アルまど様「干渉できない特殊な宇宙が増えてたので見てみたら自分が犯されてた」 作:夜月工房
何が一番ひどいかと言えば、無差別な範囲効果なのでらんかちゃんまでバッチリ認識阻害されてしまい、社長相手なら余裕で勝てると思っている事ではないでしょうか。一足早く
中央区の魔法少女は大抵
はい、フラグでした。
まさかの時女一族が、久遠達を日ノ本の平和を乱す悪と結論付けて問答無用で
何でも世界各地から魔女を集めたとしても不自然な量のグリーフシードを配布するために一般人を犠牲にしているらしいのですが、どこ情報なのかと狙われる側は首を傾げるばかり。
この時点で
ただ、暗示の魔法は効いているはずですので、おそらく責任者兼マスコットとして
狙撃手や気配を隠しながら接近しての奇襲を担当するであろう三浦旭までもが堂々と姿を見せている点からも、暗示の魔法が効果を発揮しているだろうと推測できます。
あるいは襲撃理由には
仮に南津涼子の
具体的には、時女一族が神浜市への橋渡し役を望んだ事から祖父に
おかげで固有魔法の説教部屋には相手を捕縛する効能だけでなく、ストレスの軽減や微量ながらソウルジェムの穢れを取り除く機能まで備わっていました。ついでに魔女と使い魔に対してはダメージとステータス低下、状態異常のてんこ盛りです。非常に強力な魔法だと言わざるを得ません。
しかしながら、いえ、だからこそ、でしょうか。彼女は寺生まれとして煩悩に負ける事はなく、説教部屋を汚すような真似もしませんでした。それはそれとして暗示の魔法により捕獲して寺で
同様に、青葉ちかも神浜市を去る原因となった父の友人であるお隣さんが
もっとも、魔法少女ともゲームや動画とも縁遠い生活をしていたせいでそちらへの警戒心は緩く、アリナが
願い事は「自然ともっと仲良くなりたい」で、固有魔法により動物だけでなく植物とも意思疎通ができるようになりました。地味に頑張れば魔女や使い魔の声も聞こえてしまうのですが、幸か不幸か試した事はない様子。
今回は時女一族側に参加していますが、人間不信を経て得た新たな人と繋がる居場所――悪く言えば依存先になった
言うまでもありませんが、彼女は超難関かつセレブ御用達な聖リリアンナ学園に通う才女です。能力そのものは高いので、自発的に時女一族の推測を裏付けるために新聞や役所の資料を確認しました。ですが、それらからは神浜市内における不自然な人口の減少は読み取れませんでした。死亡事故や自殺は結構な件数が起きていたので怖い思いをしましたが、それすらも推測とは逆に、ここ数年は一気に減少傾向です。現在の疑惑とは別に行われていたらしいマギウスの魔女を呼び寄せている話は何だったのでしょうか。
そして魔法少女の存在を知った以上、固有魔法で事実を隠されていたのかもしれないと考えました。それを確認するために仲の深まった魔法少女の友人に探りを入れたところ、
幸いにも
代わりに調べた内容を元に意見してはみたものの、リーダーは聞く耳を持ちませんでした。おかげで割と白けていますが、それを悟らせない辺りにお嬢様学校通いの片鱗が見えますね。時女一族への協力は親の顔を立てた親戚付き合いの一環に過ぎません。実はひっそりと
一応、参考までに、この世界における時女一族の動きを確認してみましょう。
まず動画を視聴した分家筋が巫とそっくりな魔法少女の存在と、暴露された魔法少女の真実を知り、集落に連絡が行きました。
当然、今までの前提が覆ったので責任者を問い質す事態に発展し、前倒しされた
本家の娘が義務教育未修了者な時点で、親が法律的にアウトなのは言うまでもありません。今回の襲撃で存在が久遠にバレたので、集落には行政や警察の介入が行われる事でしょう。戸籍も外部へ派遣される段階で
他にも色々と法律的な問題が明るみになるでしょうが、あるいは
魔法少女契約の
知らずに利用した政治家も中にはいたかもしれませんが、調べもせずにうまい話に飛び付く者が民を導く能力を有するとはやはり思えません。
さておき、一族の意見としては寄せられた情報の中にもあった神浜市の浄化システムに関して巫として願うべき内容ではとなりました。せっかく御子柴がPCを保有していたので情報を集めようと動画を視聴したところ、大量のグリーフシード配布を不自然に思い、
そんな経緯から襲撃された久遠はと言えば、作り出されたものでもモテ期の到来かと内心悪くない気分でしたが、携帯端末が震えた事で即座に自分を律しました。案の定、まどかちゃんからのメッセージでした。
ちなみに、この事態には思わずプロミストブラッドの面々も混乱に乗じるべきか悩みましたが、一足早く神浜市に潜入し事情に通じた
そして残された帆奈ちゃんが生身のまま分裂したようにした見えない残像を残す速度で、魔法少女の動体視力でも同時にしか見えないタイミングで、移動しながらビンタを放ってまとめて鎮圧しました。いわゆる
それを見たプロミストブラッドの皆様は、揃って宇宙を背負っていました。
しかもどこからともなくおそらくは
それを見届けた彼女達は、号泣しながら避難指示をしてくれたらんかちゃんへ感謝し、実力差に関する報告はもらっていたものの他の搦手なしに奇襲して勝てる範囲だと高を括っていた事を謝罪するのでした。自傷して瀕死からの大ダメージでミラーズを制覇する結菜さんであってもチベスナ顔でこれは無理ねぇとこぼしていたのが印象的です。
さて、七割方は初登場の相手が切る大見得だったという少々残念な突発イベントもありましたが、ツアー再開です。ちょっとだけ移動が早足になりましたが、魔法少女の身体能力からすれば誤差だったので問題ありませんでした。ちなみに、
よくよく考えたら、二木市の魔法少女は
なんだかんだと観光地を巡り、プロミストブラッドの面々はそれなりに楽しみました。そして夕方近くになった今、彼女達は宿泊する予定の旅館に到着したのです。
戦い続きな日々でもあったせいか、マッサージされた際は施術する側からまだお若いのにと憐憫と尊敬が込められた言葉が出るほど疲労が蓄積されていたようです。
念のために言っておきますと、健全なマッサージです。なので、施術される側が漏らしたのは揃って悲鳴や太い声でした。
もちろん録音されていますので、敵対した場合は乙女として死ぬ可能性が高まりました。市長の娘で生徒会長を務める結菜さんは特にピンチですが、あるいはギャップ萌えによるVの字回復も期待できるのが複雑怪奇な世の中ですので、絶望するのは早いでしょう。絶望しても喜ぶのは
ところで、旅館は時期が時期なので非常に空いていました。そもそも営業できる程度に被害を免れていた時点で幸運と言うよりほかありませんが、あるいはかつて温泉を願った魔法少女やその知人友人が
おかげでツアー客やツアコン、その他一部協力者達が利用してくれるのは助かる話であり、おもてなしの心も一入だったのでしょう。
ですが、場所は神浜市内ではあるものの、中央区からは外れた場所です。つまり治安という意味ではやや劣り、要は魔女が出現しました。
非常にステルス性の高い個体らしく、帆奈ちゃんとみことちゃんの気配察知能力をすり抜けて仲居さん達に魔女の口づけを施したワザマエには唸るしかありません。
そして発見したのはプロミストブラッドの面々でした。なお発見方法は偶然結界を目視というアナログ式です。
旅行を楽しんだ上にマッサージやケアを施されて
そうしてどうにか勝利を掴み取り、グリーフシード一つでは割に合わない被害を受けながらも結界から帰還した彼女たちを待ち受けていた運命は、
酷い目に遭ったと、腰砕けになりながらも部屋に戻ったプロミストブラッド。しかし目的に程よく近い行為に及んだ事でこれはいけると確信を得たらしく、夜這いの計画を詰めました。今日は日中ずっと
そして人々が寝静まった深夜、珍しく一人だけで部屋をあてがわれて寂しく夜を過ごしていた久遠への襲撃が決行されました。
案の定
その内に樹里ちゃんが考えるのはやめだと開き直り、折角だから最後までしろと要求しました。周囲は顎が外れそうなくらい驚いていました。
特に姉妹の契りを交わした結菜さんとアオちゃんは裏切られたと思いましたが、それが出し抜かれたと言い換えられる事実に気付くまではもう少し時間が必要なようでした。魔法少女が危険や秘密を抱えている以上、男日照りになりがちなのは、二木市でも変わらないということなのでしょう。
求められれば応えずにはいられない奉仕気質な久遠は、変身後に喪失しても変身を解除すると元通りに戻っている事を告げて
目の前で行為を見せ付けられた他の面々も興味津々で体験してみたい欲求がムラムラと湧いていました。結菜さんが長女として自分が試すと前に出れば、ひかるちゃんが従者として毒見を買って出るという
そして自分の番だと意気込んだ結菜さんはといえば、積極的に迫っておきながらも緊張でガチガチになっており、どうすれば良いのかわからず固まっていました。
樹里ちゃんは
結局、見かねたひかるちゃんがこんな事もあろうかと調べた知識を総動員して結菜さんを補助し、どうにかゴール。ひかるちゃんはそのまま結菜さんの介護に入りましたので、モブ魔法少女達が食い荒らされた後で改めて
残された二木市の魔法少女達への賄賂を多めに要求しなければならないと奮起した事実は、ひかるちゃんの心の中にそっとしまいこみ……我を忘れるほどに激しい行為の最中に白状させられていました。焦らされて欲に負けたわけではないのと、仲間は軒並みダウンして聞かれなかったのとでギリギリセーフです。二人きりの秘密になった事で結菜さんへの裏切りにも相当しそうなため背徳感マシマシでとても昂った事実は、ここだけの話としておくべきでしょう。
こうしてプロミストブラッドは大量のグリーフシードを手に凱旋を果たしましたが、神浜市の魔法少女も魔女も強さがヤバすぎる事から打倒マギウスには入念な準備が必要だと失敗報告も合わせてする事となってしまいました。
まさかゲームよりも人外じみた挙動をするとは夢にも思っていなかったので仕方ありません。
とりあえずグリーフシード以外の戦利品として
余談ですが、言葉に耳を貸してもらえないキュゥべえが手紙をしたため保有する手段に及び画期的な移動手段について二木市の魔法少女に伝えたところ、ツアー参加者が俄然乗り気になってしまい、悪魔の契約を結んでしまいました。
どうやら二木市の魔法少女達は今後もちょくちょく神浜市に姿を現す事になりそうです。