記憶を失った少女が、ホロライブに関わって変わる話 作:ほがみ(Hogami)⛩
カリオペ「それじゃあ行くよ」
沙花叉「OK(`・ω・´)ゞ」
ピピピッ…と例の廃ビルにある扉に爆薬を仕掛る2人
そして大きな音を立てて爆発するとその扉に大きな穴が開き、突入できるようになった。その先は予想通り地下へと続いており、階段のようなもので下がっていくみたいだ
2人はタッタッタッと階段を降りて地下への扉を開く。そこは上とは比べ物にならないほど真っ白で綺麗な空間だった
「侵入者だ!」
警備員と思われる武装した人が2人に向かって銃を向ける
カリオペはシュッとその警備員の懐へ入り、自慢の鎌を1振りして命を刈り取った
沙花叉「もう少し騒がしくしないと作戦にならないね」
カリオペ「そうね。もっと踏み込んた場所で戦闘しないと残りの2チームか入って来れない」
そう言って2人は施設の奥まで進んで行った
ラプラス「作戦開始されたみたいだな」
ホロライブ事務所にて指揮を執るラプラス。ここは臨時司令室なる場所にしている
ラプラスの他にも、こよりやAZKi、そしてココなどがこの司令室にてプランを考えているのだ
ラプラス「戦闘が激しくなって警備が手薄になったら、ロボ子さんチームが潜入して施設の地図の入手。そしてその次にルイ達が本格的に紗救出だ」
『了解!』
ロボ子さんのチームは廃ビル入口付近にて待機しており、下が慌ただしくなっているのをその耳で確認しながら少しづつ潜入している
人としては、ぼたんとロボ子さんだけだが、ぼたんは本気装備でこの作戦に臨んでいる
ぼたん「ロボ子さんとコラボするのってなかなかないよね」
ロボ子「そうだねぇ初めてかもね!」
そんな他愛のない話をしながら、地下の入口まで来た
その先はもう倒れた警備員が数多く、このエリアは制圧したみたいに見える
ロボ子さんがそれを見て進もうとすると―ガシッとぼたんに肩を掴まれて壁側に引き寄せられる。ちょうどぼたんが後ろからロボ子さんを抱きしめるような形だ
ロボ子「あの…ぼたんちゃ―」
ぼたん「シッ…」
キュッと口を閉ざすロボ子さん。ぼたんがそのような行動をした訳はすぐに分かった
増員として戦闘に加わる警備員に見つかりそうになったためだった
その足音をぼたんは即座に判断し、そのような行動に出た
ぼたん「大丈夫かな?ロボ子さん、あたしの後ろを着いてきてくださいね」
ロボ子「う、うん!わかった!」
今だっ―と走り出したその逞しい背中にロボ子さんはついて行く
データがありそうな部屋を探しながら、2人は隠れたり戦ったりして進んでいく
「何者だ―がッ」
敵を発見した瞬間に蜂の巣にされるのには同情する
適切に頭を撃ち抜くぼたんの姿に圧巻するロボ子さん…驚きもせずに、あたかもその場にいることがわかっているみたいに
と、突入した部屋を見渡せば、そこはこの階を制御する部屋のようだった
ここに目的のものがあるかもしれない
ぼたん「多分増援くるから、それまで地図のデータ手に入れて!」
ロボ子「わかった!」
ロボ子さんは腕からコードをだして、機械に接続し、中のデータを漁る
そこには様々なデータが格納されており、その中に目的の地形データを見つけた
そのデータをロボ子さんかダウンロードしているとき、部屋の外から増援がやって来た
「敵だ!」
ぼたん「ちっ…やっぱきちゃったか!」
物陰に隠れながらぼたんは敵に銃を打つ
幸いロボ子さんのいるところは部屋の入口からは見えないところだから、戦いやすいといえば戦いやすいが…
倒せば倒すほどだんだん増えてくるその様にすこし疲れが生じてくる
ぼたん「ちょっと数が多すぎやしませんかねぇ?!」
そう言いつつも適切に頭を撃ち抜くぼたん。ようやく増援が来なくなって一息つく。あまりに数が多すぎたため、撃った人の確認をしてみる
地下で2つ問題が発生しているのに、まるで問題がひとつしか無いかのような増援速度…まさかあの2人やられたのかなとも勘ぐってしまうが、警備員を確認した時にそれが何故だかわかった
ぼたん(この人達…人間じゃないな?肌が妙に白い。まるで日光に当たったことがないみたいに…しかもこれ人種が――あ!もしかしてそういう事か…?)
ロボ子「ぼたんちゃん回収完了したよぉ」
ぼたん「了解。ロボ子さん、これちょっと見て欲しいんだけど」
そう言って遺体をロボ子さんにみせる
ロボ子さんは「肌すごくしろいねぇ〜」と呑気なことを言っているが、そういうことじゃないんだよ…
ぼたん「…本来の目的は地図データの回収だったけど、もっと深いデータを回収しなきゃならないかもね」
ロボ子「???」
ババババと無造作に放たれる銃弾を走って交わし、沙花叉はナイフで喉元を掻き切る
1人倒せばまた1人とウジみたいに増えてくるのが気持ち悪い
沙花叉(沙花叉の大事な紗ちゃんを…返せ!)
どんな銃であっても軽々とかわし、1人づつ確実に倒す
それは1人の少女のため。自分の大切な友達を助けるため
かすり傷で腕に赤い線が走るが、キズなんて構ってる暇は無い
沙花叉「はぁはぁ…」
敵を倒した沙花叉は乱れた呼吸を整える
すると共に戦っていたカリオペが沙花叉の名を叫ぶ声がした
ふと横を見れば、この室内には似つかわしくないガトリング砲が沙花叉に照準を合わせて銃口を睨ませていた
―ヤバい!この体勢じゃ避けられない!と思った瞬間―それは火を吹いた