アサルトリリィ×仮面ライダー episode of 御台場女学校   作:黒破リンク

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御台場!!
今週で完結させます!!


「Hの思い〜暴走と三度の決戦〜」

初「仲間にCHARMを向けるなんて、セインツも荒れたものですわね。」

 

楪「ごめん。」

 

治の失態に対し、謝罪をする楪。

 

純「謝罪は無用。ノインヴェルト戦術を始めた時からわたくしが隊長ですわ。ギガント級討伐まで、わたくしに従っていただきます。」

 

ダブル(翔太郎)「おい、純!」

 

アクセル「よせ今井。純の言うことも正しい。言い方は別としてな。」

 

スカル「どうする?」

 

純「見たところ、負のマギに侵食されていましたわ。対抗できるのは……」

 

初「同じく…負のマギを操るわたくし達ね。」

 

純「治はわたくし達が請け負うわ。」

 

楪「純…。」

 

雪「そうね。このままじゃリリィに犠牲者が出る。」

 

初「わたくし達は治を追って、ギガント級から遠ざける。」

 

初は、槿と昴の方を見て、お願いをする。

 

初「槿、昴。ノインヴェルト戦術の指揮をお願い。」

 

そう言われ、動揺する槿。その姿を見た初は、槿を励ます。

 

初「槿。できるわ。」

 

槿「わかったわ。」

 

昴「しょうがないですね。」

 

話を聞いていた燈は純達に着いていこうとする。

 

燈「では、アタクシも。」

 

純「あなたはここを守り切りなさい!」

 

初「マギの消耗が激しいこの戦い、あなたのラプラスが欠けてはなりませんわ。」

 

燈「…お任せください?」

 

純「わたくしと姉様は、リリィに犠牲者を出さないために抜けるの。あなたも絶対に犠牲者を出さない!!……約束なさい。」

 

燈「お約束しますわ。」

 

燈は、純からマギスフィアを受け取る。

 

純「行きましょう?姉様。」

 

純と初は、治の元へ急ぐ。

 

昴「本当に、勝手な行動しますよね、うちの隊長は。」

 

スカル「ま、純らしいね。」

 

槿「でも、前とは違うわ!」

 

昴「そうですね。」

 

雪「純は槿や昴残されるメンバーを信じて任せた。」

 

ダブル(翔太郎)「あいつ、前より丸くなった気がする。」

 

昴「遠征で、仲間の大切さを学んだんですかね。」

 

雪「元々、仲間を大切にする子よ。」

 

優しい声で、そう言う雪。

 

槿「それはそうだけど……。」

 

蛍「自分を曲げることができない子だからねー。でも、信じて任せてくれたのはよくわかった!」

 

薺「よーーーし!!治様が帰ってきたら、いーーっぱい、褒めてもらおーっと!」

 

因「はぁぁ!?因の方が褒めて貰うんだからー!!」

 

オーズ「ふふ、相変わらず、2人とも仲良いね。」

 

梢「槿様に任せるなんて、さすが純様!」

 

槿「私は初に任されたの!!」

 

梢「素直じゃなーーい!!」

 

梢は槿をいじる。

 

槿「いいから、準備して!」

 

梢「わかってまーす!」

 

紫「どうか、治様が無事に帰ってきますように…!」

 

燈「純お姉様に任せておけば、心配ありませんわ。」

 

ダブル(フィリップ)「船田姉妹が安心して戦えるように。」

 

ダブル(翔太郎)「こっちはちゃっちゃと!!片付けますか!!」

 

槿「ノインヴェルト戦術!再開!!」

 

槿は号令をかけ、昴とともにレジスタをかける。

 

槿「昴!!」

 

昴「任せて!槿!!」

 

オーズ「来た…ダブルレジスタ!!」

 

アクセル「これがロネスネスの強みだ。」

 

各々攻撃を仕掛ける。

 

燈「犠牲者は誰も出さない……!!アタクシのラプラスで、絶対に!!」

 

そして、燈はラプラスを発動。

 

燈「実験体として扱われ…怪物のように恐れられ…ずっと1人で生きていくんだと思っていた。暗闇を歩いていたアタクシに、光を感じさせてくれた純お姉様…!あなたとの約束………ぜーったい守りますわ!!」

 

華麗なCHARM捌きを見せる燈。ヒュージの攻撃を受けるも、リジェネレーターで再び立ち上がる。

 

燈「アハハハハッ!!」

 

首を鳴らし……

 

燈「快感……ですわっ!!」

 

再びヒュージに攻撃する燈。斬って撃って攻撃を弾いてを繰り返す。そして、左手のCHARM、ヴィンセツ・リーリエの片割れを操り、宙にいるヒュージを撃破する。

 

ダブル(翔太郎)「やっぱすげえなあいつ…。」

 

ダブル(フィリップ)「僕たちも、負けてられないね。」

 

因「因も頑張らなくっちゃ…!治様のためにも!」

 

燈はおもむろに因の腕を掴み、同時に攻撃を仕掛ける。

 

因「うわわわわわわわ!!」

 

息のあったコンビネーション?を見せる2人。

 

薺「みんなすっごーい!!」

 

紫「因ちゃん、頑張ってるね。」

 

薺「うん!私たちも、同じ1年生として、負けられない!」

紫「うん…。」

 

薺「治様が橋を落として逃げ道を失った。でも、私たちが戦えてたら、治様は批判されなかったかもしれない。」

 

紫「そうだよね…!」

 

薺「あの時は怖かったけど…今回は戦い抜く!!」

 

紫は無言で頷く。

 

薺「で!私が1番、褒められるんだー!!」

 

ダブル(フィリップ)「いいモチベーションだね。実に興味深い。」

 

薺はファンタズムを発動させ、ヒュージを攻撃する。

だが、別のヒュージが薺に攻撃する。それに気づいた紫は叫ぶ。

 

紫「薺ちゃん!!」

 

だが、その攻撃は薺に当たることは無かった。見ると、燈が攻撃を受けていた。

 

楪「燈!!」

 

アクセル「おい!大丈夫か!!」

 

燈「ちょーっと、やっちゃいましたわ。」

 

オーズ「ちょっとどころじゃないでしょ…!!」

 

薺「ごめんなさい…私…!!」

 

薺は謝りながら燈に駆け寄る。

 

燈「純お姉様との約束を守っただけですわ!!」

 

紫「燈ちゃん…。」

 

燈「保健室に行ってきますわ。」

 

昴「燈、私もついて行きます!」

 

昴は燈について行こうとするも、燈がそれを拒否する。

 

燈「それはいけませんわ!!……皆さん、アタクシと純お姉様との約束を、破らせないようにお願いします。」

 

昴「でもそんな傷で!!」

 

燈「アタクシは強化リリィ。このくらいの傷、すぐに治りますの。それと、倫夜先生と2人でお話したいこともありますし。」

 

昴「……そうですか。」

 

槿「わかったわ。」

 

雪「絶対に犠牲者は出さない。」

 

オーズ「みんなも、この場所も!守りましょうっ!!」

 

因「あの!!私、頑張るねっ…!!」

 

因は燈に叫ぶ。それに答えるように、燈はCHARMを向ける。

 

燈「当たり前ですわ。」

 

そのまま因にマギスフィアを渡す。

 

燈「行ってきます。」

 

因「薺を守ってくれてありがとう!!!」

 

梓「燈の分も頑張って、治に褒めてもらわないとね。」

 

薺「はい!!」

 

アクセル「全く、燈も無茶をする。」

 

槿「行きましょう。」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

一方……

 

 

治「ッ!!」

 

治は、純と初にCHARMを振るい続けている。

 

純「ここまで来たらもう重力は干渉しませんわね。」

 

初「その分、治の力も倍増するわ。」

 

治「…。」

 

船田姉妹相手に神宿りを使う治。

 

初「神宿り…わたくしたち相手に使うなんて。」

 

純「全くどうしたって言いますの?」

 

初「これがGEHENAの狙いってことかもしれませんわ。迎撃戦を再現し、あの時のトラウマを引き出す…」

 

すると、どこからか銃撃音が鳴った。

 

純「誰ですの!?」

 

銃撃をしたのはバースだった。

 

バース「何が起きてる!!」

 

初「忍先生!」

 

バース「悪い。間に合ったか?」

 

純「えぇ。全然余裕でしたわ。」

 

バース「なら良かった。……さて、お仕事開始だ!!」

 

治「うぁぁぁぁぁッ!!!」

 

バース「くっ…!!迎撃戦のことを引き出してどうするつもりなんだ?」

 

初「分かりませんけれど、リリィの力がどこまで出るか、どこが限界かを試しているんじゃないですか?」

 

純「卑怯なやり方ね。」

 

治「私は…!!私はっ!!!」

 

バース「迎撃戦は輝かしい戦歴かもしれない。でも、そこには後悔や悲しみが詰まってる。そこを利用してるってわけかっ!!」

 

バースは治の攻撃を受け止め、弾いてドロップキックを浴びせるも、治はそれをCHARMで受け止めた。

 

バース「マジかっ!!あれ止めんのかよ!」

 

純「どんな戦いだってそうですわ。でもそこに縛られていたら前に進めない。」

 

初「そうよ!どんなに輝かしい戦歴も、苦しい戦いも、わたくし達にとってはただの過去でしかありませんわ。」

 

純「リリィは前に進むしか、道はありませんのよ!!」

 

治「あぁぁぁっ!!!」

 

バース「おい!神宿りって、最大9秒までだよな!?」

 

純「えぇ、おかしいですわね。」

 

初「もう9秒を超えている……。強化リリィでもないのに不可能ですわ!?」

 

純「負のマギが増幅している…どうして!?」

 

バース「(あの女…やはりなんか仕掛けてたってわけか…!!)オラァッ!!」

 

バースはドリルアームを装備し、治を止めにかかる。それに続くように、船田姉妹も治を止めにかかる。

 

初「彼女の体に、何か悪い現象が起きているとしか…!!」

 

バース「このままじゃ、治の体がついていけなくなる!!」

 

初「それに…わたくし達もこの負のマギにいつまで耐えられるか…!!」

 

純は覚悟を決めたようで、初につぶやく。

 

純「傷つけるしかありませんわね…リリィを傷つけるのは不本意ではありますが、攻撃出来ないようにさせるしか…。」

 

初「彼女を救うには、それしかありませんわね。」

 

バース「しょうがねぇ!!」

 

3人「「「はぁぁっ!!」」」

 

治に向かって突撃する3人。純は治に刃を向けるも、1歩手前で止まる。治は、目の前の初に蹴りを浴びせる。そしてCHARMを振るう。

 

初「リリィを傷つけるのは、難しいわよね。」

 

純「姉様…」

 

初「いいのよ。治がそうなったのも、原因が必ずあるはず。」

 

バース「原因を突き止めて治を止める。それまでやるしかない。」

 

バースは治に接近。

 

バース「はぁっ!」

 

治の攻撃を避けながら、的確に攻撃を仕掛けるも、治の攻撃を受け、ドリルアームが解除される。

 

バース「しまった……。」

 

バースは伝え忘れていたことを2人に共有する。

 

バース「2人とも!!これはブーステッドCHARMだ!!」

 

純「はぁっ!!」

 

純は治に攻撃を仕掛ける。

 

純「あのCHARMおかしいですわ…!コアが普通と違う…!!」

 

初「確かに…。」

 

純「治はCHARMを変えてきた。あのCHARMのせいかもしれませんわ。」

 

初「純、先生。あのコア、ぶっ壊しますわよ。」

 

船田姉妹はルナティックトランサーを発動し治に接近。バースはショベルアームを起動する。3人は治と一進一退の攻防を繰り広げる。

 

純「はぁっ!!」

 

初「ぐぅっ!!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

保健室……

 

倫夜「燈さん!?あなたがどうしてそんな!すぐに奥でカプセルに入りなさい!」

 

燈「アタクシには、何もしない?」

 

倫夜「何を言ってるの?」

 

燈「アタクシは強化リリィですものね。」

 

倫夜「強化リリィだってそこまでの傷は治療しなければ治らないわよ。」

 

燈「強化していないのに特殊な能力を持ったリリィを、『異能持ち』って呼んでいたかしら?」

 

燈の発言に、少し動揺する倫夜。

 

倫夜「…それが?」

 

燈「その頂点が『特異点のリリィ』。G.E.H.E.N.A.に閉じ込められていた時に聞いたことがありますわ。」

 

倫夜「そう。」

 

燈「菱田治は神宿りの能力を持ち、その9秒を操ることができる特異点。そして、船田姉妹は双子のルナティックトランサー持ち。同時発動で共感現象によりより強い能力を発揮する。」

 

倫夜「言うまでもなく、特異点のリリィね。」

 

燈「G.E.H.E.N.A.の研究対象ですわよね!!!」

 

倫夜に向かって叫ぶ燈。

 

燈「その2組が今ぶつかり合っていますわよ。G.E.H.E.N.A.にとっては、いい実験じゃないかしら。」

 

そして燈は地面に膝を着く。

 

倫夜「もうそれ以上話してはいけないわ。あなただって不死身じゃないのよ?」

 

燈「早く戦場に返してくださる?そうじゃないと……殺しますわ。」

 

燈は倫夜の胸ぐらを掴みながらそう言い、気絶する。

 

倫夜「もしもこれが仕組まれたことだとしても……」

 

倫夜は気絶した燈を撫でながら言う。

 

倫夜「私はあなたたちを守る。……他の誰にも手出しはさせないわ。」

 

 

 

 

……To be continued




船田姉妹vs菱田治の戦いの救援に駆けつけるバース(忍)。彼は倫夜との戦いを切り上げ、早急に船田姉妹の元まで駆けつけたという裏設定がございます。今回はあまりに長くなったため描写はしませんでした。

次回、episode of 御台場女学校……

槿「全然…回復しない…!」
苦戦するメンバー達……

スカル「……雨?」

紫「ヒュージが…自滅しました…!!」
突如として発生する異常気象と異常行動。

燈「ラプラス覚醒、ですわね。」

ラプラスへの覚醒…!!

「Hの思い〜ギガント級討伐〜」

これで決まりだ!
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