記憶を失った少女が、ホロライブに関わって変わる話 作:ほがみ(Hogami)⛩
スバル「〜〜〜♪」
機嫌よく鼻歌を歌う大空スバルの傍にある携帯が音を立ててなり始めた。相手の名前はえーちゃん。マネちゃんを通さないで直接とは…何かやってしまったのかと思いスバルは焦りながら携帯を手に取る
スバル「も、もしもし?」
えーちゃん「あ、スバルさん!お疲れ様です」
スバル「お疲れ様えーちゃん…もしかしてスバル…やらかしました?」
えーちゃん「いえいえ!そういう訳じゃないんです…実は…」
えーちゃんは今行方不明になっている紗のことをスバルに話した
するとスバルは大きな声出その事に驚く
スバル「えっ?!紗が行方不明?!」
えーちゃん「そうなんです…事務所から帰ってこないって、携帯は退勤路に落ちてたそうですし、今から帰る報告の途中だったとか」
スバル「なんだか不穏だね…」
えーちゃん「そうなんです。警察に相談って思ったんですが、まず紗さんの身元すら判明してないのに、私たちが探してるのはおかしいかなと思いまして…」
確かに見ず知らずの人を探すというのは少し怪しまれるかもしれない
と思いながら聞いているスバルの耳にえーちゃんから驚く言葉を聞いた
えーちゃん「というわけで…非番のところ申し訳ないんですが、大空警察出動できますか…?」
スバル「…へぁ??」
まさかそう来るとは思ってなかった
大空警察としてこの事件を遂行することになるなんて…でも断る気はスバルには一切なかった。自分の――大空家の姉として彼女を見つけ出したい。そう思う気持ちでいっぱいだ
スバル「…いいよ。大空警察がこの事件を解決する!」
えーちゃん「ありがとうございます!こちらも紗さんの情報を集めていますので、聞きたいことがあったら私に電話ください」
スバル「りょーかい!」
えーちゃんから今わかるだけの情報を聞き、電話を切ると1呼吸置く
大丈夫―紗は必ず見つかる―そう信じながら、スバルは1人の協力者に電話をかけた
「―はい、こちら桐生組です」
スバル「あ、大空スバルです。会長は今いますかね?」
「―はい。今繋ぎます」
―ブッッっと一旦電話が切れ、次に聞こえてきたのは聞き覚えのある女性の声だった
ココ「あい桐生組会長の桐生ココです」
スバル「あ、ココ会長?大空ですけど」
ココ「あぁー!スバル先輩!ちょうどいいところに電話くれましたね!例の少女の身元がわかったんすけど――」
スバル「その事なんだけどさ。その…え、ちょっと待ってわかったって言った?」
思わずスバルは聞き返してしまう。それにココは「だからその通りですって!」と少し嬉しそうに言った
思わず口が開いてしまうスバルだが、ココに今までの話を伝える。紗が行方不明になったこと。そして今までの情報を言える範囲で教えた
ココ「なるほど…じゃあやっぱり私たちの情報は間違ってなさそうですよ!」
スバル「ぜひ聞かせて欲しい…紗を見つけ出したいんだ!」
ココ「分かりました!それじゃあ話しますね―」
電話越しに聞こえる情報は耳を疑うようなものだった
彼女の本当の所属。そして彼女の本当の彼女…それは――
いや、まだ憶測に過ぎない。真実とは限らないから、まだ胸に秘めておこう…
ココ「話は以上っす」
スバル「ありがとう…会長。その…組織の場所ってどこか分かる?」
ココ「詳しくはわからないんですけど、今行方不明になってる組の奴が撮ってきた写真があるんすよ。そいつ、データだけ寄越しやがって…安否ぐらい教えろっての…」
すこし悲しそうに話すココにスバルは聞く
スバル「その写真は今ある?」
ココ「ありますけど…マジで分からないっすよ?データ送りますね」
スバルの手元に送られてきた写真のデータは、手ブレで見ずらく全くどこだか分からない。あまり発展していない都市の道みたいだけど…全く分からない。
そう考えているうちに、PCの通知が鳴った。その差出人はえーちゃんであり、ホロ事務所に緊急紗捜索会を設立したから、来れるようなら来て欲しいとの事だった
スバル「…会長、今事務所に緊急捜索会が出来たんだけど…良ければ情報提供として来てくれると嬉しいんだけど…」
ココ「私は大丈夫っすよ!ただそっちの方は大丈夫なのかなと」
スバル「話は私がつける。どうにかするよ」
そう言って電話を切った
さて…点は集まった。あとは点を繋ぐだけ
スバル「よし…彼女に繋いでみるか」
ホロライブ事務所
スバルが事務所に入ると、そこに居たのはholoXのメンバーとカリオペ。AZKiにロボ子さんと数多くのホロメンがいた
みんな紗を探すにあたって今動けるメンバーが集まったみたい
ルイ「みなさん、お集まり頂きありがとうございます」
カリオペ「みんな紗ちゃんが大切」
ロボ子「紗ちゃんが居ないとボクたちも寂しいもんね〜」
ルイ「大切な仲間を探すために力を貸してください…!」
でもみんなは紗がどこに行ったのかも分からない
だからここはスバルが先導を切ってみんなに説明を始めた
スバル「…ここに、大空警察捜索特別課を設立する!」