シンボリルドルフ達と泊まる話&他etc 作:how-kyou
皆さん大丈夫でしたか?
---3.二人で湯浴み、禊祓おう---
奇跡的に違和感を持たれることもなく、フロントの前を通り過ぎていった。
日本アカデミー賞でも取れるんじゃないか。
さぞハリボテことだったろう、と俺の心はエレジーを歌っていた。
さて、聞いた番号の部屋を前にしている。
一呼吸入れ、意を決し、扉を開けてみると暖色の光が強い。
そのイメージ同様に、部屋は温かい。しっかりと空調が効いているようだ。
冷えた身体には、非常にありがたい。
「…ふぅ、お疲れ様、ルドルフ」
「お疲れ様だね、トレーナー君」
彼女も続けて、部屋へと入ってくる。
部屋に入ったことで、ドッと疲れが押し寄せてきたが、彼女に濡れた箇所を拭いてもらうためにも、早速備え付けのタオルを渡す。
「結構冷えてしまったよな…ルドルフ、お湯を張るから身体を休めてくれ、それまでしっかり身体拭いておくんだ」
自分も適当に濡れた箇所を拭きながら、返事を聞かずに浴室へ向かう。
俺の部屋より相当広いな、これ。
軽く羨望しながら、埃を流し準備をする。
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「お待たせルドルフ、あと15分もしたら張れると……なんだい、それは?」
服は湿ったままだったが、しっかりと濡れた箇所は乾かした彼女は、何かを持っていた。
「おお、トレーナー君ありがとう、助かるよ。……ん、これか?これはそこのクローゼットに入っていたんだ」
持っていたのは緑。
なるほど、コスプレのようなものだろうか。
ルドルフに似合うものなら、今後何かの参考になるだろうか。
などと邪な考えを持ってしまう。
「こういうものは、勝手に着てしまっても良いんだろうか?」
「まぁ、部屋代には組み込まれているな…服も湿っているだろ、着替えたらどうだ?」
「そうか!では、着てみようか」
案外、彼女は楽しんでいるようだ。
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言うまでもないが、彼女には自分の目から離れて着替えてもらって。
具体的には絶賛給湯中の浴室。
ガラス戸の箇所もある。
なので、念のため視線は反対を向けている。
……見た先には就寝具。
今更ではあるが、この部屋クイーンサイズのベッドが一つだけじゃないか。
どうやって寝る?
はたしてどうしたものか…。
などと考えていると。
「…どうだろう、似合うかな?」
どうやら着替えが終わったようだ。
「ワンピースか…良いじゃないか、色合いもイメージにぴったりだ。とても良く似合っているよ」
良かった、普通のものだ。
そんなものも置いてあるのだな。
正直、助かった。
「ありがとう!トレーナー君……ただ、この服はね…なんと【水着】なんだよ!」
前言撤回。
特殊なプレイ用じゃないか。
「さしものトレーナー君も見抜けなかったようだね…それにしても水着でこのクオリティとは、びっくりしたよ」
こっちもびっくりしたよ。
「そしてトレーナー君…これなんだがペアルックのようでね、ほら」
ほう…ここのホテルは至れり尽くせ、って違う違うそうじゃない。
「ここはどうだろう、着衣の上2人同時に入よ…」
「それはまずいだろう⁉︎」
トレーナーと2人で入浴など、自分は聞いたことが無い…。
「む、私がこう言ってるのには理由があるんだよ?…トレーナー君、君の服も雨をしっかり吸っているじゃないか」
彼女に言われ、自分を見ると確かに上から下まで、しっかりと水分補給されている。
重い。
「しかしだね、ルドルフ……俺は成人男性、そして君はうら若き女性だ。…湯浴み接待のような状況、良くないだろう?」
「ふぅ………トレーナー君。私はね、多分君が私に思ってくれているように、君にも風邪を引いてほしくないんだよ?」
ぐっ…このルドルフ手強い。
「水着を見られるくらい、どうって事ないさ……私のスタミナを鍛える時、いつも見てる姿だろう?」
「うっ…」
まずい、この状況。
押されてる。
「もし2人で入るのが嫌なら、私は君を先に放り込むよ…私はその後で良い。二者択一、これはワタシのワガママかな?」
「……参ったよ…水着をくれ」
負けた。
完全敗北だ。
彼女は満足気に水着を渡してきた。
俺は、覗くんじゃねーぞ?と言って、彼女から見えない所で着替える。
プールに2人で入った事などないだろうに。
きっと今から浴びるシャワーは、このドギマギとした、俺の心の状態も洗い落としてくれることだろう。
湯上がりには、綺麗になっているはずだ。
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感想、評価お待ちしてます。
シリウスシンボリの扱い(出来る限り頑張ります)
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いっそ3人一緒に泊まれ
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泊まるのはルドルフとだけ
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別の機会にトレーナーと
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そんなことより修羅場が見たい