ただしオカメインコである。   作:タラレバ蟹

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生きてました!
後編出すの遅すぎてほんと申し訳ない。
間空きすぎて中身忘れ始めるアホ作者がいるそうですよ。


【ピーチャンネル】ゲーム配信3(後編)

 ゾ◯ウギア暴発眷属ちゃん顔バレ未遂騒動からお色直しのために約十分。

 特に必要というわけではないもののついでとばかりに装いを新たにしているピーちゃん。その頭にはゼ◯ダシリーズの定番とも言える三角帽子が小さくその存在を主張していた。

 一方、先程頭の紙袋を失った眷属ちゃん。頭に装着する紙袋はいつもと変わらない。しかし今までと全く同じ装いかというとそうでもないようで、ピーちゃんと合わせたのだろうか、ジャージであることに変わりはないもののピーちゃんと同じく緑色のそれとなっていた。

 

コメント

:うおおおおお!眷属ちゃんの新衣装だああああ!?

:新衣装!!!?

:新衣装きたああああああああ

:新衣装待っとったでぇ!

:これでようやく全裸待機やめて服着れる

:ジャージじゃん

:色変わっただけでそんなに・・・?

:何がこいつらをそこまでさせるのか

 

 ただ色が違うというだけではあるが、やたらめったらと服装を変えるピーちゃんと違い眷属ちゃんの衣装は今まで何故か頑なに変わることはなかった。

 それを踏まえれば本格的な衣装チェンジへの第一歩と言えなくもない。であれば視聴者達の過激な反応もある意味当然のことなのだろう、たぶん。

 

 そんな変化に敏感な視聴者であるからして、━━否、誰もが気付ける特徴がそのジャージの胸元にあった。

 左右の胸元に描かれた「璃」と「月」の文字。それはとあるゲーム内に存在する国もしくは都市を示すそれで……。

 

コメント

:よく見たら原◯ジャージじゃねーか!w

:リ◯ク関係ねぇ!

:また違うゲーム始まっっちゃう

:眷属ちゃん原◯してたのか・・・

:ブレ◯イのパクリ

:ゼ◯ダが原◯パクったって本気で言うキッズ多くて切れそう

:ブレ◯イももう5年以上前の作品だからなぁ・・・

:俺もおっさんになるわけだわ

 

 何故か持ち出してきた別作品のグッズ。その気になればそれ一つだけでも話の種になるに違いない。

 

「ソレジャ、キヲトリナオシテ! コンドコソ イドウシュダン ヨウイスルヨ!」

 

 しかし特に触れるつもりはないらしい。では一体なぜ用意したのか。なんか緑色でなんかちょうど良かったからだ。他に意味はない。

 

コメント

:あ、原◯スルーか?

:なぜ着たのか

:これは今度原◯配信する伏線

:またリアルでやるぜ!って言い始めたら事だぞ

:ゾ◯ウギアは禁止なんよな?

:だってゾ◯ウギアじゃなかったし・・・

:ピーチャンギアだとちょっと語呂悪いな

:今度こそ眷属ちゃんの顔見られるならゾ◯ウギア使ってもええぞ

 

 問題を起こしかけたゾ◯ウギア。出番はほんの一瞬でしかなかったというのに、披露して早々様々な理由で使用は控えることとなった。

 ゾ◯ウギアが問題というより結局はその中身。ピーちゃんがその機能の中身を担うのであれば果たしてそれをゾ◯ウギアと呼んで良いものか。

 そして何より問題を起こしたのが実質ピーちゃんでしかない以上、再び新たな問題を引き起こすことは想像に難くない。

 

「クーチャンハ、ソコデマッテテネ!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 そして相方の眷属ちゃんが無言で頷くを確認するや否や、いつぞや見せたオカメインコにはあるまじき直線的な軌道を持ってピーちゃんは森の奥へと姿を消した。

 

コメント

:うーん、いつ見ても鳥の飛び方じゃない

:初速からトップスピードなのおかしい

:待っててね!って何を用意するつもりなんや

:ピーちゃんのトップスピードがあの程度なわけないだろいい加減にしろ!

:絶対ろくなもんじゃない

:信用ねぇなぁw

:むしろこれはピーちゃんのひととなりを知ってるからこその信頼と言ってくれ

:然り

:然り

:然り

:王の軍勢かよお前らw

:いつから俺は征◯王に・・・

 

 ズドドドドドドド。

 

 視聴者達が連携して茶番を繰り広げる中、変化は遠い果てから地を揺らす音と共にやってきた。

 距離があるからか、豆のように小さく見えるなにかが激しい砂埃を立てながらものすごい勢いで向かってきている。

 それが瞬く間に距離を詰め、カメラと眷属ちゃんの前で砂埃を盛大にぶちまけながら急ブレーキ。

 やがて砂埃が収まった後、そこに姿を現したのは先程姿を消したピーちゃんではあるのだが、頭の帽子の他にその背中に一点程装備が追加されていた。

 

コメント

:なんで着替えた直後に砂塗れにする?

:何度も言ってるけど眷属ちゃんええ加減怒ってええ

:ほんそれ

:というか背中のって鞍?

:鞍

:馬の代わりのつもりか

:どっちかっていうとチョコボ

:チョコボやね

:ただまぁ、あれやね・・・

:うん、あれだな・・・・

 

 ゼ◯ダシリーズのお馴染みの移動手段といえば馬である。とはいえさすがにピーちゃんも用意はしなかったらしい。(出来ないとは言わない)

 その代わりがピーちゃんが馬役を担うことのようだ。ゼ◯ダシリーズに存在するかはともかくとして、鳥が乗り物として登場する作品も存在する以上、それはいい。目を瞑ることとする。

 問題は作品違いだとかそれ以前。乗り物としては致命的な欠陥を抱えていた。

 

コメント

:・・・ちっさくね?

:ピーちゃんサイズそのままなんすね

:乗れねぇ

:乗れないね…

:巨大化くらいやってみせろ

:仕方ねぇ、俺が馬やるからピーちゃん召喚してくれね?

:ああん!? お前等に任せるくらいなら俺がやるんですけど!?

:いやそこは私がやろう

:いやいやそこは俺が

:・・・・・・・・

:・・・・・・・

:・・・・・・・・・・・

:(だれかどうぞどうぞって言え)

 

 最早恒例行事と化しつつある欲望塗れのコメント欄はさておいて。

 問題はピーちゃん、その大きさ。ピーちゃんには人一人の体重くらいわけはなくとも、乗る側からすればその小さな体に体重を預けるのは中々難しい。

 しかし最強無敵オカメインコの面目躍如。出来ないことがあんまりないピーちゃんならこんな問題程度容易く解決出来る。

 

「ソレジャ、シュッパツ!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 ━━が、まさかのスルー。

 

 翼を使わずその脚力のみで眷属ちゃんの肩に飛び乗るとそのまま高らかに出発宣言を行っていた。

 

コメント

:移動手段用意するって話どこいった

:移動手段とは

:お前が乗るんかーい

:すごい。今のところ何一つ進んでねぇ

:確かになんも進んでねぇなw

:今のところ着替えただけ!

:全く進展ないのホント草

:茶番が多すぎるんだわw

 

「ツギハ ブキヲ ヨウイスルゾオラァアアア!」

 

 視聴者の反応を無視して次の段取りに進むピーちゃん。

 

コメント

:オラァ!

:テンションたけぇ

:武器もまた作ったとか言わんだろうな

:結局ガワだけとはいえゾ◯ウギアの製法も謎だしな

:原子配列変換とか出来ても俺は驚かんぞ

:サラッと流したけど結構謎だよね

:何で出来てたんだろ?鉄?

:金属だとは思うけどどっから調達したんだ

 

 武器の入手手段。このゲームに於けるそれは基本的に現地調達である。

 作中では錆びてこそいるものの、剣や槍を始めとした多種多様な武器が手に入る。

 しかし当然ながら現実世界、それもただの私有地の山でそんなものが手に入るはずもない。

 とはいえ武器と一言で言っても多岐に渡る。一般的に武器と呼ぶようなものでなくとも手に持って振り回すことが出来るのであればそれはもう立派な武器だ。

 そしてゲーム序盤から入手可能で現実世界でも容易に調達することが出来るお誂え向きのものが山中には存在している。

 

「ソレジャ ナンカ カッコイイ キノボウヲ サガスヨ!」

 

コメント

:木の棒かーい

:小学生男子かな?

:学校帰りの小学生

:手に入るのは確かにそれくらいしかないだろうけども

:実際ゲーム序盤でもこんなもん

:でもちょっと楽しそうだよな

:んむ

:少年心くすぐる

:童心に帰ってまたこういうことしたいな

:わかりみ

 

 山の中の道なき道を行きながらあーでもないこーでもないと木の棒の厳選を続けること暫く。

 

 右手:木の棒(視聴者命名:ピ○ウトーク)

 左手:木の棒(視聴者命名:アメノムボコ)

 

 ゲームでは実装されていない欲張りな二刀流スタイルが完成していた。

 視聴者コメントから無作為に選んだ結果、世界観とかその辺まるっと無視していたがそれはそれ。

 少年のようなテンションで振り回したりポーズを決めている様子を見るに眷属ちゃんも割と楽しそうなので良しとする。視聴者達もニッコリだ。

 

 そんな様子で枝葉を切り分け掻き分け山の奥へ奥へと歩を進めること再び。突如現れた開けた空間。その中心にそれはいた。

 

「モウツカレチャッテ、ゼンゼンウゴケナクテェ……」

 

コメント

:うわ出た

:wwwww

:そりゃ出てくるとは思ったがw

:蹴り飛ばしそうなサイズ感

:急に出てきたなw

:ここまで自演

:これからも自演

:ピーちゃんいつも自演してんな

 

 ネットミーム化までしたお馴染みのコ○グネタ。

 一度ツ○ッターで公開した姿と殆どそのまんまにリュックを背負いひっくり返ってるピーちゃん。

 今日に限っては穴の空いた葉っぱを顔に装着し、より作中のコ○グに近しい様相である。

 

 ゲーム中でこの自称動けない妖精さんに出くわした時にするべきこと。敢えて説明するならそれは、その場から動けない妖精さんを少し離れた位置で緑の狼煙を上げる仲間の元に送り届けることである。

 一種の謎解きであり、手法は完全にプレイヤー任せ。基本的な想定としてはゾ○ウギアで作った乗り物に乗せて地形を乗り越えるといったところなのだろうが、あまりにもプレイヤー達は自由過ぎた。

 ロケットに直接くっつけられて無慈悲に射出されたり意味のない水責め火責めは当たり前、その扱いは割と雑、というよりひどいの一言に尽きる。とはいえ本人達は割と平気そうにしているあたり意外と気にしていないのかもしれない。閑話休題。

 

 さて本題。今回それらの問題の元にもなったゾ○ウギアの使用は禁止している。文字通り舞台が違う以上、一概には言えないものの、運ぶ手段が限定されている現状では難易度が跳ね上がることが予想される。

 では今回送り届けるべき仲間の目印である緑色の狼煙はどこから上がっているかといえば……。

 

「トモダチハ、マダカナァ……」

 

 カメラの向きをちょっと変えたその先3mくらい。なんか普通に居座って狼煙を上げていた。

 

コメント

:ちけぇ!

:近すぎw

:それくらいならもうちょい気張れやw

:自力で行け

:イージーモード過ぎる

:謎解き要素どこー?

:何一つ頭使う要素ない

:ボーナスステージ過ぎん?

:むしろお前が来いと

 

「ア」

 

 木の棒を一旦脇に抱え、リュックを背負ったピーちゃんを鷲掴みにするとスタスタスタ。狼煙の元で待つもうひ鳥のピーちゃんの元に降ろせば、

 

「トモダチヲ ツレテキテクレテ アリガトウ!」(めちゃ可愛ボイス)

 

「アリガトオオオオオオオオオオ」(突如茂みから現れた分身A)

 

「アリガトウ! カンドウシタ!」(突如茂みから現れた分身B)

 

「サスガ ケンゾク!」(突如茂みから現れた分身C)

 

「ケンゾクナラ ヤッテクレルト オモッテタ!」(突如茂みから現れた分身D)

 

 まさかの攻略完了。ついでに攻略ですらなく作業ですらなく、最早ただの動作でしかなかったというのにこの盛大な反応。

 

コメント

:終わっちゃったw

:なんかいっぱい出てきたw

:相変わらずうるせぇ!

:途中に落とし穴の一つくらいあるもんかとw

:山無し!谷無し!

:赤ちゃんの知育並の難易度

:それでいてこのテンションよ

:眷属ちゃん一瞬ビクッとしとるの可愛い

 

 一体何がしたかったのか、ひとしきり騒ぎ尽くした後、眷属ちゃんの手の中にグリーンピースを二粒残して再び茂みの奥へと姿を消していった。

 

「グリーンピース ウメェ!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 なお、手に入れたグリーンピースは秒を待たずしてピーちゃんの胃の中に消えた模様。

 

コメント

:帰ったw

:コ○グの実グリーンピースかよ

:お前が食うんかい

:一匹くれ

:ほんまくそやかましくてすこ

:もう分身出来るの全く隠さなくなったなw

:wwwwww

:手に入れた意味よ

:なんのために手に入れたのか

:分身便利過ぎる

 

 と、そんな折、ガサガサと前方の茂みが揺れる。

 忘れてはいけない。この山にはピーちゃんと眷属ちゃん以外にもここを住処とする住人がいるのだ。

 

コメント

:熊だーーーーー

:ああああああああ

:でかーーーーーい

:ヤマダーーーーー

:ある日森の中

:ひえっ

:え?放送事故起きる?

:ピーちゃんのペットだから平気だぞ(震え声

:それでもこのでかさ怖いんよ

 

 そう、ヤマダ。3mを超える巨大クマ。ピーちゃん一家のペット。満を持して(?)登場である。

 事情を知らない人間からすればこの後の惨劇を予感させる状況。知っている人間からしてもそれなり以上に怖いものがある。

 

 とはいえ眷属ちゃんの手でわしゃわしゃと顔を撫でられ、頭を体に擦り付けている様子を見るにその関係は至って良好。惨劇の心配は無さそうだ。

 美女(♀)と野獣(♀)。ついでにヤマダの子どもたちもじゃれあいに混ざったりなんかして、ちょっとヤマダが本気でデカすぎることと紙袋とジャージ姿に目を瞑れば、絵になりそうな光景である。

 

「ヨキカナヨキカナ」(めちゃ可愛ボイス)

 

 そんな様子にピーちゃんもご満悦。後方オカメインコ面でウンウンと頷いていた。

 しかしそんな良い雰囲気であろうと積極的にぶち壊してしまうのがこのピーちゃん。

 

「サテ、ヤクシャモ ソロッタトコロデ、サッソク バトルジャア!」(めちゃ可愛ボイス)

 

コメント

:バトルじゃー!てお前

:ヤマダと戦わせる気か?

:こんな巨大クマ出るのはエ○デンリングのほうなんだよなぁ

:ヤマダは魔物だった?

:実際あのでかさはどう見ても普通のクマじゃないのは確かだが・・・

:マジで死人が出るからやめろ

:そのままじゃれ合いさせとけよ

:せっかく仲いいのになぜそれをぶち壊す

:そこだ!ヤマダチルドレン!その紙袋をどうにかするんだ!

 

「ヤッパ セントウビョウシャハ ヒツヨウカナッテ!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 とぼけた様子で続ける相変わらずのピーちゃん。

 

コメント

:必要は必要だけどもー

:色んな意味で相手が悪すぎる

:初手はチ○チュくらいにしとけよ

:チ○チュってガ○ダムか?

:チ○チュ違い。スライムみたいなやつ

:初戦から三メートル超えのクマとかどんな無理ゲ

:眷属ちゃん無理なら無理って言わんと

 

 乱心したとも取られかねないピーちゃんの発言に否定的な意見と心配の意見が目立つ。

 

「デモ アンシンシテ! ピーチャン コノタメニ ブキノ キョウカアイテム ヨウイシテルカラ!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 しかし一応ピーちゃんなりに対策は用意していたらしい。

 

コメント

:強化アイテムとは

:どうせまたろくなもんじゃない

:それ逆にヤマダは平気か?

:スプラッタは勘弁だぞ

:ずっとほのぼのを眺めていたい

:もう十分だからティ○キンせんでもいい感あるよね

:今までティ○キン出来てましたか?

:出来てませんね・・・・

:だってピーちゃんがまともにやるわけないし…

:それ言っちゃお終いよ

 

「コレ!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 元気な声と共に虚空から取り出したるはリンゴとパイナップル。

 何か他と違う特別さは特に見られず、スーパーで見ることの出来る極々一般的なそれ。

 安全設計と言えば聞こえはいいが、これで武器を強化したところで上がるのは美味しさだけだ。

 

コメント

:思ってたんと違う

:それのどこが強化アイテムや

:料理

:やばいはやばいけど大幅に下回る方向とは思わなんだ

:いやまぁゲームでも武器に付けれるけども

:こんなんで巨大クマと戦わせようだなんて鬼畜過ぎる

:酢豚作ろう

:で、それで何するん?

 

「ソレハコウシテコウジャア!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 声と同じくらいの勢いで先程手に入れた木の棒が空を飛び、その先端に二つの果実が突き刺さる。

 

 木の棒(視聴者命名:ピ○ウトーク) + リンゴ

 ⇒アポー剣

 

 木の棒(視聴者命名:アメノムボコ) + パイナップル

 ⇒パイナッポー剣

 

「ソシテサラニ!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 アポー剣 + パイナッポー剣

 

 更に新たに誕生した二本の剣がくるくると複雑な軌道で宙を舞い、激突。

 

「ケンパイナッポーアッポーケン!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 結果、武器と呼ぶにはあまりに歪な何かが誕生した。

 

コメント

:ネタが古いw

:何年前だよこれw

:なんで流行ったかわからんやつ

:子供結構好きだったイメージ

:ピ○太郎wwww

:俺小さい頃これの真似よくしてたって親によく言われた

:P○APwwww

:むしろKPAK

:P○APじゃねーかwww

 

「ハー? ス○ラビルドデスガー?」(めちゃ可愛ボイス)

 

 人間であれば鼻くそでもほじってそうな舐めた態度。可愛くない。

 

コメント

:・・・そ、そうだね?

:どの面下げて

:ス○ラビルドの元ネタはピ○太郎だった?

:マジかよ!パクるなんて任○堂最低だな

:失望しました。任○堂のファン辞めます。

:熱い任○堂への風評被害

:一体任○堂が何をしたというのか

 

 しかしそんなピーちゃんの配信をリアタイ視聴する視聴者達もいらんとこだけ似ていて自由だ。

 

「サァ、ケンゾクヨ! ブキヲト……ッテ、アレ?」(めちゃ可愛ボイス)

 

 ピーちゃんが謎武器を作っている間放ったらかしにされていた眷属ちゃん。

 先程までヤマダと子どもたちとじゃれ合っていたはずが、いつの間にかヤマダの腹の上にうつ伏せとなり、完全に動かなくなっていた。

 

「シ、シンデル……」(めちゃ可愛ボイス)

 

コメント

:殺すな殺すな

:生きとるわーい

:寝ちゃった?

:寝てるね

:なんかト○ロ思い出した

:わかる

:わかるマーン

:これからはゲーム配信改め眷属ちゃんの寝顔配信始まります

:顔見えにゃい

:紙袋って息しづらそうだけどそうでもないんかな

 

 今回の配信でティ○キンらしい冒険が出来たかはさておいて。山歩きというのは非常に体力を使う。

 ピーちゃんのように無限の体力を持つような存在と違い、一般的な少女並、むしろそれ以下の体力しかない眷属ちゃんは最早限界だったらしい。

 

「ンー」

 

 考え込むこと十秒。

 

「シカタナイカラ キョウハ ソロソロ オシマイニシヨウカナ」

 

コメント

:終わるんかーーーーい

:お終いだとwwww

:テ○アキン殆ど出来てねぇ!

:未プレイの視聴者に妙なインプットされたらどうすんだ

:今のところ一番ティ○キンらしいのって木の棒調達したとこか?

:ゾ、ゾ○ウギア・・・・

:ピーチャンギアはノーカンです

:本気でティ○キンらしいこと出来てないなw

 

「トイウワケデ、ホイッ」(めちゃ可愛ボイス)

 

 突然の終わりに困惑を口々にし徐々に視聴者たちも解散ムードへ近づく中、ピーちゃんのその言葉と共に突然画面が暗転する。

 機材のトラブルが疑われるも、一貫してピーちゃんの姿ははっきりと映ったままだ。

 少し冷静になれば即座にトラブルの可能性は否定される。

 そして気づくはずだ。背景の暗闇の中に何らかの建造物が存在することとまるで夜空の星のような光点が存在していることを。

 

コメント

:うわビックリした!

:どこだここ!?

:宇宙空間ぽい

:え?マジで宇宙?

:いやそんなまさか、ハハハ・・・・

:なんかマジで星が見えるんだが気の所為か?

:気のせい・・・・じゃないねぇ!

:ピーちゃんここどこ!?答えによっては一日八時間しか寝れなくなる

:健康的な生活してんじゃねぇか

 

「ドコッテ、ツキ? ソノ ジョウクウニ イルヨ」(めちゃ可愛ボイス)

 

 ぐるりとカメラが回り、周囲の灰色の大地が映し出される。そして遥か彼方に映り込む我らが青き星、地球。

 

コメント

:!?!?!?!?

:!?

:1?

:ちょ!?

:!?

:はぁ!?

:しれっとワープすんなし

:月?じゃないのよ

:地球は青かった・・・

 

 いらんことばかりするピーちゃんのせいで少々のサプライズには耐性の出来ていた視聴者たちもさすがに突然の風景に驚きを隠せない。

 ピーちゃんが乗っている建造物。ゲーム内におけるいわゆる“ほこらチャレンジ”で報酬と宝箱が用意されている場所とそっくりであるのだが、さすがにそれどころではないらしい。

 

「ホコラチャレンジノ ホウシュウクウカンニ チョウドヨカッタ!」(めちゃ可愛ボイス)

 

コメント

:ちょうど良かったか!なら仕方ない!とは残念ながらならない

:うわ、ほんとだ祠のところだ

:ラ○ルとソ○アの像眷属ちゃんになっとるやんけ

:ピーちゃんお絵かき下手なのに造形得意なのね

:ほんとだ今気づいたw

:宝箱あるやん

:ほんまや

:こんなものまでよく作ったな

 

 ゲーム内で足場の浮かんでいる真っ暗な謎空間、宇宙ぽいと言えば宇宙っぽくはある。

 じゃぁ本当に宇宙空間使えばいいじゃんって愚かな発想を容易く実現してしまうあたりがなんともピーちゃんらしい。

 

「ツイデニ ツキノウラガワニ、『ピーチャンサンジョウ』ッテ、ゴクブトレーザーデ ラクガキシテルノハ ピーチャント オマエラダケノヒミツ!!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 パチン☆と片目を瞑りウインクするピーちゃん。

 思わずキュンとする程可愛らしい姿ではあるのだが、さすがに発言のインパクトがでかすぎた。

 

コメント

:おっま

:お前馬鹿野郎www

:またとんでもないこと言いよるぞこいつw

:本当に書いてそうで怖い

:月は地球から絶対表しか見えんからなあ

:誰かー!視聴者の中に宇宙飛行士の方はいませんかー!!

:いるわけ・・・って言いたいけど実際にいそう

:オレオレオレオ

:表に書かない分別だけはあったのか

 

「サテ、タカラバコノナカミヲ ゴショウランアレ!!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 いつものごとく視聴者を置いてけぼりにして進行するピーちゃん。

 ゲーム内では大体武具や宝石だったりといった便利アイテムが用意されているのが常。

 では今回ピーちゃんが用意したであろうものは何か。

 ピーちゃんのクチバシに弾かれて勢いよく開封される宝箱。その中には一見してなんてことのない灰色の石の塊が五つ程鎮座していた。

 

コメント

:石?

:石だね

:石?

:ゲームみたいにでかい宝石かと思ったけどさすがにないか

:ゲームサイズのダイヤモンドとかあったら億万長者やで

:なんでただの石なんか宝箱に入れたのか

:わざわざ宝箱に入れたってことはゴミ、ではないんだよな?

:いや、待てピーちゃん今月面にいるんだよな・・・?

:あ、まさか

 

「ナント! コノ ツキノイシヲ シチョウシャプレゼント!」(めちゃ可愛ボイス)

 

コメント

:ちょおおおおおおい

:情報過多過ぎる

:ちょっとパンクしてきたな

:頼むから大人しくしてて

:これ本当に月の石だったらかなりコトだぞ?

:本当に届いたらまたニュースなるでこれ

:さすピー。プレゼントがワールドワイド超えて宇宙規模

:マジで欲しい

:くださああああああい

 

「タダシ! ネンレイガ ヨンジュウダイイジョウノ ミケイケンシャゲンテイ!」(めちゃ可愛ボイス)

 

コメント

:はぁ!?

:ええええええええ

:なにその求人広告みたいな条件

:え、俺無理じゃん

:ワイもムーリー

:そも未経験者ってなんのだよ

:限定すんのやめてくれ

:月の石とか売るしか使い道ワカラナイ

:どこで売るんだよそんなもん

:月の石、月の石ねぇ・・・?

:なんか想像ついたけどまさかね

 

「ダッテ、フェアリータイプガ シンカスルニハ ヒツヨウデショ?」(めちゃ可愛ボイス)

 

コメント

:おっまwwww

:とんでもない暴言飛び出たぞ

:くそったれえええええええええ

:未経験って童○かよwwwwwwww

:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

:四〇代以上の童○=妖精

:ど下ネタじゃねーかw

:眷属ちゃんおらんで良かったな

:オカメインコに童○煽りされる日が来るとは思わんかったよね

 

 キョトンとまるで何も知らない無垢な様子を見せるピーちゃんだが、何も知らないわけがない。騙されない。騙されるわけがない。

 

「ハヤイモノジュンデ、マドゼンカイデ ピーチャンヘノ アイヲサケンダヒトニ プレゼント」(めちゃ可愛ボイス)

 

コメント

:ひでぇw

:社会的に死ぬ

:社会的立場までトドメ刺しにかかるのやめてさしあげろ

:これ本当に貰ったって表明したら40代以上の童○ってバレるんかw

:想像したら草

:証明しようとしたら社会的に死ぬのはひどすぎるw

:ピーチャンほんま悪魔過ぎるわw

:ピーチャンアイシテルウウウウ!って同じマンションの住人叫んでるんだが

:駄目だ想像してたらニヤけすぎて止まらん

 

 そんな視聴者たちの様子もどこ吹く風。

 

「ソウイエバ、シッテルー?」

 

「タイキケントツニュウデ ネツガハッセイスルノハ、マサツネツヨリモ、ダンネツアッシュクナンダヨー」

 

 なんてことのない様子を装うピーちゃんの回りを件の石がふよふよと浮き回転し始める。

 

コメント

:へぇ

:知らんかった

:摩擦熱じゃないのか

:突然の豆知識!

:豆柴かな?

:今それになんの関係があるんだよw

:知らんかったけど今言うことじゃなくなーい?

:それはわかったけど童○煽りでまだ笑ってる私だ

:悪い意味で性事情詳しいオカメインコとか嫌過ぎるよなw

 

「トイウワケデ、ドーン!!」(めちゃ可愛ボイス)

 

 そしてなんの前触れもなく石を射出。音速を超える速度で地球に向かって放たれた。

 

コメント

:!?

:!?!?

:!?

:!?!???!

:ちょ!?

:こいつやりおったwww

:馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿本当に馬鹿w

 

 その日、日本上空から五つの飛行物体が落下。その上空では真っ昼間だというのに流れ星が確認されたという。

 ぎりぎりJアラートが鳴ることはなかったが、ミサイル防衛宣言の比ではない騒ぎが日本を襲い政府高官の胃薬が増えた。

 

 月の石は本当に届いていたとかなんとか。

 

 

 

 

 

 

 ━━この配信は終了しました。

 




なんか文字数増えてた。中身ないのにおかしいな?

チョコボ:一部伏せ字にしたらなんかあれな感じに見えたからそのまま
森のくまさん:歌わせようかとも思ったけど著作権廻りひどすぎて止めた
ケンパイナッポーアッポーケン:ヤマダの子どもたちのご飯になった。
野生動物への餌やりダメ絶対。迷惑系ユーチューバーのせいでヤマダが微妙な立場になるとは思わんかった。
月面:ゲート繋いで電波送受信してた。
ラクガキ;地上絵くらいの大きさ。
月の石:バリアで保護されてたので原型保ったまま本当に届けられて庭に大穴を空けた。
当選者には強盗対策にひっそりと分身が護衛中。

追記。カメラは分身のピーちゃんが64マリオ方式で撮ってた。
鏡があったら映ってた模様。


次回はもうちょっと早く更新出来るはず・・・。
相談配信なのでネタはある程度用意はしてるけど拾うかもしれないので何かあったら活動方向まで。

8/2 コメントのスライム周辺を改変
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