元褪せ人のスローライフ(願望) 作:Crimson Wizard
毎朝5時起きで、現場仕事なので毎日場所が変わる上に出勤の度に10km以上移動してました。
辞めたいって旨をLINEで上司に送ったら既読無視されました。どうしましょw
(追記)めちゃくちゃ引き留められて辞めれませんでしたw
あれからリヴェリアと別れた私は、ある実験を兼ねて人気のない路地裏にいた。
「霊喚びの鈴……まだ使えるようだな。」
私が鈴の音を鳴らすとそこから表情のない私の写し身が現れる。知りたい事はもう分かったので、私はもう一度鈴を鳴らし写し身を帰還させる。
私がやっていたのは狭間の地にて私の持っていたアイテムが使用可能かどうかの確認。
基本的に私が所有している物の殆どは未だ宿していた力を保ったままの様だ。
「さて。やれる事は分かったが……」
腹が減った。
この身体になってから空腹など感じたことが無かったのでなんとも不思議な感覚だ。
だが……
「ふむ……金が無い。」
何処かで働かせては貰えないだろうか。このままではいずれ餓死してしまう。
手当り次第当たってみるか、それとも加入出来るファミリアとやらを本格的に探すか……。
「とりあえず数少ない知り合いに聞いてみるとするか。」
こうして私は先程別れたばかりのリヴェリアへ会いにロキ・ファミリアのホーム、『黄昏の館』へと向かった。
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「……ここか。」
私の前には巨大な塔が四方を囲む巨大な建物が聳え立っている。建物の前には門番らしき者が二人立っている。
「すまない、リヴェリアに用があって来たのだが。」
「……副団長は多忙な御方です。事前に連絡もなく、所属も分からない人間には会わせられません。」
「ここを訪ねろと言われて来たのだが……」
……嘘はついていない。
「では確認しますのでここでお待ち下さい。」
そうして暫くするとリヴェリアが出てきた。
「なんだお前か、随分と早いな。まあここではなんだ、ついて来てくれ。」
……いつの間にか魔術を教える流れになってしまっている。
まあいい、どの道やる事は無かったのだ。とりあえず基礎を教えてやるとするか。
「まあ、これだけのスペースがあれば充分だろう。」
修練場……か。
「人目については不味いか?」
そう聞かれるも、別に不味いという事は無い。
「いや、別に聞かれようと構わないが……まあいい。まずは基礎中の基礎、レアルカリアの魔術からだ。」
「レアルカリア?」
「魔術学院レアルカリアという、魔術の本場ともいえる場所だな。ここの魔術は基本的に全ての魔術の基礎となっている。」
「つまり他はその派生ということか?」
「いや、そういう訳では無いが……まず、魔術の分類は大まかには輝石魔術、重力魔術、そして死の魔術に分類される。」
「ほう。」
「先程も言ったがこれはあくまでも大まかな分類だ、氷や溶岩を操る魔術もある。
そして貴公に主として学んでもらうのは基本的には輝石魔術という分類の魔術だ。
死の魔術等は知力とは別に信仰心なども重要になってくるからな、まあ詰め込めるだけ詰め込むつもりではあるが……」
「私次第という訳か。」
「まあ、そういう事だ。ではまずこれを渡しておこう。」
私はそう言って学院の輝石杖を渡した。
「これは?」
「基本的に魔術は杖を触媒として発動する。貴公の持つ杖でもいいが、最初はそれでやってみるといい。」
「そう言われても、私は何をすればいい?」
「ではまず手本を見せよう。」
私はカーリアの王笏を持ち、《輝石のつぶて》を発動する。
「これは……」
「この魔術は基礎中の基礎だ。そして貴公に目指してもらうのはこれだ。」
《ほうき星》
私の魔術は射線上にある訓練用の人形を貫通して尚進んだ。
「なっ……!詠唱も無しに杖の一振りでその威力か。」
「この系統の魔術は汎用性が高い。そして今見せた魔術、ほうき星を習得出来た者は歴史上、ごく小数だ。」
「それで、どうやってそれを習得するのだ?」
「これを」
そう言って私が渡したのは、教室のスクロール、学院のスクロール、王家のスクロールだ。
「これは……?」
「これはスクロールだ。基本的に魔術を覚える過程で必要な事は全て書いてある。まあ内容を読み解くのに時間が掛かるのだが……」
そして魔術を発動する為に必要なものは他に二つ。
一つは持久力、
「それは全て記憶してもらう。そして発動に必要なモノの残りは精神力、所謂マインドだ。」
「……なるほど、そこは共通という訳か。」
「そのスクロールを全て理解すれば自ずと何が足りないのかが分かるはずだ。
他の魔術はそうだな……そこに書いてある内容を全て自力で読み解けたのなら、その時教えよう。」
これを自力で読み解けない様では他の魔術も難しいだろう。
「さて、悪いが後は貴公自身で学習して貰う事になる。」
「理解した。これらを扱える様になった時は、他の魔術も御指導頂くとしよう。」
「それと……」
「ん?」
なんといえばいいか……
「話は変わるのだが、先程話した通り私は気づいたらオラリオに居た。食い扶持を自分で稼がなくてはならないので、宛があったら紹介して欲しい。」
「ふむ……冒険者では無いのか?」
「ファミリアに所属していないからな、ダンジョンには潜れない。」
「そういえば言っていたな……ふむ。まあ理解した。とりあえず今日はウチで食べていくといい。」
「そうか、感謝する。」
「私はもう暫く勉学に励むとしよう。食堂は分かるか?」
「いや……」
「まあそうだろうな。では先に案内する、ついて来てくれ。」
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私はリヴェリアに連れられて修練場を出た。
「ここが食堂だ。」
私が座る席を探していると誰かが駆け寄ってくる。
「あ!リヴェリアだ!」
「なんだ、ティオナか。今は来客の案内中だ。後にしてくれ。」
「えー、まあいいじゃん!キミなんて言うの?私ティオナ!」
確かアマゾネスというのだったか。
「……シルヴィアだ。」
「なんでウチのホームにいるの?」
そこでリヴェリアに声を掛けられる。
「二人とも、どうせ話すのなら席に座ってからにしたらどうだ?」
「それもそうだね!」
そうしてその日は食事を終え、そのまま客室へと案内され就寝した。
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