シンボリルドルフ達と泊まる話&他etc   作:how-kyou

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ぶっちゃけると、着地地点見えてません。
アンコントロールってやつですかね。

ただ離陸したんだから、着陸しないとね…。
フィク騙!

妄想で絵を描いてみた…?


【挿絵表示】



8.見られた一等星、二日目・前

---8.見られた一等星、二日目・前---

 

「ここか…やっぱ皇帝サマだな。随分と良い所を貸し切るじゃねーか、オイ」

 

シリウスシンボリは合宿所へ、たどり着いた。

 

「それにしても…暑いな」

 

彼女は、レース疲れが残った身体を起こして、電車・バスと公共交通機関を乗り継いできた。

 

つまるところ、疲労困憊である。

そんな中暑い海辺を歩いてきた。

 

彼女は今、背中に嫌な汗を感じている。

 

「…入るか、荷物もとっとと置きてぇし」

 

---

 

ノックし、返事を待つ。

 

『ん…、シリウスだね。少し待ってくれ、今開けるよ』

 

妙に艶っぽい声に聴こえたが、気のせいだろうか……?

…いや、嫌な気配がする。いっそ出直すべきか?

 

「待たせたね、どうぞ入ってくれ」

 

私は出遅れた。

薄着を見るに……風呂上がりか?なぜ昼間から?

 

……いや、待て、深く考えるんじゃねぇ。

普通に風呂上がりの可能性も有るだろうが、慌てるな。

 

「すまねぇ、風呂上がり…だったようだな?扉の前で待つことに…」

 

「何を言ってるんだい、シリウス。昔は一緒にお風呂にも入ってたじゃないか。今更君にこの格好を見られて、どうと言うことはないよ。…外は暑かっただろう?さあ」

 

私が持っていた鞄をサッと取り、部屋に入っていくルドルフ。

 

畜生。

以前に聞いた話のせいで、どうもトレーナーとコイツの関係を意識してしまう。抱かれただのなんだの言ってきやがって…。

その実、一杯食わされただけだと言うのに。

 

…それに、アイツも教育者でありコイツのトレーナーだ。

練習ほっぽって、真昼間からしっぽり決めるなんて事はない!絶対にだ!

しかし…万が一、鬼や蛇が出ていた暁には…。

 

悩んでいても仕方がない。

 

 

彼女は意を決し、部屋へと入る。

 

---

 

丁度、髪を乾かし終え上着を羽織った時、ようやく彼女が入ってきた。

 

「随分と遅かったじゃないか」

 

「ああ…ホラ親しき仲にも、って言うだろ?やっぱりさ、アンタの身だしなみが整うのを待っていたんだ、うん」

 

「ふふ、なんだそれは」

 

どこかホッとしたような彼女。

まるで、トレーナー君みたいな事言うじゃないか。

遠慮するような仲でもないと思っていたのだが…少し寂しいぞ?

 

「君の持っていた荷物は、ベッドの隣に置かさせてもらったよ」

 

「そうか、悪い。手間掛けさせたな。……トレーナーは?」

 

周囲を窺いながら彼女が聞いてくる。

 

「ああ、ここには居ないよ」

 

「…そうか」

 

どこかホッとしたように見える彼女。

もしかしてレースで何か有ったのだろうか?

 

しかしここで、間が悪く会話が止まる。

 

…如何とも、済度し難い。

………ふむ。

 

「…シリウス、炎天下の中歩いて来たんだろう?次の練習は涼しくなってからだ。ここは一つ、先に汗を流して来てはどうだい?」

 

「…そうだな、疲れちまったし…そうさせてもらうぜ」

 

「しっかり浸かると良い…天然温泉の露天風呂が付いてるぞ」

 

「へぇ…そいつはありがてぇな」

 

「君の左のドア…そこから入れるから、ゆっくりしてくるんだ」

 

彼女は少し、元気を取り戻したようだ。

 

あ、

 

「しまったな。ここには居ないとは言ったが…まだお風呂にいると、伝え逸れてしまった」

 

---

 

ここの温泉の含有成分を調べてみると、効能有り・恩恵は大きいだろうという結論に至った。

 

先の経験があったので、マッサージのために共に入浴する、というのは特段、おかしな気はしなかった。

 

一通り彼女の足を、温泉にて揉み解した後、先に彼女が上がっていった。

 

俺はもう少し浸かっていることを選んでしまった。

 

しばらくすると、もう一度風呂場の開く音がしたんだ。

 

彼女が忘れ物でもしたのかと振り返る……。

 

---

 

きっと、今回の事は偶々、悪い条件が重なったんだ。

 

例えば、彼女が部屋を開けた時、俺の荷物は全て和室にはいっていて、目につかなかったんじゃないか?

 

例えば、シリウスが部屋の奥まで入っていたら俺が入っている事に気付けた可能性だって有る。

 

例えば、ルドルフがまだトレーナー君が入浴していると言ってくれていたら、変わっていた未来があったはずだ。

 

…例えば、入浴する際には水着を着用するんだと言ってくれていたら、きっと、こんなことにはならなかった。

 

そんな事を思い巡らせ、俺は頭で、シリウスの投げた風呂桶を受け止めた。

 

あ、シリウスってこんな声も出るん?

などと思いながら、湯に沈んだ。

 

---

 

『…えっ?』

 

『…ん、ルドうぉっ!?うぇっ!!?なん!?シリウ』

 

『くぁwせd rftgy ふじこlp!!!?』ガン!

 

『ぐうぉっ!!?………』ブクブクブク

 

『ハァーッ……ハァーッ……ッ』

 

2人の声が聞こえてくる。

概ね何を言っているのかは不明だが。

 

「シリウス…言うのが遅れたがトレーナー君が入っているよ」

 

浴室のドアを開けて一応言っておく。

 

「…先に言え」

 

悪態を吐かれる…うーむ……あ、そうか。

 

「すまない、シリウス。覗き対策で水着着用が推奨されているんだ」

 

「ぅぅ…それも先に言え!畜生っ!!もう見られたわ!!」

 

「なんと!本当に覗きがいたのかっ!?」

 

「てめぇんとこのトレーナーがいたんだよ、今湯船に浮かんでるわ!!」

 

「…ふむ、のぼせたのかな?」

 

「……もう、知らねーよ、…コイツ持ってってくれ。……あとカバンから水着、取ってくれ。……着る」

 

---

 




お読みいただきありがとうございます!
今、多分めっちゃ読み辛いですが、なんとか修正していこうと思ってます。

ご感想・評価お待ちしております!

あ、絵心は(無いです)。

外伝の更にIFを考えてますが… 気が向いたら押してってください

  • 乗せておk!!
  • 外伝共々別連載に書くべき
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