CINDERELLA BRE@KER~BUILD THE FUTURE   作:wataru012

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月面に降り立つ能天使

「あれは…地球? となると、ここは月でしょうか…」

 

発進したエクシアが降り立った場所の背景に見える

青い星をその目にした泰葉が今の居場所を推測していると、

前方から多数のガンダムとジムがビームを撃ちながら

エクシアに近付きその後方からガンタンクの砲撃が飛んでくる。

 

「わ、わわっ!?」

 

「泰葉ちゃーん、普段見ない風景に見とれる気持ちは

 わかるっスがもうゲームは始まってるっスよー」

 

エクシアに向けて放たれた射撃や砲撃を目にして驚き

慌ててレバーを動かしブーストを吹かして移動を行い

回避を試みる泰葉に、比奈が声をかける。

 

「そ、そうですね…では、改めて」

 

ブーストで一気に移動して安全を確保した所で、改めて攻撃に移る泰葉。

右腕の「GNソード」のライフルモードでビームを撃ちながら間合いを詰め、

敵機に接近したところでソードモードの連続斬りを叩き込んで撃破する。

それの繰り返しで順調に敵機撃破を積み重ねフィールドを進んでいると…

 

ドゴォン!

 

「うわっ!?」

 

遠距離から放たれたガンタンクの砲撃を被弾し動きが止まった所に、

寄って来るガンダムとジムの集中攻撃で耐久力を大きく削られるも…

とっさにEXアクション「ピアシングスラッシュ」を前進して来たガンタンクを

標的に発動し突進する事で敵機の集団を抜け出してガンタンクを両断した後、

周囲のガンダムとジムも撃破し「リペアキット」で耐久値を回復し危機を脱する。

 

「砲撃を受けると動きが止まるのは辛いですね…」

 

「ここはガンタンクを優先して倒していった方が良いかもっスね」

 

「なるほど…」

 

その後は比奈からのアドバイス通りにガンタンクを優先して落とす事で

砲撃による足止めと被ダメージを最小限に留め、次フィールドへと進む。

 

~~~~~

 

「…ん? 何か見慣れねぇ奴が居るな…」

 

「初めて訪れたお客様達ですね」

 

「だったら俺に挨拶の一つもしてもらわねぇとなぁ…?」

 

泰葉達がプレイしている最中に来店した、金髪のリーゼントヘアという

ヤンキー物の漫画で見るような古典的なツッパリ風の外見の男性客が

泰葉の入ったポッド近くの比奈の後姿を見て零した声に

インフォが反応して返答する。その言葉を聞いた男性客は、

獲物を見つけた獣のような眼差しで再び比奈の姿を一瞥すると

泰葉が入ってるポッドからは離れた位置のポッドに歩を進めていった。

 

~~~~~

 

「ここの敵機はザクⅡ・シャア専用ザクⅡ・ドムの取り合わせっスか…

 ザクⅡ2種の射撃武器はマシンガンとなると、ここはドムが

 最優先ターゲットっスね…おそらくはドムのバズーカも

 ガンダンクの砲撃同様に当たると足止めされると思われるので」

 

「わかりました、やってみます…あれ、何か

 子供と店主が揉めてる声が聞こえますね」

 

「…こっちに聞こえて来た部分からして、クレーンゲームが

 メチャクチャな高難易度に設定されてるみたいっスねぇ…」

 

「こちらにも聞こえて来ましたが、クレーンゲームで

 人間の限界云々を語られても…としか言えませんね」

 

フィールドが切り替わった事で敵機も変更され、

その種類を確認して撃破の優先順位を決めている所に

聞こえて来た店主と客である子供の言い争いの内容に

泰葉と比奈は呆れ気味の感想を零す。しかしながら

泰葉も操作に慣れて来たのか、そんな無関係な話を

しながらも回避やシールドによる防御を駆使して

エクシアのダメージを最小限に留めながら

次々と敵機を撃破しさらに先のフィールドへと進む。

 

~~~~~

 

(まだぎこちなさはあるけど、初心者とは思えないレベルの

 立ち回りだなぁ…これはもう誘うしかないよね)

 

(あれ、あっちのポッドにも誰か入ってる…?

 うわっ、あいつかぁ…十中八九あの人狙いだろうなぁ)

 

店主と子供がクレーンゲームの難易度で揉める少し前に

新たに入店した女性客が、センターターミナル備え付けのモニターで

ライブ中継されていた泰葉のプレイを見て感心していたが…

泰葉が入ってるものとは別のポッドにもプレイヤーが入ってる事を確認し、

そのプレイヤーネームを見た瞬間渋い顔を見せるとその直後に

泰葉の入っているポッドに視線を移して心配そうな眼差しで見ていた。

 

~~~~~

 

「緑色の機体は前のフィールドにも出ていた『ザクⅡ』ですが、

 青色の機体と灰色の脚のない機体は初見ですね」

 

「灰色で脚がなく浮かんで移動してる機体は『ジオング』って言って、

 指からビームを発射するのに加えて手を切り離して飛ばして

 色んな方向からビームを撃って来たり口からビームを発射する事もある

 なかなか回避が難しいやつっスね…青色の機体は『ヅダ』って言って、

 今回持ってる射撃武器の『対艦ライフル』はガンタンクの砲撃や

 ドムのバズーカのような喰らうと足止めされるやつと思われるっス」

 

「そうなると…『ヅダ』→『ジオング』→『ザクⅡ』と

 いった感じの撃破優先度という事になりますか」

 

「そんな感じになりまスかね」

 

3つ目となるステージで新たに登場した機体の特徴を比奈から教えられ…

泰葉は前進や後退・左右へのステップ・上昇と下降を織り交ぜた動きで

ザクのマシンガンによる弾幕やジオングのオールレンジ攻撃、

それに加えてヅダの『対艦ライフル』による狙撃を最小限の

被弾に留めつつ攻撃を加え次々と撃破していく。そして…

 

「…これでっ!」

 

「お見事泰葉ちゃん、これでステージクリアっス…えっ!?」

 

最後の敵機を撃破し、比奈が感嘆の声と同時に

ステージクリアを確信した声を上げた矢先に…

 

"ENEMY PLAYER APPROACHING"

 

警告音が鳴り響く中画面中央に赤色の文字でこう表示された直後に、

右手に片刃の大振りな実体剣を持った…虎を思わせる

金地に黒の縞模様とミリタリーグリーンと黒の3色の機体色の

見慣れぬ機体が泰葉の視線の先に降り立っていた。




P:まずは第2話をお読み頂き、ありがとうございます

比奈:今回は最初のステージのボス登場まで…って所っスね

P:だな、動画だと一気にステージクリアまで進めてもボリュームは
 それなりレベルだが…文章だと道中の様子も描写してくと
 結構な文章量になるからここで一旦区切ったって訳だ

比奈:なるほど…ところで舞台設定関係で1つ質問を、
   この作品の時代は西暦何年辺りを想定してまスか?

P:それについては多少ややこしいのと没案に関しても
 話したい事があるので少し長くなるが…
 「シンデレラガールズ」側の想定時期は、モバゲー側の
 「アイドルプロデュース the 11th Anniversary」終了後かつ
 デレステ側の「オールスターカウントダウン2022」終了後で、
 「あの世界のガンダムシリーズ展開」の想定時期は
 ガンブレ3発売時期の2016年3月上旬という事にしている

比奈:ガンブレ3内の実装ガンプラの関係でしょうが、
   7年近くの差が開いてまスね…

P:初期構想としては「蒸機公演後の2019年3月スタート」や
「ガンブレ3発売日から約2週間後にちょうど泰葉が参加してたイベント
(第6回チーム対抗TBS)が終わったからそこからスタート」というのが
 あったんだが…想定していた時期の間にこの作品の出演アイドルが
 何らかの形でイベントに参加してて、ガンブレ3のストーリー内イベントと
 バッティングしてしまうのが気になったから思い切って「シンデレラガールズ」の
 時間軸は連載開始のタイミングから未来の話にしてみようという事になったんだ

比奈:確かにイベントのメインでなくとも、ツアー・ロワ・ドリフェスの
   ライバルユニットやぷちコレのライバルという形で出演する事がありましたからね…

P:その為に時間が経って後から読み返すと、「シンデレラガールズ」側の
 各種イベントと作中描写時期がバッティングする事になるかもしれませんが
 その点についてはご容赦願います…それでは、第3話で
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