記憶を失った少女が、ホロライブに関わって変わる話 作:ほがみ(Hogami)⛩
先日、お気に入りが120を突破し、UAももうすぐ20,000に届きそうです!皆様ありがとうございます!(´▽`)
今回の話も楽しんで頂けたら幸いです!
ホロライブ事務所にある一室…
紗「……」
「……」
今この空間は静寂が制覇していた
話そうにも話せない。だが見知らぬ人というわけではなく、見知った人であるが、緊張と話す内容がなく、ずっと固まっている状況。
―困った後に、言葉を出したのは紗の方であった
紗「ひ、久しぶりですね、スバル姉さん」
スバル「そ、そうだな」
スバルは喉の奥から声を振り絞る
普段はもっと会話を弾ませることができるスバルだが、何故かやけに緊張している。わけもわからないが、何故か緊張しているのだ
スバル「さ、最近の調子はどう?」
紗「お陰様で…スバル姉さんはどうです?」
スバル「スバルも何事もなく生活してるよ」
紗「それは良かったです…」
声は部屋を飛び合い、空へと消える――どうしよう。話が続かない
二人は静かに話題はないかと考える。すると、部屋の扉が開いて元気な声が聞こえてきた
声の主は何気なく発したが、二人にとって女神のような存在だと思える
「こんちゃ〜…あれ?スバル、紗ちゃんに怒ってる?」
スバル「あやめ!!ちょっと助けてくれ!」
声の主ことあやめは入ってくるや否やスバルから助けを請われて困惑する
何があったのか説明してくれ余というとスバルは説明を始めた
まず紗はバイトで事務所に来ていて、一通り終わったから休憩していたところスバルがやってきて、せっかくだからなにか話そうと今に至るという話らしい
だがいざ話そうとすると、何を話せばよいかわからなくなったという
あやめ「まぁその気持ちはわかるぞ。余だって久しぶりにあくあちゃんと話したけど、会話続かんかったもん」
スバル「そういや地獄の雰囲気になってたな」
あやめ「うん。だから二人の気持ちはわからんくはない。だから――これをあげるぞ!」
そういって懐から出したのは、ドーナツが数多く入った箱であった
このドーナツはどうしたのかあやめに聞くと、道にでっかいドーナツが落ちていていろいろあってまつりと一緒に分け合った結果らしい
あやめ「とにかく、おいしいものを食べれば元気になるだろ!」
スバル「みちに落ちてたもん食べるか!!」
あやめ「え…スバルは食べないのか…?」
紗「これおいひいよ」もぐもぐ
紗はあやめから渡されたドーナツをもぐもぐと口の中でじっくりと味わう
道に落ちていたと言われたが、その味は他のドーナツと何ら変わらないとても美味しい味がする。モノによっていちごのチョコレートがついていたり、砂糖がまぶしてあったり…とかなり種類が豊富だ
スバルは紗が食べているのをみて心が揺れる
―食べても大丈夫なのだろうか。手に取ったドーナツを見てゴクリと喉が鳴る
紗「おいしいよ?」
スバル(もうどうにでもなれ―――!!!)
思い切った感情で一口
その瞬間、スバルの目が星が輝いた
今まで食べたことのないようなドーナツの甘み。とろけるように消えていくドーナツの食感がスバルの舌の上でダンスを踊っているかのようにスバルを虜にする
あやめ「うまいだろ!」
スバル「うめぇ…なんだこれ…」
あやめ「これを食べながら話に花を咲かせよう!」
それから楽しい話し合い(女子会)は始まった
さっきまで何を話そうか悩んでいたスバルたちもドーナツの力なのかわからないが、とても会話が弾む
紗「そういえば最近、私連絡用のスマホ頂いたんですよ!」
スバル「そうなの?」
紗「よかったらお友達になってくれませ――」
あやめ「――いいぞ!」
そう言ってあやめは自分のスマホを取り出し、手早く自分のスマホに紗の連絡先を入れる
スバルも続いてスマホ取り出して連絡先を繋げた
紗のスマホには多くはないが、いろんなホロメンの連絡先が入っている。それは雑談したり、なにか約束を交わしたりするものだ
―最新の連絡は…ラプラスから来た「コール」という文面。この数少ない文面の中に炭酸飲料のコールを買ってきてくれという意味かもしくはコールがなくなったという意味が込められている。
紗「二人ともっとお話出来ますね!」
あやめ「うむ!余も紗ちゃんともっとお話したいぞ!」
スバル「なんか困ったことあれば、なんでもスバルに連絡してくれ。大丈夫、ホロスタッフののどかちゃんもスバルに相談しに来てっからさ!」
そうやってスバルはムキッと腕を上げた
紗も日々感じている。彼女はかなり頼りがいがある。まぁ失言も多いが…それ以上に頼れるときがある。それは配信ではあまりなく、視聴者はあまり実感がないだろう。だが、実際スバルに相談しにくる人は多いのだとか
あやめ「あ、余もう少しで時間だ」
スバル「収録いくの?」
スバルの問にあやめは大きくうなずき、またねーと言って部屋を去った
残った二人はまたもや少し沈黙する。だが、最初ほどの沈黙はない。あやめが来てくれたおかげでかなり緊張もほぐれ、話しやすい雰囲気になっていた
スバル「紗をさ、今度スバルのかあちゃんに紹介したいんだよね」
紗「スバル姉さんのお母さんですか?」
スバル「そうそう。本当のかあちゃんじゃないけど、スバルの服とか衣装をつくってくれるんだ〜紗って結構同じ服来てるでしょ?だからかあちゃんに頼んで服くれないかなってね」
そう言ってスバルは目を輝かせる
紗はスバルの母さんに迷惑がかかるのではないかとスバルに言ったが、「大丈夫!大丈夫!かあちゃん、ちっちゃい子が好きだからさ!」とにこやかに話す
そしてスバルは会える日とか決まったら連絡するねとスマホを軽く振って紗に見せつけた
そんな中が良さそうな二人を影から見守る謎の影が…
「ほほう…彼女がスバルを慕ってる私の”娘”と言っていい子かぁ〜…結構素材はいいねぇ…服を着せたらどんなに化けるかな〜?」
ういママはちっちゃい子が好きって言ってなかった気がします
スバルが勝手にそう言ってると考えてもらえれば!
ちなみに同時進行で○○の過去編を創作中です。出来上がったらタイミングを見て投稿しますので暫しお待ちを〜