シンボリルドルフ達と泊まる話&他etc   作:how-kyou

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お読み頂きありがとうございます。
アンケート見てたら、これから厳しくなると理解できました。。。
散文で申し訳ありません。

もう少し難産は続きます。
ライダー助けて!


3.クジ運は良い方の一等星

---3.クジ運は良い方の一等星---

 

海辺での合宿参加者は、場所が人気ということもあり、それなりの人数となる。

 

今回の場合、トレーナーにあらかじめ番号が振られており、そこに抽選番号を引いたウマ娘が付く、というイメージだ。

 

「ルドトレ、お前は何番なんだ?」

 

「聞いて驚け、1番だ!」

 

「ほー」

 

「反応うっす」

 

「偶々【1】がアンタの番号だったってだけだろ」

 

「そりゃそうだけどさ、なんか特別そうじゃないか?【1】って」

 

周りから見てみれば、仲の良い二人組にしか見えないだろう。

 

「…んじゃ、私も抽選してくるか」

 

まだ見られていた気がする。

そんなシリウスシンボリだった。

 

---

 

遠目から彼が見ている限り、1番を引いたウマ娘まだ出ていないし、声も聞こえてこない。

 

そんな中、満足気な表情を浮かべ戻ってくるシリウスシンボリの姿に、イヤな予感がする。

 

「引いてきたぞ」

 

「…何番だったんだ?」

 

「フッ…見てみろ」

 

今日一番野良ドヤ顔をかます。

そんな彼女の手には…?

 

つ【1】

 

「…………」

 

彼は頭を抱える。

 

「世界一輝く星になる!…そんな私にぴったりな数字だと思わないか?ルドトレ」

 

「……ぇぇ」

 

「どうした?反応薄いぞ??『似合っていますね、シリウス様』くらい言えねぇの……あ」

 

少し遅れて彼女も気付く。

 

「…これ今から交換とか出来ねぇかな?」

 

「よしんば出来たとしても、もう遅い…向こうみてみろよ。もう抽選全部終わってんだぞ?」

 

周囲は、大変元気な声で「よろしくお願いします!」等挨拶をしている姿が映る。

 

「「…」」

 

反して彼らはとても静かだった…。

 

---

 

「そうかそうか!シリウスと一緒に合宿に行けるのだな!トレーナー君!!よろしく頼むよシリウス!!!」

 

結果を聞いたシンボリルドルフは、それはもう…大変、嬉しそうであった。

 

「今からでも行くの、やめるべきなのか…?」

 

このテンションのルドルフを相手にするのは疲れる、と俯いたまま呟くシリウスシンボリ。

 

「はぁ…じゃあ予定の共有始めるなー」

 

このまま眺めていても状況が変わらない、と切り出すトレーナー。

 

「まず合宿の予定だが…7月7日から1週間の予定だ」

 

事前に希望していた期間内で、学園から割り振られた予定を伝える。

話し始めると2人とも静かにこっちを見る。

 

「場所は…っと関西の方だ。ウマYES谷って旅館だ…なんだこのネーミングセンスは?」

 

彼が疎いだけで、その実とてもハイカラな名前なのかもしれ…ない。

 

「一応個々に合わせて、学園側が足・補助を用意するから、そこら辺は心配しないでくれ」

 

流石に走っていけ、というほど困窮している訳ではなかったトレセン学園。

 

「部屋は君達の2人部屋だから、どういう分担で過ごすかは任せるよ…終わり!閉廷!!以上、何か質問は?」

 

スッと手を挙げるシンボリルドルフ。

 

「りんごはおやつに入るのか?」

 

「…それ言ってみたかったんだろ」

 

「ふふ、バレたか…!せっかくだから良い「ふじ」を持っていかせてもらうよ、トレーナー君!」

 

「…え?マジで持ってくんの??まぁ、良いけどさ」

 

喜色満面の皇帝陛下。

 

続いて手を挙げるシリウスシンボリ。

 

「ちょっと良いか?」

 

「どうした?お前はバナナでも持って行きたいのか?」

 

「ちげぇよ!…私さ、7月頭にレース登録してるからな、途中参加になるなと思って」

 

「あーなるほど…それはまぁ、仕方ないな」

 

レースローテーションから都合がつかず、途中から合宿に参加するというのも、特段珍しい話ではない。

 

「俺の方から先方に連絡しておくよ」

 

「分かった、よろしく頼む」

 

「そうか、じゃあ任されたよ……ん?どうしたルドルフ」

 

トレーナーが、案外シリウスとの会話も楽だな、などと思っていると、

きょとんとした表情でこっちを見ているシンボリルドルフに気付く。

 

「いや、君たちの距離感が私が思っていたよりも近くてね…いつの間に、と少々驚いてる」

 

「最近、ルドルフの事気にして突っかかって来る奴が居るって言っただろ?コイツだったんだ」

 

「…アンタの一挙手一投足を追いかけてる、お熱な奴が居るって言ったよな?アンタのトレーナーだったぜ?」

 

シリウスシンボリが横槍を入れてくる。

 

「そりゃお前、担当トレーナーなんだからちゃんと見るよなぁ?幼馴染のシリウス君」

 

「おっと、随分色っぽい目で見てやがったからなぁ…私としたことが勘違いしてしまったみたいだな?シンボリルドルフのトレーナー君」

 

「分かった分かった…私が疑って悪かった、2人とも仲が良かったんだな、うん!」

 

「「天然か、あっ」」

 

「ふふ、ツーカーの仲じゃないか!痛快ッ!これは夏合宿が楽しみだな!!」

 

「…チッ」

 

ハイテンションで理事長みたいな事を言いながら、ギャグを織り成すシンボリルドルフを前にして、

シリウスシンボリはこれ以上のやり取りは、私の分が悪いと思った。

その結果、舌打ち一つで発言を控えることにする。

 

そんな彼女を見て、シンボリルドルフは

 

「初日から一緒に走れないのは残念だが、レースがあるならば仕方ない…誰よりも輝く、燦々と煌めく一等星を合宿所で待つ事にするよ」

 

「……フッ」

 

シリウスシンボリの耳が動く。

 

しっかりと彼女への激励は、届いたようである。

 

---

 




難産気味が故、色々と厳しい。。。
もうちょいこの雰囲気が続くか?
申し訳ありません。

感想お待ちしております。

シリウスシンボリの扱い(出来る限り頑張ります)

  • いっそ3人一緒に泊まれ
  • 泊まるのはルドルフとだけ
  • 別の機会にトレーナーと
  • そんなことより修羅場が見たい
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