記憶を失った少女が、ホロライブに関わって変わる話 作:ほがみ(Hogami)⛩
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いろはのクッキーは格別に美味しい
それは料理が上手いと評判のちょこ先生でも思うことであった。スバルも以前、Uberござるなるものと出くわし、いろはのクッキーを貰ったのだが、自宅ではないのに何故か出来たてのような温かさがあり、とても美味しかったそうだ
ラプラス「やっぱり侍が作ったクッキーは格別だな!」
ちょこ「砂糖の配分も甘すぎずのところで丁度いいわね」
いろは「まだあるので、沢山食べて欲しいでござる〜!」
にこやかな笑顔で嬉しがるいろはのその表情を見たちょこ先生は、ズキューンと胸を撃ち抜かれた。なんて可愛い子なのだろう。できるのならば自宅に連れて帰りたいくらいに
少女はクッキーをサクッと口に頬張りながら考えた。自分の名前はなんだろうと
スバルに教えてもらった通り、過去の自分が名乗っていた名前がなくなっても、これから作っていけば良い。そのはじめに名前を決めようと思ったのだ
口に頬張っていたクッキーをごくんと飲み込み、少女は口を開いた
「あ…あの…」
いろは「どうしたでござるか?」
「私の名前…どうしようかなって…私が決めるのも良いんですが、記憶が無いですし…できれば皆さんに決めてもらいたいと…」
少女がそのように言うと、みんなの顔がパァっと明るくなった
スバルが助言したからか、ちょっと積極的になった少女をみんなは嬉しく思ったようだ
それからのことは、いろはのクッキーを食べながら少女の名前の案を出し合い、どれが良いかを話し合った
ラプラス「やっぱりHoloxの新規メンバーであるからには!吾輩の名前をつけなければならないなっ!名前は――アン・ダークネスでどうだ!」
沙花叉「いやいやいや、センスないなぁ〜この子に似合う名前は華で決まりっしょ!」
ルイ「またまたさかまた〜今日は暖かな日だから鷹嶺ポカでどう?」
ちょこ「暖かいからポカ?」
ルイ「ぽかぽかだけにポカ―ってね☆」
…なぜだろうか。今日は暖かい日のはずなのにとても寒く感じる
それは少女だけでなく他の人も感じていることであった。ルイはコホンと咳払いをした後、改めて「ぽかぽかだけにポカってね」と繰り返そうとしたのだが、ぽかぽかだけ―の直後にスバルがツッコミを入れた
ルイ「コホン。冗談はよして…暖かいから桜とか良さそう」
いろは「今日が暖かな日なのであれば、
こより「私は比奈に一票!!!」
こよりは自分で考えた名前があったが、いろはが考えたの名前のほうが良いため元気に投票したそうだ
ちょこ「確かに可愛らしい名前ね。私なら……
スバル「めっちゃいい名前じゃん!やばいスバルの考えた名前霞んじゃうわ」
「どんな名前でも大丈夫。スバルはもう私に良いものをくれたから」
少女がそう言うと、スバルは顔を赤らめながら「やめろよお前ぇ…!」と少女に一言
そんな可愛い反応に、ちょこはスバルのことをからかうような発言をし、更にいい名前を言ってくれるんだろうなーというプレッシャーをかける。スバルはプレッシャーかけるなよとちょこ先生に一言物申す(?)
みんなが静かになった時、スバルは自分で考えた名前を発表した
スバル「スバルが考えた名前は―――
スバルの発表にみんなはポカンとする
悪い意味ではなく、素晴らしいという意味でのポカンであった。スバルがここまで考えて名前をつけようとしてるとは思わなかったから。みんなはこんな名前がいいな―とかそんな感じだったのに対し、スバルはしっかりと名付けをしている
―同じような境遇であったから放っておけないのだろうか。今日のスバルはいつものアヒr…ではなく、スバルとは違うような感じすらある
スバル「な、なんだよ…みんな黙っちゃって…」
ラプラス「いや…すごくいいなって思いました」
ちょこ「そう―私達なんかよりすっといいじゃん。ちゃんと理由もついてて…」
沙花叉「スバル先輩が一番いいっすよ。ちゃんとかわいい名前だし、意味もちゃんとある。少なくとも沙花叉よりはいいっすよ」
ラプラスを初めとしてみんながスバルの名前を褒め始める
褒められることが恥ずかしくなったスバルは、赤くなりつつも少女に意見を聞いた。お前はそれでもいいのかと。みんなに決めてもらいたいのはわかるが、それでいいのかと
少女は答えた。それ"が"いいと
いい名前は今までに沢山あったが、ここまでみんながこれいい!となったのは、今までに無いことであり、少女もその名前が気に入った
ちょこ「では!ここに少女ちゃんの名前を、紗ちゃんと命名することが決まりました〜!」
紗「皆さん…ありがとうございます。この大事な名前を無くさないようにーそしてスバル母さんの名前を汚さないように頑張ります」
スバル「ほんとにスバルのでいい…ちょとまて、スバル母さん?!」
驚くスバルに少女はきちんと答える
これからの事を教えてくれて、名前もつけてくれた。もうお母さんみたいな存在だからスバル母さんだと
するとスバルは「か、母さんはやめてくれない…?せめて姉ちゃんとか…」と言うと、少女はにこやかな笑顔でこういった
紗「よろしくお願いします。スバル姉さん♪」
これを機に少女…もとい紗はスバルを尊敬し、スバルも実の妹のように振る舞うのであった
紗の今の考え
ラプラス = 大事な友達であり総帥
鷹嶺ルイ = 自分を助けてくれた面白い人
沙花叉クロヱ = かわいい友達
博衣こより = なんか…すごく不思議な人
風真いろは = クッキーが美味しくて可愛らしい
癒月ちょこ = えちちな先生
大空スバル = 自分に勇気を与えてくれて、名前も与えてくれた姉さん
すごくスバルがよいしょされてますが、私的にこのメンバーでなんやかんやでいちばん頼れるのはスバルだと思うんですよね