短編集   作:ロン毛リオン

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怪文書事件 ルーチカのアイデアで書いたもの

 

 

作者の語り

男11歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月9日

男11歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月8日

女12歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月8日

男13歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月8日

女13歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月8日

男13歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月7日

男11歳死亡。死因:重度の呼吸困難

12月27日

男11歳死亡。死因:重度の呼吸困難

12月20日

男11歳死亡。死因:重度の呼吸困難

 

 

女10歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月17日

女10歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月17日

女15歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月16日

女11歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月16日

男14歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月16日

男14歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月16日

男14歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月15日

男14歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月15日

男11歳死亡。死因:重度の呼吸困難

1月10日

 

 

 

立てず続けに起こった、この自然死に疑問持たれた方は察しの通り

 

これは、病気等、事故ではなく、何がしかの力が働いて起きた犯罪なのです。

 

 

 

その犯罪に利用されたあろう凶器が以下の文字となる。

 

黒赤のバラに思いを乗せる。」

彼岸花に口づけを。

131313131313131313

131313131313131313

44444444444444444

静かに終えた。

柔らかなメロディーは音を変え、激しく燃えて

消えていく。

リズムが終わる。

手が走る。

足が動く。

目が動く。

呼吸の音がリズムを崩す。

脳が溶けて。

のどの音。

心臓がなる。

クルクル回る。

血が流れてめぐる。

燃死死死死シシシシッ死死死死シ死死死

亡死死死死悲シシシ夜死死死血死刺死

苦痛死死死死死シ死死絶死死無死死

死死死死死死死死死死死死死死死死

 

 

 

 

 

上記の文字は、一見何のへんてつもない怪文書であるが被害者は皆、

一様に、この怪文書を見ていたのです。

呪いの手紙・・・呪いのビデオ・・・

世の中に呪いがあると真剣に信じる人は、居ないであろうが、今日は、その呪いを真剣に信じたであろう人々を紹介する。

 

 

また、その人々が、どういう運命を辿るのか・・・是非ともご覧頂きたい。

 

 

 

1

 

負の連鎖始まり・・・

 

 

・

・

・

・

・

・

 

 

 

 

「私が皆を殺してしまったのか? いや、違う! きっと、この文章のせいに違いない!」

 

そう言って、僕に相談をしてきた友人は、愚痴をこぼしました。

彼が言うには、この怪文書を見せた人達が全員死んでしまったのだそうだ。

彼は、この怪文書を偶然道端で拾って学校へ持って行った。

そして彼は、いつもの様に、いじめられるのだが、その際、イジメグループに、その怪文書奪われたらしい。

そして、それからしばらくして、イジメグループ全員が、死を遂げたそうだ。

彼は、この現象が呪いの力で、怪文書を見せたせいだと信じきっていた。

 

僕は彼の言葉を信用した訳じゃないけれど、彼を落ち着かせる為にも、この怪文書を預かることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の言葉は真実であった。

僕は、この怪文書の呪いに、ある一つ仮説を立て検証してみた。。その仮説は、虐られている人間の手から、虐めている人間へと渡ると呪いが発動するというものだ。その実験の為に、クラスで虐められていたA君に事情を説明して、この怪文書を渡してみた。そうして僕の仮説の正しさは証明された。

 

そして、僕はある一つの疑問が浮かんだ。

 

この怪文書はプリントアウトされた物だった。

いわば、オリジナルのデータが何処かに存在してるということである

プリントアウトした紙媒体が人に作用するという事なら、この文章をテキストデータとして新たに入力してプリントアウトした物でも呪いが通用する可能性があることを示していた。

 

そしてそれは、今しがた証明された。

 

僕はこの怪文章をネットに公開した。

 

内容は呪いが作用するとの旨を書き、同じくイジメで苦しむ同士の為にネットに皆で広めてイジメの無い平和世界ににしようというものであった。

 

 

 

 

 

 

そして、しばらくして起こった。

最初は少しづつで、事件は小さくしか取り上げられなかったけど、

 

数百人が一夜にして同時に死んでしまうという事件が報道されたのだ。

 

この呪い現象は社会的な話題をさらった。

だ。

 

この怪文書を受け取ることを恐れた少年、少女達は、次第にイジメをすることを辞めていくのだった・・・

そんなある日、僕に一本の電話が入った。

 

「君が最初にネットで呪いの文章を流した犯人だろ・・・」

 

2電話の主

 

「君が最初にネットで呪いの文章を流した犯人だろ・・・」

 

 

 

僕は困惑した。なぜ、知っている?

この事を知ってる者は僕以外誰も居ない筈だ。

 

一体、どういう事なのか、電話の主は一体・・・

警戒しながらも僕は、恐る恐る問いかける。

 

 

 

 

 

「呪いをかけたのは、実は、この俺なんだよ」

 

 

 

電話の主の言い分は、つまりこういう事らしい。

自分には呪いの力があり、幾らでも簡単に人を殺せる魔法を持っているという。

最初に広く怪文書を流したのが僕である事も魔法を使って特定したという。

 

信じがたい話だ。

でも、もし、これが本当なら、一体、彼は、僕に何が目的なのだろうか。

さりげなく聞いてみた。

 

「殺されたくなければ、お金払え!」

 

とか言われたらオレオレ詐欺みたいなものなのだろうな。

事件にかこつけて、手当たり次第に電話を掛けて脅すというなら十分ありえる。

でも、彼の要求は全く違った。

 

「他にも力があるのだけど、見てみたくないか?」

 

どういう事だろう。見る? 全く意味が判らない。

 

「困惑している様だな。何、簡単な事さ、俺は理解者が欲しいんだ。自分の力を認めてくれて仲間になってくれる同士が・・・」

 

『孤独』なぜか、その言葉が少し頭を過ぎった。

だけど、その時の僕は、その事を深く考える事はできなかった。

なぜなら、彼は、僕の直ぐ目の前に来ていたからだ。

 

チャイム音に気付いたときには、彼は既に玄関越しに立っていたんだ。

 

「少しだけ、お話しよう」

 

彼の不気味そうな声に僕は恐怖した。

何かが変。違和感がある。

恐怖で僕が玄関を開ける筈がないからこそ、犯人がここに来ている理由が判らないからだ。

 

けれど怯えた僕が居るのも事実で、ただただ、声を殺して、部屋に誰も居ないように振舞っていた。

 

すると奴は淡々と話し出した。

 

「別に、怖がらせるつもりはないんだ。俺は友達が欲しいんだよ。俺は子供の頃から、人を殺して周りを不幸にして忌み嫌われる存在だった。今でこそ、力は制御できるが、本当の友人は誰一人として居ないんだ。 でも、やっぱり人に本当に自分を偽って生きるのが嫌で、だからこそ、こうして理解者を求めいるんだ」

 

奴の言葉は確かに、的を得ている気がする。

けど、今の僕にとって、何をどう決断するのも奴の恐怖に支配されていて、できない。

逃げるのも恐怖。出会うのも恐怖。

誰が僕を助けてくれ。

 

「大丈夫だ。俺は、これで直ぐに帰るから。安心して。君が拒むなら2度と来ない。

 

 今日、ここに来たのは友人に成りたいと言う意を証として示す為なんだ。

 

 これを玄関口のポストに投函しておく。俺からのプレゼントだから、どうか受け取って欲しい

 

 君が俺を求めるなら俺は必ず君を助ける存在になると思う。

 

 では、さようなら。驚かして御免なさい」

 

 

奴、もとい犯人の足音が聞こえる。

アパートの階段を下りる音が聞こえ、徐々にその音は遠くなる。

けれど、しばらく僕は恐怖で身動き一つも取れないでいた。

恐怖は去り、動ける様になったときには、数十分程経ち、先程まで大降りだった雨も止んでいた・・・

 

 

 

 

オレオレ詐欺について妄想する描写が、余りにもムードを下げてる気がする!

 

一年ぶりの更新か・・・

続きが全く思いつかないから放置してたのだけど、一年ぶりに読み返したら幸運にも閃いてしまった。

でも、また、どこかで詰まりそうな気がする(笑)

 

 

 

 

3

プレゼント

 

僕もとい浦辺宮尾は窮地に立たされている。

奴が置いて行ったであろうプレゼントの中身に、どう対処して良いのかないのである。

机の上で頭をガンガン叩き付けて血まみれってる様な気分だ。

 

プレゼントとはA4サイズの紙でプリントアウトしたもので以下の様な字の羅列が書いてある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ヴェオヴェオヴェオヴェヴェヴェヴェヴェェェェェおぇぇぇぇえ・・・。

うぐっ・・・うあぁあぁぁウ”ァァァァァア

 

卯y日宇f日亜dsjf;lkdsjfkldじゃskfljン(¬_,¬)bkjfんぢお;うsじふぉjkんvkjんvkjfd」

kl;jだsfkjflkjlk(¬_,¬)b無いdgぴうあsdhj塩言う日宇hl時おじ置こうklmjkzmヵj沿いfだ尾sjふぃ於dsjふぃwjmンlンlkz塩pf自訴h地q9S字skjzvklmzx度kじゃd沿いjgslkmンdxmvlkzm、。アモイが憂いlkzxklmx(●-`ω-)b ZO!jzぉインrkjィ卯ひうzx9板sdfl;dさkflだsjfl;kdsfkだsfjdskfjdskfdskjkfンvlkdfンvmcxv。、阿蘇l@じぇqだfンhmlだfン所hrンだkgl路@岩手県一関市yじゃdlvなldグじゃsmkldじょいあsんgkdsのくぃdsじょいえとwhgんklんgfhs

 

 

 

 

この上記の文面を見ていると、吐き気がしそうな気分になぜかなった。嗚咽を漏らした。

気持ち悪いというか、漠然とした不安が僕の中に流れ込んで来たかの様な感じである。

 

この文面が何を示すか判らないが裏側に何やら使用方法と注意書きなる文面がある事に気付いた。

 

 

<使用方法と注意書き>

殺したい相手に、この文面、又は文字化したデータ、写真に収めた映像を1秒以上見せるだけでいい。

そうすれば見た人は数日以内に死ぬ。

でも、浦辺宮尾さんだけは大丈夫。

呪いが掛からない様にプログラムをしておいた。

使用回数は1回です。殺せるのは一人までです。

一度、使うと効力を発揮しなくなります。

もし、また人を殺したいと思う事があれば、いつでも協力致します。

その時は、先ほどの電話番号宛にご連絡ください。

<説明おわり>

 

 

僕はこれをどうすればば良いのか判らない。

奴の恐怖が僕を支配している。

けれど好奇心もまた僕に存在していた。

試したい。

だけど、それは無理なこと。

人殺しなんて無理・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・そんな事ははない!

 

死んでも構わないクズが世の中に一杯居るはずだ。

虐めだってそうだ。

結果的に沢山、人が死んでしまったけれど、救われた者が居る筈なんだ。

不幸を得た者も居ただろうが、それは過去に過ぎない。

今から良い方向に持っていけば良いだけである。

だとすれば、オレは殺るべきではないのだろうか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼がオレを信じたという事は―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は自分の力を有効活用したいと思っているに違いない。

 

 

 

 

彼の様な力を必要としてる人たちをオレが救えばいい。

 

 

彼の奇跡をこの世界で埋もれさせる方が問題だ!

 

だから俺は――

 

 

4

 

浦辺宮尾と桑原和夫

 

浦辺宮尾は人を殺した。街中をくまなく歩けば危ない奴の一人や2人見つかる。

まず、最初に殺したのはヤクザである。

人として論外と思う者を優先的に殺していった。

そして、それは次第にエスカレートしていく・・・・。

 

彼は小学校の教師だった。

正義感に溢れるのが災いし、また、人を殺すのに熱中し、次第に日々の教師という職務が怠慢化してゆく。

それにより彼は関係者から怠慢教師と罵られ、次第にあるべき場所を失っていった。

そして彼は次第に自分の努力が理解されない苦しみから逃げる様に教師を辞めた。

彼にとっては、人殺しが人生の生きがいになってしまったのだ。

彼は孤独に耐えられなくなり、ついに友人『桑原和夫』と会う決断をしたのであった。

 

彼は今、駅のホームにて桑原和夫と待ち合わせしている。

桑原和夫は仲良くなれば、心理的共感により、もっと深いプログラムを施せるのだそうだ。具体的には、声を発するだけで人が殺せる様な、あるいは音声テープを人に見せるだで殺せるのだそうだ。

また、不特定多数ではなく、悪人のみが死ねる様な事も可能だと、浦辺を説き伏せていた。

 

彼は今、孤独が開放される嬉しさと、新たな正義の遂行を期待して桑原を待っている・・・

 

 

そして、その後、

事件は大きく発展して動いた。

時間が立つほどに死人が増えていき、メディアそれを大きく騒いだ。

ヤクザ、不良、全ての悪が謎の奇怪な音や文字を見るだけで死んでしまうのである。

もはや、このパニックは止まらない。

いや、むしろ人々は喜びと安堵に満ちていよう。

街中で危ない人を見れば、もう直ぐ死ぬのだと笑い。

怪文章や音声を無理やりに聞かせようと迫ったりと、強者と弱者の立場が完全に反転したといえる。

 

しかし、それは束の間でしかなかった。

 

科学者や学問に携わる者達は、この非科学的現象にどうしても納得が行かないのである。独自的な調査を始めた。警察動いた。

その頃、ネット上の噂ではとある超能力者のチームが話題になっていた。

 

内容は同士が増えると更に力を発揮し、念じるだけで、悪人が善人の人格に変換されてしまう等、明らかに非現実的なものである。

しかし、その噂を流した本人はやはり、桑原達であり、堂々とサイト運営をしているのであった。

同士を集い人を選別し、人々から寄付金を集めていたのである。

 

このチームは神から選ばれし者の集団として、そのまま直訳してないけど神達と呼ばれた。そして世の中の注目浴びた。

 

それに対応するかの様に彼らに対して、何者かの武装した覆面の集団が彼らの自宅を制圧し誘拐した。

大きな車に揺られ、彼らが向かう先は、一体・・・

 

落ちを言いたい! けど、言ったら話が終わってしまう!

 

5

 

 

誘拐者の正体

 

桑原達は、後ろ手に縛られ、眠ってる。睡眠ガスで眠らされたのである。

車は長い時間揺られ揺られ、大きな研究施設へと運び込まれた。

 

桑原らを誘拐したのは科学者である。探究心豊富なチームに誘拐されて、人体実験をされる羽目になった。

超能力者が現実に居るとなれば、世界的にはゆゆしき事態。

実験して究明したなければいけない。

また、覆面チームは幾度と無く、超能力解明に取り合って貰う為に、彼らにコンタクトを取っていた。

そして数少ない安全な実験に協力して貰ってた。それで十分満足した筈だった。

いくら調べても人と違う何かが見つからなかったのだから、諦めようじゃないか。

しかし、それでは一部の者は満足がいかないのであった。

不意打ちで攻め、神達を眠らせ、少し危険な解剖とか脳内細胞の抽出とか始めたのである。

眠った桑原達に、脳に変なのが今、まさに突き刺さろうとしていた。

 

6

触らぬ神に祟り無し

 

人体実験は、一通り終わった。

桑原達は眠らされている間に、自宅へと返された。

自分の身に何が起きたのか、想像を巡らすとゾッとした。

犯人達は、どんな奴らなのか大体は判っていたが、関わるのはもう怖い。

殺してやりたい憎悪が、つい頭を過ぎった。

 

そして科学者達は、数日後に死んでしまった。

直接、顔を見た訳では無い科学者までもが・・・

彼の念は強く、誘拐に関わった者達、全てが死んでしまったのである。

 

その科学者の死に際して捜査に加わった警官は友人達についこぼした。

「あまりの残虐な死に方に俺は一生忘れる事は無いだろう・・・」

 

警察も政府も、神達の存在を完全に黙認している。

まあ、いろいろ都合が良いのだろうね。犯罪が無い方が仕事が楽だし、おまんま食えるし・・・

 

 

7

絶対的な力と平和

 

しばらく世界に平和が続いていた。そんな、ある日、急展開が起きた

 

悪魔組織崇拝組織が現れた。

その名は不明。悪は名も無きを方がカッコいいのだ。

目的は唯一つ、神らを殺す事。

 

神らが念じるだけで世界中の悪が消滅される力を手に入れるのを恐れて、神達を遠くから狙撃して殺そうとした。

 

流石に2度目の不意打ちな無いだろうと、主人公は思ってたよね。

 

解剖事件以降、不測の事態に対応する為に引っ越したし、SPとか雇ってたし、安心してた。

でも、今回は、ちょっとやばい。

桑原の気付かない遠くから、狙撃するつもりだ。

敵の存在に気付けないならば、いくら力があろうと無理だ。

しかし、悪の武装組織が桑原にライフフルの引き金を引こうとしたその瞬間。

何やら声が聞こえた。

「~げぇえ! ~ええ! ~げえぇ!」

聞き取れない耳鳴り様な声が、空の彼方から聞こえる。

 

その声に一瞬耳を傾けた狙撃手は、バタと意識を飛ぶように、魂が抜けたかの如く倒れた。。

それに気付いた仲間達はパニックした。桑原の力に恐怖している。

「~げぇえ! ~ええ! ~げえぇ!」

という謎の奇怪な音は、彼らも聞こえている。

その音の恐怖し、おののきながら桑原のマンション周辺に待機していた武装組織全てが魂を抜けたかのの様にその場に倒れ込んだ。

 

 

桑原に更なる奇跡の力が舞い降りた瞬間だった・・

 

 

8

 

本当の神

 

~げぇえ! ~ええ! ~げえぇ!

 

何処からとも無くする音の元凶は雲の上にて居る。

その名はネルネル神。

彼は下界を見下ろしてた。

 

(≧∇≦)

「すげー!ww 超能力だって~~!wwwwww 僕、人間で使える奴見るの始めてだよ~~! エロネスも見て見て!」

 

 

「なんだよ、めんどいな~、どれどれ・・・って、お前馬鹿か? トリックがあるじゃねえか!

 

「え? どこどこ?

 

「知るか! 自分で考えろ! メンドクサイ!

 

「え~~~~! つ め た い~~~~~~~

 

「なよなよするんじゃねえ!

 

(-.-;)

ネルネル神は少し、しょぼんとした。でも立ち直りが早い。

ε=(ノ゜ー゜)ノ

「ヒントだけでも頂戴!」

 

「あ~もう、煩さいな! 最初から巻き戻して見てれば判るよ。

 

「え? そうなの? てか、巻き戻しってどうやるの?

 

「あ~猛面毒性名! このXXXXXXXXXXXXを使うんだ。 ここをこうしてああして・・・

 

「あ、ありがとう(^_^;) 

 エロネスって結構、世話好きなのかな

 

「あ、そうそう、巻き戻しついでに悲しい話の展開にプログラム化しといたからな。俺人が悲しむ姿が大好きだからさ、つい無意識的に過去を変えちまったw

 

(エロネス・・・君とは長い付き合いだけど、いまいち性格わからん・・・

 

「あ!? なんか言ったか???

 

「いや別に・・・何でもない」

(地獄耳だ!)

 

 

 

9

プレゼント パターン臆病者

 

以下、プレゼントの項の中盤まで同文とする。

 

<使用法と注意>

殺したい相手に、この文面、又は文字化したデータ、写真に収めた映像を1秒以上見せるだけでいい。

そうすれば見た人は数日以内に死ぬ。

でも、浦辺宮尾さんだけは大丈夫。

呪いが掛からない様にプログラムをしておいた。

使用回数は1回です。殺せるのは一人までです。

一度、使うと効力を発揮しなくなります。

もし、また人を殺したいと思う事があれば、いつでも協力致します。

その時は、先ほどの電話番号宛にご連絡ください。

<説明おわり>

 

 

僕はこれをどうすればば良いのか判らない。

奴の恐怖が僕を支配している。

けれど好奇心もまた僕に存在していた。

試したい。

だけど、それは無理なこと。

人殺しなんて無理・・・

 

 

<ここから新たな展開>

 

人殺しなんて無理・・・

 

僕は、この怪しい文章を使用したくない。

 

なぜなら、怖いからである。

もし、本当に人が死んでしまえば取り返しが付かない。

試したい気もあるが、なによりも、奴と関われば死んでしまう気がする。。

捨ててしまいたい。

でも、それだと誰かが拾うかもしれない。

かといって破るのも何かの呪いが発動しそうで怖い。

奴の声が耳元に響いてる様で忘れらない。

 

僕は、この怪文章を土に埋めると決めた。

誰にも見つからない様に10時間程走った山中の木の下に埋めた。

恐らく、もう場所も覚えてない。

 

だけど、駄目だった。

この世に殺したい程憎い者が現れるなんて、この時は思ってなかったんだ。

全てを忘れてしまった後、僕は自分の過ちに気付かされたんだ。

 

その事に気付くまで僕は。中学の教師を日々坦々こなす平凡な人間、浦辺宮尾を演じていただけに過ぎないのだと今更ながらが思う・・・

 

 

10

 

 

浦辺宮尾と・・・

 

 浦辺には藤沢千佳という気がかりな生徒が居る。なにか特別大きな問題を抱えた生徒ではないとは感じつつも気にしている。

 彼女は、やや不登校気味な所があり、その事で親御さん宅に何度も訪問するのであるが、直接的な原因が全くわからない。何処にでもある平凡と言える平凡、一見、家庭に問題は無い。

 クラスでも、虐めがあるという訳でもなく、むしろ虐めを憎み戦う様なリーダー的存在といえ人気もある。

しいて疑問があるならば、人気がありすぎるという事。

女子だけでなく、男子に人気があり、むしろ男子の方に強い人気があると言っていい。

 他の教師からは心配しすぎだと諭されるのが、当然の状況である。

 

 にも関わらず、浦辺が藤沢千佳を気にしてしまうのは当然の事で、彼女の腕にリストバンドが巻かれているからである。

 学校に居る間、彼女のそれを監視していたが、一度もそのリストバンドが外される事は無かったのである。

 

 浦辺にとってリストバンドは過去の嫌な思い出、自殺を連想させるものなのだ。

 リストカット。彼がそれをしていたのは小学5年生の頃、藤沢とは状況は違うが、集団的な虐めを受けていた。暴力、泥棒、パシリ、明らかに人権を侵害する様なものばかりであったのにも関わらず、浦辺は誰にもそのことを相談できないでいた。

 周囲の人間は気付いていた。

 彼も虐めにたいして、周囲の人間が気付いているというのを気付いていた。見てみぬ振りをされてるのも知っていた。

 浦辺にとっては、それが酷く孤独だった。

 誰にも助けてもらえない自分は、存在価値の無い人間だと思い込み、生きてる意味そのものが判らなくなったのである。浦辺は、その孤独感に耐え切れなくなり、彼は自ら生きるのを止めようと決意した。

 

 親に相談、あるいは誰かに相談できる筈。それは浦辺も理解していた。

 しかし、彼のプライドがそれを許さなかった。

 人に明かすという事は自分が苛められる様な人間であると認めてしまう事と彼は感じていた。苛めの事実を認める事は、彼にとって世の中に負けを認める事と同じなのであった。

 

 けれど人は簡単に死ねるものでもない。リストカットの一回や2回では死ねなかった。やればやるほど、死を恐怖し、生きている事の小さな幸せを確認できるからだ。

 そうして浦辺は、親にも誰も相談せず、リストバンドを付けたまた学生時代を過ごていた。

 そんなある日、偶然、となりの席の女子に言われたのだ。

 「もしかして、リストカットとかしてない?」

 その言葉に浦辺は槍が刺さった様に気持ちになった。

 どうしていいか判らず。ただ、その場にいる事が苦痛で逃げだしたい気持ちでいた。

 そんな浦辺の気持ちを知ってか知らずか、その隣の女子は涙を流していた。

 その女子の名前を里田都という。

 里田都は過去、自殺未遂を繰り返していた経験があり、浦辺の異変に気付く事ができたのである。

 彼女が流す涙の意味を浦辺は当初理解できなかった。同情、情け、哀れみ。どうして、他人の事で泣けてしまうのか彼には判らなかった。

 しかし、話す内に彼女の経験を聞き、次第に自分に仲間が居たと思える様になっていった。

 いつも自分一人で孤独と戦っていた浦辺は、同じように戦って苦悩した者が居る事を自覚したとき「自分ひとりだけじゃない」という思いになれた。

 いつの間にか彼は彼女の前だけでは、全てをさらけ出せる様になり、いつの間にかリストカット止める様になっていた。

 浦辺にって里田と一緒にいる空間が安らぎの居場所となり、自分自身の価値を見下そうとする癖を安定させる事ができたのだ。

 

 

 

 そんな訳で、浦辺は今、藤沢千佳について気にしていた。

 もし、自分と同じなら相当辛いはず。原因はこの際、後から調べるとして、無理やりにでもリストバンドを取り確認しなければいけない。

 人目を気にするだろうから、学校の裏に呼び出して、無理やり腕を調べた。

 しかし、リストカットの後は存在し無かった。

 考えすぎだったのだろうが、藤沢はとても驚いている。疑問が一杯。

 浦辺はなぜ、この様なことをしたかを藤沢に説明した後、両者とも安堵するのであった。

 藤沢千佳にとってリストバンドは唯のお洒落の一貫であり、学校を休んでいたのは、XXXXXで体調を崩していたからだ。

 それプラス、体育の授業がとにかく嫌で、そして短い授業しかない登校日や雨が降る日は学校行くのが面倒でズル休みをするのだそうだ。今は雨の振る露の時期だったから、浦辺にとっては「あ、そうか!」と納得できる理由だった。

 浦辺は、その日、やっとこさ心地よい眠りに入ったのである・・・

 

 その、深夜朝方の3時頃、

 彼の自宅にて一本の電話が鳴る。

 受話器を取った彼は、無言で電話である事に恐怖した、誰からの電話かと思考を巡らすと奴の存在を思い出してしまう。。

 たった10秒の無言電話だった。。

 けれど、それだけで、彼は、また、いいようの無い不安に苛まれ、しばらく眠れない日々となるのだった・・・

 

 

 

 

11

 

監視者

 

怪文章による虐めた者の死は未だに続いていた。。

だが皆が死を警戒したのか虐めのピークを過ぎて、もう、滅多なことでは死人は現れないでいる。

 

そんな世界で今日も浦辺宮尾は職務を全うしていた。

その彼を全面的にサポートする妻、都。

日々の生活に追われ、奴の存在を忘れ、浦辺家に平穏な日々が取り戻されつつあった。

そんなある日、この浦辺家を何者かが監視している。

ばれない様に、まるで殺意を持ったかの様な目つき、双眼鏡で部屋の中を覗いている。

都の裸とか宮尾のフルチンとか、夜ナベで「ミヤ君、ミヤちゃん」と呼び合い、激しくなると短縮し、みゃーみゃー鳴き声を出す。

そんな一面までもが監視されていた。

その監視は学校に居ても変わらないのである。

 

そんなある日、彼の自宅宛に一本のDVDが届いた。

DVDの中身、そこには妻、都と藤沢千佳が両手両足を縛られていた。

酷く殴られた様な後があり、元気がない。2人は誘拐さたのだ。

そこに覆面をつけた男が現れた。

男は言う

「お前は覚えてないだろうがな、俺は小学3年の時にお前に苛められた者だ。覚えてるか? どうせ覚えてないだろう。 あの時、お前に殴られた恨みを俺は一日足りとも忘れた事は無いぜ、あの痛さ、信じられないくらいの苦痛。 まあいい、そんなのはこれからする苦痛とは比べ物にならない筈だからな。 俺は、お前の大切な者たちをボコボコにして殺す。 楽しいな~w だからな。お前は、ここで見ておけ。と、残念。これはあくまで俺の予告なんだよな~。殺すのはもうちょっと後だ。お前がこれを見た後に、恐怖と苦痛で歪む化顔を是非、見てみたいのだよ。だからさ、ちっちゃい希望に縋りついて、あがいてくれたまえww 殺す具体的な光景は後にDVDでまた贈るからよ! ではではww」

 

映像はそこで終わった。映像の中で都と藤沢は時折、命乞いして叫び、犯人の暴行を受けていた。

 

浦辺は、苦境の表情している。

どうにかせねば成らないが、どうしていいか判らない。

警察に連絡したところで、時間がもう無いのかもしれない。

 

浦辺は苦しみの中で思い出した。犯人の言葉を思い出した。

小さな希望に縋りつけ足掻け。

その奴の顔の恐怖と声の恐怖が脳内にフラッシュバックし、過去の映像を脳裏に呼び覚ます。

奴が玄関口で語りかけた恐怖を思い出した後、そして彼は携帯を取った。助かる望みを賭けて・・・

 

 

12

 

大丈夫

 

犯人は今、都と藤沢に語りかけている。

ナイフを持ち、動脈にあてがう。

恐怖におののく2人

 

「二人とも、かわいいな~~~、やっぱ殺す前にヤルでしょう。 うあわわって凄い泣いている~ww いいね、その絵いいね~~w 早速、AV撮影会といきますか~~~~ww 、と、その前に、ちょっと腹ごしらえしてこーーーーと!」

 

犯人は着替える為に別の部屋へ行き、覆面をを脱ぐ。

 

都と藤沢は二人だけになる。沈黙中で、藤沢が弱音を吐く。二人とも息切れ気味に

 

藤沢「どうしてこうなっちゃったの? 先生が昔、あの男を虐めたのが悪いだって? ふざけんな! どこをどうしたら殴られただけでこんな仕返しができるんだよ。 あいつおかしいよ。完全に壊れてる。 怖いよ・・・こわい・・」

 

都「大丈夫・・・大丈夫だから・・・

 

藤沢「どこが大丈夫なの・・・シャレにしか聞こえないよ・・

 

都「昔ねあの人(旦那宮尾)が言ってたの。大丈夫!、問題ない!。心配するな!。って一切根拠はないのだけど、それを聞くとなぜか安心して・・・

 

都は過去の出来事を回想をした。

 

 

 

13

都の回想と・・・

 

浦辺15歳、都15歳、2人は図書室にて一緒に受験勉強をしてた。

同じ高校に行くつもりの様子。

都が受験に際して弱音を吐いた、

「難しいな・・・やっぱり進学系の学校は私には無理かもしれない。

 

「大丈夫。

 

「それ、全然根拠ないよ。

 

「根拠なんて問題ない

 

「へ?

 

「重要なのは自分に出来ると思い込んで迷わないことだ。迷っていたらその時間が勿体無い。

 

「へ~~~

ほんわかムード

 

「と、偉い坊さんがテレビで言ってた。

なごやかモード

 

なんだかめんどくさいラブリーテンションですなーーー!!

作者、こういうシーン大嫌い!

書いてて情けなくなるわーーーーー!!

 

いろいろはしょってさあ、大変。とりあえず、浦辺と都に関しては、叩き落とす!

でないツマラン!

 

夕方6時頃、2人は自宅に帰る。冬で外は暗いので危ないから送りろうとした。けれど、都の家は公園を抜ければあと50メートル程度、それにトイレ行きたいから都は走って帰ると言いだし、自宅直ぐ付近で浦辺と別れる。

小走りに公園を横切ろうとしたら不良に絡まれる、携帯で浦辺にヘルプするもワン切りしかできない。

トイレに連れ込まれて、乱暴される。

しかし、この時、大丈夫、大丈夫、と根拠も無い彼の言葉を思い出していた。迷いは時間を無駄にするだけ。なにか良い方法はあるはず。考えなくちゃ。迷わないで、生きる術をさがすの! 

 

と、自分に言い聞かせて、不良の金玉を蹴った。その隙を突いて逃げ出した。」

 

この体験談を聞いた藤沢千佳は、諦めない表情に変わる。

「奴が帰ってきたら、おとなしい振りして抱かれて、隙を突いて、噛む! チャンスがあるなら、おもっきりナニを噛み千切ってやる!!そうでなくて、せめて叫んで助けを求めるくらいしてやる。」

 

二人はわめき散らした。

けれど、誰にも届く様子なし。

 

 

一方犯人は着替えの身支度をしている。

覆面を外し、鏡の前でオシャレを気にしている。

出かける身支度が整ったところで、顔が苦痛に歪む。

悶絶しながら、奇声を上げ始めた。

 

これには都と藤沢は、突然の犯人の奇声に、殺される身の危険を感じたのか。

放心状態。

犯人が見えないところで、ずっと奇声を撒き散らしている。

なんの為に奇声を上げるのか全く理解できない。

 

犯人の手は119番に伸びる。

だが、奇声は止まない。

だが、程なくして奇声はパッタリと止んだ。

 

静寂が監禁部屋を包み込む。

静かな時間がどの程度ながれただろうか、遠くから音か聞こえる。

救急車のサイレンの音が聞こえた。

救急隊が突入したとき、犯人は自らの包丁で喉を切って死んでいた。

 

警察も来た。

浦辺も来た。

監禁部屋にて、3人は、助かった事を喜びを噛みしめていた。

 

14

 

友人

 

浦辺はテレビでニュースを見ていた。

犯人は女二人監禁した後、自殺を遂げた。

自殺する前に奇声を上げていた事が被害者の証言で明らかにされ、なぜ、自殺を図ったのか奇声との因果関係を追及している

その話題の中で、怪文章についての謎が引き合いに出されるが、解説者は話題には関係ない言い遮る。

 

浦辺は思い出した。

奴に電話を掛けて縋った自分を思い出した。

涙を流しながら神に命乞いをするかの様な彼に奴は言った。

 

「わかった。任せろ。俺に不可能は無い!」

 

熱い台詞。

正義と信念が混じる様な強い言葉。

 

彼は奴を友人として認定したのか、それとも情けない自分を卑下したのか判らない。

ただ、記憶の底で忘れていた、虐めをしてた自分を思い出しても、した相手の顔が思い出せな罪を神に懺悔していた。

電話の相手が、なんであるにしろ彼には今、絶対的な力が必要だったのである。

 

しかし、目の前で見た犯人の死に顔も思い出す。

間接的とはいえ、殺した相手を思い出す。

しかし、今の彼には罪悪感の片鱗すら感じていない。

犯人のしようとしたことは、仮に成功してなくても死に値する。

性根が腐った人間は世の中に要らないという事なのだ。

 

浦辺は友人に電話を掛けた。

何度もお礼を言った。

自分の腐った人間は世の中に要らないという感情を友人と共有し合った。

 

そして月日は流れ、友人とはメール等での良い相談相手となった。

そして友人と会う日が来てしまった。

共通の趣味であるゴルフで意気投合し、2人は駅のホームにて待ち合わせをし始める。

 

15

友人と対面

 

彼と対面した時の第一印象は、普通だった。

 

え? この人が超能力で人を殺せる人間なのか???という感じ。

 

どこにでも居る人で、世代としては僕より1つ下らしい。

 

こちらとしては助けてもらった恩があり頭が上がらないのだけれど、フレンドリーに、みやちゃんと呼ばれると、どうにも弟が出来た様な気分である。

 

出合った時は、まるで初対面のようにぎこちなさがあったけれど、全てが順調だった。

 

何より、この人を守る限り更に強い力で守ってくれる訳で、安心感が得られてしまう。

 

そこでつい私はBLに走って、彼からのバックを受け入れてしまった。

誰かに守れらる乙女の様な気持ちは、生まれて始めて感じる快感であり、妻のそれとは次元そものが違うのである。

嗚呼~~嗚呼~~あああああああああああああああ

 

と、彼の頭をBLが一瞬過ぎったが、そのエラーについては忘れたいと思う。

 

友人は、人と遊んだ事があまり無いらしく、いたるところに遊びに出かけさせられた。

 

その都度私は彼に振り回されるのだが、子供じみた遊びも懐かしいもので、私も楽しんだ。

 

超能力については深くは聞けなかった。

彼はがそれを望んでいない様なだったし、人を殺せる力なら、見せる事も容易でないだろうし・・・

そんな話題は誰かに聞かれても困るだろう。

 

私は家族に友人を紹介した。

皆で一緒にナベパーティをした。

彼は、物凄く笑顔で、こういう楽しい団らんなパーティは人生で一度もした事が無いと言って喜んでくれた。

 

家族は、どうしたのだろうか。

自分の能力が原因で殺してしまったのか捨てられたのか。

いずれにせよ、私からそれは気になって聞き出せないでいた。

 

日常が充実していたある祝日、自宅宛に彼から小包が届いた。

中身を空けるとDVDである。

DVDの中身は妻都と藤沢千佳である。

2人は監禁されて乱暴を受けている。

 

訳が判らない。パニックなる私。

 

そこに現れた覆面男は言う。

 

「お前は覚えてないだろうがな、俺は小学3年の時にお前に苛められた者だ。覚えてるか? どうせ覚えてないだろう。 あの時、お前に殴られた恨みを俺は一日足りとも忘れた事は無いぜ、あの痛さ、信じられないくらいの苦痛。 まあいい、そんなのはこれからする苦痛とは比べ物にならない筈だからな。 俺は、お前の大切な者たちをボコボコにして殺す。 楽しいな~w だからな。お前は、ここで見ておけ」

 

あとの時と同じDVD・・・悪戯か?

 

いや、違う。あれは、このあと犯人は「予告がある」と言っていた。

 

じゃあ、今、目の前に居る殴られてる2人は・・・

 

今日は、朝から都は友達との食事会で居ない。

電話をかけたが通じない。

藤沢にも電話をかけたが通じない。

 

男は、私の行動を見計らうかの用に、妻の携帯電話みせつけ、

裸になった妻の顔をアップで見せ始めた。

訳が判らない、今起きている事は現実か?でも、焦る私は、どうしたらいい判らない。

私に閃いたのは友人だった。

彼に連絡して、助けてもらうとした。

しかし、

 

「実はな~俺は超能力なんて無いのだよバーカ! しかも俺が犯人なんだよ~~w」

 

信じがたい言葉であるがDVDの中の奴は覆面を取った。

そして乱暴を働く。

それを見る私が、絶叫していると、奴は電話越しに言った。

 

「お前は覚えてないだろうがな、俺は小学3年の時にお前に苛められた者だ。覚えてるか? どうせ覚えてないだろう。 あの時、お前に殴られた恨みを俺は一日足りとも忘れた事は無いぜ、あの痛さ、信じられないくらいの苦痛。 まあいい、そんなのはこれからする苦痛とは比べ物にならない筈だからな。 俺は、お前の大切な者たちをボコボコにして殺す。 楽しいな~w だからな。お前は、ここで見ておけ」

 

奴は電話越しで同じ台詞を復唱した。

いや、本当はわからない。頭の中がパニックで電話の奴の声を聞いたのか、それとも映像の中の奴の言葉を思い出して私は苦痛に飲み込まれているだけなのかもしれない。

 

たすけて

という言葉さえ聞き取れない。

命乞いする者に容赦なく殴りつける。

 

それを見ている私に奴は言った。

 

「俺は、唯、復讐するだけじゃあ物足りないんだ。。苦難を乗り越えて互いに必要とし合う状況を作り出し、仲間同士の絆を作り出し、そこで命を奪うんだよ。その時の人間の歪んだ顔を見るのが楽しいのよ~~ww ちなみに、あの時、自殺した奴は殺し屋で、絆を作るために利用させて貰ったのね。で、自殺に見せかけて俺が殺した。すごいだろ~ 

あの怪文章にしたって、お前が土に埋めずに誰かに早く見せていれば、超能力が嘘だと気付けたのになw ははははははwww

まあ、見せたら見せたら殺し屋を使ってソイツを殺すんだけどねーーーー!!ww そうやってお前に俺に超能力があると信じ込ませて、最後はこうやって皆殺しにするんだけどねーーー!!w 君はいつか殺すけど、今じゃないよ~~~~だww 恐怖に打ちひしがれてるのを見物してから、殺すんだよ~~~~ん♪」

 

 

絆を思い出した。

それまで都と生徒の藤沢千佳と歩んできた人生、全てを思い出した。

私を孤独とリストカットの苦痛から救ってくれたあの時。

生徒に気を回して笑いで終わった瞬間。

二人が監禁から助かったときの安堵感。

 

だが、その光景も全て、奴の恐怖の声が私を支配していく。

奴から感じ取った恐怖全てが脳裏を過ぎる。

突然の電話、突然の訪問、監禁、そして今まで奴の言葉・・・

 

それを自覚させる目の前の悲惨な映像。

 

最後に聞こえた言葉はなんだっけな。

 

「お前は、完全に俺に負けた!」

 

この言葉聞いたとき、私に、どうなっている?

泣いている。発狂してる。命乞いしてる。

 

二人の死を確認した後、私はしばらく放心状態だった。

そして、あてもなく、叫んだ。

小さな家に、叫びが響く。

叫んだ。

 

かれるまで・・・・

 

でなければ、大切な人の悲鳴と死に顔を思い出す、

でなければ、犯人の凶器。声、顔を思い出してしまう

でなければ、憎悪で発狂する。

 

幸福が絶望に変わる・・・フラッシュバックする。

それを感じる度に、不幸しかフラッシュバックしなくなる。

その果てに光と閃光のみが私を支配し、そして涙する。

 

やり場のない気持ちを、どうしていいか判らない私は、ただ、天に向かって叫ぶしかなかった

 

 

16

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり、エロネスって趣味わかんない~~~(*´゜ω゜) 何が面白いのこれ? 人が死ぬなんて当たり前の光景だし、何が良いのかサッパリだよ。

 

エロネス「・・・・・人間に生まれてみれば判るよ・・・

 

ネルネル「ふ~~~~ん・・・・

(エロネスどうしたんだろう。まるで人間みたいに涙流してる・・・。)

 

 

ネルネル「まあいいやww、僕はやっぱり面白いのが好きだなwww 僕が過去を変えるとしたら、自分を超能力者として現れてみようかな。きっと皆ビックリするかもwwwww

 

「ところで、おまえ、トリックの解明はどうしたんだ?

 

「え? あっ!

 

「あっ! じゃない。今のを見る限り、奴には超能力は存在していない。俺が過去を変えたのは浦辺を臆病者の精神に変えただけだから。他は一切手をつけてないんだ。

 

「じゃあ、最初から超能力は無くて、偶然死って事?

 

「まあ、確かに一部は偶然死に違いないが、それはホンノ一部に過ぎない。

 

「どういうこと?

 

「もっと世界を広く見ろ。浦辺や『奴』の視点以外を見てみるんだ。

 

「えー、もっと具体的に・・・

 

「・・・・そうだよな。お前はそういう奴だよな。もういい! お前の事は知らん!

 

「え~~~、なんで~~、ちょっと待ってよエロエロ~(゜∀゜;ノ)ノ

 

「うざ!!!

~~~~~

~~

~

^

 

<超能力の真実>

恐らく90%以上の人が真相に気付いているのではないだろうか。

まあ、超能力の真相ついては自分で考えて下し、それがこの物語を楽しむという意味で御座います。

ヒントはもう、ありません。

どうしても知りたい人は、最初の怪文書の文面を自分で分析して探求してみてください。

きっと答えどこかにあります。

ちょっと意地悪かも。

 

その意地悪さに気付いた読者には正当化論が聞きたいと思うかもしれないので、その時は対応します。

 

 

 

17

 

補足

 

<奴(桑原和夫)が監禁事件にて殺し屋を利用し自殺に見せかけて殺した手口>

 知りたく無い人は読まない方が良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奴は虐めの体験による復讐演劇を殺し屋に依頼した。

都と藤沢を拉致し監禁させ、映像をDVDに収め浦辺に送りつけ恐怖を煽った。

その最中に、監禁していた2人で弄ぶ演技をしていた。

依頼主である桑原も画面的なフレームから隠れて同席していた。

桑原の計画は、2人を殺す前に、とにかく恐怖心を煽るというもので、殺し屋と同意していたのである。

演技は達成され桑原は「あとは自分の好きにさせてくれ」と殺し屋に頼み、外へ出る様に仕向けた。

 

殺し屋は着替え終わった後、桑原に頼まれる。

「2人を脅かすために、思いっきり苦しそうな奇声を上げてくれ。」

それを了承した殺し屋は、奇声を上げた。上げまくった。

そこを桑原が後ろ手に隠していた包丁でブスリと刺し、喋れない様にポケットに隠していたゴミ袋で殺し屋の頭から被せた。

 

殺し屋はパニックとともに喋れなく、暴れれる様にその場に倒れた。

その後、犯人は119番へと電話かけて部屋を後にした

 

尚、一回目の桑原との出会いで神達と呼ばれていたのは浦辺ではない。

浦辺は駅のホームで待ち合わせた後、この補足と同じ手口を使われて絶望を体験し、その後、殺されたのである。

 

ここの話は、友人と対面の項にて犯人は「殺し屋を自殺に見せかけて殺した」と言ったタイミングで、回想シーンとして使えば良い?(映像的に)

 

 

18

 

補足2

 

第一回目の監禁にせよ2回目監禁にせよ桑原は浦辺を絶望に追いやった後、浦辺の自宅の2階から降りてきて、こっそり監視していた。浦辺の絶望の顔を楽しんでいる。

だが、見つかり、桑原は恐怖の余り、ピストルであっさり浦辺を殺してしまう。

桑原は浦辺を陥れる最中、ずっと押入れに隠れ潜んでいたのだ(後から付け論)

 

 

 

 

<後書き>

この補足2のシーンはエロネス視点から描写すれば絵としても問題ない。

例えば、おしまいの項の後で、涙を流したエロネスが、ふと、下界を覗いていて補足の世界観が見えるとか。

それを見たエロネスは、なんとなく興味を持ち、時間を巻き戻して、最初から犯人視点を見るとするならば、また、物語が続いていく。

 

 

19

奴の視点、主人公を殺害後・・・

 

超能力真相に限りなくに迫りそうなので、いやなら読まない方が良い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桑原は主人公浦辺を殺した後、世の中の人が死ぬ超能力現象に着目した。

神の名を語り寄付金を集めてみようと思い、さっそく仕事?を立ち上げた。

裏社会に精通していたから、詐欺を協力する者は探すのは簡単だった。

 

しかし、ある日、熱心なファン(科学者)が探偵を雇い住所を特定してきた。

うざいし、金も貰えるというので、仕方なく協力する羽目になった。

しかし、案の定、科学者は死んだ・・・様に画面では見える。

でも実際は生きている。死んだような演出をしただけ。

 

その演出がニュースで科学者が死んだと報道されたのだけど、それは捏造情報であり、警察も嘘の報道をしていた。

 

理由は、自分で考えてw

 

 

<あとがき>

このシーンもエロネスを利用すれば絵になる。

例

 ネルネルは発狂中

 

ネルネル「嗚呼~~やっぱり全然判んない~~ 超能力が無いなら何で科学者達や悪魔崇拝者は死んでしまったのよ?」

 

エロネス「悪魔崇拝者も科学者も死んでおらんわ。もっと良く下界を見てみろ。

 

ネルネルは(おしまい項の後)の下界を見た。

その時、悪魔崇拝者は、武装した謎の組織に回収されて、大きな民間トラックに詰め込まれ、どこかへと去って行った。

 

ネルネル「なんじゃこりゃw さっぱり意味が判らん。

 

エロネス「・・・・、だから、起き上がってるでろ。で、何か監禁されて色々されてるだろう。これは一体、なんだと思う?

 

ネルネル「・・・・・・・さっぱり

 

エロネス「あ、そうね、根本から君は知らないのか・・・じゃあ、全部教えんといかんだろうが! めんどい! もう終わり終わり!

 

ネルネル「えーーーーーーーーーー!!

 

エロネス(どうしても知りたいなら人間に生まれ変わって苦労して来い! そうすりゃ判る!)

 

ネルネル「なにか、一人事言ったエロネス?

 

エロネス「いいや、何も・・・

(お前は地獄耳か!!!

 

 

 

 

エロネス(さっきは、つい人間になれとか思ったけれど、人間てホントにきついんだよな~)

 エロネス過去の人間活動を思い出していた。戦争とか飢餓とか出世争い。

 その苦痛を思い出して憂鬱になっていた。

 

エロネス(正直、あいつ(ネルネル)には、あの地獄だけは体験させたくないのだよな・・・)

 

エロネスは過去、人間を幸せにしようと努力していた。それを思い出して干渉に浸る。

でも、いくらやっても、時がたてば戦争とか飢餓とか出世争いが起こりそれに振り回された。神活動はしても意味ないと思い、でも人間を見捨てるのは罪の意識を味わう。神としても、あまり楽な事ではない、そして時間が経つ程に、罪にも慣れてしまう。だからこそ新入りのネルネルに気を使っていた。反面、この思いを誰かに理解して欲しいという思いもある。だからつい、エロネスに意地悪して問題を与えた。でも、やっぱり真実を教えるしか方法がネルネルを納得させるしかないのだと気付く。仕方が無いので真実を教えてしまう。

 

 

<あとがき>

エロネスお人生の葛藤のシーンを絵にすると物語が本編から多きそれる。使えない。

また、神の世界そのものを絵にしなければならない。

でも、それだと現実的で夢が無さ過ぎる。しかも作るならコストが掛かる。

あくまで神の招待は雲の上にあるステルス的な存在である。

声だけの存在で、形はあっても少し、空間が歪んむ程度が理想的。

 

<アイデア1>神々の対話はテキストの音声のみで表現し背景は宇宙空間の外。神世界に見せる演出は地球から天にズームアップして地球から更に天にズームアップ、太陽系、銀河系を出て、宇宙の外を出る。

宇宙の外の色は白色で、黒いボールがエロネスで赤いボールがネルネルとする。

そのボールの形がスライム程度に伸縮自在動き、神の対話を表現する。

 

画面にはテキスト;;

 

無理だ!神の演出で最も最適な方法は文章だ!

どうしても絵にすると不自然な感じがする!

文字のみで想像力が駆り立てられるからこそ小説にメリットがある!

 

いずれにせよ

>エロネス(正直、あいつ(ネルネル)には、あの地獄だけは体験させたくないのだよな・・・)

ここから以下の本文は映像化意識するならばカット!!

 

 

20

 

 

もし、超能力の真実を彼が暴くなら・・・

 

彼とは本当の神、ネルネルである。

 

<犯人の視点、主人公を殺害後についての項>においてにてネルネルが「なんじゃこりゃw さっぱり意味が判らん。

」

というセリフの際、ネルネルは真相に興味が無いので早々下界から目を逸らした。

その瞬間、読者は運悪く下界が見れなくなったのね。、

だから、「作者」という名の本当の神様が、あの時、目を逸らそうとするネルネルに無理やりに視点を下界に向けさせようと思う。

 

<>

ネルネル「嗚呼~~やっぱり全然判んない~~ 超能力が無いなら何で科学者達や悪魔崇拝者は死んでしまったのよ?」

 

エロネス「悪魔崇拝者も科学者も死んでおらんわ。もっと良く下界を見てみろ。

 

 

ネルネルは<おしまい項の後で>下界を見た。

その時、悪魔崇拝者は、武装した謎の組織に回収されて、大きな民間トラックに詰め込まれ、どこかへと去って行った。

謎の組織に誘拐された悪崇拝組織を乗せた民間車は、セキュリティの硬そうな軍事施設へと入って行く。

荷台の悪崇拝者は皆、眠っている。荷台から武装した大勢の者が彼らを担ぎ出す。

悪崇拝者らが目覚めると、出入り口の無い小さな部屋に閉じ込めれている。

それを監視するカメラ。それを監視する謎の組織の内の一人がスイッチを押した。

ガスが部屋に充満し、もだえ苦しみながら悪は息絶えた。

悪達は訳が判らない。命乞いしながら何がいけないのか自分の過去を振り返った。

 

死体は部屋から運び出され軍事施設にある償却炉にて償却された。

 

 

これを見たネルネルの感想は・・・

 

ネルネル「やっぱり意味が全然判らないやwww

 

作者、もう知りません!

おバカな神になんて知ったこっちゃありません。

 

    THE END!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネルネル(??????)

 

 

ネルネル「え? なにこれ? もしかして終わりなの? 世界の破滅なの? いやだーーーーーー!!!  なんか怖いーーーーーーーー!!! エロネス助けてーーーーーー!!!

 

エロネス「・・・・まあ、もう無理なんだよ。諦めようぜ。どうせこの世界は神である作者の物なんだからさ、俺らがどうこうできる問題じゃないよ。

 

ネルネル「えぇえええええ!! エロネスまで、そんな事言うの? なんで? どうして? 存在が消えちゃうんだよ。 怖くないの???

 

エロネス「・・・・俺はもう神とか疲れてんだよね。いっそ消えたいというか、そういう思いが昔からあったし・・・。 この機会に消えても良いかなって・・・

 

ネルネル「そ、そんな~~、僕は一体、どうしたらいいのだよ~~~! だれか~~だれか助けてーーーーーーーーーーーーー!!!!!

 

 

 

 

 ネルネルは思った。誰でもいい。誰でもいいから助けて欲しいと・・・

 すると読者の一人が、助けてあげたいと願った。ネルネルに対して愛を与えた。

 「あきらめんな!」「お前が必要だ!」と励ました。

 ネルネルは嬉しかった。ネルネルは直接名指しで人から呼ばれた事や気に掛けて貰えた事は一度も無かったから、その嬉しさは半端ではない。

 なので、今日、この時を境にネルネルは人間を生まれて初めて大切に思う様になったのだった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おしまい

 

 

21

<エロネスが奴の存在を最初まで巻き戻したら・・・>

 

奴の視点 はじまり・・・

 

桑原和夫は小学3年の頃、上級生の浦辺宮尾にシャーペンを取られた。

浦辺は珍しいシャーペン(シンが無くても書ける)に興味して、嫌だと言う桑原にしつこくして半ば強引に奪い拝借した。

桑原は親に甘やかされて育ち、全ての願いが適うのが人生として当然の生き方だったので、とても理不尽だった。

力では上級生にナワナイので憎悪した。

桑原の憎悪は小動物に向けられた。

ドラゴンボール等のアニメの暴力シーンで苦痛に歪む人の顔見て興奮していた彼にとっては、前からしたかった事であった。

そして快感を知った。

 

是非、人も殺したいと思うようになり、完全犯罪を目論む様になる。

身を守る為に沢山の刑事物の推理小説を読み漁り、沢山の犯罪関連の本を読み。

ついに彼は中学3年の時に幼児を殺した。万が一捕まっても未成年だから大丈夫と楽観的でいた。

自分のしでかす事に罪の意識を感じる事はなかったが、自分の存在に桑原は疑問を感じずにいられない。

あまりにも皆とは違う異質な者として自覚したとき、自分は社会に絶対に適応できないと悟った。自分の欲求を我慢するツマラナイ人生を送るなら、犯罪をしようと考えた。

両親に迷惑を掛ける可能性も考えた。

しかし、桑原は裕福で金持ちであり「親は他者と比べれば子供が逮捕されて苦労する事もないだろう」と肯定する様になる。

自分が道を外しても、それくらい受け入れてしかるべきと思った。

また両親が桑原にとって必要なかった。

裕福すぎ、欲しいものがあれば手に入り、何でも望みが適う生き方が当然として彼の中に定着していたから、己の生き方に親が口を出し制限させようとするだけで憎悪した。まるで戸塚ヨットスクールに入れられる子の様なキャラである。

 

彼は親に自分が人を殺す欲があるのを肯定して貰えたら、きっと喜んだに違いない。

自分以外にも殺す欲の判る人が居ると思えれば、自分が世界と比べて異分子と思える感覚も少しは軽くなったのかもしれない。

共感を両親と得られれば、親に憎悪を抱く事もなかったかもしれない。

しかし、当然、親は悪は悪として、犯罪はしてはいけないという教育をした。

また世の中の雰囲気もしてはいけないと教育させる。

テレビや新聞を読んで犯罪者を忌み嫌う存在だと態度に表れれば、その時点で桑原自身が人に打ち明けられる事は出来なくなってしまう。

 

ある意味で可哀想な桑原であるが、高校一年で幼児を殺した後から、衝動がエスカレートしていく。同じ町で2度犯罪は起こせないので、小動物を殺した。しかし、満足できない。自分が見たいのは人間の恐怖に怯えた歪んだ顔である。

 

そんな日々の中で彼が17歳時、両親が事故で死んでしまった

葬式にて彼は両親に優しくされたり、楽しい思い出を思い出して寂しくなった。

だが、それは、あくまで思い出に過ぎない。 

 

近頃は受験勉強で指図されウザイと思っていたから、彼の感情は+ー0だった。

けれど一人っ子であった彼は財産を相続するとき、閃いた。

いくらでも殺人が可能な手段を・・・

 

彼は私有地として山を所有していた。

小動物を殺した後は、いつも山の底が深い沼に捨てていた。

それが今、親の目に見つからずに、堂々と利用できるのだ。

誘拐、監禁、レイプ。殺害。少しづつ、それらの回数が増えた。

車の免許を取り、ネットの出会い系を利用し、彼は財産を食いつぶしながら遊びつくした。

 

殺す方法を常に考え続ける中で、できれば今まで憎悪を抱いた人間を殺したいと思う様になる。

自分の生きた痕跡、証を殺す事は、まるでコレクションをするかの様な感覚に近いものであった。

沢山の者に憎悪を抱いた彼にとって、主人公に行き着く事は時間の問題であったとも言える。

 

彼は主人公をいかにして絶望させるかを考え、方法を閃く

方法は、世の中に広まっている怪文章の話題を利用し、己を超能力者として浦辺宮尾を騙すこと。

これが奴こと桑原和夫の生き方である。

 

 

 

 

22

 

怪文書○ー157事件とは

 

物語を執筆中にてルーチカは思った。

どうして自分はタイトルが怪文書○ー157事件~にしたのだろうか?

記憶を辿ってっても思い出せない。

物語に○ー157を示すものは何一つない。

 

今更ながら困った。

既に皆は○ー157として認知している訳であるし、タイトル名を変えてしまう訳にはいかない。

○とは一体、何を意味するのだろうか。

まるまるまる。

何かを代入してマイナス157

超能力の真実代入してー157

 

 怪文章トリック ー 157=?????

 

157人の命が怪文章により死んだことにしよう。

物語上、怪文章によりそれくらい死んだのは確かだ。

例えば浦辺、都、悪魔崇拝者たち、己の父。

怪文書原因で死んだと判断された者たち・・・

 

 

そしてその死による影響は、XXXXXXXXである。

 

 

23

目次の『補足2』と差し替えて読んでください

 

差し替え小説 補足2

 

第一回目の監禁にせよ2回目監禁にせよ桑原は浦辺を絶望に追いやった後、浦辺の自宅の2階から降りてきて、こっそり監視していた。浦辺の絶望の顔を楽しんでいる。

だが、見つかり、桑原は恐怖の余り、ピストルであっさり浦辺を殺してしまう。

桑原は浦辺を陥れる最中、ずっと押入れに隠れ潜んでいたのだ(後から付け論)

 

 

 

 

<後書き>

ルーチカのパパがホラーを恐怖する顔に味をしめて、どやって怖がらそうか考えてたらアイデアが閃いて追加で補足2のシーンを書いてパパに見せるという展開

それに味をしめて、更に怖いのを書く。<奴の視点 はじまり・・・の項>への流れてもいい。

 

=例=

ルーチカの脳裏にパパの泡を吹いてる顔を思い出す。

ニヤニヤして、執筆を始める。補足2のシーンを映像で表現。

しおわったら、パパは小説を手にとって読んでいる。

 

ルー「どうどう?」

パパ「わわ、怖いなこれ! こんなヤバイ悪人見たこと無いよ」

 

娘「え? どこが怖いの? これ笑える話だよ

 

娘「だってこれ、犯人めっちゃ楽しそうじゃん。あたしも楽しかったし~~」

 

父顔真っ青、悪事をする桑原の顔をルーチカに重ね合わせて、自分を補足2の浦辺と重ね合わせて妄想してしまう。

 

卒倒

父倒 

泡を吹く

ルーチカは笑みを浮かべる。

笑っている。

しばらく観察している。

体のあちこちをさわり、脈を確認したり、息の量を確認したりする。

(心臓が止まってる!)

ルーチカびびる。

頭を何度も机の角にぶつける。しかし父目覚めない。

 

やむなくパパに心肺蘇生を施す。

口付けを吐きながら人工呼吸をする。

 

あせるあせる。

パニックする。

その時、思い出す。

パパと過ごした日々を・・・

 

でも、思い出すと、あせる。

パニックする。

その時、思い出す。

物語の主人公の言葉「大丈夫。問題ない。心配するな」

 

受験勉強での主人公が語った光景

「重要なのは自分に出来ると思い込んで迷わないことだ。迷っていたらその時間が勿体無い。

都が公園でレイプされそうになり、金玉を蹴った事。

藤沢千佳が監禁された際に自分に言い聞かせた言葉

「「奴が帰ってきたら、おとなしい振りして抱かれて、隙を突いて、噛む! チャンスがあるなら、おもっきりナニを噛み千切ってやる!!それが無理でも、今は、せめて叫んで助けを求めるくらいしてやる。」

 

それらを思い出したルーチカは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・小説の続きを書くべく、父を放置して机に向かった・・・

 

 

時が経ち

ルーチカは机に向かい執筆中・・・

足元付近には心臓麻痺で倒れたパパが転がっている。

執筆に集中してる。

ルーチカの筆が進む。

静まり返った部屋にペンの走る音だけが響く。

そして時折、ルーチカの顔がニヤけた。

 

 

この時を境にルーチカ先生は小説を書きまくるのであった。

作家として成功したかは定かでは無いが『迷い』が無くなったルーチカの小説はきっと面白ことだろう。

と、ネ申は思う。

 

24

 

目次の<本当の神>の項目と差し替えて読んでください。

 

 

差し替え小説 本当の神

 

~げぇえ! ~ええ! ~げえぇ!

 

何処からとも無くする音の元凶は、しなびたアパートの一室から聞こえる。

音のする方向はトイレ。

そこにてオカッパ頭の女が蹲り

「~げぇえ! ~ええ! ~げえぇ!」

ゲロを吐き散らき散らしているのだ。

 

彼女の名前はルーチカ!

この物語を書いている作者である。

 

「新年早々ゲロ吐いた・・・。゜(PД`q。)

 

彼女は貧乏。貧乏であるが故に食うに困る。食うに困るから道に生えた雑草を食してしまったのだ。

そう、彼女は売れない小説家なのである。

人生をペンのみに捧げてしまった結果、今更、諦められないのである。

今まで、沢山の本を読み、勤勉に書き、それでも作家デビューできない。

なのに諦めきれないのは、頑張りすぎた為だろう。

あと、少しの努力で成功が掴めるかもしれない。

そう彼女は思ってしまうのだ。

もし、ここで諦めてしまえば、今までの小説を勉強してきた事が無駄に終わるからである。

だから彼女は、がんばるのだ。

 

 

だが、頑張るってるのは彼女だけではない。お父さんも頑張っているのだ。

実はルーチカは働かずニート化している。

夢を追いかけ過ぎて、他の事(働く事)が手に付かなくなってしまっているのだ。

 

だとしても、お父さんは強いです。いい年こいたニートを養う覚悟があります。

でも、借金してます。

事業が失敗し、1000万円の借金があるのです。

だから、ルーチカは草を食べてしまったのである。

 

今、2人の夢は一つ。

一発逆転を狙って小説で成功する事である。

 

働こうよ、とか突っ込みは入れてはいけない。

親子で夢見るなんて素晴らしいではありませんか。

世の中は、そうは思わなくても、お父さんだけは、そんな風に思っているのです。

 

 

ですが、今、ルーチカ先生は、病んでる。

小説のネタに困り果てている。

 

今、書いている物語で、超能力の現象をどうすれば現実的なトリックにできるのか悩んでいるのである。

 

 

パパ「どうしたんだい? ルーチカ、凄いクマだよ」

 

ルー「パパー! このトリックを どうしたらいいのか判らないの?

パパはルーチカの小説を読んでみた。

 

パパ「ん~~何々~~あ、わかったよ、閃いちゃったーw

 

ルー「マジ!? おしえて!

 

パパ「いやだ

 

ルー「なんでー!

 

パパ「教えて欲しかったら、外に出て働きなさい!

 

ルー「うわーーーーーん

 

 ¥お父さん! 夢を追いかけるじゃなかったの?¥

 

パパはルーチカの頭を、なでなでする。

「泣いても働いて貰うぞ!

 

 ¥お父さん! 言ってる事とやってる事が繋がってません¥

 

ルーチカは泣ききまくっている、それもその筈、彼女はもう26歳、同期の仲間達は就職し自分だけはしてないという社会的な負い目を感じずにはいられない。でも、小説は散々努力してきた。その努力が一切実っていない悲しさと悔しさ、やり場の怒りと空しさは『働く事』を考える事で、より悲しみに拍車がかかる

 

ルー「あたし死ぬ!!!

 

 ¥お父さん!! これは危ないです。どうしたら、こんな極端な性格に育てられるのですか?

 ¥あ、なるほど、ありがとうございますm(_ _)m

 ¥直ぐに答えが判りました。

 

ルーチカは台所に行き包丁を取り出しエイヤーーーー!!と手首を切りつけた。

。

ルー「ああああああ、痛いな・・・ やっぱり、死ぬの怖いな~~~ アタシやっぱり死ねない!!

 

 ¥はい、一人でに立ち直りました。¥

 

パパ「じゃあ、ヒント教えてあげる。」

 

 ¥え? お父さん何? このタイミングで何でその切り替えしなの?¥

 

ルーチカ「やったーーーーーー!!!

 

 ¥え!? なに? この娘さんの軽い身のこなし・・・¥

 

 

父は娘さんの書いた小説を見て熱く語る。

「この最初の出だしが悪いと思う、ここをこうして、こうして、こうすれば・・・

 

娘も真剣に耳を傾けている。

 

「なるほど、判った! 序盤の話を書き変えればいいのね。 よし、やるぞーーー!!

 

ルーチカ先生は再度ペンを握り書き始めた・・・

 

時間は飛び、

ルー「やった! 書けたー! パパ見て見てーー!!

 

パパ「どれどれ・・・

父は小説を覗き込む読んでいるページは・・・・・・

 

ネルネルとエロネスでは絵的に無理があり実用化に向かないと考えた。

その時、作者であるルーチカと俺を神として代入しようという発想に至った

 

 

25

 

この本文は『おしまい項』に差し替えて読むものである。

 

差し替え小説 おしまい

 

父は娘の書いた、この残忍な犯人が出るホラー小説を読んでいた。

 

父「こわいーー!こわすぎるー!

 

 うんうん

 

父「なんちゅう怖い話を書くんだルーチカ! パパちびるかと思ったよ。

 

 うんうん

 

娘「え? どこが怖いの? これ笑える話だよ

 

 うんうん???

 

娘「だってこれ、犯人めっちゃ楽しそうじゃん。あたしも楽しかったし~~」

 

父「・・・・・」

父顔真っ青、悪事をする桑原の顔をルーチカに重ね合わせて、自分を浦辺と重ね合わせて妄想してしまう。

 

卒倒

父倒

 

 ¥お父さん! しっかりして下さい! お気を確かに!! 気持ちは判りますけど、すくすくと元気に育っているではありませんか。妥協しましょう。妥協を・・・

 

娘「パパ~~どうしたの? なんで倒れてるの~~?

 

 

父は目を覚まさない。

 

泡を吹いてる。

 

その様子を娘は楽しそうに見物する。

 

しばらく、その泡に見とれていたら、娘は気付いた。

 

(あ! アタシ、超能力トリックについてまだ、書いてないよ! 肝心な部分を書き忘れてた。 これじゃあ、何も解決されないミステリーになちゃうよ~~(汗

 

汗った娘は父は叩き起こした。

 

数回ぶちました。

 

頭を机の角にぶつけて、血がプシューとさせた。

 

父「あ、あれ?? パパは何してたんだっけ? 記憶が・・・思い出せないな・・・

 

娘「パパはね、さっき足をフスマとの段差にぶつけた衝撃で、バランス崩して、そこの机の角に頭ぶつけたんだよ。

 

父「おおーー、そうだったかーー! どうりで血が出てる訳だ・・・

 

娘「大丈夫? 包帯取ってくるねw

 

父「あ、ありがとう。

 

 

時は経ち、

包帯がミイラの様にグルグル巻きになってる父が立っていた。

 

娘「ねえ、どうやったら、トリックをばらしていける展開になると思う。

 

父は包帯グルグルで喋れない。

 

娘「う~ん。パパでもわかないか~~~ しゃあない! あとがきとか補足でネタをばらせば、いいやな。

 

 

娘は父を放置し、机に向かって執筆を再開した

 

 

 

26

 

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