記憶を失った少女が、ホロライブに関わって変わる話   作:ほがみ(Hogami)⛩

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毎度誤字報告感謝致します
ポンコツ主ですが、少しづつ直していきたいと思ってはいます。思っては


記録:絶対絶命

ヴァーゴと呼ばれた大きなロボットは絶え間なく5人に攻撃を仕掛けてくる。それを上手く躱し、カウンターを当てて攻撃するいろはであったが、一向に傷が着く様子は見受けられない

ぼたんが銃を放ったとしても全て弾かれてしまう

 

ぼたん「うわ、このロボもしかして戦車の装甲使ってる?」

いろは「よっと…チャキ丸の方が刃こぼれしそうでござるよ…」

ぼたん「いろはちゃんはロボの関節部分狙って攻撃して。あたしは引き付けながら弱点探すから!」

 

そう言いながら色んな部分に銃を放つぼたん。しかし一向に効いている気配は無い。どうにかして無力化しないと、不意にサーバーに攻撃が当たったら大変なことになる

関節部分がが弱いかと思いきや、関節部分でさえ硬い素材でできており、さらに作戦は難航しそうだ

 

ルイ「私の眼でも弱点っぽいところは見つからないし…せめて動力源を損傷出来ればいいんだけど…」

ぼたん「動力源…か」

 

あの巨躰を動かすためには必ず動力源があるはず

そこさえ断てれば何とかなりそうだが…攻防が激しくてそれを見つけることが出来ない

 

ぼたん「―あ、そういやあれあったな…」ガソゴソ

 

ぼたんは服のもふもふのところから四角い箱のようなものを取り出した

それにはタイマーがつけられており、見るからに怪しいような箱だ

それをにこやかな顔でぼたんはいろはに渡し、隙を見て胸部と背面に取り付けて欲しいと言うのであった

 

いろは「ぼたん先輩?これなんでござるか?」

ぼたん「まぁ細かいことは気にしないで。取り付けてくれさえすればいいから」

 

わけも分からないままいろはは敵の攻撃をひらりと躱して、相手の膝を利用して、箱を胸部に取り付け、その勢いのまま背面に移動してぼたんの言われた通りに取り付けた

 

ぼたん「よしよし…みんな!合図したら物陰に隠れて!」

ロボ子「はいよ〜」

ぼたん「それじゃいくぞ!3ー2ー1ー!隠れて!」

 

その瞬間、取り付けられた箱が明るく輝き、爆散したのだった

爆発時の煙で一時何も見えなくなる。しかし、何か大きなものが落ちるような音が響いてるのだけは聞こえている

 

スバル「な、なにしたの?」

ぼたん「ししろ特製1点集中型C4爆弾。従来のC4爆弾と比べて爆発が向くエネルギーを接地面――つまりはロボ側のみに与えるように改造したんですよ」

スバル「こ、こえぇ…」

 

ー煙が晴れると一新。ロボは膝を着いて震えており、背面と胸部にあった装甲が地面に落ちていたのだった

背中には動力源と思わしき空色に光るタンクがあり、見るからにここが弱点ですと言わんばかりであった――が胸部には気になるものがあった

 

そのロボを操縦するかのような人――コックピットに乗っているみたいに座っている人がいたのだ

 

スバル「人…?ただの機械じゃなかったの?」

 

困惑している5人だったが、膝を着くロボの後ろ側で立ちはだかっていた少女が必死になって大きな機械を叩いていた

ロボ子さんにはそれがものすごく妙に見えた。自分たちは相手からすれば敵であるはずなのに、その敵を見ようともせずにその機械に真剣になっている様子…

 

ロボ子「…あの子何してるのかな?」

ルイ「聞いてみますか――うわっ!」

ヴァーゴ『自己修復完了。任務を遂行します』

 

歩もうとした時にロボに乗る人が喋りだし、ロボが動き始めた

また近づけないのかと思ったが、ぼたんやいろはが囮になっているうちに行け!と勇敢に武器を構える2人を信頼し、その少女に駆け寄った

 

「やめて…ライブラ…!お願い…」

ルイ「ねぇ!どうかしたの?」

 

ルイが女の子に声をかけると、振り返った女の子は怯えたようにして来ないでと後ずさりする

 

「私の大切な友達に酷いことしないでー!」

 

そう言って少女は機械の前に立ちはだかる

――友達というのは機械なのだろうか。と思うルイであったが、よくその機械を観察すると、機械の中央にはガラスがあった。そのガラスをよく見ると、空色に光り輝いており、中に髪の長い女性がいるようだった

 

ルイ「ねぇ、友達って―――」

 

ルイか女性のことについて話そうとすると、大きな機会はいきなり警告音を発した

 

『警告。計算の結果、ヴァーゴでは撃退は不可と判断。自爆プログラム起動。爆発まであと5分…』

 

目撃者を消す算段なのだろうか、機械は自爆を明言し、その時を刻む

そんな機械に少女は必死になって叩き、こんなの間違ってる。正気に戻って――と叫んでいる

もしかしたら彼女は、私たちと同じなのかもしれない

そう思ったルイは少女の肩に優しく触れた

 

「はなして――」

ルイ「…誰かを助けたいって気持ち――わかるよ。私達も同じだから…中にいるあの人が大切な人なんだよね?大丈夫――必ず助け出すから」

 

そういうと少女は涙ぐんでルイに向かって「お願い…助けて」とねがった。ルイはその願いに答えるかのようににこやかに笑顔を作った

 

ルイ「任せて。必ず助ける――ロボ子先輩!」

ロボ子「はいよ〜接続開始!」

ルイ「私は外部からの接続を試しますので!リミットはおよそ4分!」

ロボ子「4分あればカップラーメンなら食べれるねぇ」

 

呑気なことを言うロボ子は腕からコードをのばし、大きな機械に接続した。ルイはその傍らで携帯型PCを取り出し、外部インターフェースとして機械に接続を始める

バハバババとPCに文字を打ち込み、コンピュータへ侵入を試みるが…見事な対策をされており、パスワード認証に引っかかってしまった

――パスワードのパの字も分からない。これじゃ手の出しようが無い…と諦めかけた時。少女が傍に来て教えてくれた

 

少女「パスワードは――――」

ルイ「?!――ありがとう!」

 

教えて貰ったパスワードを打ち込んで無事に内部に潜入できた

その時点で機械が発する時の音は3分となり、焦りが生じてくる

とりあえず重要そうなファイルを確認しながら、自爆プログラムを探すが…膨大な量すぎて見分けがつかない。としているところ、ロボ子が少し残念そうな声を発した

 

ロボ子「ダメだ。ボクじゃ変えられないや。ルイ~パス言うからそこにあるプログラム――いやファイルごと全部消して!」

ルイ「わかりました!場所は?!」

ロボ子「えっとね〜…」

 

指示された通りにルイはフォルダをかいくぐって行き、目的のファイルを全て削除した

すると、大きな機械は不穏な音を立てて鳴り響いた

 

『警告。プログラムエラー。自爆プログラム起動…』

ルイ「ちょちょ!消えてないじゃないですか!」

ロボ子「あれ?おかしい…1番最後に起動したプログラムはこれだったはずなのにー」

 

止まらない自爆プログラムに焦る2人。その2人の隣で少女は声を上げた

 

少女「もうやめて…ライブラーー!」

 

するとどうしたことか、その声に反応するかのように、機械は動きが止まった。ヴァーゴの方も機能を停止し、力なくして動かなくなってしまった

 

『機能回復――、、、会話開始。ホロの皆さん。突然襲いかかって申し訳ありませんでした』

 

機械音声などとは違う凛とした女性の声が機械から響き渡った




新しいスバルちゃんがまじで太陽の匂いしそうで可愛い(?)
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