記憶を失った少女が、ホロライブに関わって変わる話 作:ほがみ(Hogami)⛩
夏は終わりそうなのにまだ暑いですねぇ…そういや、ししろんたちに聞いていたホロサマのやりたいことは、もう次期遅れになりそうなので、裏方作業的な感じの話ということでお願いします
ある日。紗はホロライブ事務所に呼び出された
とある企画に参加してほしいとのことで、その企画の詳細はわからないが、急を要するものではないみたいだ
紗「なんの企画なんだろう…」
そうおもいつつ、紗は事務所の扉を開けた
紗「おはようございま―――」
「あ!紗ちゃんおはよ〜!!!!」
紗「ちょ――うわぁっ!」
扉を開けた瞬間、元気なちょこに紗は抱きしめられ、ちょこのたわわに紗は埋もれる
ジタバタせずに、ちょこを抱きしめ返した紗は、ちょこのたわわから顔をだして、ちょこのことを見上げて見る
その姿のなんとかわいいことか。ちょこは紗の頭をナデナデし始めて、ぽわぽわする
紗「ちょ、ちょこ先生…なんかハイテンションじゃないですか?」
ちょこ「そうね!だって今日は紗ちゃんと一緒に収録できるんだもの!」
紗「????????」
わけもわからない紗をちょこは撫で続ける
「ちょこ先生、一旦離してあげて?」
ちょこ「はーい」
紗「ふう…あの、ありがとうございます!」
名前も知らない女性は、紗に大丈夫だった?と気にかけてくれる様子を見せる
ものすごく天使の様な人で、紗は心の距離が縮まった
そら「私はときのそら!よろしくね。紗ちゃん」
紗「はい!よろしくお願いします!」
その様に挨拶を交わすと、次の瞬間紗は後ろからちょこに抱きつかれた
正確にいうと抱きつかれたというよりは、後ろから手を回されている状況だが、さっきほど苦しくはない
そらは一瞬心配そうな顔をしたが、紗が苦しんでいないことがわかると、じゃあまた後でねと言って去ってしまった
―また後?確かに事務所にいるのなら出会うこともあるだろうが、頻繁に会う訳では無い
ちょこ「あれ?紗ちゃん企画のこと聞いてなかったの?」
紗「はい…企画に参加してほしいとの連絡を受けて来ただけなので…」
ちょこ「じゃあちょこが説明してあげる!」
そう言ってちょこは説明を始めた
ちょこ「まず今日の収録は、結構数多いライバーが来てて、みんなでお料理するの」
紗「お料理ですか?」
ちょこ「そう。つまりは誰が一番料理が上手なのかっていう企画ってわけ!ちょこは審査委員として呼ばれたんだけど…まぁそれはいいとして、紗ちゃんにはその料理のお手本を作るお仕事ってわけ!」
それを聞いた紗は少し不安に思う
自分にその役が務まるのだろうか。料理は得意だが、みんなに振る舞うほどの実力なのか
だが、その不安を感じ取ったちょこは、後ろから紗の頭をナデナデする
―大丈夫よ。紗ちゃんはみんなに自作のクッキーを上げたでしょ?みんな美味しいって行ってたから大丈夫ーとちょこは紗を慰める様に話す
ちょこ「とりあえず、みんなに挨拶に行こ?」
そう言ってちょこは紗を抱きしめるのをやめて、今度は手を繋いで事務所の中を進む
そして一室の控え室の前に止まると、ちょこは紗に一言言った
ちょこ「初めて出会う人もいると思うけど、心配しないで。みんな優しいし、面白い人達だから!」
紗「緊張します…!」
ちょこ「そう?でもすぐに慣れると思うわよ♡」
ちょこが扉を開ける。中は楽しそうな声でいっぱいだった
中には見た事のある人もいれば、本当に初見の人もいる
…と、その中にいたスバルが、紗に気づき声を上げると、部屋のみんなが紗に注目を浴びせた
紗「えっと…その…今日、皆さんと一緒に収録します!紗と申します!」
そう言ってお辞儀をすると、部屋のみんなは駆け寄ってきて紗に興味津々のように前のめりになったり、目を輝かせたりして紗とコミュニケーションを取ろうとしている
「え〜噂に聞いてたけどかわいい〜♪((o(。・ω・。)o))」
「うっ!マリンよりもピチピチの美少女…かわいいっ!」
そんな感じでみんな紗に興味津々でいろんな声が飛び交う
だが、そらの一言でみんな紗から行ったんはなれる。そして、一期生から順に自己紹介をすることになった
最初は背が高く、長い金髪の女性が挨拶をする
アキロゼ「私はアキ・ローゼンタール。気軽にアキロゼってよんでね」
紗「よろしくおねがいします。アキロゼさん!」
「じゃあ次は私ね!」
元気に自己紹介の準備(?)をするのは、黒いゴスロリ服の金髪の少女だった
失礼だが、どこか狂気を感じる…危ない感じがする少女は、元気に言い放った
はあちゃま「私ははあちゃま!得意なことはお料理よ!」
紗「料理が得意なんですか!どんな料理を作るんですか?」
その言葉を発した瞬間、他のみんなの顔が暗くなる
なんだか触れては行けない闇に触れてしまったような…そんなことを紗が考えていると、はあちゃまは不気味に笑い出した。まるでその回答を待っていたかのように
はあちゃま「ふふふ…あはははっ!はあちゃまが作るのははあちゃま特製♡(自主規制)カレーよ!」
紗「え……」
思わず絶句する。まさか(自主規制)を使う料理など考えたこともなかったから
しかしはあちゃまは自信満々に、今度食べさせて上げる♡とキラキラした目で見てくるもんだから、どうしたらいいかわからなくなる。答える方が一番いいのだろうが、(自主規制)を食べさせられると思うと…
と困っていると、白い髪のおっきな耳を持っている女の子が話題を切り替えてくれて、(自主規制)を食べさせられる危機は去った
フブキ「じ、じゃあ私の自己紹介を…私は白上フブキ!ケモミミなオタク狐です!」
すごく面倒見が良さそうな人だと紗は感じる
さっきも話題を切ってくれたし、声に「私が引っ張っていきますよ!」みたいな声が乗っかっている気がする
フブキさんはオタクとは言っていたものの、ものすごく会話がしやすく、話をいい方向へと持って言ってくれる
フブキ「じゃあ私の話はここまでで、次はマリンちゃん」
「はーい!」
続いて自己紹介するのは、赤い船長のような格好をした女性であった
その女性は決めポーズをして自己紹介を始める。その姿はどこか…古いような…現代の雰囲気とはまた違った雰囲気を醸し出している
マリン「ホロライブ三期生☆宝鐘海賊団のピチピチ船長、宝鐘マリンですぅ♡」
「…………」
なんだろう。部屋の空気が変わった気がした
そんな空気が漂っていると、マリンは慌てた様子もなく、もう一度言い直そうとポーズを決め直す。だが、それはスバルによって止められた
止められたマリンは、スバルに対してなんで止めるんだなどの文句(?)を言うが、スバルの見解は「紗が唖然としてるだろ」とのこと
マリン「やっぱ新人ちゃんにはイメージ持たせて置きたいかなって思ってさ。どうだった?マリンの自己紹介は」
紗「あの…すごく…個性的でいいと思いました?」
フブキ「紗ちゃんいいんだよ…必死のフォローしなくても。マリンちゃんは”こういう”女なんだ…」
マリン「フブちゃん?!こういう女ってどういうこと?!」
スバル「あはははっwwww」
部屋が笑いで満ちる
やっぱりホロライブは面白い人がたくさんいて、未熟な自分を受け入れてくれる。
ここはいい場所だなと紗は心から思った
(中編へ続く)
中編は遅くならないうちに投稿します
ちなみにまだホロメンは出演します。ここらへんで交流を広げようかなと思いまして…
話を進めようかと思ったんですが、それより先に交流を広げることにしました。