記憶を失った少女が、ホロライブに関わって変わる話   作:ほがみ(Hogami)⛩

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記録:作ってみせろよホロライブ!(ぺこスバ)

前回はトワとルーナの酸辣湯の戦いは見事ルーナに勝敗があげられたが、次はぺこらとスバルの戦いだ!

このふたりは、料理出来なくはないが果たしてどちらが勝つのだろうか!

 

ぺこら「頼む!簡単なの来てくれ…!」

スバル「まぁ、難しいの来てもなんとかなるっしょ!∧( 'Θ' )∧」

 

なんだか対称的な2人だが、大丈夫だろうか

そして運命の料理名が発表されるードキドキと高鳴る胸を抑えながら、2人は発表を待つ

 

デデン!と大袈裟な演出で記された料理は、【鶏肉のコンフィ】なるものだった

 

スバル「コンフィ…?」

ぺこら「鶏肉って、スバル先輩共食いになりません?」

スバル「ならねぇよ!っていうかスバルはアヒルじゃねぇえからぁ!!」

 

スバルの強烈なツッコミが炸裂し、どっと笑いが起こる

ある時スバルの囁き声がアヒルの声に聞こえると言い放ったスバ友のおかげで、スバルはなぜか公式からもアヒルのマークを渡され、今ではすっかりホロ鳥の一員になっている

…ほんとは人間だったのにね

 

Aちゃん「お二方、コンフィってどんな料理だと思いますか?」

ぺこら「え、多分蒸しスバル先輩的な?」

スバル「いや、どういう状態?」

トワ「ダンス終わりのスバルちゃん、毎回頭から湯気出てて、ゆでダコならぬゆでスバルだぁ!って―」

スバル「―やめろやめろ!!!誰だって運動後は暑くなるだろ!なんで公式番組でそんなことバラされるんや!」

 

ス虐が終わることは無い

ともかく、2人はキッチンへと行き、料理の準備を始める

ちなみにコンフィとは肉を低温調理して保存性を高める調理方法の事で、ふっくらとしたお肉が味わえるのだ。ワインなどにとても合うため、パーティーなどで出すのも良いだろう(多分)

 

Aちゃん「お二方準備は整いましたか?それでは…クッキング〜スタート!!!」

 

Aちゃんの掛け声に合わせて2人は動く

ぺこらは、まずは鶏肉をいい感じに捌き、下味などをつけて1度考える。どのように調理するべきかと

名前的にヨーロッパの方の料理みたいだから、赤ワインなどで煮たり蒸したりするのだろうか…

―とにかくやってみるしかない。ぺこらはフライパンに赤ワインと水・塩、そしてなんか香り良さそうなハーブも入れ、蓋をして蒸し焼きにすることにした

 

それをみたフブキはすこし関心の音を上げる

 

フブキ「ほー!」

マリン「フブキ先輩どうかしました?」

フブキ「いやね、私はあまり料理詳しいわけじゃないけど、ぺこらちゃんの料理の仕方上手いな―って思ってさ。赤ワインで煮るのもそうだし、ハーブ入れて香り付けしてるのもなんか手慣れてるな―って思って」

 

実際はわからないが、見ているだけで普段料理するのだろうという雰囲気が伝わってくる

一方のスバルはというと、鶏肉をどのように調理するかを悩んでいた

―そもそもコンフィとはどのような料理なのかだろうか、それから考えることにする

 

コンフィ。おそらくはヨーロッパの方のオシャレ目なお店で出てくるような料理だ

となるとオリーブオイルでいい感じに焼いてから、なんかおしゃれなソースが上からとろーっと掛けられているイメージが頭に浮かんだ

 

スバル「よしっ!やってみるか!」

 

動き出したスバルは止まらない

鶏肉の下処理をして、味が染み込むようにフォークで鶏肉を刺す。

にんにくを薄くカットし、カリカリになるまで熱したフライパンでオリーブオイルで炒めたあと、一度にんにくを取り出し、薄くきった人参ときのこを一緒に先程のフライパンに入れて香りをつける

全て一度取り出したフライパンに鶏肉をINして、高温で一気に中まで火を通す。その時にぺこらのように、なんかいい香りがするハーブも一緒に入れて香りをつける

 

スバル「前にちょこ先が作ってくれた料理でこんなことしてた気がするな〜」

ちょこ「スバルお前…ちょこ嬉しくて泣いちy―!」

スバル「―でも何作ってくれたんだっけ」

ちょこ「え―?」

 

その合間にぺこらの鶏肉が出来上がったようだ

しかしぺこらはすこし不満そうだ

 

ぺこら「う〜ん…このままでもいいんだけど…ぺこーら的には…」

 

取り出して何もなくなったフライパンを見るぺこら

そして「うん」と頷き、汚れたフライパンをキレイにして、そこにオリーブオイルを敷いて再び鶏肉を中に入れた

ぺこらがしようとしているのは、蒸し焼きの鶏肉はふわっとしているが、そこのパリッとした食感を与えること

そのためには、短い時間で高い温度で焼く必要がある。しかし焼きすぎるとふっくらとした食感も失われる――難しいことだが、ぺこらにはできるのだろうか―――

 

 

 

二人の料理が完成し、審査員の前に差し出される

目の前の料理の完成度はとても高い。フランス料理店で出てきても違和感ないような見た目だ

Aちゃんが「ちなみに皆さんはコンフィはご存知ですか?」と審査員のみんなに聞いても、首を横に振るだけだった

 

Aちゃん「お二方のを食べていただいた上で、お手本との比較で点数をつけてくださいね」

そら「はーい。それじゃ、いただきます!」

 

合わせた手を解き、2人の料理を口に運ぶ

スバルの料理は、ハーブのいい香りと噛むたびに鶏肉のいい味が溢れてくるいい意味でスバルのような料理だ

キャラも声もすごいスバルだが、ス虐が関わることによってさらにスバルのいい味が伝わってくるような。

付け合せの人参やきのこ、そしてにんにくも鶏肉にいい影響を与えていて、評価は高いが、少し油っぽいのが玉に瑕というやつだった

 

ぺこらの料理は、パリッとした鶏肉の皮が始めると、中にはふっくらとした柔らかい鶏肉が待っていた。例えるのならばぺこらの性格みたいな料理。最初はちょっとキツめなツッコミの人なのかと思いきや、いざ話してみると可愛らしい女の子みたいな(?)

 

アキロゼ「どっちの料理もすごく美味しくて、優劣つけれない!」

ミオ「ホントにね〜」

ルイ「コンフィを知らないから今の段階では優劣をつけれないんですけど、どちらの料理も美味しくてまた食べたいなって感じですね」

 

審査員のみんなが食べ終わった時。紗が作ったコンフィが出され、お手本をみんなで食べる。その鶏肉はふっくらとした柔らかい肉で、鶏肉本来の美味しさが凝縮されているものだった

――コンフィは作るまでにかなりの時間がかかるものだが、収録の時間上短縮バージョンで提供しているも、その美味しさは変わらない

 

食べ終わった審査員のみんなは結果を発表する

今回、コンフィ度がもっとも高かったのは―――ぺこらのコンフィだった

もちろんスバルのコンフィも悪くはないのだが、料理方法の違いなどが敗因のようだった

 

さて…次は皆さんお待ちかねの【あくあVSはぁちゃま】のデザート戦いだ―――




スバルのコンフィって書くと、なんだかスバルが……やめとこ
あ、ちなみに次の料理は決定してます。皆さん投票ありがとうございました!
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