記憶を失った少女が、ホロライブに関わって変わる話   作:ほがみ(Hogami)⛩

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Ohisa!(イオフィ風)
お久しぶりですね!私自身、色々立て込んでおりまして、なかなか執筆する時間がありませんでした。そんな中に書いたホロぐら風物語なので色々おかしいところがあると思いますがご了承ください。っていうかおかしいところがあるのがホロぐらですし、鱒寿司



記録:【幕間】夏を滑る者

…暑い。今年はやけに暑い

そう思っているのは我々人間だけではないようだ

ホロライブ事務所にいる雪の一族の令嬢も、ポンコツ鬼っ子でさえ暑くてダウンしている状態。誰かがこの熱を消してくれないと溶けてしまうかもしれない

 

まつり「あつい~まだ五月だよ?暑すぎでしょ…」

ロボ子「ボクの記録にもない気候だねぇ…オーバーヒートしそうだよ…」

 

夏の代名詞(?)と言われる夏色まつりでさえこのようにダウンしかけている。事務所のエアコン?いやー最近電気代が高くてねぇ―節約してるのさ!

まつりが食べるアイスがポロリと地面に落ちる。アイスが早く溶けるくらい今の気温は暑い

どうにかして解決しないとライブ等に影響が出そうだと考えたロボ子は高性能を活かして様々事象を考えた

―そしてたどり着いた結果は…

 

ロボ子「暑いからダジャレでも言って涼しもうか〜」

まつり「…それ、寒いダジャレってことですよね?!それならラミィちゃんの雪の魔法で涼しくしてよ!」

ラミィ「暑すぎてすぐ溶けちゃいますよ…」

 

その時。誰かが言った

 

「"ころねは寝る(ころ)ね!"」

 

その瞬間、少しだけ部屋の温度が下がる――という話よりも、誰がその寒いダジャレを言ったのかが気になって仕方ないようだ

 

ロボ子「誰が言ったんだろうねぇ〜」

まつり「ロボ子さんですか?」

ロボ子「ボクはもっと高度なダジャレで攻めるよ」

「………www」

 

笑いがこらえるような声が微かだが部屋に響く。それは、現在会話をしているロボ子とまつりの声ではなくて、他の誰かのようだった

まつりが誰だろうと周辺を見ると、ソファーの上にお腹を抱えてクスクスと笑っている鬼の子がいた

 

まつり「もしかして―さっきのダジャレあやめちゃん?」

あやめ「余だぞ!さっきの面白くなかったかw?!”ころねがねるころね”ってwww」

「ふっ…まだまだですねあやめ先輩!」

 

あやめの発言に対して雪の令嬢こと雪花ラミィは椅子から立ち上がりピッとあやめを指を指す

それをみたロボ子はラミィに対して問を投げかける。「ラミィちゃんはもっとすごいのか」と

するとラミィは「ラミィの本気見せちゃいますよ!」と自信満々に大きな胸を張り、大きく息を吸って言葉を発した

 

ラミィ「"まつり先輩がさんま釣りに出かける!"」

 

その瞬間、部屋には笑いは起きなかった

だがしかし笑いは起きなかったものの、部屋に響くのは関心の音。ラミィを称賛する声が響くのだ

 

ラミィ「ちょ、一番困る反応やめてもやっていいですか?!」

ロボ子「すごく上手いとボクは思うよ〜」

まつり「よしっ!まつり、今からさんま釣りに行ってくるね!!!」

ラミィ「え?!待ってください!まつり先輩―…行っちゃった」

 

どこからか釣り竿を持ってきたまつりはキラキラ目のまま飛び出していってしまった

だが、未だ事務所は熱で燃えている。ロボ子も暑すぎてオーバーヒート寸前だ。頑張ってラミィもロボ子に冷たい風を送っているが、それでもまだ厳しい状態

 

みんなが暑いーとグダグダしているうちに、事務所に誰か入ってくと、その人は入ってくるや否や暑すぎないかと行った後、胸元を少し開いて服で空気の流れを作る

そんな誰かにあやめは元気に話しかけた

 

あやめ「余!スバル今日も暑いなぁ〜!」

スバル「おはよ、ほんとに暑いな」

ロボ子「あわわわわわわ」

 

スバルが挨拶すると同時にロボ子はエラー音とも言いかえられるような言葉を発し始めた

 

スバル「ロボ子先輩?!どうしたんですか?!」

ラミィ「暑すぎてオーバーヒートしちゃったんですよ!ラミィも頑張って冷やしていたんですが―」

あやめ「おうスバル!こんな時はこの間やったあれをやると下がるだろう!」

スバル「あ、あれって…?!」

 

そう。"あれ"とは寒いダジャレを言うことだ

この間(といってももう二年くらい前の事だが)、5月病で怠けているのあなたのために、あやめが喝を入れるという話の時。あやめがロボ子さんを少し弄って、ダジャレを言うまで止まらないオーバーヒート状態を導入したのだ!

その時解決したのはスバルが放った一言――

 

スバル「い〜や〜だよ!スバルまた恥ずかしい思いしなきゃならないじゃん!」

あやめ「だがスバル、これを収めるにはそれしかないぞ!」

スバル「うぅ…”塩にしおっかな!”」

 

スバルの渾身のダジャレが炸裂する。その途端、ロボ子は寒いと一言言ってロボ子のオーバーヒートは停止した

しかし依然部屋は暑い。これは異常なのではと思ったラミィがテレビの電源を入れると、陽気な音楽とともに、見たことのあるようなテレビキャスターがそこにあった

 

「こんにちは〜テレビおるかの時間になりました!今日も暑いですね〜。なんと30℃を超えたところがあるらしいですよ!いやー昨日から続いてる異常気象のせいですね」

ラミィ「うへぇ…異常気象ですって。30℃超えたらしいですよ…」

「おはよー今日も暑いねぇ〜」

 

そう言って入ってくるのは、ハーフエルフの不知火フレアだった

フレアが入ってくると、スバルは軽めの挨拶を交わして、この暑さは異常気象だと説明する。今知ったばっかだけどね

 

フレア「異常気象かぁ〜どうしようもないなぁ。どうしようかな〜”どうしょうマリン”」

 

その瞬間、部屋の温度は氷点下まで下がる。ただ一人を除いてだが

その冷気が地球にも伝わったのか、異常気象はフレアが放った極寒ダジャレによって解決してしまった。それを受けて地球は寒冷化に入り、長い長いホロ寒冷期に突入したであった―――

 

――これがホロ寒冷化の真相である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まつり「さんま釣りにでかけたけど…マジ寒いんだけど…あのギャグ寒かったのかなぁ」

 

さんま一匹の成果もなく、まつりは悲しい気持ちで足元に(なぜか)あったパイナップルを見つめてこう呟いた

 

まつり「パイナップル…”南国で何個食う”?」

 

……余計寒くなった気がしたのは我々だけではないだろう

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