気持ちがあった

 

他の女の子のように可愛いものに触れ、綺麗なものを身に着けたり、当時小学生の女子たちがやっているような遊びだってしたかった

そう思っていたが、親や祖父からの期待の気持ちを裏切りたくないと、幼かった雫は本心を抑えつけていた

 

これがきっかけで彼女は自分のことを後回しにする、他人のために辛いことも我慢する性分となった

 

そんなある時だった

 

道場にふたりの男子が入門してきた

 

そのふたりは双子であり自身と同い年

そして道場にいる他の門下生の中でも才能に満ちていた自身にも並ぶくらいの才覚を秘めていた

その双子天之河勇輝とその弟天之河光輝は、どちらも強い正義感を持っていた

そしてどちらも小学生ながら賢く高い運動能力を持ち、顔も良くカリスマを持っていた

まさに完璧とも呼べる存在だった

 

本心で言えばふたりが来たとき王子様がやって来たと思ったほど浮かれていた

 

ふたりには弁護士の祖父がおり、その祖父がいつも話していた自身の仕事により救われた人の話をよく聞かされ、いつか祖父のような誰かを助けるヒーローになりたい

その為に強くなりたいと思い入門してきたそうだった

 

この話を聞いた当時、ふたりに対し強い憧れの気持ちを抱いた

特に勇輝から『雫ちゃんも、俺が守ってあげるよ』 っと言われたときは、自身が物語のお姫様になった気分だった。彼なら自分を女の子にしてくれる。守ってくれる。甘えさせてくれる。そう思っていた

 

だが、彼がもたらしたのは雫に対するやっかみだけだった

 

小学生の時から正義感と優しさに溢れ、何でもこなせる勇輝と光輝は女の子達の注目の的だった

 

一方、女の癖に竹刀を振り、髪は短く、服装は地味で、女の子らしい話題にも付いていけない雫が彼らと一緒にいたことが女の子達には我慢ならなかった

それからは隠れた所で雫はいじめられた

物を隠される

トイレで罵声を浴びせられる

 

特にひどかったのは『あんた女だったの?』と言われたことだった

 

その言葉に強いショックを受けた彼女は最終的に光輝に頼った

 

当時、光輝と勇輝が慕っていた祖父が亡くなったばかりでもあった為、相談するのは心苦しかったが、それでも相談してしまった

このときの雫は光輝なら『自分が直接言って聞かせるよ』と言うと思っていた

しかし、返ってきた答えは雫の想像と違うものだった

 

『ええっとそうだな……とりあえず先生に頼るのがいいかな…出来れば信用のおける大人、例えばお父さんやお母さんとか』

 

そう言われた雫は驚いた

 

まさかそう返されるとは思ってなかったので、思わず聞き返した

 

『多分雫はお母さんとかに話して迷惑が掛かるかも知らないって思っているからこうして俺に相談すると思うんだ……確かにその気持ちはわかるけど、一人で解決しようとするのはどうかと思うんだ……どうかな?』

 

おもわず返事をしたが、同時に光輝の事をたよりないとも思ってしまった

 

だから今度は勇輝を頼った

 

すると勇輝は『きっと悪気はなかった』『みんな、いい子達だよ?』『話せばわかる』などと言い、その言葉通り雫に対するいじめについて勇輝が女の子達に話し合いに行った

 

これでもういじめられないと安心した

そして勇輝は頼りになるとこのときは思っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、待っていたのはそれまで以上の陰湿ないじめだった

勇輝の前では謝ってもうしないと言ったが、勇輝がいなくなるとそれまではしなかった暴力までふるようになった

 

抵抗したかった

雫自身、強さで言えばいじめてきた女達よりも強く抵抗しようと思えばできた

 

しかし、雫は他人を殴ったり傷つけたりするのが嫌だった、結果そのことを漬け込みいじめてきた女達は余計に雫をいじめた

 

涙を流し、ただただ殴られ続けた

 

しかし、そのいじめは意外な事にすぐに終わりを告げたのだった

 

『……なにやっている…!!』

 

そう…自分が頼りない…他人任せだと思っていた光輝にそのいじめの現場を見られた

そして、その時の光輝の怒った顔を初めて見た

 

それを怖いとも思っていたが、なんと光輝は自身をいじめていた女達全員を殴り飛ばした

 

光輝は勇輝と一緒で誰にでも、特に女子に優しかった

他人に暴力を振るうことだってなかった

 

その光輝が初めて他人に、それも女子に暴力を振るった

 

この事実に雫は内心驚いた

そして涙を流した

 

自分を助けたのは、自分が頼りないと思っていた光輝だった

そして理解した

光輝が自分から動かなかったのは『自分が動けば余計にいじめが酷くなる』とわかっていたからなのだと…

 

光輝は何があったのか聞かれ、それに答えた

それを聞いた光輝は勇輝のことを『考えなしの馬鹿か』と罵っていた

 

雫はそんな光輝に謝った

頼りないと思ったことを…光輝の言う通りにしなかったことを

 

そして彼は、その日のうちに道場で兄と話をつけると言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、その結果は予想出来ていなかった

 

光輝に殴られた女子達は先に勇輝のもとにいきあることないこと吹き込んだ

 

『光輝が彼女たちを脅す形で雫をいじめさせていた』

 

そんな彼女達の言ったことを鵜呑みにした勇輝は一方的に光輝を弾圧

 

挙句の果てには光輝に『雫に二度と近寄るな』『道場もやめろ!!』『ヒーロー失格の偽善者』と罵倒した

 

勇輝の全ての罵声を受けた光輝

 

それを見ていた雫は当然止めようとした

 

でも止められなかった…目の前で繰り広げられていた兄弟の言い合いに入り込めなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時だった

 

光輝から発せられる空気が変わったことに気がついた

 

勇輝は気づいてなかったようでなおも光輝を罵倒しようとした

 

が、そんな勇輝をまるで汚物でも見るかの様な目で見る光輝

 

そして

 

光輝「……偽善者か……なら…お前はそのままでいろ…そして後悔しろ……その思い込みと独善的な考えは…何れお前を追い詰めることになる……言われなくとも道場はやめてやる……それと……今日限りで、俺とお前は兄弟でもなんでもない……」

 

それだけ言うと光輝は道場から出ていこうとした

 

空気だけじゃない

口調も変わっていた

まるで別人みたいに

 

勇輝「ま!待て!!何分けわからないこと言っている!!それに兄弟の縁を切るって、ふざけたこと言うな!!」

 

勇輝が怒りのまま竹刀を持って光輝に殴りかかった

 

雫「!!やめて!!」

 

そんな勇輝を止めようとした雫だったが

 

勇輝「ぐあ!!」

 

なんと竹刀を持っていた勇輝が逆に返り討ちにあった

 

光輝「……生憎…女だろうが元兄弟だろうが…一人殴るも二人殴るも今更躊躇なんかしない…そしてこれでわかった……俺だけじゃない…お前もヒーロー失格の偽善者だってことがな…」

 

そう言うと今度こそ道場から出ていった

 

勇輝「お、俺は、偽善者なんかじゃない!!ヒーロー失格なんかじゃない!!これからそれを証明してやる!!お前なんかとは違う事を!!」

 

そう叫ぶ勇輝

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自身がこのふたりの兄弟の仲を引き裂くきっかけを作ってしまった雫は涙を流すのだった

 

そしてこの日を堺に天之河光輝は変わってしまった

 

口調も態度も風貌も変わり、まわりはそんな光輝を怖がり誰も近づかなくなった

 

光輝自身も誰かと関わることを拒み、いつも一人でいるようになった

 

それだけでなく、家でも光輝は一人だった

光輝の起こした暴力事件を知り、勇輝が光輝を一方的に悪者にし、両親はそんな光輝を責めた

 

普通小学生の子供が親に叱られるなら少しは怯えたり泣いたりするだろう

 

しかし、この時の光輝は涙を流さず、怯えもせず挙げ句の果ては両親に向かって

 

光輝「そんなに言うなら俺を追い出せばいい。俺は別に構わんが」

 

そう、とても子供とは思えない口調とそこから溢れ出した威圧するような空気に両親は自分達の子供である光輝を不気味がり、それからは光輝を腫れ物に触るかのように扱われた

 

外でも一人、家でも一人

 

そんな光輝が変わってしまったきっかけを作ったのが他でもない自分

自分を助けたせいで、自分が光輝を孤独にしてしまうきっかけを生んでしまった

 

雫は小学生ながら、強い罪悪感を抱くようになった

そして同時にこうも思った

 

もし、このまま光輝を一人…孤独のままにさせてしまったら、いつか光輝は駄目になる…

 

そう思った雫は光輝に近づいた

 

しかし

 

光輝「来るな!!」

 

そんな雫を光輝はきつく拒絶した

 

それを受けた雫は傷ついた

 

しかし、それでも光輝に近づいた

 

その度に光輝から拒絶された

 

もう、あの優しかった光輝は…ヒーローに憧れていた光輝が戻ってくることはない…

そういつしか思うようになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし中学生になったある日…

 

買い物帰りの時だった

 

公園を通って行こうとした時

どこかで泣いている子供の声の声が聞こえた

 

そして目に写った

 

木の上で泣いている子供の姿が

 

どうやら木に登って降りられなくなっていたようだった

 

雫は助けようと動こうとしたが

 

光輝「いつまで泣いている!……誰かが助けてくれると思っているなら大間違いだ!」

 

そこへ聞き覚えのある声がした

 

木の下を見るとそこに立っていたのは光輝だった

 

光輝「そうやってずっと泣き続けるか?それとも、今すぐ飛び降りるか?」

 

そう泣きじゃくる子供に光輝は厳しく言う

 

光輝「最後に頼れるのは自分だけだ……助けられることを当たり前だと思うな!」

 

光輝はそう厳しくも真っ直ぐな眼光で子供を見た

いつの間にか子供は泣くことをやめていた

 

助けようと動こうとしていた雫もそれを黙ってみていた

 

そして3時間後

 

子供は飛び降りた

 

それなりに高いところからだったので雫も驚いていた

 

が、

 

光輝「……随分と決断に時間をかけたな……だが…それでいい………今の感じを……忘れるな」

 

落ちてきた子供をキャッチして言い聞かせた

 

雫「!!」

 

子供は光輝にお礼を言い、その場を去っていった

 

この時、雫の心にある感情が溢れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは『嬉しさ』だった

 

雫は光輝のことをなにもかも変わってしまったと思っていた

 

しかし、一連の全てを見た雫はそれが間違いだと気付いた

 

たしかに光輝は変わってしまった

だが、『優しさ』は無くしてなんかいなかった

 

助けないとか言っていた光輝だったが

見ず知らずの子供が一人勇気を踏み出すのをずっと同じ位置で動かず待っていた

 

それがすごく嬉しかった

 

自分がかつて憧れた、自分にとってのヒーローそのものだった

 

カズマ「ん?お前って確か八重樫雫だったよな?…たしか雑誌で見たことある天才剣道女子の?」

 

そこへ雫に声をかける者がいた

 

彼の名は佐藤和真

 

自分が通っている中学とは別の中学生だった

 

彼もまた光輝の一連の行動をずっと見ていたそうだ

 

そんな光輝をずっと見ていた雫を気になり声をかけたそうだった

 

カズマは雫になぜ光輝をずっと見ていたのか聞いてきた

 

あまり過去のことを話したくなかった雫は『昔、自分が光輝を一人にさせてしまう原因を作ってしまった……一人にさせたくなくて、自分から関わろうとしてもいつも拒絶される………もう自分の知る光輝はいなくなったと思っていた……けど……優しさはなくしてなんかなかった』と、ただそれだけ言った

 

そんな雫にカズマは

 

カズマ「そうか…なにがあったのかは聞かないでおいてやる………けどよ……お前の幼馴染は本当の意味で孤独じゃねえよ」

 

雫「え?」

 

カズマ「だってさ、自分のことをこんなにも気にかけ、関わろうとするやつがいるんだ…本当の孤独って奴じゃねえよ……」

 

雫「……本当の…孤独?」

 

カズマ「本当の孤独っていうのはな、誰からも気にかけられない、親しい者も無ければ、心を通い合わせる者もいない…それが本当の孤独だ……でもよ、あいつにはお前がいる……お前がアイツに関わろうとする限り…あいつは本当の意味で孤独なんかじゃないさ……もしかしたら…お前が関わろうとしなかったら…あいつは今のような優しさも損失していたかもしれないな」

 

雫「!!」

 

カズマ「八重樫…お前があいつを孤独にしたくなかったら……これからもしつこく絡みな。それこそうんざりするレベルで………いつか…あいつが心を開いてくれるその時までな」

 

それだけ言うとカズマは去って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雫「それからカズマの言葉に吹っ切れた私は、光輝とこれまで以上に関わろうとしたわ……まあ…光輝には当然の如く拒絶されたわ……でも、少しだけど……彼が私の事を少しずつ…受け入れていったわ……すごく嬉しかった……昔の彼に……戻った気がして……ってユエ!?」

 

話に夢中になっていた雫がユエの方を見るとユエの目から涙が流れていた

 

ユエ「うっ…グスッ……光輝も雫も可哀想すぎる……それにどっちも優しすぎる……」

 

香織「………これは…もう……話しておいたほうがいいかな………雫ちゃん……これは光輝君から口止めされてることなんだけど……その頃の雫ちゃんって…とても暗かったって思わない?」

 

雫「ええ……でも香織……貴方が励ましてくれたり…私を精神的に支えてくれたから…」

 

香織「……たしかに……そんな風に暗くなっていた雫ちゃんのことが放っておけなくて……私は雫ちゃんの支えになろうとしたのは本当よ……でもね…その前に…光輝君からお願いされたの」

 

雫「……え?」

 

香織「『一生のお願いだ……お前が、雫の心を支えてやってほしい……』……そう言われた……光輝君……後悔していたみたい………あの時……他に解決方法はあったんじゃないかって……雫ちゃんの心に傷を負わせないことだって出来たんじゃないかって………多分…今もずっと後悔している…」

 

それは、雫ですら知らなかった事実だった

 

ユエ「……光輝」

 

ユエはかつて、自らの力のせいで伯父によって長年封印されていた

 

ハジメと光輝が来るまで、300年もの間ずっと孤独だった

 

会いに来てくれる人もいない

話し相手も居ない…そして先祖返り出会ったため死ぬことすらなかった

 

永遠の孤独

 

そんな地獄の中にずっと一人だった

 

だから孤独の辛さは誰よりもわかっている

 

そんな孤独だった自分の人生に転機が訪れた

 

ハジメと光輝との出会いだ

 

ふたりが自分を連れ出した

ハジメは自分に名を与え、孤独から開放してもらった

 

光輝はというとあまり関わろうとしなかった

しかし、彼の醸し出すそれは、かつての自身と近しいものを感じていた

 

周りから恐れられ封印され孤独になったユエ

人を助けた事で兄弟や家族から嫌われ、周りからも恐れられ、誰にも心を開くことなく孤独になった光輝

 

ユエはそんな光輝に対し親近感が湧いた

 

孤独の辛さがわかるからこそ…ユエも光輝を孤独にしたくなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雫「゛う゛ぅ゛ぅ゛……゛光゛輝゛!!……゛光゛輝゛!!……゛優゛し゛す゛ぎ゛る゛わ゛よ゛!!……゛あ゛な゛た゛は゛!!」

 

たとえ自身が一人になったとしても…雫のことを気にかけている

 

自分は光輝に守られていた……そう感じながら涙を流すのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「………盗み聞きするつもりはなかったが……随分とえらいこと聞いてしまったな……」

 

ハジメ「……ああ…」

 

王宮の廊下を歩くふたり

 

ふたりとも雫のお見舞いに来たのだが、光輝と雫の過去に何があったのか話しだしたそれに、思わず聞き耳を立ててしまった

 

そして知った

 

人嫌いで他人に心を開かない光輝がなぜそうなってしまったのかを……

 

カズマ「……あいつ……雫のことになるとそれまでの態度と一変するけど…それってさ…」

 

ハジメ「……過去のトラウマが原因だな」

 

これから光輝を見る目がこれまで以上に変わってしまいそうだと思うふたりであった

 

 

本作の投稿が四十話を超えました。これから出す原作改変キャラクターの中で誰が好きですか?

  • 友達と優しさを持つハジメ
  • 闇を抱えた孤独の光輝
  • 物凄く動いてまわってるカズマ
  • カズマを支える相棒兼正妻のアクア
  • 影薄だけど友達思いの浩介
  • 原作と違い闇を感じない恵里
  • 原作と違い救済され闇を祓われた幸利
  • ティオに惚れられた心優しきウィル
  • 光輝を孤独にさせない一途な雫
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