創造のハジメと破壊の光輝   作:スカイハーツ・D・キングダム

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新年あけましておめでとうございます!←数日過ぎた後

なんとか今年中に完結まで行けたらいいなと思っております。
どうぞ今年も宜しくお願い致します。


第八十二話 輪廻眼と転生眼

 

エヒト「さあ!魅せてみろ!!そして最後には我の物となれ!!」

 

襲いかかるエヒトルジュエに3人は各々が動く

 

ハジメがメツェライの雨の如き弾丸の雨を、光輝は己の影分身達と共に最速の須佐能乎の矢の雨を放ち、ユエは様々な属性魔法弾の雨をエヒトルジュエに放つ

 

ほぼ隙間と隙間のない攻撃の雨

これにいかなる者も避けきることは不可能だ

 

しかし

 

エヒト「ふはははははははは!!!」

 

エヒトルジュエはそれを笑いながら走り抜け、全てを避けてみせた

それも凄まじい速度で3人に接近したが、本体の光輝の須佐能乎第四形態の大太刀攻撃が横から来るとそれを回避するため大きく飛び退く

 

ハジメ「(おいおい、いくら本気とはいえこれを避けるのか!?)チッ!気持ち悪いんだよこの寄生虫がぁ!!」

 

ユエ「(今までは無限月読発動までの猶予があったからこそ抑えていた。これがエヒト本来の実力)次は当てる」

 

光輝「(先程よりも早い。恐らくあれでもまだ全力ではない。ユエという器から解き放たれた結果が奴本来の力の行使)舐めるなと言っている!」

 

そこへ須佐能乎の大太刀に天照の黒炎を纏わせた斬撃を放つ

 

エヒト「『神雷槍』」

 

それを雷の槍を放ち相殺する

 

エヒト「!」

 

その直後四方からハジメの生み出した木人4体がエヒトルジュエを囲み間髪入れずその巨大な拳を叩き込んだ

 

エヒト「遅いな」

 

が、それすらも高く飛び交わす

 

ユエ「そこ!」

 

しかし、それを読んでいたユエがエヒトルジュエも使っていた空間魔法と違いゲートを用いず瞬間移動を行える『天在』を使いエヒトルジュエが高く飛んだ先に移動し

 

エヒト「!」

 

そのまま五天龍を発動しエヒトルジュエに五天龍を衝突させそのまま地上へと叩きつけた

 

ハジメ「魔法発動速度や威力が著しく向上してやがる!しかもあの魔法は」

 

ユエ「ん…私だってただ取り込まれた訳じゃない。エヒトに取り込まれて意識が沈んでいる間も能力の解析や知識の一部を取り入れてきた。今の私はエヒトの魔法の大部分を再現させることが出来る」

 

体を乗っ取られた直後から、身の内で何度も力の流れを感じ、その効果を見て、聞いた。戦乱の時代に僅か十代で当時最強の一角に数えられた魔法の天才であるユエならではの芸当

 

ハジメ「(ってなことを考えてもな、いくらなんでもそれは色々規格外過ぎねえか?紛い物とはいえ神の力を己に取り入れるとか)」

 

光輝「(やはり天才か)攻撃の手を緩めるな!そのまま続けろ!」

 

そういう光輝は天照を纏った斬撃をいくつも飛ばし続け、ユエは魔法弾を、ハジメもメツェライの弾丸に螺旋丸を纏わせた螺旋弾を大量にエヒトルジュエに放つ

 

時間にしてほんの数十秒間、エヒトルジュエに集中砲火をする3人

 

その間も3人はエヒトルジュエがまた天在で移動して避けたり接近しないか警戒する

 

ハジメ「チッ。カズマ達が無限月読に囚われてるのなら、今の予定プランを切り替えなきゃいけねえか」

 

ユエ「予定プラン?」

 

ハジメ「ああ…本来の予定としては、あいつからどうにかしてユエを引きずり出したあとは、そのまま戦って少しでも消耗させた後に合流したカズマ達と一気に叩くはずだった。だがその肝心のカズマ達が無限月読に囚われてしまった以上、どうにかしなきゃならねえ」

 

ユエ「そのプランって?」

 

ハジメ「輪廻眼で発動した術なら輪廻眼で解除が出来るはずなんだ。だからあいつからどうにかして輪廻眼を奪ってそれを」

 

光輝「言ってはいるが、それがどれだけ面倒な事かわかってんだろうな?」

 

目線をエヒトルジュエに向けながら言う光輝

 

ハジメ「わかってる上で言ってんだよ。つうかお前が輪廻眼を開眼させてたらすぐにでも解決しそうなんだっ!?」

 

光輝の方へ顔を向けて言うハジメ

だがその瞬間、エヒトルジュエの方から一瞬嫌な魔力の圧を感じ取り3人はそちらへ顔を向けた

 

ハジメ「なっ!?」

 

ユエ「!」

 

光輝「ッ!」

 

エヒトルジュエの方を見ると魔法攻撃により生まれた土煙は吹き飛ばされ、その中にいたエヒトルジュエ

 

だがその身体には一切のダメージを追った痕跡が残っておらず、それどころか身体を円形状の白い膜のような物で覆っていた

 

それだけ見ればユエを乗っ取っていた時にも使っていたただの結界術とも見て取れたが明らかにこれまでのエヒトルジュエが見せたものとは一線を覆していた

 

それは

 

エヒト「無駄だ。先程までの我と同一であるとは思わぬことだ」

 

白い膜のような物に触れた魔法がエヒトルジュエの肉体に取り込まれている(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

ハジメ「吸収…してんのか…魔法を…」

 

ユエ「魔法…ううん、アレは魔力そのものを吸収している。まるでカズマの『ドレインタッチ』みたいに」

 

光輝「明らかにアレとは大違いだろ。アレは触れた相手の魔力を吸収できるものであって魔法から魔力のみを吸収することはできねえ上吸収速度も『ドレインタッチ』とは桁違いだ。さしずめ魔力吸収の結界ってところか」

 

ハジメ「マジか。魔法攻撃が通用しねえのか」

 

エヒト「まさか我の知識や能力を得て再現させるとは、やはり魔法の才は眼を見張るものがあるではないか。だがあくまでお前が得たそれは輪廻眼や転生眼抜きの我の力であって、我本来のそれとは程遠い」

 

ハジメ「チッ」

 

エヒト「それはそうと…先程言った無限月読の解除についてだが……輪廻眼…それと対になる転生眼を使えば解除自体はできる…はずだ…なんせこの術は解除を前提に使うつもりがなかったのでな…」

 

ハジメ「……そうかい…ならお前から奪った後はうちのユエに解除の為の研究や解析をやらせてでも解除してやんよ」

 

エヒト「ふっ…それはこの我から奪い取れたらの話であろう?不可能なことを口にするべきではないぞアシュラよ?それよりもお前達がそれぞれ輪廻眼と転生眼を開眼させたほうが早いのではないか?」

 

ハジメ「はっ!アホ抜かせ!それこそお前が求めた器の完成だろうが。宣言するが俺達が開眼した時点でお前の敗北は確定したってことでもあるからな?そこんとこわかって言ってんのかこのクソ神が」

 

互いに睨み合いながらも応酬する言葉の雨

 

エヒト「さて、そろそろ時間稼ぎはいいか?」

 

そう言うエヒトルジュエの背後からは雷魔法を纏わせた黒金を握りしめながら斬りかかる光輝

更に頭上からはカカト落としをする光輝

 

ハジメとの会話中

ほんの僅かにできたエヒトルジュエの意識の隙間

その瞬間を見抜いた光輝は気配を極限まで隠し影分身と共にエヒトルジュエに同時攻撃を行った

 

エヒト「無駄と言ってあろう」

 

が、それをエヒトルジュエは再び白い膜を発動させ雷を纏った黒金からは魔力だけを吸収し黒金の刃握りしめ、影分身体光輝の足を掴んで止めた

 

エヒト「インドラ。貴様のその気配を隠す練度、時間とともに増してきている。この短い時の間ですら確実に我に差し迫るほどに、やはりアシュラよりも貴様が先に開眼するか」

 

光輝「よく喋る口だ」

 

そう話す本体の光輝は黒金を離しエヒトルジュエを蹴り飛ばし後方へ大きく飛び退く

 

その直後、もう一体忍ばせた影分身光輝による須佐能乎の矢が放たれ共にいた影分身光輝諸共巻き込んだ

 

ユエ「光輝!」

 

光輝「問題ない。だが今のでわかったことがある。アレはあくまで魔力、もしくは魔力で構成した物を吸収するものであって、今みたいな魔法を纏った武器からは魔法のみの吸収、そして物理攻撃の吸収は不可能」

 

エヒトルジュエに攻撃を仕掛けた光輝だったが、正直まともに攻撃を当てられるとは思っておらず、それどころか魔力吸収の結界の攻略法、そして吸収できる物の条件を探るために敢えて攻撃を仕掛けたのだ

 

エヒト「フッ、この我を足蹴にするとは不敬である(ほう…今の僅かな攻撃で我の能力のからくりを見抜いたか)」

 

ハジメ「やりづれえ…どうすっか…魔法が効かねえなら物理攻撃でダメージ与えるしかねえのか」

 

今の己の魔力と体力を計算しながらどうしようか悩むハジメ

 

ユエ「でも見た所エヒトは身体能力も高い。だから奴が魔力吸収を発動する前にとにかく1秒でも動きを封じ込められたら」

 

ユエは魔力吸収発動前に攻撃を当てられないかを考える

 

光輝「………ユエ」

 

ユエ「ん?」

 

光輝「お前──」

 

そこへ光輝はなにかを思い付いた様子でユエを呼びかけ手短に話す

 

ハジメ「!たしかに…それなら或いは」

 

光輝「やれるか?」

 

ユエ「ん!やってみる。多分、ううん。必ずやって見せる!」

 

エヒト「作戦会議は終わったか?ならば続けよう」

 

エヒトルジュエは3人に向け魔法弾の雨を放つ

 

ユエは『天在』で回避し、光輝は千鳥による加速で魔法弾の雨の中を突っ切り、ハジメは

 

ハジメ「『樹界降誕』!」

 

足元から巨大な樹木を大規模に発生させ、それがエヒトルジュエに向け突っ込む光輝の背後から勢いよく迫りくる

 

エヒト「ぬぅ」

 

それに対しエヒトルジュエは苦々しい表情を浮かべると上空へと飛んだ

 

ハジメ「なるほど。実体のある物質を魔力で操作する魔法の魔力吸収は不可能か」

 

光輝「逃がすか!」

 

上空に飛んだエヒトルジュエを千鳥を発動させた腕のまま高く飛ぶ光輝と背後からは木人を生み出しその背に乗り出現させた樹木を足場に高く飛ぶハジメ

 

エヒト「我を追い空へ来たか。逃れられんぞお前達?」

 

エヒトルジュエの周りからは魔法陣が出現しそこからユエを乗っ取っていた時も使っていた五天ノ魔龍が顔を出しており、今すぐにでも光輝やハジメに襲い掛からんとした

しかも魔法陣の規模や五天ノ魔龍自体も巨大化しており、無論その威力も先程までとは比べ物にならないことが伺える

 

それに構わずハジメは木人に超大玉螺旋丸を生成させ、光輝は須佐能乎第四形態に天照の黒炎を纏わせた剣を握らそのまま飛び込む

 

エヒト「無策に突っ込むか!それも良かろう!!」

 

そう言いエヒトルジュエが手を振り下ろし五天ノ魔龍をふたりに向け放とうとした

 

ユエ「誰が無策…なんて言った?」

 

エヒト「!」

 

エヒトルジュエのいる上空その更に上には先程と同じようにユエが待ち伏せていた

 

エヒト「貴様またも我の『天在』を!」

 

ユエ「そっちこそ私の『五天龍』をこんな不細工な姿に変えて無断使用なんて、こういうのをチョサクケンのシンガイ?って言うらしいってハジメも言っていた(まあそれなら私も勝手に使ってたけど)。『壊劫』!」

 

エヒト「ゴッ!?」

 

ユエが魔法を唱えるとエヒトルジュエがいる範囲に重力が発生し五天ノ魔龍ごと落下した

 

それを見届けたユエも己の腕に『神罰之焔』を纏わせエヒトルジュエに向け突っ込む

 

エヒト「(重力魔法だと!?それにこれでははさみ撃ち!不味い!ここは魔力吸収を、いや身体は動かせんこの状態で奴らの武器をかわし掴む余力がない。そこを付け込まれる恐れがある。ここは『天在』で)」

 

エヒトルジュエはすぐにでも空間魔法で回避しようとした

だがしかし、それを逃す魔法の天才(ユエ)では無かった

 

ユエ「『ユエの名において命じるっ〝動くな〟 』!」

 

エヒト「!?(神…言だと!?)」

 

そう、これがユエの奥の手『神言』

 

エヒトルジュエも使っていた『天在』を使えたのだから当然相手を従わせる『神言』も使えるのは必然

 

とはいえ流石にエヒトルジュエの使っていたものと比べると幾分拙さが残るその術は、しかし、見事に対象を拘束した

 

ユエ「ん、これでチェックメイト」

 

ハジメ「動きを封じて、魔力吸収もできねえ」

 

光輝「これで仕留められるとは思ってないが、最低でも体の半分を吹き飛ばさせてもらうぞ!」

 

動きを封じられ、3人の攻撃を避けきることが出来ず焦りを見せるエヒトルジュエ

 

もう数秒後には、3人の攻撃が命中しエヒトルジュエは耐え難いダメージを受けるだろう

 

これでこちらが優勢となる

 

3人はそれを疑わなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう 疑わなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エヒトルジュエ「───────」

 

エヒトルジュエがその言葉を吐くまでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神羅天征

 

その瞬間

 

3人の見ていた景色が、空間が一変した

もう75話を超えたのでここからは攻略者パーティーメンバーの人気投票のアンケートを取ります。正直出番の少ない恵里がかなり人気なのが驚きでした。そして光輝と雫の人気具合が想像以上でしたww正直作者の中ではもう光輝がハジメを抜いて主人公なのではとすら思いかけてますwww

  • 誰よりも夢に突き進むリーダー カズマ
  • 友達と優しさを持つ主人公 ハジメ
  • 闇と孤独を抱えた主人公 光輝
  • ハジメを愛し光輝を想う優しき吸血鬼 ユエ
  • ハジメを愛するバグ兎 シア
  • ハジメを愛する突撃娘 香織
  • 光輝をただ一途に愛する剣姫 雫
  • ウィルを愛するドM竜人族 ティオ
  • カズマを支える最強の女神(嫁) アクア
  • カズマを支える最強の杖(嫁) めぐみん
  • カズマを支える最強の盾(嫁) ダクネス
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