アサルトリリィ×仮面ライダー episode of 御台場女学校   作:黒破リンク

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ついに現れるヒュージ。
ずっっとやりたかったシーンが出来る!!!


「ギガント級と触手と暴走のメダル」

『ケイブ発生。ケイブ発生。ギガント級の出現を確認。』

 

ケイブ発生のアラートが鳴り響き、湊と英は現場近くで出現を見ていた。

 

湊「あれは……!!」

 

英「湊様!」

 

湊「こんなに早く、また特型が出現するなんて…!!」

 

湊と英の元に、セインツとロネスネスが現着する。

 

椛「ヘオロットセインツ、到着いたしました。」

 

純「ロネスネスもここに。」

 

椛「この間のドミネーターとはまた種類が違いますわね。」

 

湊「以前討伐した、メガフロートと同種だと思われます。あの時よりもサイズがだいぶ大きいですが。」

 

フィリップ「さしずめ、ギガフロートとでも言ったところかな。」

 

映司「ギガフロート…。」

 

湊「そうね、そう呼ぶことにしましょう。」

 

楪「で?その前に出たって言うメガフロートは、コーストガードが単体で倒したの?」

 

湊「いえ、外征部隊と協力してです。」

 

英「でも、今コーストガードの皆は出撃中なんだ…。」

 

槿「あのギガント級を倒すには、2つのレギオンが必要って事だよね?」

 

湊「えぇ。ギガフロートは光の触手とシールドを持っていて、シールドを破壊しなければ、コアに撃ち込むことが出来ません。」

 

治「あの触覚みたいなのだね。」

 

薺「シールドを破壊するにも触手が邪魔だよね。」

 

天奈「一隊はそれだけに集中するってことにしよう。」

 

湊「そうです。ヘオロットセインツでシールドを破壊し、ロネスネスでコアを破壊して討伐、我々は皆さんが集中出来るよう、周りの小型ヒュージを殲滅。

お願い出来ますね?」

 

椛「承知いたしました。

湊さん、純、よろしくお願い致します。」

 

純「こちらこそ、よろしく。」

 

湊「行きましょう!」

 

全員が作戦のため陣形移動し始める。

その最中、紅は純に話しかけていた。

 

紅「純、私…!」

 

純「大丈夫、呼吸を合わせて。」

 

紅「えぇ。」

 

全員ポジションに着き、椛と純は号令をかける。

 

純「ロネスネス!!」

 

椛「ヘオロットセインツ!!」

 

2人「「2隊同時ノインヴェルト戦術、開始!!!」」

 

全員が散開して戦闘を始める。

 

紅「私は、私らしく戦う!!止まってなんか居られませんわ!!」

 

純と紅はルナティックトランサーを発動、2人で同時に攻撃を開始する。

 

槿「ま、それなりにはやれるよね。」

 

純「槿!!」

 

純は槿にパスを出すも、槿は避けてそのままパスは梢に回る。

 

梢「槿様!?

……っと、雪様!!」

 

そのまま梢は雪にパスを投げる。

 

雪「受け取ったわ。」

 

梢「はい!!

待ってくださ〜い!!!」

 

雪「……初と純、2人ともう一度戦うために選んだ道、この道を私は進み続ける。どんな事があっても、そうすると決めたから!!」

 

雪はブレイブを発動して自らにかける技、『エンレイジ』を使用し、ヒュージを相手取る。

蹴散らした後で、蛍にパスを回した。

 

蛍「船田姉妹について行くんだもん、ロネスネスに入った時から、色んなこと、覚悟してるよ!!これまでも乗り越えられたんだから、乗り越えられないものなんてない!!」

 

斬鬼「轟鬼!!蛍の攻撃に合わせて!!」

 

轟鬼「押忍!!!」

 

ザンキとトドロキは蛍の攻撃に合わせて攻撃を仕掛け、道を開いたところに、蛍はパスを投げる。

 

蛍「そうだよね、昴!!」

 

昴「勿論です。私は、このレギオンが最も理想なレギオンだと信じています。

純が、初が、槿が、ロネスネスの全員が、私の理想の、仲間です!!!」

 

スカル「嬉しいこと言ってくれるじゃん、昴!!」

 

昴「事実ですから。」

 

そのままパスを響に投げ、響は受け取ってすぐに槿に投げる。

 

槿「初は戻って来るんだもん、最強レギオンで居続けなくちゃ、だよね!!!」

 

そのまま攻撃をしながらレジスタを発動、ロネスネス全員の士気を上げていく。

 

歌舞鬼「しゃあ!!!キタキタキタァ!!」

 

ダブル(フィリップ)「そう来なくっちゃね。」

 

紫「よーし、頑張っちゃお!!」

 

燈「行きますわよぉ〜?」

 

響鬼「成果、見せる時が来たようだな!!」

 

エターナル「はい、行きましょう!!」

 

槿「昴!!」

 

槿から昴へ、昴から蛍へ。次々とパスが回っていく。

 

昴「蛍!!」

 

蛍「梢!!」

 

梢「燈!!」

 

燈「純お姉様ぁ!!」

 

純は受け取って紫にパスを回す。

 

紫「雪様!!」

 

雪「紅。」

 

燈「ふん!!」

 

ダブル(翔太郎)「花音たちに回ってねぇけどいいのか?」

 

エターナル「平気。……皆強いの、私知ってるから。」

 

一方、ヘオロットセインツはというと、椛と楪、映司と響也の連携攻撃でヒュージを撃破していく。

 

楪「紅いい動きしてんじゃん!!」

 

椛「えぇ、もう大丈夫そうですわね。」

 

オーズ「はぁっ!!!」

 

バース「でぁっ!!!」

 

映司はタジャスピナーから火炎弾、響也はバースバスターから射撃をセインツメンバーと同時に放つ。

 

治「紅が戻ってきたら、因のラプラスの成長を見せてあげようね?」

 

因「はい!治様!」

 

薺「あー!!いいなぁ、因ちゃん!!褒められてる!!」

 

因「えっ!?私今、治様に褒められた?!」

 

デューク「うんうん!!褒められたよ!」

 

廉「いいとこ見せなきゃね!」

 

央「薺も、褒められるように頑張りましょ?」

 

薺「うん!!」

 

威吹鬼「っ、因、廉、星、危ない!!」

 

龍玄「っ!!!」

 

因と廉、星に迫る光の触手に気づいたイブキと椿は咄嗟に銃を構えるも、2人が避けてすぐに桂が触手を斬っていく。

 

因「危なかったぁ〜…。」

 

桂「大切なのは平常心ですよ。余計なことを考えると一手が遅れます。」

 

デューク「はぁい!」

 

周「いつも通り、正確に!!」

 

黒影「確実に仕留めましょう!!」

 

ポセイドン「でぁっ!!!」

 

射撃を放ちつつ、触手を斬っていく。

 

椛「光の触手に集中するリリィが必要ですわね。」

 

純「えぇ。」

 

椛「薺、廉、椿!」

 

純「梢、紫、花音!」

 

2人「「光の触手に集中なさい!!」」

 

5人「「「「「「はい!!(了解。)」」」」」」

 

梢「お任せください!

覚悟しなよ!!あんた達の動きはぜーんぶ、この梢・ウエスト様には……読めてるんだから!!」

 

廉「ここはレギオン関係なしだね!!」

 

薺「6人で力を合わせていこー!!」

 

エターナル「一気に、行くよ!!」

 

スカル「私たちの邪魔は……」

 

紫「させないよ!!!」

 

6人は光の触手に攻撃していく。

その間、ほかのメンバーも戦っていた。

 

因「みんな凄いなぁ、因も頑張らないと!!」

 

因はラプラスを発動しようとするも……

 

因「あれ?なんかこれ……。」

 

治「因、大丈夫?」

 

因「はい…!でも……。」

 

アクア「おかしいわね。」

 

バース「ああ。ドミネーターではないのに…。」

 

周「マギの浄化が、間に合わない……!!」

 

雪「周、貴方!!」

 

紅「純、なんか変ですわ…!!」

 

純「紅…?」

 

紅「訓練の時みたいに、上手く行かない……!!」

 

エターナル「ぅぅっ……!!」

 

響鬼「花音!!大丈夫か!!」

 

純「これ以上、ヒュージに近づくのはやめましょう。」

 

紅「で、でも、それじゃあ…!!」

 

燈が紅からマギスフィアを持っていく。

 

燈「初様が純お姉様を独占するのはどうかと思いますが、他の方がそばに居るのは、もーっとイラつきますわ。」

 

燈はラプラスを発動しながら戦っていく。

 

イドゥン「っ!!」

 

グリドン「せいやァ!!」

 

燈「純お姉様!!」

 

燈は純にパスを再び回した。

 

純「……紅、行きますわよ。」

 

紅「えぇ。」

 

燈「純お姉様を輝かせることが出来るのは、このあたくしですわっ!!!」

 

ヒュージの攻撃を喰らってリジェネレーターを発動して身体を元に戻して再びヒュージに相対する。

 

因「燈凄い!!」

 

燈「まーったく、せっかくあたくしのお陰でラプラスに覚醒したって言うのに、こんな特型の影響を受けているなんて。」

 

因「えっ!?」

 

オーズ「やっぱり、あのギガフロート…。」

 

昴「負のマギを撒き散らしながら戦っている。いくら浄化しても…!!」

 

グリドン「ドミネーターの時と同じっちゅう事かいな!!!ホンマにめんどくさい奴やなぁ!!!」

 

燈「そうですわ。あの時と同じように、あなたが役に立たないから、紅様を純お姉様が請け負わされているんですわ!!」

 

イドゥン「因に当たるんじゃないわよ!!落ち着きなさい燈!!!」

 

因「えっ……!?」

 

桂「あなたが動揺する必要はありません。あの時も今も、あなたも充分に力を出している。紅様のことは、あなたのせいではありません。」

 

因「桂……。」

 

桂「何故だか分かりませんが、動揺しているのは燈の方です。様子がおかしい。」

 

燈「何が目的で純お姉様に……。

あたくしに用があるなら、受けて立ちますわよ!!!」

 

八つ当たりするかのように、燈はヒュージを倒していく。

 

紫「どうしたんだろ、燈ちゃん…。」

 

梢「いつにも増して激しいね。」

 

雪「いくらなんでも燈だけでは負のマギの浄化は間に合わない!!」

 

ポセイドン「俺達も影響を極力抑えながら戦いましょう!!」

 

因「はい!!」

 

廉「私も頑張ります!!」

 

因もラプラスを発動させて浄化を始めていく。

しかし、周と花音の身体は限界を迎えていた。

 

周「っ……。」

 

雪「周!!」

 

威吹鬼「周様!!」

 

周「ダメだ……動けない……。」

 

花音「……っ。」

 

響鬼「花音!!しっかりしろ!!」

 

椛「状態異常を起こしてしまった様ですわね。」

 

周「ごめんっ……。」

 

椛「いえ、周様が影響を受けやすいことはわかっていましたのに……。」

 

響鬼「悪かったな……花音。」

 

花音「大丈夫…です…。謝らないで…くださいっ…。」

 

そこに、湊と英が到着した。

 

湊「周様!!花音!!

……失礼致します。」

 

椛「お願いします。」

 

湊はヴァルキュリアスカートを使用して周と花音の状態異常を緩和する。

 

湊「いかがですか?!」

 

周「ありがとう……、もうなんともない…!」

 

花音「私も……また…やれます…!!」

 

周「もう少し…離れたところで戦うよ……。」

 

花音「私も行きます…!」

 

響鬼「なら、俺とイブキは2人のサポートに回ることにしよう。

イブキ、行けるか?」

 

威吹鬼「わかったわ。

椛、みんな、ここはお願い。」

 

そのまま廉と雪を含む6名は一時撤退していく。

 

椛「申し訳ありません、周様と花音が強化リリィである事をもう少し気をつけていれば……。」

 

湊「いえ。例のない特型ですから、判断は難しいでしょう。」

 

英「周様は強化リリィだけど、ブーステッドスキル全部外してるから、強化リリィである事を忘れちゃうんだよね?」

 

椛「いえ、そういう訳では……!!

……でも、1戦闘につき1度しか使えないヴァルキュリアスカートを使用させてしまいましたわね…。」

 

湊「それは……。」

 

英「まだ私の装備があるよ。」

 

紅「周様……。」

 

純「紅?」

 

紅「私も、また、あの時のように……。」

 

純「あなたには、わたくしがいるでしょう?共感現象が起きれば、負のマギの影響なんて受けませんのよ?」

 

紅「共感現象……。本当に私が起こせているのかしら…。」

 

湊「ヴァルキュリアスカートを使用できるのは残り1回です。

負のマギの影響を受けやすいリリィは、ギガフロートと離れて戦った方がいいかもしれません。」

 

椛「そうですわね。」

 

湊「今回は間に合いましたが、私達の到着があと少し遅れていれば、被害が出ていたかもしれませんから。

……通信?」

 

オーズ「何かあったんですか?」

 

湊「テレポートする特型ラージ級が若洲公園に出現し、光壁システムに向かっているそうです!!」

 

純「テレポートする特型!?」

 

湊「えぇ、5分事にテレポートして進んでおり、このまま行けば光壁を通り抜け……市民が住む地域に被害が及ぶ……。」

 

バース「マズイな……。」

 

ダブル(フィリップ)「そうか、テレポートするから光壁を通り抜けていくんだね。」

 

英「そのまま真っ直ぐ進んで行くとすれば、制限時間は30分です!」

 

純「30分で、光壁を通り抜ける……!?」

 

湊「30分以内に討伐するか進路を変えさせなければ、多くの犠牲者が出ます!!」

 

グリドン「やったら、俺らが行かなあかんのんちゃうん!?」

 

イドゥン「全員で向かうのは無理よ!!」

 

楪「で、私たちはどうすればいいの!?」

 

湊「テレポート型ラージ級を止められるリリィを、そちらに向かわせて欲しい。」

 

英「ギガフロートが負のマギを撒き散らしてるから──」

 

純「わたくしと紅が参りますわ。紅も、その方が安心して戦えますでしょう?」

 

紅「ありがとう、純。」

 

純「何を言ってますの。これから行くのは危険な任務かもしれませんのよ。」

 

椛「どちらにしても危険ですが、純の判断が、全体にとって1番いいと思いますわ。」

 

湊「よろしく、純。」

 

純「決まりですわね。

そういうことですわ、槿、昴。ロネスネスの指揮をお願い。」

 

昴「はい。」

 

そのまま純からマギスフィアを受け取る昴。

 

昴「必ず、ギガフロートは倒します。」

 

純「えぇ。

……燈。あなたはわたくしのポジションに入りなさい。」

 

燈「純お姉様…?

……お任せ下さい。」

 

純「皆さん、信じてますわよ。」

 

治「純!こんなに特型が出るなんて、G.E.H.E.N.A.の実験かもしれない!気をつけてね。」

 

純「わたくしが、そんなものに負けると思って?」

 

その疑問に対して、治は首を横に振った。

 

治「必ず勝つと思う。」

 

純「若洲公園に向かいましょう。」

 

そのまま純と紅は若洲公園へと向かっていった。

 

椛「皆さん、行きましょう。」

 

残りのメンバーはそのまま散開していく。

 

一方、学園では倫夜と初が話をしていた。

 

倫夜「純さんと紅さん、2人で特型ラージ級の討伐に向かった様よ。」

 

初「また特型……。」

 

倫夜「ラージ級とは言え、テレポートで移動する厄介な相手だわ。」

 

初「G.E.H.E.N.A.の実験の可能性は……?」

 

倫夜「大いにあると思う。」

 

初「どうして……。」

 

倫夜「純さんと紅さんが一緒にいることで、共感現象が起こるかどうか試しているんじゃないかしら?」

 

初「それなら、訓練の時点でほとんど成功していますわ。」

 

倫夜「でも、2人の時よりは弱い。」

 

初「今は、ですわ。」

 

倫夜「そうね。

……純さんを、紅さんと同じように強化リリィにすれば、初さんと同じ、若しくはもっと強固なものになるかもしれない。」

 

初「純を……強化リリィに…!?」

 

倫夜「G.E.H.E.N.A.は人類を守るためと言う名目でなんだってやるわ。」

 

初「純…。」

 

倫夜「ルナティックトランサー持ちを強化するのはとても危険よ?成功例の方が少ないわ。成功しても、負のマギを多く保有することから、肉体も、精神も不安定になるし……失敗すれば……。」

 

初「失敗すれば……?」

 

倫夜「最悪死ぬかもしれない。

どちらにしても、元のようには戦えなくなるわ。」

 

初「強化リリィになんてなったら、今よりももっとヒュージを引き寄せ危険に晒される。」

 

倫夜「えぇ。そんな企み、絶対に潰さなければいけないわよねっ。」

 

初「わたくしのせいで、わたくしが側にいて戦えないから!!」

 

倫夜「それも、G.E.H.E.N.A.の1つの計画なのかもしれない。」

 

初「えっ……?」

 

倫夜「G.E.H.E.N.A.はどこから計画なのか分からないくらいほど緻密に計算して実験をしているわ。」

 

初「それが……G.E.H.E.N.A.の……!!

…だとしたら、許さない。」

 

倫夜「あなたに傷を負わせて、純さんと引き離して──」

 

初「純は……純には絶対に手出しさせませんわ。純は大切な妹ですもの。誰にも。

……先生、わたくしを2人の所まで連れて行ってください、お願いします!!そうでないとわたくし……!!」

 

倫夜「わかっているわ。あなたはあともう少しで、戦える。」

 

そのまま倫夜は初に何かを仕掛けた。

 

倫夜「私に任せなさい。」

 

竜「……。(今井達に報告すべきか……?いや、ここは俺が行くしか……!!)」

 

戦場──

 

椛「全体の指揮は私が取ります。三隊一体となって、この危機を乗り越えましょう!」

 

槿「OK。

……こんなに特型が出るなんて、御台場に何が起こってるか分からないけど!!!」

 

昴「私達は強い!!」

 

黒影「絶対に屈したりしません!!!」

 

4人はレジスタを発動して士気を上げ、同時にヒュージに攻撃を仕掛けていく。

 

湊「特型は、必ず撃破します!!」

 

蛍「御台場に出ちゃって残念でした〜。」

 

央「実験だろうとなかろうと、ここで終わりだよ!!」

 

今度は円環の御手持ちの湊、央、蛍、ザンキがそれぞれ攻撃を開始。

睦は黒影隊を呼び寄せて戦闘を続行する。

 

黒影「黒影隊の精鋭達はロネスネス、ヘオロットセインツ、湊様と英を援護!!残るメンバーは光壁内で特型ラージ級に備えて!!!」

 

黒影隊への通信を切り、今一度向き合う。

 

薺「すっごーい!!クワトロレジスタに、クワトロ円環の御手(サークリッド・ブレス)!!」

 

龍玄「この調子で一気にシールドを破壊するわよ!!」

 

因「はい!治様!!」

 

廉「でも、光の触手、なかなか動きが読めないな……。」

 

薺「それなら私に、お任せあれ!」

 

薺はファンタズムを発動するも、一瞬で途切れてしまった。

楪はその一瞬で危険を察知したのか、叫んだ。

 

楪「椛!!!」

 

オーズ「椛姉!!!」

 

楪は椛を守るように光の触手の攻撃を防ぐも、弾かれてしまう。

 

椛「ゆず!!」

 

バース「楪!!!」

 

響也と映司が2人の元へ向かおうとするも、光の触手が行く手を阻んだ。

 

椛「ゆず、しっかりして!ゆず!!」

 

楪「椛、大丈夫か…?」

 

椛「ゆず!!」

 

アクア「危ない、触手が!!!」

 

光の触手は楪と椛を掴んで体にあるシールドの部分へと連れ去ってしまう。

 

ポセイドン「楪様!!!椛様!!!」

 

槿「囚われた!?」

 

桂「シールドの内側に閉じ込められたようですね。」

 

薺「ごめんなさい、動けなかった……!!」

 

廉「ううん。薺のテレパス、ちゃんと受け取れたよ!」

 

梢「私も動けなかった…。」

 

紫「触手が、椛様を襲うなんて……。」

 

治「ゆずはいち早く察知したんだね。」

 

央「一度も怪我をした事ない楪様が……。」

 

桂「怪我はしていないはずです。衝撃は強かった様ですが、椛様が受け止めたから……。」

 

映司の脳裏に過ぎる、大切な家族を奪われた記憶──

 

映司『兄さん……!!比奈姉ちゃんっ!!』

 

信吾『映司……お前は生きろ…。俺たち兄妹の分まで……。』

 

比奈『生きて…映司くん…。』

 

映司『ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!』

 

その記憶が蘇ってしまい、映司は怒りに燃えていた。

 

オーズ「許さない……。

 

槿「映司……?!」

 

オーズ「絶対……!!絶対に殺す!!!!

 

映司の目は紫に変わり、怒りに反応したのか、体内から紫のメダルが現れてしまう。

 

治「映司、そのメダルは!!」

 

昴「ダメです映司!!怒りに飲み込まれては!!」

 

オーズ「絶対に……動けなくなるまで俺が倒す……!!」

 

紫のメダルはベルトにあった3枚を弾いてそのまま装填され、手にはオースキャナーが握られていた。

 

蛍「ダメ!!!映司!!!」

 

映司は忠告を無視して、紫のメダルを読み込んだ。

 

プテラ!トリケラ!ティラノ!

プ・ト・ティラーノ・ザウルーゥス!!

 

オーズ「ヴァァァァァァァァァァァァァッッッッ!!!!!」

 

……To be continued




囚われた楪と椛。そして暴走する映司。
その姿を知る、船田予備隊にいたメンバー達の思いとは……

次回、『暴走と奪還と作戦続行』
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