Call of Duty: Modern Warfare Ⅴ 作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将
フランク·ハメル 海兵隊中将
沖縄に展開する第3海兵遠征軍司令官。シェパード准将は伯父のシェパード大将を通じて彼と知り合った。指揮官として、武人としての心構えを教わったことから准将は彼を"先生"と呼び慕っている。元ネタは映画「ザ·ロック」のハメル准将(エド·ハリス)。既に最愛の妻を亡くし先の第三次世界大戦でかつての部下·教え子達も多くが戦死、挙句の果てに娘まで戦死してしまい、この世に未練がない。
陸軍参謀総長 アルバート·スペンサー大将
アメリカ陸軍トップ。亡きシェパード大将とは士官学校同期で親友であり出世レースのライバルだった。その縁でシェパード准将のことは公私共に気に掛けている。内心はシェパード准将を積極的に支援したいが国防長官·副大統領に睨まれ板挟みになっている苦労人。
シェパード准将の日々の仕事量
·在日米陸軍司令官としての職務(座間基地の設備人員の管理+自衛艦隊との共同作戦準備)、
·TF-141第 2代総司令官としての職務(装備品に関するプライス達のワガママを叶える)、
·チーム"TF-141"総司令官としての職務(ウマ娘計40名分の訓練計画立案+各コースやジム、プール·各種機材の手配をほぼ全部一人でやる)、
実質労働時間は04:00~翌01:00というレベルで忙しい。
年収は基本給+各種手当併せて日本円換算約2200万円である(本人曰く『休暇貰っても仕事減らないから働くしかない』)。
シェパード准将のウィンターシーズン
スノーボードが滅茶苦茶上手いが、やるとゴーストの機嫌が悪くなるので近年はスキー板でしか滑らない。
"例のデバイス"
以前ラズウェル支局長が言及していたもの。DARPAの職員·技術者の一部に『進撃の巨人』にハマり過ぎたバカがいたらしく3台だけ試作された立体機動装置。だがその重量·製造コスト·低い継戦能力·推進力に使うガスがメタンガスなので環境に悪い·そもそも立体機動に耐えられる兵がいない等の理由により結局お蔵入りしていた。准将が2台持ち出し使うようになった。
波動砲艦隊構想
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ドレッドノート
実は、彼から数えて8代前の当主が"マレンゴ"。また、メジロやサトノが霞むレベルで資産を保持している、現金だけでも200億ドル(約3兆円)相当。美術品·土地·金融商品も400億ドル(約6兆円)分保持している。本人曰く『歴代当主がコツコツ次代の為にと貯め続けた。が、それが次代とてほぼ使わず更に貯めてその次代に引き継がせる。それが2400年にわたり繰り返されるとこうなる』。が、これは第三次世界大戦後の話で前はもっとあった。また最近立ち上がり加速200mで時速100キロ出せるようになったらしい。
【入隊志願者用】
チームTF-141 入隊志願 及び 条件同意書
志願者は入隊にあたり下記の条件を誓約すること。
①私は、入隊後訓練·食事内容及び合理性のあるTF-141総司令官の命令に絶対に服します。
②私は、同期先輩後輩といつ如何なる場合も共に学び競い労り合い見捨てません。
③私は、いつ如何なる場合もチームTF-141総司令官及び各サブトレーナーに対し賞金マージンを支払いません。
○年□月△日 キングヘイロー 印
チームTF-141総司令官は上記の者の入隊を許可し、下記の条件を入隊者に誓約する。
①私は、訓練·食事内容に関する以外の命令、合理性に欠ける命令を発令しない。
②私は、入隊者の生命·権利を一命に賭けて守護する。ただし入隊者が上記②を破り裏切り行為をはたらいた場合はその限りではない。
③私及びTF-141各サブトレーナーは、いつ如何なる場合も賞金マージンを入手しない。
○年□月△日 チームTF-141総司令官: フォン.シェパード 印
「最終コーナー回ってきた!ダンシングブレーヴ上がってくる!ダンシングブレーヴ上がってきた!ドレッドノートは来ません。また日本ウマ娘の夢は破れてしまうか!?いや···ドレッドノート大外に移動する。まさか···主砲発射!主砲発射!ドレッドノート!
これが!
これが!
歴史に刻め!!
これが!
ドレッドノートだァーーー!!!!!
日本ウマ娘の悲願!栄光の第一号は"孤高の戦艦"ドレッドノートです!!二着はダンシングブレーヴ。
記録は···2分19秒05!レコードです!20年前ヤマトが残した前人未到の記録を2秒以上更新したァ!」
テニスコート脇 チーム"TF-141"司令部 B3F 司令官室
「坊主、休暇だ。」
「いや、いきなりなんですか
「お前さん新しい艦長を迎えたは良いが、何も復帰の準備ができてないだろう?司令官室に引きこもりが過ぎるし、外の空気を吸ってこい。司令官代行はアレハンドロと俺が引き受ける。」
「ですが···。」
「敵の情報はまだ来てない。襲撃はまだ先だろう。今のうちにトレセンの有給を消化しておけ。」
「···わかりました。復帰の準備がてら休んできます。」
「お目付役はトウカイテイオーとケイエスミラクルだ。自分を鍛えるついでに奴等のスタミナを鍛えてやれ。」
「···なるほど。」
「お前さんの見立てではトウカイテイオーはミドルなのだろう?ステイヤーにはもの足りんなら教えることも上手く本質的にはステイヤーのお前さんが教えてやれば良いだろう?ケイエスミラクルとてお前さんが大量に輸血したせいで中距離適性も手に入れちまった以上、鍛えてサイレンススズカあたりにぶつければ良い。」
「···わかりました。やってみましょう。」
「···という訳で、テイオー君とケイエス君を連れて1週間休暇に行きます。司令官代理はアレハンドロとおやっさんに任せますので二人の指示に従って下さい。」
「「「了解!」」」
ノースカロライナ州 フォート·リバティ基地
第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊兵舎 一室
「ねえねえ准将?」
「?」
「なんで休暇のお供にボク達を指名したの?ボク練習したかったんだけど?」少し不満げ
「ご指名いただいたのは嬉しいですが、おれはテイオーさんとは適性距離が違う気がするんですが。」
「···おやっさんの指名、というのもある。けどねテイオー君、君の足はしなやかだけど脆い。メジロマックイーンを滅しシンボリルドルフを退けドレッドノートを沈めるにはスタミナ増強と骨を強化しないといけない。休暇とは言ったけど、走らないとは一言も言ってないよ。私の引きこもりの解消は今回の休暇のサブ目的。本当の目的はテイオー君をステイヤーにしケイエス君は中距離も戦えるようにすることと、二度と怪我させないこと。今回に限り付きっきりで見てあげるよ。そしてケイエス君、私とおやっさんしか気付いてないけど、ケイエス君には中距離適性がある。小学生時代の測定では適性なかったでしょ?」
「はい。」
「でもその測定後、ロンドンの爆弾テロで私が大量に輸血したからなのか私達が見た限り2200位まではやれるっぽくなってる。」
「···そもそもあの時どのくらいおれに輸血してくれてたんですか?」
「···1.8L位かな?」
「そんなに!?」青ざめる
「そんなにマズい量なの?」
「テイオーさん、准将の身長体重で考えた場合1.5L血液を流出させたら出血死のリスクにさらされます。しかも、以前お話ししたように准将は輸血しながらおれをおんぶして戦闘に参加していたんですよ?」
「んえ!?それマズかったんじゃ?」
「マズかったよ?おやっさんとギャズにめちゃくちゃ怒られたし。」
「怒られて当然ですよ准将···。」
「まあそんな感じだから、ケイエス君が天皇賞秋をやれる位には鍛えてみたいね。春はメジロマックイーンいるからテイオー君に挑戦して貰いたいし。二人で天皇賞をシェアしよう。」
「それはわかったんだけど、そもそもなんで准将が輸血したらミラクルの距離適性が上がったの?理由を知りたいんだけど。」
「テイオー君、私はウマ娘じゃない。けどね、私の母はアメリカクラシック三冠、春秋天皇賞、凱旋門賞を始め一度も負けなかった"ヤマト"なんだよ?」
「···んええええッ!?」驚愕
「我々一族は三女神の血を引かない唯一のウマ娘を輩出する一族。それ故に圧倒的な力と引き換えに血縁の大事な人々が次々死に最後は幼い自分の子供の成長を見ることなく死ぬ呪いに蝕まれているんだ。自分の子孫以外の繁栄を容認できない三女神のクソ共によって。我が祖母ブリュンヒルトも我が母ヤマトが幼少の時に憤死。ヤマトも私が生まれて間もなく事故死。曾祖母のガルガファルムルに至っては凱旋門賞勝利直後に動機不明の首吊り自殺という最期を遂げた。高祖母アースグリムはフランスダービーレコード大逃げ勝ちから1週間後に行方不明、2週間後変死体になって発見された。ウマ娘族の短寿命は今に始まったことじゃないから良いにしても、ウマ娘ではない筈の身内までもが一族の当主以外全員が次々死んでいく。その当主も後継者が生まれたらすぐ死ぬ。呪われているんだよ我々は。」
「···准将の家ってマックイーンん家位凄い名家だったんだね。」
「名家かどうかはともかく我々一族の歴史はテイオー君が属するシンボリ家や、メジロ家、サトノ家とかよりも遥かに長い。比較対象が歴代125代にわたる天皇···皇室である位にはね。」
「准将のご先祖様は世界史にちょくちょく出ますからね。」
「そうなの?」
「例を挙げるなら···初代当主ブケファラスはマケドニアのアレクサンダー大王の戦友でありロクサネ妃に次ぐ第一の愛人。私から8代前のマレンゴはナポレオン·ボナパルトの戦友でありジョゼフィーヌ妃やマリ·ルイーズ妃に次ぐ最高位の愛人だった。曾祖母ガルガファルムルは第1回凱旋門賞優勝バ。」
「ガチガチの名門じゃん···。」
「我々一族の遺伝子は一子相伝。そして歴代当主が見てきた情報も次代当主が生まれた瞬間に自動で引き継がれる。それは2400年分の我らの歴史。故に前任者達の失敗は繰り返さない。普通は親子でもバ場の得意不得意は大分変化するけど、我々は皆同じ。あらゆるバ場、あらゆる距離に対応できる。だから前任者達の成功を真似て失敗を繰り返さないトレーニングをすれば自ずと全戦全勝は簡単。そんな中歴代当主も様々な同期や後輩を指導してきた。競バの歴史は18世紀以降だからそれ以降の当主達の情報を漁ったら、案の定『しなやか過ぎて脆い中距離バ』、『バ体が細過ぎるスプリンター』は6名該当者がいた。対策も確立されてる。ケイエス君もテイオー君も同じ運動で弱点を克服できる。食事内容だけちょっと変えれば良い。」
「何すれば良いの?」
「荒れた複雑な土地に放り出して殺そうとしてくるハンター役からひたすら逃げる。今回二人に来て貰った我が軍のフォート·リバティ基地は特殊部隊の巣窟。そういうフィールドには事欠かない。ルールは至ってシンプル。行動範囲を森のフィールドに制限し二人で協力して24時間私から逃げる。私はペイント弾を装備したMk.17で狙撃か迫撃砲で攻撃する。
狙撃が当たる度にペナルティだから必死に逃げてね。テイオー君は1発被弾の度1週間ハチミーを一切禁止。ケイエス君は次のお出かけが1週間延期ね。被弾すればする程期間は倍増するから頑張って逃げてね。逆に1発も被弾しなければご褒美あげるから宜しく。」
「准将、せめての御慈悲をお願いしたいんですが···。」
「···銃に
「ありがとうございます。」
特殊トレーニング初日
「テイオーさん。正直に言いますが、このトレーニング···おれ達に勝ち目はありません。」
「なんで?」マップを確認する
「准将はアメリカ陸軍最強と謳われる第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊···通称"デルタフォース"内のスナイパー選手権で無敗の腕前。SAS最強格のスナイパーであるプライス大尉から直々にしごかれたこともあります。素人考えですが銃声は聞こえますからそこからおおよその方位を特定、木陰に隠れて射線を切ります。ひたすらそれを繰り返して被害低減を狙うしかありません。迫撃砲は···運です···。」
「···。」カチン SCAR-Hのセレクターを
「特殊ペイント弾だから有効射程は精々650。初速も遅いし正直キツいかな···いた。」
「···賢いな。背中合わせになって耳で索敵してる。上手いやり方だね。けど···」バン
「!?テイオーさん伏せて!」ヒュン
「うわっ!?」
「やっぱりペイント弾だからかわせる!正規7.62ミリ弾だったら無理だったけどこれなら···。」
「やはりかわす···でも···」ダンッ 第2弾発射
「
「了解!もう!いきなり!?」ヒュン
「上手く遮蔽物活かしてるねケイエス君···砲撃要請。11374265区画に集中砲火。」
ヒューん
「!?テイオーさんあの倒れた大木の下に!」
「大砲でボク達を炙り出す気!?」
「迫撃砲なら初速は大したことありませんから何とかなります!」
ドン ドン ドン 着弾音
「うわーっ!!一体何発ボク達に射ってきてんの!?」
「座標がバレてるから効力射されてます!方位100の方向に逃げて下さい!」
「わかった!!」
「やはりケイエス君には指揮官の適性がある。ただのスプリンターにしておく訳にはいかないね···。」スコープで動きを確認
一方その頃
中央トレセン学園テニスコート脇 チーム"TF-141"司令部 リビングエリア
ロドルフォは准将からパクったワイン、ユーリがウォッカを片手に、
ファインモーションのピアノ(ショパン ノクターン第9番 ロ長調 作品32-1)を囲みながら雑談に興じていた···
「で、今回ユーリの指揮下に入るのは?」
「グラスワンダーさん、メジロラモーヌさん、サイレンススズカさん、アドマイヤベガさん、ヴィルシーナさんの、どなたか1名です。」
「グラスワンダーは実力だけなら、とうにシニア級GⅠを獲っててもおかしくない。外連味はないが堅実な良い戦い方をする。」履歴書を確認する
「だがなにぶん融通利かぬ性格と怪我が災いして出世の遅れている女だ。ウマ娘としては徹底したリアリストだった兄弟からすれば一番使いにくい相手じゃないか?」
「メジロラモーヌは、実力は確かだが奴独自の"美学"とやらがあまりに理解不能、何よりあのメジロの娘だ。私は関わりたくないな。」履歴書を確認する
「さしずめ入れたとしても、採点係というところでしょうか?」
「サイレンススズカはない。スピカに入ったらしいからな。ヴィルシーナに至っては履歴書が届いた途端、兄弟の奴は一瞥もせずシュレッダー送りにしていたからまず有り得ん。」
「もう一人のアドマイヤベガさんは、ある意味問題児だとの評判ですね。母君がダブルティアラ達成者である名家の出とのことですが、食べる為に走っていると常々公言しているような御仁です。能力はあるようですが、その分自らの力のみを頼む傾向にあると聞いております。また非常に攻撃的な差しに定評がある人物です。」
「その中から選ばれた娘が実質的に私の指揮下に入るということだろうロドルフォ?」
「そういうことになるな。」
「癖者ばかりではないか···。」
「マカロフよりはマシだと思っておけ。そういう心持ちでなければやっていけんぞ。」
「表向きは日本大使館駐在武官だから楽できるかと思っていたが···。」
「この世に楽な仕事など無いさ。プライス大尉に怒られるぞ。」
「いやー。見事に土まみれになっちゃって···。」呆れ顔
「「···」」泥んこだらけ
「まあでも私の狙撃は全部かわしてたからペナルティは無しかな。それと特別に私の家での3日間の特別療養を許可するね。簡単なお願いなら聞いてあげるよ。」
「今年の運全部使い果たしたよぉ···。」へとへと
「准将、まさかとは思いますがまたやったりしませんよね?」
「ここまで過酷なのはやらないかな。同じコンセプトの訓練はするけど。」
「···わかりました。」げんなり
ケイエス君をして嫌がるか。訓練計画の見直しが必要だね···
「では、特別に私の家へご招待しよう。ここ20年誰も招いたことがなかったから新鮮だよ。」
「そうなんですか?」
「私を恨む奴は数多いる。その上、家には多くの歴史的遺物が眠ってて特定されるのが嫌だからそう易々と帰れないんだ。」
「なるほど。」
コロラド州 ボルダー
フラットアイアン山 麓 シェパード家本邸
「我が一族の本拠地"エターナル"へようこそ。」
「これが准将の家···結構広いですね···。」
「先々代ブリュンヒルトが築き先代ヤマトが5000万ドルかけて改築した。コンセプトは『ダウンサイジングしたヴェルサイユ宮殿』だから広いのは当然だよ。私の代では地下にコースのみだけれど東京競バ場を再現した施設と巨大プール、地上にもゴルフ場と滑走路に屋内テニスコート、バスケットコートを作った。ゲームセンターと50人入れる映画館も完備してる。私から離れないで。迷子になっちゃうから。」
「「了解。」」
「こんなに広いのにお掃除が行き届いていますね。」
「私自身は掃除しないけど防諜面で強く信頼できる人に鍵を預けて定期的にお願いしてるんだ。かなり広いから給料も出してね。」
「この分だとその掃除係の人も凄い人だったりして···。」
「そうだよ。」
「そうなの?!」
「ドイツGⅠバ『ウィンドインハーヘア』、"技術屋"『ヨーツンハイム』博士、他にも何人かいる。意図して集めた訳じゃないけど、GⅠ獲ってない人いないね。」
「すご···で、このサーベルは?」
「我が先祖マレンゴがナポレオン1世からトゥーロンの戦いでの功績を讃え譲られたもの。オークションにかければ3000万ドルは下らない。何千リットルもの血を吸ってるから触らないで。ヒトに比べて繊細なウマ娘が触ったら多分狂気に呑まれてしまう···。」
「何気無く立てておく代物じゃないですよ···。」
「あそこの純金の月桂冠はナポレオン1世が皇帝に即位した際に被っていたもの。あれについては歴史的価値が高過ぎてお金に換算するのは不可能だね。」
「准将セレブ過ぎ。なんで軍人やってるの?資産運用してるだけで生きていけるじゃん。」
「···それが私達一族の運命だからだよ。」
「運命···と言いますと?」
「ケイエス君、我が始祖ブケファラスは征服王の偉業を副官として支えた。マレンゴはナポレオンの偉業を傍で支えた。我が母、祖母、曾祖母は歴史を作った。私は父さんの偉業を現場代理人として支えウルフ、ゴーブラニ、ハッサン、マカロフといった名だたるテロリストの始末に関与した。ある意味父さんのせいで第三次世界大戦があんな悲惨な事態になり、アメリカ本土が史上初めて焦土と化した。結果から言えば、我が合衆国を支配してきた影の政府は事実上壊滅、奴らの隠れ蓑或いは代理人だった老害政治家も大体死んだお陰で合衆国に建国以来寄生してきたガン細胞共が新進気鋭の若手にとって代わられた。歴史に大きく関わるのは我々一族の避けられない運命。逃れられないし、今更逃げるつもりもない。···さて、私の話はここまでにしよう。夕食の時間だよ。」
「今晩の夕食はご飯に大豆·人参·レタスのサラダ、小松菜のお浸し、冷奴、瀬戸内海で獲れた骨まで食べられるイワシの煮付け、なめこ·豆腐の味噌汁だよ。君達の骨を強化する為の献立。さあ召し上がって下さいな。」
「「いただきます。」」
「「ごちそうさまでした。」」
「お粗末様でした。」食器を洗い始める
「准将は今日も点滴がご飯なんですね···。」
「こんなのご飯じゃないよぉ···。」点滴パックを揺らす
「もう私は普通の食事なんてできないよ。さて、私のことはさておきしばらくこのリビングで寛いでてね。本もテレビも好きに使って良いから。私はちょっと上司に電話してくる。」
「わかりました。」
「准将、クドス部隊について情報が入った。指揮官はムハンマド·ザイアーニ中尉。」
「···ザイアーニ?」
「ハッサンの年が近い甥っ子らしいわ。」
「なるほど。そいつも始末して親子丼モドキにしてやりますよ。」
競走バ時代に親子丼作りは経験がある。
「そういえばあなた昔サンデーサイレンスとステイゴールドの親子をBCクラシックでまとめて処理していたわね。」
「親子丼は得意ですから任せて下さい。」
「···あまり美味しくはなさそうね。敵の戦力は大隊規模。戦車と戦闘機以外は割と揃えてきている。」
「しかも腐っても特殊部隊。難しい戦いになりますね。しかもコイツらだけと戦う訳じゃない···。」
「新しい情報が入ったらまた連絡する。久しぶりの休暇、楽しみなさい。」
「4年ぶりに4時間以上睡眠しますよ。」
「テイオーさん。」
「?」
「准将は簡単なお願いなら聞いてくれると仰有ってます。何か要望はありますか?」
「ボクは准将の素顔が見たいな。1年近く一緒なのに未だに見せてくれないし···。」
「···それは准将の正体に繋がります。情報漏洩は大罪。最悪CIAに消去される。テイオーさんは覚悟を持てますか?」
「···うん。絶対漏らさない。それに···准将は『部隊の仲間は兄弟だ』って言って指導してた。ボクだって包み隠さず素直にやってきたつもりだよ···なら、准将の秘密も教えてくれないと不公平ってもんじゃない?」
「···なるほど。それは一理あります。その方向で説得してみましょう。」
「戻ったよ。」
「お疲れ様です。准将、テイオーさんのお願いは『素顔を見せろ』だそうです。」
「えぇ···ケイエス君説明した?」
「はい。」
「···そういうことなら見せるけど、テイオー君、本当に外部にバラさないでね?それはルドルフ会長やご両親でさえも、例外じゃない。」
「わかった。」
「···准将、久しぶりに勝負服をお召しになられては?」
「20年前だけど着れるかな···。」クローゼットに行く
「お待たせしました。」
「んえええええーーーーーーッ!?」驚愕
「やっぱり似合ってますよ准将。」
「ありがとうケイエス君。20年経ったけどぴったりだよ。」
「准将ってウマ娘だったの!?」
「人聞きの悪いこと言わないで。ウマ娘はハーグ陸戦条約に基づき軍人にはなれないから。」
「テイオーさん、
「そういうこと。『シェパード』とはあくまで軍籍の為に用意した名前に等しい。私の本当の名は···『ドレッドノート』···」
「准将の正体が"神話"だったなんて···ボク達は本当に凄い人から教えて貰ってたんだ···。」
「トレーナーなんて車のエンジン整備士に過ぎない。エンジンをリスク無くフルスペックを発揮できるよう手を加えることしかできない。偉いのはエンジン自身であり整備士じゃないよ。問題はそれを弁えていない輩が多すぎるところだけど。」マントを翻す
「···准将、准将のその勝負服はどなたがデザインされてるんです?」
「私だけど?」
「おれの2着目の勝負服、准将にデザインしていただけたりしませんか?」
「···やってみるけど、あんまり期待しないでね。いつできるかも保障できない。」
「ボクも准将に作って欲しい!!」
「テイオー君は沢山あるから別に良くない?それに来年開催のバトルシップステークスシリーズで勝者特典で渡される勝負服は私がデザインしたものだしそれ獲れば良いんだよ。そもそもバトルシップステークスシリーズは芝の短距離も中距離もあるよ?」
「じゃあそっちで頑張る!」
「それが良い。テイオー君は既にGⅠを3勝してるから出走できる。ケイエス君もね。」
「はい。」
「そういえばテイオー君、最近小学生ウマ娘に指導してるって聞いてるけど。」
「キタちゃんのこと?確かにちょくちょく教えてあげてるけど···准将も一緒に教える?」
「···遠慮しておく。これ以上部下増やしたら睡眠時間確保できなくなって死んじゃうよ。その娘が有望ならシービー君の後任として考えるけど。」
重賞戦線級の娘の面倒は私の能力的に13人が限界だから、テイオー君のお弟子ちゃんが有望な上ウチに入りたいなら、シービー君の卒業後に事実上入れ替えで入隊を許可する流れになるかな···
「准将、おれのお願い聞いていただけますか?」
「うん。できる範囲でなら。」
「この書類に記入をお願いします。」
「うんうん···って何これ」婚姻届
「婚姻届です。」
「見ればわかるよ!!」破り捨てる
どさくさに紛れてなんてもん書かせようとするのさ···
しれっとスターウォーズネタと銀河英雄伝説外伝ネタをブッ込みましたがお気付きになったでしょうか?
主人公の復帰戦は?
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アイビスSD
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東京新聞杯
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金鯱賞
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根岸S
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阪神大賞典
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その他(感想欄まで)