Call of Duty: Modern Warfare Ⅴ   作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将

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解説



艦長

戦艦一家の三代にはそのポテンシャルを100%引き出す重要なトレーナーによく似た役職として"艦長"がついていた。選任方法は戦艦からの指名。戦艦は任命した艦長の命令に従う。ただし艦長が未熟なら抗命できる。が、3度までなら令呪を使って艦長は戦艦に命令を強制的に遂行させることができる。令呪が無くなると艦長権限が消滅するので戦艦に再契約を求めなければならない。





ウマ娘族の寿命

人間そっくりな姿形をした生き物だが遥かに人間を凌駕するフィジカルを持つウマ娘族。しかしとても短命である。世界全体でのヒトミミの平均寿命は73.3歳だが彼女らは25.5歳である。日本のような先進国なら40代後半まで生きられることもあるが途上国は悲惨である。ウマ娘族の嫁を持った者の中には、極稀にだが孫が先に天に召されるのを看取る者がいる始末である。50代後半まで生きるとヒトミミの100歳と同じように世間から敬われる。
主人公のドレッドノートこと准将はもう33歳。いつ死んでもおかしくないのだ。







ブリュンヒルト

1950~1959年の間活躍したアメリカ合衆国の競走バ。主な勝ち鞍は
アメリカクラシック三冠、プリンスオブウェールズステークス、ブリーダーズカップ·ジュヴェナイル スプリント マイル ターフ、天皇賞春·秋。
"純白の戦艦" "常勝の天才" "穢れなき白鳥" "神話" と呼ばれ、またその他人にも自分にも苛烈な性格から"雷神"と畏れられた。
ビジュアルはFateシリーズのモルガンにウマ耳。勝負服は銀河英雄伝説(石黒版)の主人公ラインハルトの皇帝用軍服(初期ver.)。

孫のドレッドノートはもとより娘のヤマトにもそのような気性難は見られなかったことから、子孫には遺伝しなかったようである。



#7 "迎撃準備"

ドレッドノートの凱旋門賞

ロンシャン競バ場で主砲(ショック·カノン)を使い高1の時に勝利した。記録は2:19.05。20年経って尚この記録を破るどころか2:20に到達した者もいない。彼の時代、『欧州最強はダンシングブレーブだが、世界最強はドレッドノートである』と畏れられた理由の一つである。本人曰く

『トランジット波動砲を除く全力で戦った唯一の戦場。両足がへし折れちゃった。』

 

※スタートを思いっきり出遅れた上に差しで走ってこの記録である。

 

 

 

 

ニコラえもん

141の物資調達係のニコライだが、必要なものを必要な時に何処からともなく仕入れて持ってくる辣腕ぶりからドラえもんになぞらえてつけられたあだ名。本人はあまりお気に召さない様子。

本人曰く『あんなにおっちょこちょいでもなければどら焼きは甘すぎて好きじゃない』。

 

 

 

 

回復スキル 『時間断層』   500pt

ドレッドノート限定スキル。単なる疲労や骨にヒビ程度なら数時間で、屈腱炎レベルでも1ヶ月安静にしていれば自然回復する通常のウマ娘の約10倍の回復力でねじ伏せる力業。

尚、この力は致命的な損傷·病気に限るが血を対象者に飲ませて損傷を肩代わりできる。トキノミノルを救ったのもこのスキルである。

 

 

 

 

 

 

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生徒会長室

 

ソープからもたらされた情報をラズウェル支局長に確認したところ裏が取れたので秋川理事長、駿川理事長秘書、樫本幹事、ルドルフ会長、そして私とアレハンドロと何故かファインモーション殿下が一同に会し緊急会議を開催した。

勿論、念のためおやっさんとギャズに事前にクリアリングして貰ったので盗聴の心配はない。

 

 

 

 

 

「驚愕!では貴殿らの所在がテロリストにバレたということか?」

 

「はい。イランの特殊部隊"クドス部隊"の一部がイラン大使館職員或いはクドス部隊を抜けた者が避難民の肩書で日本に侵入してきています。我々TF-141はインナーサークル残党とクドス部隊を同時に相手しなければならない可能性が出てきました。在日米陸軍及び自衛隊の一部部隊で迎撃、これを撃滅します。軍機につき詳細は申し上げかねますので御了承下さい。つきましては、秋川理事長におかれては学園地下シェルターへの生徒·教職員の迅速な避難ができるよう計画の立案をお願いしたい。」

 

 

それさえして貰えれば後は好き勝手に暴れられる。

 

 

「お待ちいただきたい!」

 

「?」

 

「シェパード将軍、今の仰有りようからして、学園を戦場にするつもりですか?」

 

「そもそも我々にはそれ以外の選択肢がありません。」

 

 

我が軍の基地·施設であれば、国防総省や海軍さんのニューポートニューズ造船所以外なら例え破壊されても圧倒的な兵站ですぐに機能を回復できる。

だが自衛隊の駐屯地·基地·軍港はそうはいかない。第三次世界大戦は終わったが社会不安と日本国民の自衛隊への親愛度は天井知らず。そんな中で自衛隊の施設が破壊されでもしたら柳沢政権は崩壊、防衛省も世間から叩かれること間違いなし。そもそも参謀本部から本国と欧州復興で精一杯なので重要度が一気に低下した日本の基地に回すリソースはないと言われ、日本政府からも自衛隊の基地使用は断られてしまった。しかも市街地からある程度離れた立地、要害として使える裏山など、中央トレセン学園は"要塞"としてかなり有用なのだ。

 

 

「我々の学舎を破壊するつもりなのですか?!しかも民間人である生徒達も巻き込んで···。」

 

「ですから最速で安全な地下シェルターに避難できるよう訓練計画の立案をお願いしたのです。クドス部隊はいざ知らず、インナーサークル残党の場合、下手に生徒を外部に避難させた場合人質にされる可能性があります。いや、マカロフの流れを汲む奴らなら絶対に人質をとります。これは政治的判断でもあります。日本政府とホワイトハウスの決定なのです。」

 

「しかし、政治的判断で現場を無視するというのは、あってはならないことかと。」

 

「勉強になりましたねルドルフ会長。この部屋に正義は無いよ。あるのは、それぞれの立場の都合だけだ。」

 

「戦闘で発生した損失一切は日本の防衛省と合衆国陸軍省の折半で補償する。気持ちはわかるがルドルフ会長、どうか理解して欲しい。俺やこいつのことを存分に恨んでくれて良いからよ。どうか、頼む。」悲壮な顔で頭を下げる

 

流石はアレハンドロ。演技力が半端じゃない。こうなることを見越して私の指示で前々から生徒会や他の教職員·トレーナーとかなり仲良くして貰ってたから、141が上層部と現場で板挟みになっている可哀想な人達だと印象付けが可能だ。

"清廉潔白が服を着て歩く"と評されるアレハンドロだしその評判は別に間違ってはいないが、末端の兵士はもとより一部将官クラスに至るまでカルテルのクソ共に汚染されたメキシコ軍を長年渡り歩いてきたのだ。政治力·演技力は私なんかより遥かに上なのは言うまでもない。普段の政治案件を私が大概片付けるからやらないだけでやれない訳では決してないのだ。念押しで私がヒールを演じることでアレハンドロの演技を際立てるという高等テクニック付きだ。父さんがくれた技術はここでも生きている。

 

「···ヴァルガス大佐、頭を上げて下さい。なるしかないなら、その上で最善を尽くします。シェパード将軍、軍機は重々承知しておりますが、できる限りの情報提供をお願いします。」

 

「勿論です。では任務がありますのでそろそろ失礼します。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「准将。」

 

「ファインモーション殿下。」

 

「お上手でしたね?」

 

「伊達に父さんや将軍達から教わった訳ではありません。ルドルフ会長は随分素晴らしい理想を掲げておられるし、相応しい能力があるようですが、私ごとき未熟者の演技を見破れない時点で、先が思いやられますね。」

 

「同じ年頃の准将はどうだったのですか?」

 

「···ウマ娘のフリをした機械(人のふりをしたロボット)としてひたすら敵を法律ギリギリであらゆる方法で叩き潰していました。より多くの勝利の為に。外道以外の何者でもなかった。そういう意味ではあらゆる手段を駆使し最大の利益を確保するという行動原理は今も昔も変わっていません。」

 

「リアリストなのですね。」

 

「高級将校なら皆そうですよ。合衆国の利益を求めて戦う。正義だの倫理だの、そんなものは犬にでも食わせておけば良い。私はそんなものは全く興味がない。他のウマ娘ならいざ知らず、政治をよく知るファインモーション殿下ならご理解頂けると判断し本音で話しています。田中角栄(日本)フセイン(イラク)カダフィ(リビア)チャベス(ベネズエラ)もそうやって我々合衆国は始末していったのです。」

 

 

実績の割に私の人気が歴代の中央トレセン学園生徒会長中、常に最低である理由は明らかだった。私はルドルフ会長やシービー君、テイオー君等のように観る者達に"夢"を魅せることができない。

 

 

「···。」可哀想な人を見る目

 

「アレハンドロ、準備は?」

 

「完了してるぞ兄弟。」

 

「了解。総員へ、こちらシルバー·イーグル指揮官。作戦開始。女子供はいない。撃滅しろ。一人も生かしておくな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ビクター1-1は中に入る。」

 

「了解。」

 

イラン駐日大使館には流石に手が出せないので難民を騙る元クドス部隊のアジトを強襲し中央トレセン学園に来る前に少しでも敵戦力を削ることにした。

今回の作戦もその一環だ。インナーサークルの方はバケロスの電子戦担当が警察庁と協力して炙り出そうとしているがまだ尻尾を出さないので一旦放っておいてクドス部隊に集中する。

奴ら埼玉県の片田舎に拠点を築いてやがったが、周囲にある民家と距離を置いたマンションだったのでコラテラルダメージを考慮する必要が無いのが救いであった。

入口は正面ゲートしかなかった上2人見張りがいたがアレハンドロと私がタイミングを合わせて始末した。今回潜入組としてアレハンドロと私、見張りのスナイパーとしてゴーストが近くの無人の民家の屋根に陣取り私達をアシストする。

念のため対空装備(スティンガーミサイル)81ミリ迫撃砲(M252)も持ってきているバケロスの部隊が5人程、近くにミニバンを停めて待機してくれている。今回は私もアレハンドロもニコライが何処から調達してきたかわからないAS VALを使う。足のつく装備はできる限り使わないようにしなければならないし、消音という意味ではむしろうってつけだった。

 

「それにしても、こいつら本当にクドス部隊か?」

 

「多分、アル·カターラから借りた使い捨て兵も存分にいると見て良いと思う。イランに限らず今はほぼ全ての国の正規軍の頭数が足りてないからね。」

 

「ラズウェル支局長から人員こそ一個増強中隊レベルだがハインドやAPCまで持ち込みやがったって聞いた時にゃぶったまげたもんだ。日本の安全神話も形無しだな」

 

「日本政府と警察庁レベルで裏切り者が内部にいたら流石にしょうがないよ。柳沢総理はこれを契機に裏切り者の在庫一斉処分セールを開催するらしいから、前よりかマシになると思う。」

 

「だと良いけどな。それよか、お前さん将軍になっても前線に引き続き出るつもりか?」

 

「今、私はここにいる。それが答えだよ。皆が優秀なお陰でお飾りの将軍は暇なんですよ。」

 

「軍の書類+ウマ娘達のトレーニングメニューを全員分編成して更に自分の練度も維持してる奴を暇とは言わねえよ。お陰で俺達サブトレーナーの仕事大してやってないぞ。」

 

「良いじゃん別に。永続的にトレセン学園にいる訳でもなければ空いた時間で皆は練度を維持できるんだから。」

 

「そりゃあそうだが···おしゃべりはここまでだな。ゴースト、どうだ?」

 

「特に動きは無い。」

 

「引き続き頼む中尉。行こうぜ兄弟。」

 

「了解、後に続く。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こいつらワンチャン囮だったのかな?」

 

「絶対囮だろうが、数が数だ。決戦に備えて少しずつ潰していくしかない。」

 

「そうだね。ラズウェル支局長に指示を仰ぐか···。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「准将、マズいことになった。」

 

「?」

 

「副大統領がCIA(我々)のとある幹部に命じて准将達第三次世界大戦の真実を知る者を消そうとしてる。」

 

「英雄は死なせて偶像化した方が国にとっては都合が良い。理屈はわかりますよ。殺される方はたまったもんじゃないですが。」

 

「···動いているのは、"ブックマン"よ。」

 

「···ジョージ·ブラック。現在は東アジア部長でしたね。彼の下のパラミリ(準軍事作戦担当官)となると···あのクソアマですか?」

 

ヘックス···戦いたくねえ···あのストーカーきめえんだ···なんか気に入られてるし···

 

「あのデブ野郎(ファットマン)···じゃないブックマンが相手となるとキツいわね。大統領も動きは承知しているけど、恩人であり昔なじみの盟友でしかも大きく間違ったことをしていない副大統領を止められないわ。」

 

「インナーサークル残党、クドス部隊、パラミリ。我々は1個増強小隊規模。まともにやりあったら勝ち目はありません。」

 

「詳細は任せる。副大統領に睨まれると大変だから人員は寄越せない。」

 

「ではそれ以外をお願いします。人員はこちらで何とかします。」

 

「···カリム大統領やその他使えそうな人脈には私から話しておく。」

 

「ありがとうございます。尤も、今回の件はウルジクスタン解放軍に何の利益もありませんから助けて貰えるか怪しいですが···。」

 

「それと、例のパラミリだけど、例のデバイスを装備していると情報が入った。気を付けろ。」

 

「了解。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「緊急でトレーナー会議やるから今日は自主練して!皆ごめんね!」

 

「「「はーい(あいよ)。」」」

 

「一体何があったんだ?」

 

「シリウス君、詮索は無用だ。最重要軍事機密だからね。」

 

「プライス大尉?」

 

「俺に聞くな。俺達の司令官である坊主が喋らないんだ。俺が言う訳ないだろ。」

 

「ケイエス君、後を頼む。」

 

「了解。お任せを。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「てなわけで、アル·カターラ、インナーサークル、クドス部隊、パラミリ。141史上最悪の戦いの幕開けが確定したけど、どうしようか?」

 

「装備はニックに頼むとして、人員が圧倒的に足りない。沖縄(第3海兵遠征軍司令部)に頼むのはどうだ?」

 

「ハメル中将か···ちょっと電話してみるか?」電話をかける

 

『久しぶりだな。なんだ?』

 

「お久しぶりです。"先生"。」

 

『先生はよせ。君は私を超えたよ、間違いなく。で用件を聞こう。』

 

 

----説明中----

 

 

『了解した。第3偵察大隊を貸そう。指揮官はバクスター大佐だ。猛者が揃っている。141の足を引っ張ることはない。』

 

「感謝します。」

 

『詳細は書面で送る。神は我々の味方だ。幸運を。』電話を切る

 

 

 

 

 

「これで兵員は570。安心の為ならもう少し欲しいよね?」

 

「ファラには俺からも頼んでおこう。ラズウェルからのお願いだけでは動かないだろうからな。」

 

「お願いしますおやっさん。アレハンドロ、メキシコ本国の守りを疎かにはできないからバケロスの人員をこれ以上日本には呼べないよね?」

 

「そうだな。しかもこっちに連れてきたのは我がロス·バケロスでも最精鋭の奴だ。無理がある。」

 

「ニコライの友人(傭兵)で暇してるのがいたら私のポケットマネーでお願いしようかな。」

 

「では俺からニコライに連絡しておきます。」

 

「ありがとうギャズ。明日にはユーリ達が合流してくれる。少しは安心できるかな···。」

 

 




しばらくドタバタが続きますが、ご了承下さい。

小学生キタサトをTF-141に特別参加···

  • させて良い!
  • させちゃダメ!
  • 早く小学生プイを出せ!
  • その他(小学生の特別練習枠 感想欄まで)
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