アサルトリリィ×仮面ライダー episode of 御台場女学校 作:黒破リンク
キャラクターが増えたのとTBOとかで書かれたものに矛盾が出そうだったためです。
投稿次第、story of グラン・エプレのエピローグの1部も改訂します。
遡ること2年半前
船田予備隊のメンバーは、依頼人に頼まれ、揃って氷川家の屋敷の地下にある発掘現場に来ていた。
初「イーヴィルテイル、なかなか見つかりませんわね。」
蛍「それに、薄暗いしちょっと怖いかも。」
飛羽真「それで、どうするんだ?翔太郎、響。このままだと終わらないぞ?」
響「そんなのこともあろうかと!」
響は鞄から何かを取り出す。
響「テッテレー!ダウジングスリッパ!」
純「……真面目にやってくださる?」
響「私はいつだって真面目です〜!」
そう言ってダウジングスリッパで探知し始める響。
ダウジングスリッパが反応してその方向へ走っていく。
響「こっちみたい!!」
楪「ちょ、響!?」
椛「追いかけましょう!」
その頃フィリップは、御台場に残ってミュージアム絡みの本を読もうと検索するも、読めずじまいで終わっていた。
フィリップ「やはりダメか……。
僕にはミュージアム絡みの本を読むことができない……。」
すると突然、地球の本棚が動き、ミュージアム絡みの本が数冊ほどフィリップの目の前に現れる。
フィリップ「何故だ……?
まさか……これが全部、ミュージアムに関しての本……!?」
そしてフィリップは、ある1冊の本を見つける。そこには……
フィリップ「『Raito hikawa』
僕のすべてがわかる本……!?」
それに恐怖を覚えたフィリップは地球の本棚から出てしまう。
フィリップ「(あの本…読むべきだったのだろうか…。そうすれば、僕の家族のことも全て……。)」
若菜「意気地がなーい子。
せっかくセキュリティを外して本を読めるようにしてあげたのに。ざーんねん。」
地球の本棚の中で、若菜は1人、そう呟いた。
一方その頃、船田予備隊は、発掘現場の奥に来ていた。
梓「昔の発掘現場……?地震か何かで崩れたのかな?」
響「匂う!」
突然そう言った響。
翔太郎「はぁ?」
響「何か埋まってると、このスリッパが開くのよ!」
スリッパが開き、埋まってる何かを発見した。
響「ここだ!!ここ掘れ翔太郎!!」
翔太郎「んなバカなことがあるか!」
治「いいから掘って!
依頼されたのは翔太郎でしょ?」
翔太郎「ったく、しゃーねーな!」
そう言って瓦礫や岩を退かす翔太郎。
純「早くしてくださる?日が暮れてしまいますわ。」
翔太郎「じゃあ見てないでお前らも手伝えよ!?」
結局、全員でそこを掘ることにした船田予備隊の全員。
すると、槿が箱を発見した。
槿「ねぇ、ちょっとこれ見て!」
そこに書かれていたのは、『evil tail』と英語で書かれてあった。
賢人「『evil tail』……。依頼されてた名前と一緒だ!!」
響「すごいでしょ私!」
槿から拝借した叶星は、箱に鍵がかかってることを確認していた。
叶星「鍵が掛かってるけど……軽い……?」
高嶺「中身は何なのかしら?」
すると突然、彼らの前にスミロドン・ドーパントが現れる。
賢人「なっ……!?ミュージアムの幹部!?」
翔太郎「純、お前ら!下がってろ!」
翔太郎はドライバーを装着すると、御台場にいたフィリップの腰にも同じドライバーが出現する。
翔太郎「顔馴染みの組織の幹部だ。行けっか、相棒!」
フィリップ『……あぁ、問題ない。』
『サイクロン!』
『ジョーカー!』
2人「「変身!!」」
『サイクロン!ジョーカー!』
ダブル(翔太郎)「叶星!!それ持って地上へ出ろ!!」
叶星「えぇ!!」
船田予備隊はそのまま地上へ出るために移動するが、その後ろからスミロドン・ドーパントが叶星に襲いかかる。
賢人「叶星!!」
『黄雷抜刀!』
賢人「変身!!」
『ランプドアランジーナ!』
賢人はすぐさま変身してスミロドン・ドーパントと対峙し、その間に移動するも叶星は転けてしまい、その影響で叶星はイーヴィルテイルの箱を落としてしまう。
すぐさまスミロドン・ドーパントはその箱を手にとる。
ダブル(翔太郎)「渡さねぇよっ!!」
翔太郎はすぐさま横から蹴りを入れてスミロドンをはじき飛ばす。
ダブル(翔太郎)「野郎、それが狙いか!!」
すぐさま反撃に移り、2人は船田予備隊からスミロドンを遠ざけながら戦っていた。
エスパーダ「はぁっ!!」
ダブル(翔太郎)「はぁっ!!おらっ!!」
翔太郎はパンチやキックを、賢人は雷鳴剣黄雷を振るってスミロドンに攻撃するも、上手いこと躱されて反撃を食らってしまう。
エスパーダ「相変わらず攻撃の出が早い!!」
するとそこにエクストリームメモリが飛来し、翔太郎はすぐさまドライバーを操作する。
『エクストリーム!!』
2人「「プリズムビッカー!」」
『プリズム!』
プリズムメモリを装填し、そのまま斬撃を飛ばしてスミロドンを攻撃し、賢人はスミロドンの手から離れたイーヴィルテイルの箱を取って叶星達に渡す。
スミロドンは高速で駆け回り、攻撃の隙を伺っていた。
ダブル(フィリップ)「敵はスミロドンだ。その全てを閲覧した。」
スミロドンの攻撃と同時にプリズムビッカーを振るって攻撃し、相打ちになる。
ダブル(フィリップ)「反射速度が、分析を超えている……!?」
驚いたのも束の間、突如琉兵衛の声が発掘現場に響く。
琉兵衛『ハッハッハッハッ。君たちがそれを見つけるとはな。返しなさい。』
飛羽真「この声……氷川琉兵衛…!?」
琉兵衛『それは我らのガイアインパクトにどうしても必要だ。』
ヒビキ「ガイアインパクトだと!?」
映司「ふざけないでください!!何するか分からない物を、渡すはずがない!!」
ダブル(翔太郎)「これ以上街を泣かすマネは許さねえ!!さっさと姿を表せ!!」
そう言いながら、翔太郎は震えていた。
ダブル(フィリップ)「純達がいる!ひとまずこの場は脱出しよう!!」
ダブル(翔太郎)「仕方ねぇ!」
『ランプドアランジーナ!』
エスパーダ「みんな、乗って!!」
アランジーナ・ワンダーで出した絨毯に全員で乗り地上へ脱出した船田予備隊。
琉兵衛『まぁ良い。イーヴィルテイルが見つかっただけな。ハハハハハ。』
御台場女学校に戻った船田予備隊の全員は、残っていたイブキ、竜、響也、花音、燕、睦と共に状況を整理していた。
竜「ガイアインパクト……。
組織の最終計画の最終計画に違いない。そしてそれに必要なのが──」
燕「その箱の中身が必要、ということね。」
響也「イーヴィルテイル……。とりあえずその箱を開けよう。」
そう言って箱に手をかけるも、依頼人である八舞響子が取り上げる。
響子「乱暴に扱わないで!
大事な展示物だったらどうするつもり!?」
睦「響子さん、氷川琉兵衛は……この街に悪のメモリをばら撒いている張本人です。」
紅「えぇ。そのためだったら家族だって犠牲にする悪魔ですわ。」
紅はそう言ったが、家族のことを気にしていたフィリップに申し訳なさを感じて振り返った。
フィリップ「いいんだ紅。僕もその事実を受け入れるべきだった。
さっき……ちゃんと本を読んでいれば……。」
蛍「なんの事?」
フィリップ「僕は読めるようになっていたんだ……自分の本が。」
翔太郎「なんだって……!?」
フィリップ「でも読めなかった。
真実を知るのが、何故か……怖くて。」
槿「無理もないよ。それだけフィリップにとっては、重い一冊だもん。」
フィリップ「槿……。」
槿「まずはイーヴィルテイルでしょ?」
皆が頷き、後ろを見た瞬間──
飛羽真「響子さんが居ない!!」
イブキ「しまった!!」
響「みんな追おう!!」
フィリップ「もう怖がってる場合じゃない……。
読もう、僕の本を…。」
イーヴィルテイルを持ち出した響子は、博物館に戻って琉兵衛にイーヴィルテイルを渡そうとしていた。
響子「館長、お聞きしたいことがあります。
あなたは──」
琉兵衛「見たまえ、八舞くん。
この地球で絶滅した生き物たちは数知れない。人類もこのままいけば例外では無いかもしれない。だが、人類が未来永劫地球に生き残る種となる夢がとうとう実現する。地球とひとつになるのだ。ハハハハ。
その箱はそのために必要なんだ。私に。」
翔太郎「渡しちゃダメだ!響子さん!!」
翔太郎達船田予備隊が現れ、全員CHARMや武器を向けて警戒態勢を取っていた。
琉兵衛「やぁ、ここで会うのも2度目かな、今井翔太郎君。
そっちは文音…いや、シュラウドの操り人形君かな。」
竜「黙れ!そう簡単に思い通りになると思うな。」
翔太郎「そうだ!この街の涙は俺達が拭う。」
そう言って、琉兵衛の目を見た瞬間、とてつもない恐怖心が竜以外の全員を襲う。
飛羽真「……!!」
純「なんですのこれは………!!」
竜「どうした今井!お前ら!」
翔太郎「わかんねぇ…急に体に震えが……!!」
琉兵衛「私の力を何度も見たからだ。」
賢人「何…?」
琉兵衛「今まで君達は、ミュージアムの頭目と知りながらその核心に触れようとしなかった。わかるかね?その理由が。
君たちの身体が恐怖で無意識の内に我が屋敷に接触を拒んでいたのだ。」
竜「まさか……テラーの能力は恐怖心を増幅する力…!?」
琉兵衛「そうだ。
……ミック。」
ミックはスミロドン・ドーパントの状態で響子を襲う。
響子は逃げるもスミロドンが追いかけていく。
竜「しまった!!!」
『アクセル!』
竜「変…身!!」
『アクセル!!』
ただ1人何事もなく動ける竜はスミロドンを追いかける。
琉兵衛「私の姿を初めて見た時から君達は既に負けていたのだよ。私の恐怖のテラーに。」
そう高笑しながら去っていく琉兵衛。
フィリップ「(氷川来斗は氷川家長男として父琉兵衛、母文音の間に産まれ、当時、長女冴子は13歳、次女若菜は4歳。3歳にしてブリティッシュショートヘアに来斗自身がミックと命名、5歳の時父琉兵衛は地球意思との接触ポイントを発見。泉と命名された。1ヶ月後、来斗はその中に落ち──!?)」
御台場で自分の本を読んでいたフィリップは驚きの真実を目の当たりにする。
その頃、竜はスミロドンを追いかけて背後からスミロドンを斬る。
しかし、かなりの速さに苦戦を強いられ、竜はトライアルメモリを装填する。
『トライアル!』
装填後ベルトを操作してアクセルトライアルとなる竜。
『トライアル!!』
よろよろとしながら船田予備隊全員は外へと出てくる中、御台場にいたフィリップは1人真実を受け止めきれていなかった。
フィリップ「嘘だ……。そんなこと…。」
花音「フィリップ君…!?大丈夫…!?」
フィリップ「うわぁぁぁぁ!?」
半狂乱状態になったフィリップは、部屋の外へと出てしまい、花音はそれを追いかけた。
アクセルトライアル「うぁぁぁっ!!」
スミロドンに圧倒され、防戦一方の竜。
アクセルトライアルでも追いつけないその速さに完全に圧倒されていた。
アクセルトライアル「速い…!!」
首を絞められ、ピンチの瞬間を見ていた翔太郎。そこにフィリップが現れる。
フィリップ「翔太郎!!
僕は……僕は…!」
翔太郎「白金……。」
フィリップ「何をしているんだ翔太郎!!早く変身だ!!
翔太郎!!」
フィリップの声で正気を取り戻した翔太郎。
翔太郎「いけね、俺は何をぼーっとして……。
行くぜ、フィリップ。」
『サイクロン!』
『ジョーカー!』
2人「「変身!」」
『サイクロン!ジョーカー!』
2人は変身し、遅れてきた花音も戦おうとロストドライバーを装着する。
『エターナル!』
花音「変身!!」
『エターナル!!』
花音は変身して翔太郎達の援護に入るも、スミロドンの速さに追いつけないでいた。
ダブル(翔太郎)「なんか手はねぇのか!?」
ダブル(フィリップ)「僕に任せて。」
『メタル!』
攻撃を受けつつ、ボディメモリを切り替えるフィリップ。
『サイクロン!メタル!』
ダブル(フィリップ)「メモリ使用者を、人間と想定していた所に僕らの落とし穴があった。
ミック、静かに。」
そうして、フィリップはメタルシャフトを琉兵衛がミックを落ち着かせる動きをとると、スミロドンは止まった。
そこに、スタッグフォンをメタルシャフトにセットし、メタルメモリを装填する。
『メタル!マキシマムドライブ!』
2人「「メタルスタッグブレイカー!」」
ダブル(フィリップ)「少しだけ我慢して。」
フィリップはメタルスタッグブレイカーをスミロドンの腰部にのみ放ち、ガイアドライバーとメモリだけを破壊する策に出た。
正体が猫だったことに、全員が驚く。
アクセルトライアル「猫が…組織の幹部だと…!?」
変身を解き、翔太郎はフィリップに話を聞く。
翔太郎「どういうことだ、フィリップ。」
フィリップ「さっきのポーズは、ミックに特別なご馳走を与える時のいつもの仕草さ。氷川家独特の。
この子は僕の猫だった。もうこれで、ドーパントになることもないよ。」
翔太郎「フィリップお前……本を読んだのか?」
フィリップ「あぁ、すべてを知った。
僕は……。」
テラー「おめでとう来斗。ようやく己の使命を知ったか。」
そう言ってフィリップを掴み、再び地下の発掘現場まで連れていこうとする。
フィリップ「どういう意味ですか!!」
テラー「来斗、お前とイーヴィルテイルが揃えば私の望み、ガイアインパクトが実現する!」
フィリップ「翔太郎!もう一度変身だ!!」
翔太郎はまたも震えが止まらなくなっていた。
フィリップ「翔太郎!!翔太郎!!」
テラー「彼はもう終わっているよ来斗。
二度と私に立ち向かう事は無い。」
『ジェット!』
横から竜が攻撃を入れる。
アクセルトライアル「生憎だが、俺にはそいつほど効果はないぞ。」
テラー「そうか、君はそういう体質らしいな。」
そう言い残し、彼はフィリップと共に地下の発掘現場まで消えていった。
竜「フィリップ!!
……お前ら、しっかりしろ!!奴を追うぞ!!」
純「え、えぇ、行きますわよ!!」
船田予備隊全員が発掘現場まで移動し、そこで目にしたのは、フィリップはガイアゲートと呼ばれる井戸の中に落とされる寸前だった。
琉兵衛「さようなら、我が息子よ。」
そうして、琉兵衛はフィリップをガイアゲートへと落として行く。
翔太郎「相棒ー!!!!」
槿「フィリップー!!!!」
翔太郎と槿は走り出して、ゲートに落ちたフィリップへと手を伸ばす。
だが、翔太郎たちの手は届くことはなく、フィリップはそのまま落ちていってしまう。
翔太郎「っ……お前ぇぇぇぇっ!!!」
翔太郎は怒りで我を見失い、琉兵衛に殴りかかろうとした。
しかし、翔太郎は彼の底知れない圧力に怖気づいてしまい、動けなくなってしまう。
翔太郎「……っ!!」
琉兵衛「ふんっ。」
そのまま翔太郎は蹴られて、純達の方向へと飛んで行く。
翔太郎「がはっ!!うぐっ……。」
琉兵衛「お前たちは、私には勝てない。」
『テラー!』
琉兵衛はテラーメモリをガイアドライバーに刺し、テラードーパントへと姿を帰る。
テラー「私に跪け、そして命乞いをせよ。ハハハハハ。」
竜「……俺は、そんなものに屈しはしない!!」
映司「俺だって……!!負けないっ……!!」
賢人「行くぞ、飛羽真……!!」
飛羽真「あぁ…!!」
『アクセル!』
『ブレイブドラゴン!』
『ランプドアランジーナ!』
竜はアクセルメモリを、映司はメダルを装填、飛羽真と賢人はワンダーライドブックを装填し抜刀する。
『烈火抜刀!』
『黄雷抜刀!』
竜「変……」
3人「「「変身!!」」」
竜「身!!」
『アクセル!!』
『タカ!トラ!バッタ!』
『タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ!』
『ブレイブドラゴン!!』
『ランプドアランジーナ!!』
竜はアクセルに、映司はオーズに、飛羽真はセイバー、賢人はエスパーダになり、琉兵衛に挑む。
オーズ「はぁぁぁぁっ!!」
アクセル「はっ!!」
セイバー「でゃぁぁっ!!」
エスパーダ「はぁっ!!」
4人はそれぞれ剣を振るうも、有効打には至らず、攻撃を食らってしまう。
オーズ「ぐぁぁぁっ!!」
アクセル「ぐはぁぁぁっ!!」
セイバー「ぐわぁぁぁっ!!」
エスパーダ「うぁぁぁぁっ!!」
純「どうなっていますの…!?」
初「とてつもない、ドス黒い何かを感じますわ…!!」
テラー「怯えるがいい。私は全てを支配するのだ。」
琉兵衛の放った言葉を聞き、その場にいた船田予備隊メンバーは動けず、翔太郎は叫び出してしまう。
翔太郎「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
そのまま翔太郎はその場から逃げるように去って行く。
蛍「翔太郎…!?」
響「私も……行かなきゃ…!!フィリップの分まで…!!」
『スカル!』
響「変身…!!」
『スカル!!』
スカル「(震えが止まんない…!!けど、やるしかないっ…!!)やぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
響は走り出し、スカルマグナムを放ちながらテラーに蹴りを入れる。
テラー「増えたところで無駄な足掻きだ。」
琉兵衛の放った強烈なストレートが響を襲う。
スカル「きゃぁぁぁっ!!」
アクセル「九条!!」
オーズ「九条さん!!」
竜達はそのまま琉兵衛に挑む。
アクセル「スピードで一気に仕掛ける…!!行くぞ、市ヶ谷!!」
オーズ「はい!!」
エスパーダ「飛羽真、俺達もワンダーコンボで!!」
セイバー「あぁ!!」
『トライアル!!』
『ライオン!トラ!チーター!ラタ・ラタ・ラトラァータァー!』
『クリムゾンドラゴン!!』
『ゴールデンアランジーナ!!』
竜と映司はスピード形態である、アクセルトライアルとラトラーターコンボに、飛羽真と賢人はクリムゾンドラゴンとゴールデンアランジーナにチェンジ、飛羽真は飛行能力、3人はスピードを駆使して錯乱させようと試みるも──
テラー「はぁっ!!」
突如、テラーの頭からドラゴンが現れ、竜に追いついて噛み付き、そのまま空にいる飛羽真に向かって竜を咥えた状態で突進してくる。
アクセル「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
セイバー「ぐはっ!!!」
威力の高い突進を受けて飛羽真は壁に激突、そのまま地面に叩きつけられる。
オーズ「白金さん!!」
スカル「飛羽真!!」
そのままテラードラゴンは竜を純達のいる方向へと吐き捨てる。
竜「がはっっ!!」
飛羽真「くっ……かはっ。」
血だらけで倒れる竜と血を吐く飛羽真に、船田予備隊は心配するしかなかった。
梓「竜!飛羽真!!2人ともしっかり!!」
オーズ「本体を倒せば…あいつは止まる!!」
映司はテラードーパント本体に攻撃を仕掛けようと詰め寄るも、横からラトラーターコンボの速度に追いついたテラードラゴンに噛みつかれ、天井や壁にぶつけられて吐き捨てられる。
オーズ「ぐぁぁぁぁぁぁぁっ!!あぁぁぁぁぁぁっ!!!」
そのまま変身が解け、倒れる映司。
映司「っ……。」
そのまま気絶してしまう。
椛「映司くんっ!!しっかり!!」
エスパーダ「貴様……よくも僕の仲間を!!」
雷鳴剣黄雷を強く握りしめ、稲妻の如き速度でテラーに詰め寄り、雷鳴剣黄雷を振るも、すべて見透かされたように回避される。
ヒビキ「あいつ…サブスキルの狂乱の閾を…!!」
『必冊読破!』
『黄雷抜刀!ケルベロス!ヘッジホッグ!アランジーナ!三冊斬り!サ・サ・サ・サンダー!』
エスパーダ「これで話は終わりだ!!
トルエノ・デル・ソル!!」
賢人は、雷鳴剣黄雷の刀身に凄まじい雷撃を纏わせ、さらに桐ヶ谷家の剣技を織り交ぜる。
エスパーダ「桐ヶ谷流剣技!!ソニックリープ!!
でぇぇぇぇぇやっ!!」
しかし、あと一歩で一撃が当たるというタイミングでテラードラゴンの突進を横から受けて弾き飛ばされる。
エスパーダ「ぐぁぁぁぁぁぁっ!!!」
弾き飛ばされて変身が解けるも、諦めないとばかりに雷鳴剣黄雷に手を伸ばすも、そのまま気を失ってしまう。
楪「賢人!!しっかりしろっ!!」
スカル「逃げる…しかないよっ…!!純…!!」
純「わたくし達は船田予備隊…!!逃げるなんて選択肢は…!!」
蛍「無理だよ!!こんな、ヒュージより恐ろしい奴になんて勝てるわけないよっ!!」
槿「逃げなきゃ、どうなるかわかんない…!!」
昴「っ…悔しいですが、撤退しかないみたいですよ…。」
純「……船田予備隊、撤退します…!!!」
そのまま船田予備隊は、重傷の4人と、怯え続ける翔太郎を連れて、その場を撤退する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
響たちは氷川琉兵衛に、恐怖の化け物に敗北した。
竜と映司は重傷を負い、翔太郎は部屋に篭もりっきりで出てくる気配がない。しかも、ノックしようものなら叫び出すほど怯えていた。
響「……どうすればいいの…?」
燕「響。」
どうすればいいか悩む響に、まだ戦えるライダーの面子が現れる。
響「燕……。」
燕「どうするべきか、考えているんでしょう?」
響也「俺たちじゃあ勝てない、そう考えているんだろう?」
響「うん。フィリップはいない、翔太郎は塞ぎ込んでる。あの4人も重傷だし…。純達には私達と同じ仮面ライダーの力がある訳じゃないし……。」
イブキ「そうね。でも、諦めるにはまだ早いわよ。」
ヒビキ「そうだ。」
花音「あのドラゴンを使った時、恐怖心が和らいだ気がするの。
おそらくだけど…あのドラゴンに恐怖心を増幅させる力の源があるはず…。あのドラゴンさえ倒せれば、勝ち目はあると思う!」
睦「でも、どうやってあのドラゴンを相手取るんですか…?竜さんや映司さんのスピードでも追いつかれたのに…。」
響也「そこは任せろ。新型バースドライバーを使う…!!」
イブキ「でも、それはまだ未完成じゃ…!?」
響也「困った時はぶっつけ本番と現場対応。伊達さんがいつも言っていた。
今はその方法しかない!」
燕「えぇ、この際それで行きましょう。翔太郎や船田予備隊の皆にも伝えよう。」
響「伝えるって言っても今の翔太郎じゃ!!」
翔太郎「俺が…なんだって?」
体を引きづりながら翔太郎は来る。
翔太郎「相棒が、俺にメッセージを残してくれてたみたいでな。」
フィリップ『翔太郎、このメッセージを聴いているということは、僕の身が、地球の泉に落とされた後だろう。
翔太郎、君に1つ、僕の考えたことを教えるよ。Wの変身システムは、僕の精神を翔太郎の元へ転送する。その機能を使って欲しい。
……翔太郎、恐怖に負けないでくれ。君は、幾度となく困難を乗り越えてきた。そんな君なら、恐怖心を乗り越えられる!!
立ち上がるんだ!!僕の最高の相棒、今井翔太郎!!』
翔太郎「このメッセージ聴いて、怯えてばっかじゃいられなくなってな…!!その作戦、俺もついて行く!!フィリップを助けられれば、こっちのもんだ!!
しんがりは……俺が行く!!!」
響也「わかった。だが約束しろ。決して、無茶はするなよ。」
翔太郎「わかってらァ!!」
響「決戦は…明日!!」
響は手を出した。それに重ねるように、燕達も手を出す。
燕「ここで、奴の暴走を食い止めるわ!!」
響也「地球と、仲間のために!!」
翔太郎「俺たち全員の絆と、相棒を信じて!!!」
全員「「「「「「「「仮面ライダー…出撃っ!!!」」」」」」」」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次の日──
翔太郎は1人、氷川琉兵衛の元へ乗り込んだ。
テラー「恐れ慄いていた君が1人でここに来るとはね。」
翔太郎「俺の相棒を、フィリップを返してもらう!!」
テラー「断る。ガイアインパクトをするための犠牲に過ぎない。」
翔太郎「……俺の相棒は…こんなことで、消えやしねぇ!!!」
テラー「はぁっ!!」
翔太郎は気力で立ち上がり、琉兵衛を殴る。
一方琉兵衛は、衝撃波を放って翔太郎を倒そうとするが、回避してドライバーを巻いた。
しかし、メモリが転送される気配はなかった。
テラー「無駄だよ。来斗はもういない。」
翔太郎「いや!!来るさ!!
……戻ってこい!!相棒ぉぉぉぉぉぉっ!!!」
俺は叫ぶ。すると、メモリが転送されて来た。
翔太郎「フィリップっ!!!」
フィリップ『翔太郎。行こう!!』
2人『「変身!!」』
『エクストリーム!!』
ダブル(翔太郎)「氷川琉兵衛!!」
2人「「さぁ、お前の罪を数えろ!!」」
そのまま2人は駆け出し、琉兵衛に向かう。
琉兵衛は、テラードラゴンを召喚し、翔太郎を噛み砕こうとするが……
アクア「今!!」
バース「あぁ!!変身!!」
『エビ!カニ!サソリ!』
響也はメダルを3枚装填、そしてレバーを回して変身する。
『ババーバ・バースゥ!バーバーバーバース!エーーーックス!ソカビ!』
バースX「喰らえっ!!」
『カニ・コアバースト!!』
響也はテラードラゴン目掛けてカニアームの一撃を浴びせる。
バースX「こっちだ!!ドラゴン!!」
スカル「翔太郎!フィリップ!テラー本体は任せたよ!!」
ダブル(翔太郎)「あぁ!任せろ!!」
ダブル(フィリップ)「頼むよ、響!」
テラー「無駄だ!!私の計画はもう、止められやしない!!」
ダブル(翔太郎)「止めてやるよ!!絶対になぁ!!」
プリズムビッカーを呼び出し、剣を抜かずにテラードーパントの攻撃を防ぐ。
一方、響達テラードラゴン討伐組は、飛び回るテラードラゴンに苦戦を強いられていた。
スカル「速いし、しかも飛んでるから届かない!!」
バースX「なんとしてもここで奴を倒す!!」
響鬼「そして、翔太郎達に繋ぐぞ!!」
威吹鬼「待って!!あれは!?」
ケイブが発生し、大量のヒュージが現れる。
黒影「ヒュージ!?このタイミングで…!?」
エターナル「囲まれちゃう!!」
すると何処からか射撃音が鳴る。
純「情けないですわよ!!!それでも船田予備隊の一員ですの?!」
スカル「みんな!!」
紅「ヒュージはわたくし達にお任せなさい!」
昴「私達はヒュージを倒すだけです!!」
治「響達はそっちに集中して!!」
アクア「ありがとう、みんな。」
バースX「行くぞ、みんな!」
スカル「最後のひと踏ん張り!!行っくぞー!!」
アクア「えぇ。」
現れたヒュージ達を船田予備隊メンバーに任せ、響達は再びテラードラゴンに攻撃を仕掛ける。
アクア「オーシャニックブレイク!!」
燕は突進してくるテラードラゴンを水の力を使って上昇しながら避け、頭上からオーシャニックブレイクを放つ。
バースX「はぁっ!!」
『カニ・コアバースト!!』
もう一度カニ・コアバーストを放つ響也。
響はスカルマグナムにメモリをセットする。
『スカル!マキシマムドライブ!』
スカル「やぁっ!!!」
響也と響の攻撃はテラードラゴンに回避されてしまい、突進攻撃を受けてしまう。
2人「「うぁぁぁぁっ!!」」
間髪入れずイブキ達が攻撃を放つ。
威吹鬼「音撃射・疾風一閃!」
装甲響鬼「音撃刃・鬼神覚声!」
エターナル「ブラッディヘルブレイド!!」
イブキとヒビキの放つ音波攻撃を食らいながらブラッディヘルブレイドを食らうも、あまり有効打にはなっていない様子だった。
アクア「私たちの攻撃が、有効打にならない…!?」
??「セイハー!!!」
突如、空から虹色の翼がテラードラゴンに降り注いだ。
スカル「…あれって!?竜に映司!?」
エターナル「飛羽真さんに賢人さんまで!!」
アクア「なんでこの場にいるの!?」
アクセル「俺に質問するな。」
オーズ「攻撃にさえ当たらなかったら、まだ戦えます!!」
セイバー「みんなが戦ってるのに、俺たちだけ寝てるなんて出来ないからな…!!!」
エスパーダ「足を引っ張るようなことはしないから安心して!!」
アクセルタービュラーになった竜と、タジャドルコンボになった映司、クリムゾンドラゴンになった飛羽真と、ゴールデンアランジーナの状態で空飛ぶ絨毯に乗った賢人がそこにいた。
オーズ「アンク……力を貸してくれ!!」
テラードラゴンと空中戦を仕掛ける4人。
スピードに翻弄されつつも、突進攻撃や尻尾攻撃などを的確に躱しながら攻撃を当てていく。
オーズ「速いっ!!」
アクセル「一撃で勝負を決めるぞ!!!」
オーズ「はい!!」
『エンジン!マキシマムドライブ!』
『タカ!クジャク!コンドル!ギン!ギン!ギン!ギガスキャン!!』
『アクセル!マキシマムドライブ!』
『必冊読破!』
『必冊読破!』
『ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊撃!ファ・ファ・ファ・ファイヤー!』
『ケルベロス!ヘッジホッグ!アランジーナ!三冊撃!サ・サ・サ・サンダー!』
オーズ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!セイハァァァァァァァ!!」
アクセル「絶望がお前の、ゴールだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
セイバー「轟龍脚烈破!はぁぁぁぁぁぁっ!!」
エスパーダ「オーロ・ボンバルデーロ!!でぇぇぇぇぇやぁぁぁぁぁぁっ!!」
竜はアクセルメモリとエンジンメモリのマキシマムドライブを、映司はタジャスピナーのギガスキャンでテラードラゴンに一撃を放つ。
2人「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」
そのままその攻撃は命中、テラードラゴンは落ちていった。
アクセル「今井、フィリップ、今がチャンスだっ……!!」
オーズ「あとは……お願いします…!!」
そのまま変身が解け、再び気絶する2人。
スカル「もう、無茶してこっち来るから…。」
アクア「目が覚めたら説教ね。」
ダブル(翔太郎)「後は、お前だけだぜ!!」
ダブル(フィリップ)「父さん、僕はあなたをここで倒す!!」
テラー「そんなことは不可能だ!!」
ダブル(翔太郎)「いや!!俺と相棒なら、行けるさっ!!」
プリズムビッカーにサイクロン、ヒート、ルナ、ジョーカーのメモリを差し込む。
『サイクロンマキシマムドライブ!ヒートマキシマムドライブ!ルナマキシマムドライブ!ジョーカーマキシマムドライブ!』
ダブル(翔太郎)「これで、終わりだ!!」
2人「「ビッカーチャージブレイク!!!」」
プリズムビッカーを引き抜き、琉兵衛へと駆け出してそのまま横一線に斬り裂く。
2人「「はぁぁぁぁぁっ!!!」」
テラー「ぐぁぁぁぁぁぁっ!!!」
琉兵衛はそのまま爆発、テラードラゴンは屋敷へと落ちていき、爆発によって屋敷が燃えていく。
ダブル(フィリップ)「さよなら、父さん。」
2人は、プリズムビッカーを盾に戻し、燃える屋敷を見つめていた。
スカル「これで……終わった…?」
純「そうみたいですわね。」
ヒュージを倒しきり、船田予備隊は合流した。
フィリップ「さぁ、帰ろう。僕たちのガーデンへ。」
……To be continued