アルまど様「干渉できない特殊な宇宙が増えてたので見てみたら自分が犯されてた」 作:夜月工房
団地から帰った夜、久遠がバイトの募集要項を考えていると、十七夜さんが落ち着いて話をできそうな日を
久遠一行は話し合いの末、なる早がいいだろうと一番近い日付を指名しました。
その際、十七夜さんの固有魔法である読心により秘密が暴かれる可能性を考慮した三人は、暴露大会を決行することに。
辛い過去や醜い本音、恥ずかしい趣味、性癖など、話題は多岐に渡ってまさに大盤振る舞いです。内容が内容なので、互いに多少なりとも傷付き、怒り、涙し、笑い合いました。
そうして秘密を共有した三人は今まで以上に相手を知ることができ、いっそう仲を深めたのです。
大会の締めが本音トークで主に自己嫌悪から濁ってしまったソウルジェムの浄化、からの
普段ならテンション上がりっぱなしなアルまど様ですが、一般的とは言えないプレイの数々に、特殊性癖! そういうのもあるのか、と感心してじっくり鑑賞しており、生唾を飲む音が響いているように感じるほどいつもの騒がしさが鳴りを潜めていました。
イろはちゃんは幾つかの性癖に共感があったらしく、真剣な表情で呼吸を荒くしながらの鑑賞でした。気付くと女神はティッシュに伸ばした手と手が触れ、そのまま握っていたので、禁断の関係に一歩進んだようにも見えます。
そして迎えた十七夜さんへの説明会。わざわざ買い揃えたビジネススーツに服装を統一して挑んだマンション組の姿に、本音が伝わったのでしょう、十七夜さんも思わず姿勢を正しました。ちなみに、どう贔屓目に見てもスーツに着られていて微笑ましい感じです。三人ともまだ学生なので無理もありません。
今回のバイトに関する説明ですが、簡単に言うとVRを用いた配信を行う新事業の立ち上げに伴うスタッフの募集でした。十七夜さんにお願いしようと考えているのはスケジュール管理や細かな連絡の統括です。魔法少女の取りまとめをしてもらうわけですね。
現時点では来年の夏を目処に本格始動となるので、働き始めるのもすぐというわけではありません。
内容的に就業時間が不規則というか時間外労働になる部分が多く、参加人数が増えるほどに管理する人数も増えて負担も増えていくため、時給ではなく出来高制にするかは採用側としても悩みどころでした。
相談の結果、労働時間や時給の条件は久遠側の提案が通ったのでそのまま決定しました。
十七夜さんの反応はまずまず、といったところです。魔法少女にも東西の確執があるため、上手くできるかやや心配な様子。
そんな十七夜さんに、横から帆奈ちゃんとみことちゃんから
この二人もTRPGに参加して魔法少女になりたての頃に苦労した話や慣れてからも悩んだ話をする側になるので、十七夜さんの世話になる形です。
ほとんど話がまとまったこのタイミングで
アルまど様がどこからともなくサングラスを取り出してかけると、簡潔に一言……続けて、と先を促しそうな雰囲気を出していました。そう、この宇宙を観測してから急速に鍛えられたラブコメならぬエロコメに対する嗅覚が
そんな茶番を女神がしている内に、あれよあれよと話が進んでいました。変身中に致しても変身を解除したときの身体は清いままだとか、ちょっぴり刺激の強いマッサージみたいなものだとか、十七夜さんの心配事を二人の魔法少女が解していきます。サイズ的に初めてでも安心とか地味に
そして気付けば十七夜さんは説明会場だった大東区の喫茶店から、中央区の
最初は体に触れられることから慣れていこうと、変身はしないまま普通のマッサージから始まりました。さすがに学院の制服のままではいけないので、久遠の性癖でもあるぶかぶかなサイズの
地味に
用意された折り畳み式のマッサージベッドに乗ってうつ伏せになり、普通のマッサージを受ける十七夜さん。バイト戦士の身体は割と疲労が蓄積していたらしく、凝りを指摘された十七夜さんは少し恥ずかしそうです。たまに漏れる声がセクシーで女神たちの期待が高まっていました。
背中側が終わったので、仰向けになってもらうのですが、そこで十七夜さんの視界に映ったのは変身済で
内容的には相手の指示に疑問を持ちにくく、少しだけ身体が敏感になり、性的な物事への心理的なハードルを低くしました。いずれも効果は弱く、十七夜さんに
そんな暗示の後ですが、マッサージ自体は真面目に行いました。暗示のせいで身体が敏感になった十七夜さんは、マッサージが終わる頃には
後は調理するだけとなった十七夜さんはいよいよ
もちろん、久遠は
基本的にノーマルなプレイだったのですが、普段とのギャップは破壊力が高かったらしく、凄かったと
しばらく時間が経って落ち着いた十七夜さんでしたが、思っていた以上だったと感想を言ってから、知り合いの魔法少女を紹介したいと話を切り出しました。
魔法少女の名前は八雲みたま。何でも戦う能力を持たないそうで、自力では魔女の使い魔すら倒せずグリーフシードの確保が事実上できないため、久遠を頼りたいとのことでした。久遠としては問題ないため、首を縦に振ります。
そんなイろはちゃんに心配されたみたまさんとの出会いでしたが、みたまさんが無気力状態なので反応は薄く、話そのものは比較的スムーズに進みました。
ですが、魂に一家言ある久遠によるソウルジェムの調査と聞き取りから、契約時の願いに応じていると思われる魂の歪みが確認されたことを聞くと、みたまさんは
その際にポロっと漏れたみたまさんの読んだ破かれたノートのページに関する話で
しかもちょうどいいと言った久遠により、そのまま流れでみたまさんが
一人っ子の久遠は満更でもない様子だったので、帆奈ちゃんとみことちゃんは心のメモにしっかりと優しいお姉さんによる常時女性上位オネショタの概念を書き込みました。今夜の晩御飯が決定した瞬間です。ちなみにみことちゃんは絶賛ムラムラ継続中です。
改めて一息ついた後、無気力状態から復活したみたまさんから十七夜さんとの出会いや関係について聞かれたので答えていく内に、バイト――新事業の話になっていきました。
実際の配信内容についてですが、主な内容としては魔法少女を
この事業、採算は考えておらず、狙いは魔法少女のネットワーク構築です。暗に示す程度ではありますが、神浜市の現状をネガキャンして転覆への流れを作る目的もあります。
その内容にみたまさんは自分の願いが影響を与えたのではと疑心暗鬼に囚われましたが、久遠の両親を失った日からずっとという言葉で疑念を霧散させました。
配信ではキャラのなりきりをしている設定で素の魔法少女生を語って貰い、視聴者の中にいる魔法少女にメッセージを送って炙り出します。
また、基本的に魔法少女の真実は当の魔法少女の間ですら広まっていません。なので、TRPGを通して暴露します。
と、ここで初めて魔法少女の真実を知ったみたまさんがソウルジェムを濁らせたので安定の
これには魔法少女各位も女神も
返って来た答えは、強い尿意のようなものに変換されたというものでした。実際に出るようになるわけではないため、トイレに行っても解決されず、妙な焦りが収まらない感じになるそうです。満場一致で禁止されました。
みたまさんがなったように、そのままでは視聴者の中から魔女が生まれるかも知れませんので、魔女になっても戻る可能性という希望を撒いておくのも忘れてはなりません。内容的には聖地巡礼の名目で神浜市まで来いという、遠くに住む魔法少女にすれば無茶振りでしかない希望な訳ですが。このせいで各地から魔女が神浜市に集まる流れが出来るとは、女神の目でも見抜けませんでした。
そして最重要項目なので、
そのため、TRPG内ではモブやネームドのNPC魔法少女にはバシバシ死んだり魔女になったりして、現実の厳しさを伝える教材になってもらうつもりだそうです。
実際問題、みたまさんを除いた三名の魔法少女はある日を境に姿を見なくなった魔法少女を知っているため、警告は必要だろうと声を揃えました。同時に、言葉だけでは止まらないだろうという意見も揃いましたが。
配信内容の説明が終わり、質問者であったみたまさんは知りたいことが知れて満足そうでした。ついでに神浜市の現状に対するヘイトは並々ならぬものを抱えているため、配信に参加したいと立候補、即採用の内示を受けました。
これで協力者は四名……と言いたい所ですが、実はこのマンション、久遠が当たりのグリーフシードから戻した
魔法少女の悲劇を知る者として、新しい
と、いうわけで現状は四名ですが、
そんな話をして、その日は解散となりました。夜は我慢の限界に達していたみことちゃんが
なお、みたまさんと連絡先の交換を忘れていたことに気付くのは次の日の朝のことで、みたまさんは就寝前に気付きひそかに泣いたそうです。埋め合わせで搾られた際は女神の応援が届いたのか、終始優勢を保ったのはここだけの話です。