CINDERELLA BRE@KER~BUILD THE FUTURE   作:wataru012

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アジアツアー第2ラウンド予選・臨時連合チームの初陣

「…おし、連合チームの結成要請は無事に受諾されたぞ」

 

香港で開催されている「ガンプラバトルワールドツアー」の

一環である「アジアツアー」の、第2ラウンドが開催される2日目。

泰葉達とモチヅキ、それにツキミとミソラを始めとした

OATSガンプラバトル部の一同は前日にツキミから打診された

「臨時連合チーム結成」の手続きの為にバトル開始時刻よりも

早い時間に会場に向かい…運営に連合チーム結成の要請を行い、

それが無事に認められたことがモチヅキから告げられた。

 

「ありがとうございます、モチヅキさん…それでは

 お互いの機体の確認と情報交換に移りましょうか」

 

「だな」

 

「うん、じゃあまずはお互いに見せ合おうか」

 

それを聞いた泰葉がモチヅキに礼を告げると、

そのままツキミ達の方に振り向きお互いの愛機の

確認と情報交換を促し…ツキミ達も頷いてそれぞれの

ガンプラを取り出し互いに見せ合いながら情報交換を行う。

 

「泰葉ちゃんはダブルオーライザーベースで、

 全体攻撃と拳法スタイルの格闘戦を重視した

 武装とEXアクションのチョイスって感じか…

 私達2人がそれぞれ射撃戦と格闘戦に寄ってるから、

 どちらもイケる構成というのは有難いね」

 

「ありがとうございます、お2人はジャパンカップでの

 機体の雰囲気を保ちながらも細かい所に手が入ってて…

 背中の武装がストライクのものからインパルスのものに

 変わったというのが大きな変化といったところですね」

 

「だな、俺の方は剣での格闘戦主体というのはそのままに

 格闘戦に繋げる為の布石としての飛び道具の手数を

 メイン射撃武器以外にも増やしてみたって形で…」

 

「私の方は照射ビーム砲による砲撃以外にも、ミサイルや

 EXアクションで全体攻撃手段を追加したりバックパックの

 オプション武装とビルダーズパーツでレールガンを追加して

 高速弾による狙撃と短時間ながら足止めをといった感じに

 射撃攻撃の種類を大幅に増やしたって感じの構成になるね」

 

ミソラが泰葉機「ダブルオーインハーリッティドウィッシュ」の

武装構成についての感想を述べると、それへの返答として

泰葉はジャパンカップ時のものから改修が施されたツキミ機と

ミソラ機を目にしての率直な感想を口にする。それを聞いた2人は

それぞれの機体に施した主な改修点について説明を行い…

そこからさらに話し合いを重ね、布陣を始めとした

3人での戦い方に関しての擦り合わせに繋げていった。

 

「…そろそろ第2ラウンドの開始時間だ、準備は済んだかい?」

 

「はい、お2人の機体について知る事が出来ましたし

 私を含めての基本的な布陣についてもまとまりました」

 

「そうか…ツキミさんとミソラさんも問題はないかな?」

 

「はい、泰葉ちゃんの武装構成もあって私達2人は

 よりお互いの得意な戦い方に徹する事が出来そうで

 一緒に戦える事になって良かったなと思ってます」

 

「意図したわけじゃないんだろうけど、ホントに上手い事

 俺達2人だけじゃ足りない所にカッチリとハマってるから

 3人とも別々に戦ってた時より楽になるって確信してますよ」

 

「そこまで誉めてもらえるのは、こちらとしても嬉しいよ…ありがとう」

 

話のキリが良いタイミングを見計らってかけられた

プロデューサーからの言葉に、泰葉は3人での戦い方が

まとまった事を告げ…そこから続けて、ツキミとミソラは

泰葉機の武装構成が自分達の不足点に噛み合っていた事を

感謝を込めて返事代わりにプロデューサーに告げる。

それを聞いたプロデューサーが感謝の言葉を返した直後…。

 

「準備万端みたいだな…と、OATSの2人には改めて言っとくが

 こっちで使ってるアセンブルシステムはビルダーズパーツと

 属性武器のアンロック…それとEXアクションの全開放が

 されているノーマルシステムだ。そっちが普段使ってるであろう

『狂化』使用可能カスタマイズが施されたアセンブルシステムの時より

 機体パラメーターが低下してるから普段よりは立ち回りは慎重に、

 回復も早過ぎるぐらいのタイミングで使った方が安定すると思うぞ」

 

「オッケー!」

 

「わかりました!」

 

モチヅキからツキミ達にアセンブルシステムの違いに対する

再確認が告げられ、2人がそれに返事をするとそれぞれが

ポッドに入り各自のガンプラのセットやオプション武装に

EXアクション…それに加えて泰葉はバーストアクションの

再確認を行う。そしてそれぞれの準備が完了し…

 

「岡崎泰葉、ダブルオーインハーリッティドウィッシュ…行きます!」

 

「イシカワ・ツキミ、エンハンスドデファンスMk-Ⅱ出るぜ!」

 

「オオニシ・ミソラ、ガンティライユMk-Ⅱ…出撃します!」

 

3人がそれぞれの発進口上を口にしながら、彼女達の操る

ガンプラ3機がバトルフィールドに飛び出して行った。

 

~~~~~

 

「今回のフィールドは夕焼け空の雪山ですか…」

 

「CPU機が湧き始めたね」

 

「アストレイのゴールドフレーム天に…

 ハイゴッグとモビルカプルか?

 また妙な取り合わせだな…」

 

「CPU機のチョイス、偶に今回みたいな

 謎の組み合わせが出て来るからな…」

 

泰葉が出撃したフィールドを見ての一言に続き、

ミソラがCPU機の湧き始めを見ての一言から

その湧いて来たCPU機の取り合わせを見ての

ツキミの率直な感想を対し、モチヅキが

これまでの経験からの返事を返す。

 

「…何はともあれ、撃破しつつ進んで行きましょうか」

 

「そうだね」

 

「だな、じゃあ行かせてもらうぜ!」

 

それを聞き、改めて敵機撃破と前進を始めようという

泰葉の言葉にツキミとミソラは返事をし…それとほぼ同時に

ツキミが先陣を切ってブーストを吹かし前進していく。

それを見た泰葉とミソラはそれぞれオプション武装の

「GNマイクロミサイル」と「ファイヤーフライ誘導ミサイル」を

発射する事で複数敵機にダメージを与え、そこにツキミが

追撃をしていく事で着実に敵機撃破を積み重ねながら

フィールドを進んで行く。そうして雪山フィールドを進み、

その先の雪に覆われた洞窟フィールドも乗り越えて行くと…

 

~~~~~

 

「台北タワーが中心に建っているリングステージ…

 やはり香港での大会だからここが多く使われてるのでしょうか」

 

「詳しくはわからないけど、やっぱそうなるのか?」

 

「多分そうなんじゃないかな…それにしても、ゴールドフレーム天から

 ブルーフレームセカンドリバイにレッドドラゴン…そしてここでは

 ゴールドフレーム天ミナといった感じにアストレイ系の改修機と

 ハイゴッグ&モビルカプルという取り合わせで統一されてたね」

 

「何というか、本当に妙な拘りだったな…と、モノリスが出て来たぞ」

 

辿り着いたステージが、泰葉の第1ラウンド決勝で対人3連戦を

行った台北タワーリングステージという事に対して一言零し、

ツキミがそれに反応するとミソラがここまでに出て来たCPU機に

ついて発言し…ミソラの発言に対しモチヅキが返事をした所で、

フィールドへのモノリスの出現を確認し3人に報告する。

 

「それじゃあまずは、残っている敵機の掃討をしましょうか」

 

「だな、行っくぜー!」

 

「オッケー、私も行くよ!」

 

それを受けての泰葉の言葉を合図に、3機はそれぞれ手近に居た

残っていたCPU機を攻撃し全滅させると…その直後に箱落下の演出と

共にこのステージのボス機体「武者ガンダムMk-Ⅱ」が現れた。

 

「この演出だと、こいつが今回のボスか…」

 

「CPU機ならば多少は楽と言えますが、気を抜かずに行きましょう」

 

「おう!」

 

「それじゃ、行きましょうか!」

 

登場の様子を見たモチヅキの言葉に続き、

泰葉がCPU機相手という事に安堵しつつも

油断はしないように2人に告げ…ツキミ達の

それへの返答を合図代わりに攻撃が開始される。

 

「まずはこれで…」

 

「足止めさせてもらうよ!」

 

泰葉とミソラ、それぞれが一言と共に

EXアクション「フリージングバレット」と

「ダブルガトリングストーム」を発動し…

圧倒的と言える弾幕を敵機集団に浴びせ

ダメージを与えると共にスタンさせる。

 

「サンキュ! 次はこいつを受けてもらうぜ!」

 

その様子を目の当たりにしたツキミが2人に礼を述べると、

すかさずEXアクション「ストライクストリーム」を発動し

固まってスタンしている敵機集団を縦横無尽に移動しつつ

斬り付けた後に大きく飛び上がり…頂点に達した所で

落下大車輪斬りに移行し勢いよくメイン格闘武器である

「シュベルトゲベール」を叩き付ける。その強烈な一撃の

影響か、取り巻きの通常CPU機の数体は全解体からの

テイクダウンによって撃破され…ボス機体である

「武者ガンダムMk-Ⅱ」にも大きなダメージを与えていた。

 

その後も泰葉とミソラのミサイル系オプション武装による

全体攻撃やツキミの大剣による広範囲格闘攻撃もあってか、

効率的に敵機の全滅を成し遂げそのままの勢いで

モノリスも破壊し無事に第2ラウンド予選突破を成し遂げた。

 

~~~~~

 

「お2人とも、お疲れ様でした」

 

「ああ、そっちこそありがとな」

 

「本当にね…やっぱり人数が多いと

 余裕が出て来るね、2人だと砲撃担当の

 私に攻撃が集中しちゃうとカバーの為に

 ツキミが下がらざるを得なくなっちゃって

 そこに付け入る形で敵機がまとめて前進して

 迫って来るからダメージも馬鹿にならなくて…

 泰葉ちゃんが追加の後衛火力と私の護衛を

 受け持ってもらったおかげで、ツキミも前衛に

 徹する事が出来てラインを下げずにいられたし」

 

「だな…それに久々に回復ありのノーマルの

 アセンブルシステムでのバトルだったけど、

 確かにパラメーターは普段より下がったが

『回復出来る』っていうのは安心感があるな…

 こうしてみると、ノーマルはノーマルで

 完成されたシステムだって改めて感じたな」

 

ポッドから出た泰葉が2人に声をかけると、

ツキミとミソラはそれぞれ「人数が増えた事の利点」と

「ノーマルアセンブルシステムの良さの再確認」を返事として

泰葉に告げる。そこにプロデューサー達がやって来て…

 

「3人ともお疲れ様、素人目だけどぶっつけ本番とは

 思えないレベルの良い連携だったと思うよ」

 

「だな、正直多少はグダるだろうと思ってたんだが…」

 

「本当ですよ、一緒に戦うのが初めてであそこまで

 見事な役割分担が出来てるなんて驚きました」

 

「ありがとうございます、確かに一緒に戦うのは

 今日が初めてでしたがそう遠くない以前に

 対決した経験はありましたし機体構成も若干の

 変更はあれど基本方針はその時のままでしたから」

 

「そうだとしても、数少ない対峙した経験から

 相手の特性を理解し記憶して…しかもそれを

 共闘という真逆の状況で見事に活用し的確な

 連携に繋げるとは見事としか言えませんな」

 

「芸歴の長さで身に着けた人間観察力を、

 これでもかと活かしてるって事なのかな?」

 

「そこまで観察力が高いと己惚れるつもりはありませんが…

 もしそうであるならば素直に嬉しいと思います」

 

「いやー、正直多少は己惚れても許されるんじゃ

 ないかって思うぐらいに凄いと思うぜ」

 

「本当、率直に言って凄いとしか言葉が出ないよ」

 

「…ありがとうございます、2人とも」

 

「どうやら、泰葉ちゃんにとっても精神的な負担を

 和らげてくれるいい存在になってくれたみたいね」

 

「そうですね…ジャパンカップからこちらにとって

 予想外の事態がいくつも起こってますが、

 今回はこちらにとって有難い『予想外』ですね」

 

泰葉達3人の連携の見事さへのプロデューサーと

モチヅキの称賛を皮切りに、有香達も泰葉達の

見事な連携への称賛やツキミとミソラが泰葉にとって

心理的な負担を軽減している様子を見ての

安堵の言葉をそれぞれ思うままに口にしていた。




比奈:今回は若干文字数が少なめっスねー

P:このステージ(チャプター4-3)に出て来る
 CPU相手チーム機、難易度のみならず色々な人が
 上げている該当ステージの動画や自分のプレイで
 出て来る敵機のアセンブルが大きく異なってて
 どれを採用するかを決められなくてカットしたからな…

比奈:あー…確かにそういう仕様だと迷っちゃいまスからねぇ

P:それでも会話で何とかボリュームをキープしようとは
 したんだが…なかなか上手くは行かないもんだな

比奈:…ま、まだまだ話は続きまスしこれから挽回しましょうか

P:だな…と、ここからは話題を切り替えまして
 ここから出て来たツキミ機とミソラ機の
 自己流改修バージョンの紹介に移ります



エンハンスドデファンスMk-Ⅱ


【挿絵表示】


アセンブル:
頭~ストライクガンダム
胴~ヴィクトリーガンダム
腕~ヴィクトリーガンダム
脚~ビルドストライクガンダム
バックパック~ソードインパルスガンダム
格闘武器~シュベルトゲベール
射撃武器~MA-BAR72 高エネルギービームライフル
盾~チョバム・シールド

ビルダーズパーツ:
角型センサー(2個セット)×1(両肩側面に設置)
ミサイルポッド×4(両足側面に2個づつ重ねて設置)
Iフィールド発生装置×1(胴体内部に埋め込み)

EXアクション:
フィールドリペア
スラッシュペネトレイト
ライトニングスラスト
ストライクストリーム



ガンティライユMk-Ⅱ


【挿絵表示】


アセンブル:
頭~GNアーチャー
胴~フリーダムガンダム
腕~ヴィクトリーガンダム
脚~ヴィクトリーガンダム
バックパック~ブラストインパルスガンダム
格闘武器~ラケルタビームサーベル
射撃武器~GNビームライフル(GNアーチャー)
盾~機動防盾

ビルダーズパーツ:
角型センサー(2個セット)×1(両肩側面)
ミサイルポッド×2(両肩上部)
レールキャノン×2(腰部側面)
Iフィールド発生装置×1(胴体内部に埋め込み)

EXアクション:
フィールドリペア
スペクトラルショット
ダブルガトリングストーム
マルチパニッシャー



比奈:アセンブル方針は本編で書かれてるので
   ここでは略しまスが…前に言った通り
   DLCシナリオでの改修機に繋がるアセンっスね

P:ああ、自画自賛だが上手い事本編時の雰囲気を
 残しつつ後の機体に繋げられたと思ってる。
 …さて、これも以前に言いましたがこの
「アジアツアー編」以降は個人的に書くべきと
 思ったステージに絞って書く事になる為
 次の話は若干ステージを飛ばす事になります。
 話数は少なくなりますが内容は薄まらないよう
 最大限努力しますので…それではまた次話で
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