記憶を失った少女が、ホロライブに関わって変わる話   作:ほがみ(Hogami)⛩

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あちぇ。


記録:暑いので、水に溶けましょう(後編)

―夏だ!水着だ!プールだぁぁぁぁぁぁぁ!

…がモットーのホロサマランド。そこは地方でも大きな方の大型プールで、流れるプールや波の出るプールなどがあり、屋内だけではなく、屋外もある子供から大人まで楽しめるような施設となっている

 

ラプラス「…着いたなっ!ホロサマランド!」

 

身の丈に合わないような大きな麦わら帽子とサングラスを身につけ、浮き輪を腰につけたラプラスは期待で胸が張り裂けそうになっている

目の前には暖かい太陽に照らされながら楽しそうにはしゃぐ子供たちや、黒っぽい上着と帽子をかぶった赤い髪のないすばでーな女の人がいたりと様々だ

 

ラプラス「よし…では吾輩がいっちばーn…」

ルイ「ラ〜プ〜?(圧)」

 

怖いほど微笑ましいほどの顔でルイに見られるラプラスは、少し恐縮する。ルイが言いたいことは、準備運動もしないうちにプールに入るべからずということ。ラプラスの性格をよくわかっていらっしゃる

ラプラスは言い訳をして早くプールに飛び込もうとするも、全て反論されて、大人しく準備運動を始める

 

準備運動を始めるラプラスの隣に遅れてやってきたいろは。その顔はとても自信に満ち溢れていて、心から楽しむぞと言った感情がみえる

スムーズに準備運動を済ませるその様は、普段から運動をしているのが変わりそうなほど

 

沙花叉「久しぶりにこの水着着たけど、着れてよかったぁ~!」

こより「うわぁ~結構おっき~い!!」

 

更衣室から出てきてはしゃぐおおきいお二人

しかし紗の姿が未だ見当たらない。まだ更衣室にいるのだろうか…ルイがラプラスと共に出てくる前はどうだったか覚えていない。ラプラスの暴走を止めないといけないから、注目する暇がなかったせいか

ちょっと心配に思ったルイは2人に紗が大丈夫かを聞く。すると、二人はちょっと待ってみな?とすこし含みのある言い方をした

 

そして次の瞬間――更衣室から一人の美女が歩いてきた

すらっとした体に綺麗な黒髪ポニー。白い玉のような透き通った肌を隠す白のフリルが付いた水着が、似合っていて可愛らしい

 

紗「お、お待たせ…」

 

少し照れながら挨拶をするその姿にルイは思わず心を奪われる

首元にかけたスマホを起動させ、すぐにその姿をカメラに収める…写真で見ると、さらに映りがいい(プールによっては撮影機器の持ち込み不可な場所があります。ホロサマランドは、オーケーです)

 

やばいくらい可愛いなと思いつつ、みんなで準備運動を始める、十分体がほぐれてきたところで、フリータイムに突入した!!!

 

ラプラス「いやっふぉ〜〜〜!!!めっちゃ冷てぇぇぇぇぇ!!!」

いろは「これこそ夏でござるなぁ〜!」

 

浮き輪をつけて足をばたつかせるラプラスに、ぽこべぇを浮き輪代わりにして水を泳いでいるいろは。そしてその後ろをついていくかのように

とっても気持ちよさそうで、実に楽しそうである

ルイはそんな姿を写真に収めるべくカメラをみんなに向ける。沙花叉とこよりは泳ぐのを楽しみながらもないすばでーな女性の人をみてぐへへするという、ちょっと…な感じだ

 

―やっぱり夏は海に限るなぁ。まぁプールだけど

1度紗は水から上がり、少し休憩する

そして今までのことを振り返り、この人達に保護されて本当に良かったなと実感する。記憶を失い、自分が誰かも分からない状況で、もしかしたら危ない人だったかもしれないのに、優しく接してくれた彼女たちには頭が上がらない

 

紗「…もっとお礼をしなくちゃ…」

 

その時。誰かが紗の肩を叩いた

振り向くとそこにはベージュ色の髪で、可愛らしいお耳と尻尾がある女の子であった

よくみればその子は少し泣きそうで、紗は優しく声をかける

 

紗「どうかしたの?」

「お姉ちゃんとはぐれちゃって…」

紗「そう…なら、私一緒に探してあげるよ!」

「お姉ちゃん…いいの?」

 

そうつぶやく女の子に、紗は快く頷く

勝手にいなくなってしまっても行けないため、紗は少しぐへへへな顔をしたこよりに声をかけ、少し離れる旨を伝えた

少女共に遠ざかっていく紗を見ているこより。今度はぐへへへな目ではなく、母親のようなにこやかな顔で微笑んでいた

 

「紗ちゃん、成長してる〜♪」

 

 

 

 

 

 

紗「それじゃ…最後にお姉ちゃんを見たのはどこかな?」

「えっと、えっと…流れるプールのばしょ!」

紗「よし!そこにいってみよう!」

 

小さな子の手を握り、目的の場所まで歩いていく

その最中、少女が不安にならないように話をふる

 

紗「今日は家族で来たの?」

「うんっ!きょうはあついからみんなで行こうって!」

紗「そっか!今日は暑いもんね〜!」

 

紗は少女の話に優しく答えを返すと、流れるプールにたどり着いたため、2人は一生懸命に少女の家族を探す

しかし、人が多く見つけづらい…そこで紗は考えた。どうにかして見つけやすい方法を考えないとと

辺りを見渡し、なにかないかを探る。目に映ったのは監視員の高いベンチだ

 

紗(あんなふうに高ければ…!)

紗「ねぇ、高いところは好き?」

「嫌いじゃないよ?」

紗「なら良かった!私の肩にのって!」

 

紗はしゃがんで少女が乗りやすいように体勢を整える。少女は言われた通りに紗の肩へ乗る

しっかり掴まっててねと一言かけた紗がムクっと立ち上がり、少女は紗の身長と自分の身長分の大きさで辺りを見渡せることが出来た

 

「いた!お姉ちゃんいた!」

紗「いた?!良かった!どっちの方向かな?」

「えっとね〜こっち!」

 

少女は紗の上で指を指して、紗に方向を教える

人混みをかき分けて進んでいくと、先に見えたのは少女によく似た女の子とその付き添いと思われるすごく綺麗な大人の女性がいた

 

「フワワ〜〜!」

「モコちゃん〜〜!」

 

肩に乗っていた少女は、姉に会えたのが嬉しいようで、すぐに肩から降りて、駆け寄る

付き添いの女性は、紗によってきて友達を見つけてくれてありがとうとお礼を言った

その後、バイバイと手を振った女の子に手を振り返した紗は、微笑ましい気持ちになる。会えてよかったねと

 

すると、後ろからパシャリと写真を撮る音が聞こえた

 

ルイ「しっかりと見てたよ。偉いね。紗」

紗「ありがとうルイねぇ」

ルイ「ん?私なにかしたっけ?」

紗「見ず知らずの私を助けて、ここまで保護してくれて」

 

そういうとルイは少し顔をハッとい顔になり、次の瞬間に

 

ルイ「え?何どっかいっちゃうの?w嫌だよ〜〜〜w」

 

と笑いながら冗談を交わした

紗はそのまま、今度は沙花叉達と泳ぎに行き、ルイは取り残された。だけど、改めてあんなことを言われるなんて思ってなかった

 

ルイ「…成長してるんだね。紗」

 

だが、それと同時に調べなきゃならないこともある

 

 

 

 

 

 

彼女の身元についてだ

ー記憶喪失として保護したからには、過去の彼女もいるわけで、探している人もいるはず

なのに、大空警察で調べてもひとつも捜索願いなどは出ていない

彼女の身元が分かるのは、当日彼女が着ていた服。まぁスーツではあったものの、よく分からないマークのバッチが付いていた

 

ルイ(太陽に重なる六角形のマーク…調べても何も出てこないし…ただのアクセサリーには思えない…)

 

彼女には記憶を取り戻してもらいたい反面、少し寂しい気持ちもある

記憶を取り戻すということは、Holoxでの保護が終わるということ

それを彼女たちが素直に受け取れるかだ

 

ルイ「まぁ。まだ時間はあるはず。今は紗と一緒に"涼"しもう!」

 

ーー今のは狙って言ったんじゃないよ?ハッハー↑




最後は真面目にしてみました

あ、そういえばまたまたサカマタ、新しい小説を始めちゃったんですよ

【彼女はホロのとても可愛い子】って言うんですけど、これはこの物語とは直結もかすりもしません。ただの1話区切りの恋愛話です
興味があれば見ていただけると助かります(?)
今までの執筆方法ではなく、少し変えてみてるんですよ

では。来る時にそn
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