CINDERELLA BRE@KER~BUILD THE FUTURE   作:wataru012

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祝勝会とエンジニア

タウンカップ彩渡大会の決勝戦を終え、戦いそのものが

激しかった事に加えて状況を呑み込めない事態が

発生した事も重なってか疲れを感じされる様子で

ゆっくりとポッドから出て来た泰葉とミサ。そんな2人に

プロデューサーと比奈が駆け寄ってから少しすると…

 

「…審議が終了しました、只今のタウンカップ彩渡大会

 決勝戦の勝者は…彩渡商店街チームとなります」

 

「え…本当に? 本当に勝っちゃったの!?」

 

「認められたみたい、ですね…」

 

商店街チームの勝利を告げるアナウンスが行われ、

観客や予選落ちチーム等からどよめきが起こり

ミサと泰葉が安堵と驚きの混じった発言をしていると

1人の男性が大きな足音を立てながら駆け寄って行く。

 

「てんめぇぇぇぇぇっ!!」

 

それは正に怒り剥き出しの叫び声を上げながら

殴り掛からんばかりの勢いで突っ込んでくるカマセであり、

とっさに泰葉達を守ろうとプロデューサーが最前列に出る。

 

「くそっ! 離せ! 離しやがれぇぇぇぇぇっ!!」

 

「いい加減にしろ! 上塗りどころじゃ済まない恥を晒す気か!!」

 

「インチキされたってのにそんな悠長な事言ってんじゃねぇ!!」

 

「馬鹿野郎! あれはインチキでも何でもない正規の仕様だ!!」

 

「はぁ!? どういう事だよ!!」

 

「それを今から説明してやるから、とりあえず落ち着け!!」

 

だがカマセが商店街チームの面々と接触する前に

カドマツを始めとしたハイムロボティクスチームの

スタッフが飛び出してカマセを押さえ込み、

強い口調で説き伏せ他スタッフにカマセを確保させた上で

カドマツは離れ2チームの間に立って説明を始める。

 

「…そっちのアイドルの嬢ちゃんが、うちの新入りが吹っ飛ばした

 商店街の嬢ちゃんのガンプラに殴り掛かろうとして割って入った後に

 再度2機まとめてぶん殴ろうとした所で発生したPG機体の攻撃をも

 押し返すオーラを発生させた現象…ありゃあ『覚醒』って奴だ」

 

「『覚醒』…ですか?」

 

「ああ、効果としては『狂化』の上位版…というか、

『狂化』の方が『劣化版覚醒』といった立ち位置で攻撃力の上昇と

 射撃武器やオプションとシールド内蔵の射撃やバリア系の武装に

 EXアクションのリチャージ速度短縮に加え…バーストアクションが

 使用可能になるという効果だ。耐久力とかの回復効果がなかったり

 制限時間があったりバーストアクションを1回使ったら『覚醒』状態が

 終わっちまうという点は『狂化』に劣ると言えるが、各種バフ効果が

『狂化』より高かったりノーマルのアセンブルシステムでも

 使えて回復手段と併用出来る点は優れていると言えるな」

 

「…そうだとしたら、どうして使う人がいないんですか?」

 

「発動条件が解明されてないからだよ、まさしく文字通り

『覚醒』したから使える…としか言えないのが現状でな」

 

カドマツから泰葉に起こった現象の説明がされ、

それを聞いて使用者が見受けられない事への疑問を

ミサがぶつけると「覚醒」の使用可能条件が

現状では解明されていないという説明を返される。

 

「…結局あいつらが勝てたのは運が良かったに過ぎねぇって事じゃねぇか!」

 

「その通りだ、だが『運も実力の内』なんて言葉があるように

 勝負事には大なり小なり運が絡んで来る事は避けられねぇもんだ。

 お前がうちのチームに入った事だって、ある意味幸運と言える

 出来事だったぞ? あんな直談判しても基本追っ払われるだけだからな」

 

「ぐぐぐ…」

 

「それに、今お前はタウンカップでPG使った上に負けたっていう事で

 相当な恥かいてる状態だ…それでギャーギャー喚いても

 恥の上塗りにしかならねぇぞ? ここは大人しく負けを認めとけ」

 

「…ふざけんじゃねぇぇぇっ!!」

 

「覚醒」に関する説明を行ってもなおゴネるカマセに対し、

カドマツは勝負事と「運」が切り離せない事をカマセが

チーム加入の為に取った行動を引き合いに出して話し

これ以上恥をかかないようにとカマセを説き伏せようとするが…

「努力を理不尽に踏み躙られた」と感じているカマセを

納得させるには至らず取り押さえていたチームスタッフを

両腕を大きく動かして振り解きながら再び怒声を吐いた。

 

「ここまで来るのに努力に努力に努力を積み重ね続けて…

 やっと夢に向かう為の道が見えたっていうのに、

 それを付け焼刃程度の努力しかしてねぇ奴らの

 幸運なんかで理不尽に閉ざされて納得出来る訳ねぇだろが!

 こんなクソチームなんざこっちから辞めてやらぁ!!」

 

悔しさをこれでもかと滲ませる声から何度目かわからない

怒声に変わって罵声を吐き散らしながら、カマセは

自分のガンプラを回収しながら駆け足で会場から出て行く。

 

「俺はこんな所で終わるような奴じゃないんだぁぁぁぁぁ!!!」

 

最後に、これ以上ない悔しさに溢れた叫びを残しながら。

 

「全く…ここで潔く負けを認めりゃ多少なりとも

 恥を打ち消して次に繋げる事だって出来たってのに、

 よりによってとんでもないレベルで後を濁すっていう

 最悪の選択をしちまうかな…見込みはあったのによ」

 

「『自分が努力した』事を何度もアピールしていましたし、

『努力』した事は紛れもない事実なのでしょうが

 それ故に傲慢になってしまったのではないかと

 思われますね…そういう人を、見た事があるもので」

 

そんなカマセの様子を呆れ気味に見ながら言葉を零す

カドマツに、泰葉は自分の経験からカマセが陥ってしまった

心理状態を推測し返事代わりにカドマツに話す。

 

「なるほどな…と、こんな事になっちまったが

 遅ればせながら優勝おめでとうと言っとくよ」

 

「ありがとうございます、そちらも突発的な状況で

 あっただろうにも関わらずPGを使えるように

 準備出来てた事は凄いなと感じましたよ」

 

「本当に突発的だったから、PGの性能を完全に

 引き出せはしなかったがな…これからの大会じゃ、

 出て来た時は間違いなく今回以上のパワーを

 発揮するだろうしMAとぶつかる可能性だってあるから

 今回なんざ比べ物にならない手強い相手になるぞ」

 

「ああそうだ、優勝したって事は次の大会が…!」

 

泰葉の言葉に返す形で彩渡商店街チームの優勝への

賞賛の言葉を口にするカドマツに、ミサは突発的な状況で

ありながらPG機体を出せたハイムロボティクスチームの

アセンブルシステムとエンジニアへの称賛を返す。

それに対してカドマツがあくまで性能を完全には

引き出せなかった事を話しこの先のリージョンカップ等の

上位大会でフルスペックのPG機体やMAとのエンカウントの

可能性を話すと、改めてミサはタウンカップ優勝という

結果を実感し喜びに溢れた表情になっていた。

 

「そうなるね、とはいえひとまずは今日の優勝の喜びを

 噛み締めながら戦いの疲れを癒してもらえればと思うよ…

 商店街の小料理屋さんに連絡して祝勝会の準備をして

 もらってるから、ひとまず3人でそこに向かってくれ」

 

「了解!」

 

「あれ、プロデューサーは一緒に行かないんスか?」

 

喜ぶミサにプロデューサーが労いの言葉をかけ、

祝勝会の会場となる小料理屋へ移動させようとした所に

比奈が泰葉達3人で行かせようとしている事への疑問を返す。

 

「ああ、1つ済ませなきゃいけない用事があるから…

 後で合流するから先に行っててくれ」

 

「わかりました、それじゃあまた後で」

 

「よし行くよ、泰葉ちゃんに比奈さん!」

 

それに対するプロデューサーの返答に泰葉が言葉を返すと、

ミサは意気揚々と2人を先導して商店街の方に進んで行く。

それを追いかけて泰葉と比奈も会場から離れて行った所で、

プロデューサーはカドマツに向き合って声をかける。

 

「カドマツさんと言いましたか、1つ相談したい事がありまして…」

 

「丁度良かった、俺もそっちに1つ頼みたい事があってな」

 

~~~~~

 

「それじゃあ、彩渡商店街ガンプラチームの

 タウンカップ彩渡大会優勝を祝って…」

 

『乾杯!!』

 

彩渡商店街の一角にある、小料理屋「みやこ」。

この店は商店街の営業店舗が僅か3店舗となった今でも

連日大勢の客がやって来る繁盛店だったが、この日は

貸し切り状態となっており店内に居るのは6人だけという

普段の営業時を大きく下回る人数だったが…上がった声に

込められた喜びは普段の来客にも負けないものを感じさせた。

 

「泰葉ちゃん達に改めて紹介しとくね…商店街で今んとこ

 ウチの店以外で営業している肉屋の主人のマチオおじさんこと

 金光真智男(かねみつ・まちお)と、この小料理屋の女将さんの

 ミヤコさんこと椎名宮子(しいな・みやこ)の2人だよ」

 

「よろしくな、アイドルの嬢ちゃん達!」

 

「これからよろしくね、2人とも」

 

「ども、ご丁寧にありがとうございまス」

 

「こちらこそこれからよろしくお願いします、

 今日はわざわざお店を臨時休業させてまで

 私達の祝勝会を開いて下さって恐縮です」

 

ミサから五月野模型店以外で現在彩渡商店街にて

営業を行っている2店の主の紹介をされ、

それに続いての2人からの挨拶に泰葉と比奈も返事をし

泰葉はそれに加えてミヤコに対して店を休みにして

自分達の祝勝会を開いてくれた事に感謝の意を告げる。

 

「心配しなくていいわよ、1日休んだくらいで傾く店じゃないから」

 

「今商店街で営業している店の中で、唯一繁盛してるからね」

 

「そうそう、ウチの肉屋もミヤコの店に商品を卸せてるおかげで

 潰れずに残ってるってもんさ…ホント、有難いったらないぜ!」

 

「今はそういう状態だけど、私達が勝ち上がって商店街の

 名前を日本全国…いや、世界中に広めれば昔のような

 繁盛した状態に戻せるだろうから頑張ろうね泰葉ちゃん!」

 

「はい、仕事として受けた以上は全力で取り組んで行きますし

 ミサさんを始めとした皆さんの好意に応える為にも

 勝ち進めるだけ勝ち進んで行きますね」

 

それに対するミヤコの返答から始まる大人たちの会話からは

彩渡商店街の窮状がにじみ出ていたが…だからこそそれを

脱する為にこれからの大会を勝ち進んで行こうという

ミサの決意に、泰葉も決意を込めた言葉を返す。

 

「遅くなったけど、盛り上がってるみたいだね」

 

「あ、プロデューサー…あれ? その人は…」

 

「部外者で申し訳ないが、邪魔させてもらうよ」

 

「ミヤコさん、突然で申し訳ないけど

 席を1つ追加してくれないかな?」

 

「いいわよ、気にしないで」

 

話が盛り上がっている所に、遅れて来たプロデューサーが

店に入る姿を見て泰葉が声をかけると…その後ろに居た

少し前までタウンカップの会場で何度も話した相手である

カドマツが同行していた事に軽い驚きの反応を見せる。

その為に席を追加して欲しい旨をプロデューサーがミヤコに告げると

彼女は嫌な顔一つせず座布団にコップ、箸や取り皿を用意し

そうして準備された席にカドマツが着席しプロデューサーも

事前に用意されていた席に腰を下ろすと話を始める。

 

「まず結論から話すけど、カドマツさんに彩渡商店街チームの

 エンジニアとして参加してもらう事になった」

 

「そういうこった、突然の事で驚いてるだろうが

 世話になるんで改めてよろしくと言っておくよ」

 

「いや、そっちの会社のチームはどうするの?」

 

「今日の大会で負けちまったし、ファイターが抜けちまったから

 今シーズンはこれ以上活動出来なくなっちまったもんでな…」

 

「あー…なるほど」

 

「タウンカップの会場でプロデューサーが言ってた

『済ませなきゃならない用事』って、これだったんスか?」

 

「ああ、とは言っても話した所カドマツさんの方から

 チーム参加を申し出る予定だったって事みたいだけどね」

 

カドマツのエンジニアとしての商店街チーム参加の話を聞き、

ミサがハイムロボティクスチームの活動について質問すると

今日のタウンカップでの敗北に加えカマセの離脱もあって

今シーズンのチームとしての活動が不可能になった事を話す。

それを聞いて比奈はタウンカップ終了後にプロデューサーが

残った理由がこの為である事を確認すると、肯定の返事と共に

カドマツ自身も商店街チームへの参加を希望していた旨を話す。

 

「とはいえウチのチームにはエンジニアへの報酬を払える

 余裕はないし…さすがに無償という訳にも行かないだろう?」

 

「その辺りの心配は無用ですよユウイチさん、カドマツさんへの

 契約料や報酬と言った点は346プロで負担しますので…

 カドマツさんというかハイムロボティクスからこちらのチームに

 やってもらいたい事があるという話で、それらとの兼ね合いで

 支払う金額は相場より大分安めに抑えられましたから」

 

「ハイムロボティクスからウチのチームにやってもらいたい事?」

 

「端的に言うと新商品の試作品のテストだな、現物を見せるのは

 後日になるがガンプラバトルにとっての助けにもなるやつだ」

 

「ガンプラバトルの助けになる、か…今んとこどんな物か

 全く想像が付かないけどそれだったら歓迎かな?

 …それにしても、色々事情とか要望があるとは言っても

 何でまたウチのチームに協力しようと思ったんですか?」

 

「そいつは…」

 

「?」

 

それを聞いてユウイチが資金面の心配を口にすると、

その不安を打ち消すようにプロデューサーがそれらに関する

様々な説明を行って商店街が負担する必要がない事を話す。

その中で出て来たハイムロボティクスからの要望について

ミサが尋ね、それに対するカドマツの返答を聞いた上で

さらなる質問としてチーム参加の詳細な理由を尋ねる。

するとカドマツは視線を泰葉の方に移しながら…

 

「アイドルの嬢ちゃん…泰葉って言ってたか、あんたが『覚醒』を

 発動させたってのが大きな理由だな。存在するとは言われてても

 実際に起こった場面が長年確認されず半ば都市伝説状態だった事柄が

 目の前で発生したから、貴重なデータ収集のチャンスだと思ってな」

 

「なるほど…」

 

「いやー、本当に泰葉ちゃん様様だよ」

 

「ふふっ、お役に立てたのなら光栄です」

 

泰葉が「覚醒」を使えるようになった事でカドマツが協力を

決意した事を話すと、改めてミサは泰葉に感謝を示し

それに対して泰葉は笑顔と言葉で応えた。

 

~~~~~

 

(…さて、せっかくでスし今日のタウンカップ彩渡大会に関する

 話題がどれくらい発言されたのか検索してみまスかね)

 

(おおー…やっぱり「都市伝説」なんて言われるレベルの事態が

 発生した事もあってか驚いた人たちが話題にして拡散されて

 沢山の人が知る事になったようっスね、さすがに一地方大会で

 起こった事だからか他の地域の人達から「信じられない」という

 反応もちらほらありまスが概ね驚きと称賛といったとこっスね)

 

(…とはいえ現状は少数派ながら、商店街チームや346プロへに対して

「不正」だの「運営買収」と言ったネガティブな言いがかりも

 見受けられまスね…この辺りの層に対する注意喚起を、

 明日プロデューサーに話しておく必要があるっスね)

 

祝勝会が終わって帰宅した比奈が、今日のタウンカップ彩渡大会が

SNS等のネット上でどのように話題となり広まっているかを確認する。

その結果「驚き」と「賞賛」がそれに触れた内容の発言の

大部分を占めている事を確認すると同時に、少数ではあるものの

泰葉や事務所・チームや商店街に対する妬みや言いがかり等の

「負の感情」が込められた発言が目に付いた事で将来的に

アイドル個人・事務所・商店街に被害が生じる可能性を危惧し

プロデューサーに相談する事を決めて比奈はブラウザを閉じた。

 

~~~~~

 

「おはようございまス」

 

「お、比奈も来たか…これで全員だな」

 

「おはようございます、比奈さん」

 

「…あれ、何か人数が増えてないっスか?」

 

一夜明けて比奈が事務所に顔を出すと、

泰葉とプロデューサーに加えて2人のアイドルが

一緒にいる光景を見てプロデューサーに疑問を投げかける。

 

「ああ、エンジニアを雇えたという事で後学の為に

 アセンブルシステムについて学んでもらう

『エンジニアサポートスタッフ』といった立場で

 泉と晶葉の2人もチームに参加する事になったんだ」

 

「大会が始まる前に打診はされてたんだけど、

 初めて触れるものだったから独学で1から

 学ぶとなると余りに時間がかかる為に

 申し訳ないと思いながらも断ったけど…

 知識と技術がある人が参加して教えてもらえるって

 聞いたから、それならって事で参加する事にしたんだ」

 

「私も泉程ではないが自立稼働するロボの作成の為に

 プログラミングに関する学習はしているからな、

 全力で学びながら取り組むからよろしく頼むぞ!」

 

新たにチームスタッフ入りした、プログラミングを

趣味とする「大石泉」とロボット制作を趣味とする

「池袋晶葉」の2人が参加するまでの経緯等を話す。

 

「これは頼りになる面子っスね、よろしくっス」

 

「晶葉ちゃんも泉さんも、よろしくお願いしますね」

 

「こちらこそ、1から学習しながらって形になるけど

 泰葉さん達を支えて行くからよろしくお願いします」

 

「今回は裏方だが…どんな立場であろうとこの天才の

 頭脳と技術は出し惜しみせんから期待しておけ、ワハハ!」

 

こうしてアイドル同士で挨拶を交わし終えた所で、

比奈がプロデューサーに昨日感じた事を話し始める。

 

「…プロデューサーは昨日の大会に関するエゴサってしました?」

 

「ああ、それに関しては商店街の人達やカドマツさんにも

 話しておきたいと思ったから向こうで本格的な話をしよう」

 

「…何かあったんですか?」

 

「ああ、まだ大した事にはなってないが…将来を見据えて

 早めに対策しなきゃならない事が出て来たって話だ。

 さっき言ったようにチームに関わる人達全員に

 話しておきたいから詳しい事については後で話すよ」

 

「わかりました」

 

「ありがとう…それじゃあ商店街に行こうか」

 

比奈からの言葉に、プロデューサーも危惧を感じている事を

匂わせながらチームに関わる人々全員に話したいという考えから

「それ」についての話を後に回す事を告げる。それを聞いて

尋ねて来た泰葉にも同様の旨の発言を返し、新しく2人の

アイドルを加えた「346プロガンプラバトルプロジェクト」の

メンバー達は彩渡商店街に向けて移動を始めていた。




P:さて、今回の第10話で第1章となった「タウンカップ編」の
 最終話となりましたがいかがでしたでしょうか…次からは
 リージョンカップに向けての準備や出会いにアイドル達を
 添えて書いて行きますのでご期待頂ければ幸いです

比奈:キリの良い話数で区切りが付きましたが…前話から
   引き続いて原作以上に荒れまくってたカマセ君に加え、
   後半ではこれからの受難を匂わせる描写も出て来ましたね…

P:…まぁ、個人的にどうしても「『リア充』『勝ち組』と
 外野から思われがちなアイドルという立場」に加えて
「知識も技術も乏しく『にわか』呼ばわりされがちな初心者」
 といった要素を持ち合わせた人物が希少な事態を起こして
 漫画みたいな逆転勝ちをしたら…驚きや称賛だけじゃなく
 どうしても「妬み」や「逆恨み」も生じると思ってな。
 とはいえそれを乗り越える事も物語には組み込むから
 その点については容赦して欲しいと言っておきます、
 短いですが次から始まる第2章もよろしくお願いします
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