記憶を失った少女が、ホロライブに関わって変わる話   作:ほがみ(Hogami)⛩

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アンケートありがとうございました!
仲良くなる紗とあやめの話を見ていただければ幸いです!



記録:人見知りな2人

ホロライブ事務所にある一室の控え室。本日、その控え室には何とも言えない空気が漂っていた

そこにいるのはホロライブ二期生の百鬼あやめとHoloxの付き人の紗、二人のみ。二人は話しかけたいが、話す話題も思いつかないし、話す勇気が出ない。そのため、なんとも言えないような雰囲気になっているのだ

 

あやめ「…な、なぁ紗ちゃん」

 

勇気を出したあやめは必死に考えついたことを紗に伝える

 

あやめ「紗ちゃんはなんでHoloxにいるんだ?」

紗「えっと…記憶を失って…」

あやめ「そ、それはすまんかった…」

 

聞いてはいけないようなことを聞いたと思ったあやめは謝る

それと同時に失敗したなとも思う。「そうか、それは大変だったな」と励ますような言葉を選べばよかった。好感度が下がってしまうのではないかとあやめは心配するが、紗の方はそんな事は考えておらず、どうにかして話題を探すのに精一杯であった

―ふと、あやめが座る机の上に食べかけのお菓子や食べ終わったお菓子のからなどが散乱していることに紗は気づき、あやめはお菓子が好きなのかと思った紗はそれを聞く

 

紗「あやめ…さん」

あやめ「な、なんだ?」

紗「お菓子何が好きですか?」

 

突然すぎたのかあやめは少しポカンとする。紗は突然過ぎたかと少し胸がドキドキする。これぞ縄文ドキドキ――あれ?ルイの影響を受けてしまったのかなと紗は思った。突然ギャグを言うようになってしまうのは少し…

あやめはポカンとした顔から少しニコッと変わり、紗の質問に答えた

 

あやめ「余は結構お菓子好きだぞ!今日もお菓子に助けられたしな!」

紗「そうですか…どんなお菓子が好きなんですか?」

あやめ「和菓子も好きだけど、洋菓子も好きだな。ドーナッツとか、煎餅も好きだぞ!」

紗「ドーナッツ…!つい最近、ドーナッツを作る練習してるんです!今度良ければ味見とか…お願いできますか…?」

あやめ「え?!良いのか?!」

 

キラキラとした目で紗のことを見るあやめを、紗はとても可愛らしい方だなと心から思う。というよりはなんだか小さな子どものようで、ラプラスにもすこし似ていると感じる

―紗はあやめの問いに「当然ですよ。もっと仲良くなりたいので」と答えると。あやめは「やった〜♪やった〜♪」と上機嫌になった

二人の好感度は少し上がった

 

次はどんな話をしよう…

 

あやめ「紗ちゃん、ルイちゃんって普段どんな感じ?」

紗「ルイねぇは普段しっかり者ですが、たまにおっちょこちょいですよ?この前は砂糖買ってきたって言ってたのに手に持ってるものは小麦粉だったし…メガネどこか行ったと言っていたのに胸ポケットに入ってたりとか…」

あやめ「あははっwwwwやっぱルイちゃんはホントのオフでもそんな感じなんだ〜」

 

にこやかに笑うあやめ。かなり打ち解けてきたのではないかと二人は思う

だが、まだ気軽に話せるまで少し時間がかかりそうだ

 

次の話は…

 

紗「あやめさんは―」

あやめ「あやめちゃんでいいぞ!」

紗「あやめちゃんは好きな料理とかってあります?」

 

紗は得意な料理関係の事を話題に出した

基本的に紗はなんでも作れる。ルイといろはの教え有っての賜物だが、最近は進んで料理を作っている。ラプラスの突然な要望に答えるようになるためには、何でも作れるようにならなくてはならいと紗は思っている

するとあやめは少し考えてから答えた

 

あやめ「ハンバーグとかオムライスが好きだな〜」

紗「ホロの人ってオムライス好き多くないですか?ラプラスも好きだし―」

あやめ「そうなんだよねー」

紗「オムライスもハンバーグも作れますよ?私」

 

その言葉を聞いたあやめはまた目をキラキラさせて、「食べたい☆」と子供のようにせがんでくる

なんか本当に子供のような感じが…しなくもない

「今度作りますので、Holoxの基地に来てください」と紗がいうと、いくいく!と元気よく答えた

 

あやめ「やばいな。紗ちゃんと話をしていると、どんどんすごいところがわかってくるな!余のお家に来てくれないか?!」

紗「えへへ…ありがとうございます。でもまだ私はHoloxの付き人ですし…まだHoloxの皆さんに感謝を返しきれてないですから、またの機会に…」

 

そうかとつぶやくあやめはやってもらっているばかりではいけないと思ったのか、今度は紗が知りたいことを教えてあげると言われた紗は少し悩む

―何を聞こうか。どんな話が聞きたいのかと。そう考えていくうちに、自分はまだ知らない事ばかりであるということに気が付き、せっかくならばホロライブのことを聞こうと思った

 

紗「ホロライブのことを教えてくれませんか?」

あやめ「わかった!うーんとね…余もわかんないことあるけど、できるだけ頑張る余!」

 

そう言ってあやめはホロライブのことを話し始めた

さすがルイの先輩という事もあって、ルイの知らない事情もかなり詳しいところまで教えてくれた

ホロライブにはYAGOOという人物がいることや、海外で活躍するホロライブENやホロライブID。そしてホロライブには○期生というのが存在するという話を聞くことができた

 

紗「あやめちゃんは何期生なんですか?」

あやめ「余は二期生!他にもシオンちゃんやあくあちゃん、ちょこ先生やスバルもいるんだぞ!」

紗「スバル姉さんもあやめちゃんと同じ…」

あやめ「スバルとあったことがあるのか?」

 

不思議そうに聞くあやめに紗は自分の名前の秘密を教える

そしてその名前が決まった時の話もすると、あやめはへぇースバルが。と口に出して驚いていた

 

あやめ「確かにスバルは頼りになるな!二期生の中で一番しっかりしてるって言っても過言じゃ無いし、企画の進行とか司会やってくれるんだよね」

紗「スバル姉さんやっぱりすごい―!」

あやめ「うんうん」

 

共感する二人は仲睦まじい雰囲気を作り上げ、最初の気まずい空間など虚空の彼方へと消え去ってしまった

話は盛り上がり、次に話題に上がったのは六期生―つまりHoloxのことであった

その内容は他愛のないものもあれば、コラボとかしたいなどの配信関係の話もあった

 

あやめ「風真ちゃんと今度、真剣勝負したいなー」

紗「剣の鍛錬ですか?師匠も喜ぶと思いますよ!」

 

その言葉にあやめはまたキラキラと目を輝かせる

 

あやめ「ほんと?!―そう言えば風真ちゃんのこと師匠って呼ぶんだね」

紗「そうですね〜私に剣のことを教えてくれているので、師匠は師匠です」

あやめ「つまり紗ちゃんとも戦うことができるってことか!よし、そうとなったら余が実践練習するぞ!」

 

がちゃりと扉が開く

そこには衣装に着替えたルイとちょこが立っており、部屋の雰囲気をみた二人は、子供を見るお母さんのような感情になる。「どうなっているかと不安だったけど、仲良さそうでよかった」そのようにルイは語っていた

しかし紗とあやめは話に夢中で二人が入ってきたことに気づかない

―この調子で他のホロメンとも交流することができれば、心身的なストレスは軽減でき、今よりも楽しく生活することができるだろう

 

ちょこ「紗ちゃん、かなり回復してきているわね」

ルイ「そうですね。でも記憶はまだ回復していないみたいですよ」

ちょこ「ストレスを感じさせないように、私たちも気をつけて生活しないと――」

ルイ「そこまで深く考えなくてもいいと思いますよ?」

 

ちょこの話を遮ってルイは話を始める

 

ルイ「自然の―ありのままの自分で接してあげたほうが、彼女にとっていい影響を与えると思います。あやめ先輩みたいに」

ちょこ「――そうね。それが一番いいわね」

 

二人の声は優しくその空間に伝わる

―人見知りで緊張が伝わっていた二人がこんなにも打ち解けあった今日を、その場にいるものは忘れることは無いだろう

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