シンボリルドルフ達と泊まる話&他etc   作:how-kyou

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投稿しようとしてる最中に仕事頼まれた、プンプン

ほんのり甘めになれば良いな


7.皇帝と合宿初日・後

---7. 皇帝と合宿初日・後---

 

入浴前に、お風呂場の注意書きを見る。

 

なんでも、露天風呂に浸かる際は、万が一の覗き対策として水着着用の上で、利用して欲しいそうだ。

 

ふふ、泳ぐつもりで持ってきた水着だが…合宿中に何度も着ることになりそうだ。

 

出た後も、しっかり干しておかなくてはならないな。

 

---

 

頭・身体を洗い、清めてから…広々とした露天風呂に向かい、肩まで入る。

天然なんだろうか。非常に、心地良い。

 

先程拾った貝殻を、湯を張った桶に浸けてみる。

やはり、綺麗な色をしている。

もしかしたら、明日はもっと見つけられるかもしれない、素敵な出会いを。

 

湯槽に入り、微睡(まどろ)んでいた。

数分か、はたまた10・20分ほどは経過したのだろうか…。

いかん、私が思っていたよりも昼の練習で疲れているのだろうか。

このままここで、本格的に眠ってしまいそうになり、慌てて起きる。

 

浴室から出て、身体を拭きあげ、着替える。

彼が出る直前に室内温度を調節して行ってくれたのだろうか。

 

少しのぼせたかな?と思ったが、少しすると楽になった。

 

水を少し飲んでから、髪の毛をドライヤーで乾かし始める。

…ふむ、海風で強張っていた髪の毛は落ち着いたが。折角、彼との同室なんだ……帰ってきたら、梳かしてもらいたいな。

 

そんなことを考えていたら、温風を当てていた所は乾ききっていた。

 

---

 

「シリウスに連絡を入れないといけないな」

 

彼が帰って来るまでまだ時間はある。

レース後で疲れていて、早く寝てしまうかもしれない。

きっと今が良いタイミングだ。

 

prrr

 

『…シリウスシンボリだが』

 

「すまないシリウス、眠っていたのかい?レース結果を聞いてね…おめでとう」

 

『…ありがとうよ、明日から楽しみだな。調子良いぜ?今の私は』

 

「…ふふ、楽しみだ。あと、私のトレーナーからだが、『レースおめでとう、何食べたい?』とのことだ」

 

『…そうだな、祝ってもらえるっていうなら、何か豪勢なもの食わせろ、って伝えてくれ』

 

「ふふ、了解した。私からも祝いたい…明日は期待して、こっちに来てくれ」

 

『程々に期待して向かうさ。ああ、明日は昼頃に着くと思うぜ…それじゃあな』

 

「ああ、伝えておくよ。また明日」

 

ツーツーツー

 

電話が切れた。

やはり、疲れていたようだ。

 

彼女がこんなに疲れているとは。

明日、どんなレースだったのか…聞く楽しみが増えたな。

 

トレーナーから伝えて欲しいと言われたことは、しっかりと伝わったようだ。

 

そのままトレーナーにも伝えよう。

『何か豪勢なものを食わせてくれ』とね。

 

…いや、やはり硬い……剛性なものとでも伝えようかな?

 

あ、トレーナー君が帰ってきた!

 

---

 

帰ってきたトレーナー君が、早速調理をしている。

晩御飯は…炒飯かな?

どのようにさっぱりさせてくれるのか、楽しみだよ。

 

料理をしているトレーナーの背に向かって声をかける。

 

「さっきシリウスに連絡出来たよトレーナー君」

 

「マジでか!?助かったよ、ありがとうなルドルフ……シリウス何か言ってた?」

 

「ふむ…」

 

---

 

「『何か豪勢なもの食わせろ』って言ってたよ」

 

なるほど。

同室の件は学園に黙っとく。だから良いものを食わせろ……ってことだろうか?

 

意外と現金なやつだな、オイ。

 

ただ、レースもきっちり勝ったって聞いてるし…ふむ、何か腕に縒りをかけて何か用意してみるか。

 

というか、やっぱりレースに関しては直接電話した方が良いのでは?

 

と思いルドルフに聞いてみるが。

 

「思いの外疲れているみたいでね、実際電話した時も、眠たそうにしていたし…今は控えた方が良いよ」

 

ふむ、実際に電話したルドルフが言うんだから間違いないか。

明日彼女が来るまで、祝いの言葉は取っておこう。

 

などと話している内に、

 

「完成したぞルドルフ。名付けて…【レモンが香る、さっぱり夏向けあんかけ塩炒飯】だ!」

 

---

 

「大変!美味しかったよ!トレーナー君!!」

 

「お、おう…お粗末様でした?気に入ってくれたようで何より」

 

トレーナー君が作ってくれた料理を食べたのは初だったが…かなりの腕前を持っているようだ。

 

しっかりと私のリクエストを聞いてくれて、食べやすかった。

 

…これで明日も頑張れそうだ!

 

---

 

食べた後、トレーナーと明日の予定を話した。

 

話している時に、軽くだが足を攣ってしまった。

ちゃんと練習後にクールダウンしたつもりだったが…。

トレーナー君もそう思っていたようで、甘かった、すまないと言ってきた。

 

君のせいじゃないと伝えた。

実際問題、最後の一本を迎えて、彼は流しで帰って来る時、注意してくれと言っていた。

思えば、ちゃんと自分の状態を把握出来ていなかったように感じる。

 

だから、私の方に非があると主張する。

 

けれど、彼は再度そこも含めてのトレーナーだと言ってくる。

 

数回応酬して、お互いに不毛だと気付き笑いあった。

 

笑いあった後に、切り出してきたのは彼だった。

 

「明日の朝は、念のためケアを主題とするから」

 

走ることではなく、身体の疲労を如何にして抜き、昼の練習以降の負担を減らすか。

それに重きを置くと言われた。

 

万が一の怪我の可能性だってある。

私に異論は無かった。

 

話がまとまると、眠たくなってきた。

普段よりも早い時間だが、彼の言う通り、私の身体も疲労を抜きたがっているようだ。

 

彼は微笑み、

 

「眠いのか?良いぞ寝てきてくれ…明日のことは朝、伝えるよ」

 

と言ってきた。

 

まだ寝ないのか?

私がそう問うと、

 

「少し考えたいことが有るからね…そうだな、和室を借りるよ」

 

と返答してきた。

 

私は寝ぼけてきてて、今回は一緒に寝ないのかと聞いたのかな。

 

彼は、その微笑みに優しさを増して

 

「何言ってるんだ、ほらベッドに運ぶぞ?」

 

抱っこしてきた。

 

「悪い、俺…風呂入る前だったな」

 

いや、落ち着く匂いだ。

安心して寝れるよ…。

 

---

 

ルドルフが寝たのでベッドに転がし、布団をかける。

 

んで、俺は和室にある机にパソコンを、周囲に持ってきた資料を並べる。

 

…足を攣ってしまったか。

軽いもので有ったようだが…原因はなんだろう、発汗による水分不足だろうか?

 

「あー畜生。ルドルフに申し訳ねぇな…」

 

彼女はもう寝た。

だから、小声で嘆く。

 

本来で有れば、明日の朝も今日と同程度の練習をする予定でメニューを組んでいた。

 

しかし…今後のことを考えると、明日の朝の内に疲労・ダメージを回復させておきたい。

 

だから、彼女にケアに努めると言ったのだ。

 

ルドルフはしっかりシリウスに連絡して、俺の後顧の憂を絶ってくれた。

 

だから、俺も彼女が不安無く、明日からも過ごせるように頑張らないとな。

 

 

そう呟きながら、頭を抱え効率的なケアを模索する。

夜はまた、更けていった。

 

---

 




お読み頂きありがとうございます!
毎度の事ながら、感想・評価お待ちしてます!

よろしくお願いします!

シリウスシンボリの扱い(出来る限り頑張ります)

  • いっそ3人一緒に泊まれ
  • 泊まるのはルドルフとだけ
  • 別の機会にトレーナーと
  • そんなことより修羅場が見たい
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