創造のハジメと破壊の光輝   作:スカイハーツ・D・キングダム

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今回NARUTO要素がとにかく湧いて出てきます!!


第六十六話 始まりの神/エヒトの野望

 

その昔

 

トータスが今と違い、魔法も魔力も存在せず…世界を治める神も存在してないほどの大昔

 

世界には『神樹』と呼ばれるものが存在していた

 

神が存在していなかったその時代

人々はその神樹を信仰し、奉っていた

 

その神樹には千年に一度実るという神樹の実があり…それを口にした者は…全てを制する存在……神の如き力を得るとされていた

 

その実を口にした者『カグヤ』は全知全能の力をえ、神の如き存在へとなった

 

カグヤはその力をふるい、人々を支配した

 

だがある日、神となったカグヤに双子が生まれた

 

その子供の名は『ハゴロモ』と『ハムラ』

 

神樹の実に込められた膨大な力である魔力……当時の言葉でチャクラと呼んでいたそれは、カグヤ唯一人が持つ唯一無二の物だった……しかし…生まれたふたりの息子にもチャクラは流れており、母カグヤが力による統治により人々を苦しめていた事実に息子達は反抗した

 

やがてカグヤは神樹と一体化し、膨大なチャクラを持つ化け物…十尾(ジュウビ)となり息子達と死闘を繰り広げた末…ハゴロモとハムラによりカグヤは封印され…それが今現在の月となっている

 

封印の際、ハゴロモは十尾を十尾のチャクラと十尾の抜け殻である…外道魔像(げどうまぞう)に分け、更に十尾の力を9つに分けた存在。一尾(イチビ)二尾(ニビ)三尾(サンビ)四尾(ヨンビ)五尾(ゴビ)六尾(ロクビ)七尾(ナナビ)八尾(ハチビ)九尾(キュウビ)。通称尾獣(びじゅう)と呼ばれる存在を生み出した

生み出した尾獣全てを自身の体内に宿す存在、人柱力(じんちゅうりき)となった

 

一方ハムラは外道魔像を封印し、そのまま自身に賛同する者達を集め、月で外道魔像を見張ることとなった

 

こうして世界は平和となり…ハゴロモはその後人々が争いとは無縁の世界にすべく人々を導き、更に母カグヤが独占していたチャクラを多くの人々へ繋げ、平和の為の使い方を伝授し、多くの人々の手を取り合い続けたことで、母とは違い、恐怖と力による支配ではなく、愛と人望により崇められるようになった

 

その頃にはハゴロモは六道仙人(りくどうせんにん)とも呼ばれるようになっていた

 

そうして世界が平和となり、100年が経った頃だった

 

平和を滅ぼす悪魔が舞い降りたのだった

 

突如正体不明の侵略者がトータスを襲い、多くの人々が命を落とすこととなった

 

それを止めようとハゴロモは足掻いたが、敵の正体不明の技術に対応しきれなかったことと、神の如き力を得ながら肉体を捨てず人で有り続けたことでハゴロモは老衰により衰えていた

 

更に侵略者襲来の少し前………己の死期が近いことを察したハゴロモは長らく自身の中で共に過ごしてきた全ての尾獣達を、世界各地に封印することにした

これは平和な世で尾獣達を受け入れられずにいる人々がいる時代ではなく…いつの日か自分達を受け入れてもらえる人と巡り会えるその時まで眠りにつくよう考えてのことだった

 

もしかするとハゴロモも死期以外になにかを察知したうえでの処置だったのかも知れない

 

ともかく尾獣達が居なくなったことでハゴロモが持っていた膨大なチャクラのほとんどが無くなってしまっていた

 

そして、ハゴロモは世界の人々を殺めた張本人であり侵略者……まだ神になる前のエヒトにより殺害された

 

それだけでなく、ハゴロモを殺したエヒトはその後すぐに異世界の技術を使い月へ襲撃したのだった

 

襲撃先だった月には、ハムラが作った一族と文化が出来ていたが、それを壊滅寸前まで破壊し、更に月と地上を繋ぐ空間を破壊し行ききできないようにしたのだった

 

仕舞にはエヒトは自身をハゴロモに代わり世界を良くするために現れた異世界の神と名乗り、人々に異世界の技術『理法術』と魔法の原型となる物を広めたことで、トータスに魔法が生まれ、チャクラという言葉は魔力へと置き換わった

 

そうして人々に崇められたエヒトはその信仰を糧に肉体を捨て去り、神へと昇華したのだった

 

こうして世界はエヒトのおもちゃとなり、今なお争い続けるのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガーランドでのハジメと光輝の激闘が終わり、ガーランド王宮にてようやく集結した攻略者パーティー達に、光輝はエヒトの野望を話そうとしたが

 

光輝「その前に…少し昔話をするか…」

 

そうして光輝はこの世界の起源を語った

その内容にシア達はもちろん、エリスからある程度のことを聞いていたカズマ達も驚いていた

 

そもそもカズマ達が聞いていたのはトータスのことやエヒトの正体だけであり、詳しい内容まではわからなかったのだから

 

シア「なんて神なんですか…」

 

ティオ「まさか……妾達の世界がその様な過程で今のような世界になってしまっていたとは…」

 

香織「酷い……せっかく世界を平和にしてきたハゴロモさんを殺して……こんな争いの絶えない世界にしたなんて…」

 

光輝「……そうしてエヒトは神となったが…エヒトには一つ不満があった」

 

ダクネス「不満だと?……それはなんだ?」

 

光輝「せっかくハゴロモとハムラの遺体から輪廻眼(りんねがん)転生眼(てんせいがん)を奪ったというのにその力を完全に引き出せなかったことがな」

 

香織「り、輪…廻眼?」

 

雫「て、転生眼?」

 

光輝「……輪廻眼とは…ハゴロモが母カグヤとの戦いの際に開眼した瞳術であり……俺の写輪眼が最終的に到達する領域だ」

 

雫「!」

 

光輝「そして…転生眼とは…同じくハムラがカグヤとの戦いの際に開眼した瞳術であり…南雲の白眼が最終的に到達する領域だ」

 

めぐみん「なっ!?」

 

それにめぐみんを始めとした皆が驚く

 

輪廻眼と転生眼……その時代で神の如き力をふるったカグヤを封印したふたりの息子の力……それはふたりの力もまた神の如き物であると語るようなものである

 

それと同じ物をハジメと光輝がいずれ開眼すると言っているのだから

 

カズマ「待て待て…とりあえずだ……輪廻眼と転生眼ってのはなんだ?…具体的に聞きたい…」

 

光輝「輪廻眼……それは全てを滅ぼし破壊する眼…そして転生眼はその真逆…全てを生み出し創造する眼」

 

シア「あ、あの…いきなり破壊だとか創造とか…話が大きくなりすぎて追いつけないのですが…」

 

光輝「……簡単に言えば一瞬で世界を滅ぼす力と一瞬で世界を創造する力…といえばわかるか?」

 

シア「!?」

 

アクア「もうそれ……人が持つ力の域じゃないわ……創造神と破壊神名乗れるわ」

 

香織「じ、じゃあエヒトはその2つの眼を自分の眼に移植したってことよね?」

 

光輝「だがおかしいとは思わないか?…そんな力を持つ眼を持っているが…その力を完全に引き出しきれてない……なぜだと思うか?」

 

ティオ「む…それは……」

 

カズマ「……もしかしてだが…自分で開眼した訳じゃない……他人が開眼した物を移植したからか?」

 

光輝「そうだ…あいつはこの世界の創造と破壊を司る神と自称しているが…実際にあいつが両方の眼の力を引き出せるのはよくて半分程度って所だ………笑えるだろ?今のあいつには世界を滅ぼす力も創造する力も完全に使えないくせに創造と破壊を司る神なんて自称してやがる……何が神だ完全に力を振るえないなら神未満だろうが」

 

アクア「神未満…」

 

めぐみん「……もしやエヒトの野望とは……」

 

光輝「……ああ…そうだ…ヤツの目的…それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

輪廻眼と転生眼の力を完全に使えるようにするために、トータス全ての生命を利用して神樹の実……チャクラの実を生み出すことだ

 

光輝を除く一同「「「「「!?」」」」」

 

エヒトの目的を聞き驚くがそれ以上に光輝が話した昔話に出てきた神樹の実が出てきたことに驚いた

 

シア「……神樹の実…それを作ることなんて…できるのですか?…」

 

光輝「……できなかったな……器を…ユエの肉体を得るまでは……」

 

香織「……そういえば…エヒト言ってたわ。停滞していた目的をこれで果たせるって……」

 

雫「……じゃあエヒトは…器がなかったから…これまで人類を滅ぼすなんてできなかったのね…」

 

光輝「そうだ…神樹の実を作るためにはまず第1に…輪廻眼が必要だ……ハゴロモとハムラの母カグヤは…両眼に白眼…額に第三の眼…輪廻眼と写輪眼両方の力を持つ輪廻写輪眼を持っていた……やつはその輪廻眼の力を使い…『無限月読』を発動し地上全ての人々に幻術を掛け支配した…」

 

アクア「無限月読?」

 

めぐみん「光輝の月読の上位互換ですか?…ていうか今地上全てって言いませんでしたか?」

 

光輝「ああ…この無限月読は月を依り代に地上にいるあらゆる生物全てに幻術を掛け操る…更に地表の膨大な魔力を集め高める術でもある……だが無限月読を発動するには輪廻眼ともう一つ……十尾の人柱力になる必要がある……これは、十尾の持つ膨大な魔力…チャクラが輪廻眼の瞳力を高め、それで始めて無限月読を発動できる…」

 

ティオ「じゃがそれじゃとその尾獣達…そして外道魔像とやらが無いなら十尾は作れないのではないか?」

 

光輝「……言っただろ…奴は神になる前…月に襲撃したと……その時に奴は封印されていた外道魔像を奪い取ったんだ…既に亡くなり、月のお守りとして奉っていたハムラの転生眼ごとな………そして実はハゴロモは長年尾獣達を体内に宿していた影響で…尾獣達がいなくなった後も身体にはかけらとは言え尾獣達全てのチャクラが残っていた……十尾を完成させるには尾獣全てのチャクラが必要だが…かけらでも問題なく完成させられる……そうしてやつは神域に完成させた十尾を置いている………後はエヒトが十尾の人柱力になれば…その力で地上に神樹を生やせる…そして無限月読を発動させれば…地上全ての生物は…なすすべなく神樹の養分となり……チャクラの実になる…それを喰らえばそれまで引き出せなかった輪廻眼と転生眼の力を完全に使えるようになる………だが…それにはあと一つ足りないものがあった……」

 

カズマ「……器…だな?」

 

光輝「そうだ……エヒトは神になった時にそれまで持っていた肉体を捨て去り…結果神域でしかその力を振るえない存在に成り下がった…肉体が無いということは…尾獣を入れる器になれないことを意味する…更に、神は肉体を持たなければ地上に直接干渉できない……だから奴はこれまで何もできずにいた……だがユエを手に入れたことで…事態は急変した」

 

シア「エヒトは…ユエさんの肉体を掌握するのに3日はかかると言っていました……」

 

カズマ「…つまり…その3日のうちに肉体を掌握したあと…人柱力になるつもりってことか」

 

光輝「……そうなるな…」

 

香織「……なら…急いだほうがいいよね…」

 

雫「……ええ…タイムリミットは…かなり短いわ……やれることはさっさとするべきね」

 

香織と雫の言葉に意気込みシア達を見たカズマだったが…

 

カズマ「……だが一つ…腑に落ちない点がある……なんでそこまで知ってるんだ……光輝…」

 

光輝「……」

 

カズマ「俺達と別れた間に知った……っていう感じじゃねえな…考えられるとすれば……最後の神代魔法を手に入れたあの日…ハジメとユエよりもずっと遅くまで眠っていたこと……あれと関係している気がするんだが俺は…」

 

光輝「……お前…いや…お前と水神は……もうある程度目星付いてんだろ?」

 

アクア「!」

 

光輝「俺は今まで気づかなかった……が…俺が気づいたのはお前の言う通りあの日だ…」

 

カズマ「そうか…光輝……お前」

 

光輝「ああ…俺には……俺の中には……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺以外にも別の魂が宿っている

 

カズマとアクア以外の全員「「「「ええ!?」」」」

 

光輝「俺の中に居るやつが教えてくれた……お前達が地球に居た頃から俺の中にいる別の魂に気がついていることを……そして…今まで話した全てを教えてくれた……なあ…誰か疑問に思わなかったか?ユエを手に入れる前まで他の器を見つけられなかったのか……他にも器になりうる奴が居なかったかとな…」

 

めぐみん「む…確かに……これまではユエがエヒトの器適合者一号と思っていましたが……実は前任者……いえ…その前に他にも候補者がいたのでは?」

 

光輝「……ああ…いたさ…」

 

カズマ「……そういうことか……その候補者って言うのが…お前の中に居るやつと……ハジメの中に居るやつ(・・・・・・・・・・)ってわけか」

 

カズマとアクア以外の全員「「「「ええ!?」」」」

 

光輝「……やはり南雲のことにも気づいてやがったか……なら…もう一つ……話しておかなければな……ユエの前の器候補者……インドラとアシュラについてな」

 






この小説では輪廻眼と転生眼の設定は原作とは違うものとなっています。

本作では輪廻眼は破壊の力 転生眼は創造の力となっています。

もう75話を超えたのでここからは攻略者パーティーメンバーの人気投票のアンケートを取ります。正直出番の少ない恵里がかなり人気なのが驚きでした。そして光輝と雫の人気具合が想像以上でしたww正直作者の中ではもう光輝がハジメを抜いて主人公なのではとすら思いかけてますwww

  • 誰よりも夢に突き進むリーダー カズマ
  • 友達と優しさを持つ主人公 ハジメ
  • 闇と孤独を抱えた主人公 光輝
  • ハジメを愛し光輝を想う優しき吸血鬼 ユエ
  • ハジメを愛するバグ兎 シア
  • ハジメを愛する突撃娘 香織
  • 光輝をただ一途に愛する剣姫 雫
  • ウィルを愛するドM竜人族 ティオ
  • カズマを支える最強の女神(嫁) アクア
  • カズマを支える最強の杖(嫁) めぐみん
  • カズマを支える最強の盾(嫁) ダクネス
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