シンボリルドルフ達と泊まる話&他etc   作:how-kyou

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いやー昨日のうまよんはアツかったですねぇ!
何周も見ながら考えてました(笑)

終わり方を考えてないから苦労するんだよなぁ…。
アンケートで方向性だけ決めさせて下さい。


9.見られた一等星、二日目・中

---9. 見られた一等星、合宿二日目・中---

 

風呂ではない…外に出ていたのか?

俺はぼんやりと目が覚めた。額が若干痛む。

 

「気が付いたかい?トレーナー君」

 

ルドルフが近くに座って俺を扇いでくれている。

涼しく心地良い。

 

「最後の記憶はお風呂かい?」

 

「そうだな、入浴していたはずなんだが…いつ出てきたんだっけかな……」

 

記憶が曖昧だ。

 

ルドルフの向こう側で、ぴくりと耳が動いた。

 

「おい、ルドルフ……変な事聞くんじゃねーぞ…?」

 

ああ、シリウスが来ていたのか。

……あれ?いつ来たんだ??

 

「ふむ、さっき露天風呂で出会ったはずだがね?」

 

え?

…そうだったか?

 

『シリウス、トレーナー君は覚えていないそうだよ、つまり見られていない。ノーカンだね』

 

『…釈然としねぇぞ』

 

小声で何か話している。

が、すぐ彼女の目はこっちを見直す。

 

「長風呂が過ぎたんじゃないかな、トレーナー君。少しのぼせてしまったんだろう」

 

…確かに、言われてみればそんな気がする。

 

「フラフラと出てきたトレーナー君に手を貸したのがシリウスだ」

 

「おま…⁉︎ック」

 

余計な事を言うんじゃない、とでも言いたげなシリウスの表情が見える。

 

「…チッ」

 

お礼を言おうと思ったが…、彼女は舌打ちした。

 

そしてそっぽを向かれた。

 

なんでだよ。

 

---

 

身体を冷やし、水分を摂ったら、徐々に元気になってきた。

 

…相変わらず頭は痛いが。

 

俺の身体も、この暑さでのぼせやすくなっていたのだろう。

 

改めて、今日から気を付けなくてはいけないな。

 

さて、もう太陽が下り始めてそれなりに経つ。

過ごしやすい気温となってきた。

 

彼女達に、練習に向かおうと声を掛ける。

 

そろそろ時間だ。

 

---

 

ルドルフには、スピード・パワーを鍛えるメニューを伝える、無論ケガ等しないように調整したものだ。

 

彼女は元気に走り出した。

 

…良さそうな調子だ!

 

さて、シリウスの方に向き直る。

シリウスには目を逸らされる。

 

なんでだ。

 

「…うっせぇ、こっち見るな」

 

以前メジロ家のガールと至近距離で目を合わしてしまったことがあった。

そんな感じだ。

 

…俺なんかしたっけ?

 

「……おいおい、つれないこと言うなよ。さては惚れたな?」

 

「…」

 

俺の渾身の冗談をかましたが、スルーされた。

 

彼女にはそっぽを向かれたままだ。

 

涙出そう。

 

「…悪い、アンタは悪くねぇから…早く、メニュー教えてくんねぇか」

 

「…え?あ、あぁ…」

 

彼女には、レース後ということもあってハードなメニューではなく、この場に慣れる事を目的としたメニューを考えていた。

 

そのまま伝えると、異議を唱える事なく、

 

「分かった…私は大丈夫だからアイツを見ててやれ」

 

そう言って彼女もアップを始めた。

 

 

良かった、嫌われたなどという事ではなさそうだ。

しかし、何が有った??

 

…もしかしてレースで何か有ったのだろうか?

 

……そういえば、昼ごろにルドルフが何か話していた様だった。

 

…直接は聞けなさそうだ。仕方ない、彼女に聞いてみるか。

 

---

 

夕日が沈み始める頃、練習を切り上げた。

トレーニング中には、何度か視線が合うこともあったが、露骨に目を逸らされる。

 

割と心にきていた。

いつもの彼女とは正反対の態度である。

 

悩んでいると、いつの間にか部屋にたどり着いていた。

 

一番最後に部屋に入った彼女は、すぐに着替えを纏めて手に取り、怱々と脱衣所へ向かう。

 

そんな彼女にルドルフが、

 

「シリウス、晩御飯は何が良い?なんでもトレーナー君が用意してくれるぞ」

 

「ぇ、あ、あぁ?任せる……すまねぇ、先に風呂頂くぞ…」

 

「ふふ、了解だ」

 

彼女の逃げる様に立ち去る姿を確認した後、ルドルフに聞く。

 

「…レースで何かあったか、ルドルフ…聞いているかい?」

 

「ふむ…レースでは何もなく、寧ろ良好と言った所だね、トレーナー君」

 

…じゃあ、いつからだ…?

 

「シリウスがトレーナー君とギクシャクし始めたのは…そうだね、彼女がこっちに来てからだと思うよ」

 

そうか…じゃあ俺が何かやらかしたのか……。

 

「うーん…私はトレーナー君には責任無しだと思うけどね」

 

?……そうなのか??

 

「いや、全て私のせいだからかな」

 

ルドルフが?

 

今日の練習の風景を思い浮かべるが、特段仲が悪かった印象は受けない。

 

「別に私達が仲違いしている訳じゃないよ。そうだな…ここは私に任せてくれ、トレーナー君」

 

任せても良いのかい?

 

「和衷協同、私は語りで、トレーナー君はそうだな…ああ、そうそう商店街に精肉店が有っただろう?シリウスの為に逸品を頼んであるんだ…だから、トレーナー君はそれを貰って、料理をする事で協力してくれ」

 

…分かった、任せたぞルドルフ。

 

---

 

ルドルフから聞いた食材を手に入れ、戻ってきた。

 

どうやらまだ、風呂から出ていない様だ。

 

ルドルフの話し声が微かに聞こえる。

一緒に入っているのだろう。

 

---

 

「…ふぅ」

 

高々、肌をちょっと見られただけだ…だけだって言うのに、その後からアイツの顔をちゃんと見れねぇ…。

 

「…ハッ、我ながら情けねぇ」

 

生娘でも……まぁ、経験はねぇが、なんというか…こう、いつもの調子じゃねぇ。

 

学園の奴らにこんな姿を見られたんじゃ、舐められちまう。

そんな感じがする。

 

もっと堂々としていれば良いだけなんだが…アイツの目を見続ける…と、正気じゃいられない。

それだけはゴメンだ。

 

どうすべきか、私の思考が逡巡する。

 

すると、

 

ガララッ

 

「ッ!?……会長サマか」

 

「おや?トレーナー君だと思ったのかい?」

 

「…チッ」

 

「ふふ、色々と悪かった。…許してくれ、シリウス……隣、失礼するよ」

 

「近ぇ…もう出るわ、どいてくれ」

 

「まあまあまあ…少し話そう」

 

手を掴まれる。

 

更々…離す気が感じられねぇ。

なんでこんなに力あるんだよ…。

 

顔を見る。笑みを浮かべてやがる。

 

ムカつくが…逃げられねぇ。

 

---

 

「普段のキミの言動から、私の知らない所でこう言ったことには…なんというか、慣れていっているものだと思っていたんだが…そういう訳では無かったのかい?」

 

「…知らね」

 

学園での日常を思い返す。

自分が小さい奴らを揶揄うことはあった。

しかし男性が自分に寄ってくる…そんなことなどあっただろうか?

 

男性はトレーナー、教員等しかいない、そして自分は、男女問わずそういった人種からは良い目で見られず、寧ろ避けられていた。

 

思い直せば、問われた機会は、全くなかったじゃないか。

 

「…」

 

「ふふ、キミも案外初心だったんだな。本当に悪い事をした」

 

全くもって悪びれない表情だ。

非常に腹が立つ。

 

「なぁシリウス」

 

深めに浸かりなおした、シンボリルドルフが聞いてくる。

 

 

…なんだ?

 

「キミは昔からよく、私のものを欲しがっていたね」

 

何が言いたい。

 

「単刀直入に聞こうか、何故最近…私のトレーナーに近づいているんだい?」

 

 

---

 




毎度、お読み頂きありがとうございます。
はたしてどこへ向かっているのか、僕自身分かりませんが…。
修羅場が見たいとのことでしたので…それだけは頑張ろうと思いました!

感想・評価・アンケ頂けたら幸いです!
よろしくお願いします!

前提条件:ヒロインルドルフでシリウスを

  • トレーナーが頑張って二股する
  • 負けヒロインとして…なんとかします
  • いっそ3人幸せ(ルドシリ含め
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