遊戯王ARC-V 次元戦争なんて冗談じゃない!!! 作:皐月の王
1話に纏めれば良かったかもしれない……
水に落ちた遊希は背中の痛みを感じながら、水面に上がる。
「ぷっは!はぁ……はぁ……死ぬかと思った……!」
必死の思いで這い上がり地上に戻る。息を切らしながら、服の端を掴んで水を絞り出した。
「遊希……!」
「良かった……無事で良かった……」
遊矢と柚子は心底安堵した様に息を漏らし、
「遊希お姉ちゃん無事で良かった!」
「ホントだよあんな高いところから落ちて……」
「痺れるくらいに心配したぜ……」
遊希の無事に皆は安堵する。しかし遊希自身は
(あの野郎……私が大怪我したらどうするつもりなのよ!?人の命なんだと思ってんだろうね!?絶対に泣かすから!!)
怒りで頭が茹だっていた。大人気ない位に徹底的にしてやると将正を睨みつけて見上げていた。しかし、状況は良くない。ジャンク・デストロイヤーは破壊され、ジェット・ウォリアーは除外され、場に残っているのはTG ハイパー・ライブラリアンのみである。
(とりあえず、このターンはこれ以上は何も出来ない。でもやることは)
遊希は双天脚 鎧吽をゆっくりと指を差して
「TG ハイパー・ライブラリアンで双天脚 鎧吽を攻撃!」
ハイパー・ライブラリアンが双天脚 鎧吽を攻撃しようとした瞬間
「速攻魔法発動、双天の調伏発動。自身の双天モンスター1体と相手フィールドのモンスターを1体を選び破壊する。俺は双天の獅使-阿吽とTG ハイパー・ライブラリアンを選択し破壊する」
速攻魔法の効果で二体のモンスターが破壊される。遊希の場にはモンスターが存在しなくなった。
「さらに、破壊した『双天』モンスターが融合モンスターだった時、二つの中から一つの効果を選び発動する。俺が発動するのはデッキから一枚ドローだ」
将正はデッキからドローする。さらに
「破壊された双天の獅使-阿吽の効果、デッキから『双天拳の熊羆』『双天脚の鴻鵠』を1体ずつ特殊召喚する」
双天拳の熊羆 Lv4 ATK1800
双天脚の鴻鵠 Lv3 DEF2000
「双天脚の鴻鵠の効果、このモンスターが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから『双天』罠カード1枚を手札に加える。双天の再来を手札に加える」
「また、あのカード!」
「もしも、遊希お姉ちゃんに次のターンが回ってきても……!」
「痺れる位に絶望的なんだぜ……」
遊希の圧倒的不利な状況、そして相手の強さに小学生組は意気消沈する。遊希の表情も落ちている。
(万事休すって奴……かな。次の私のターン回ってくる事を祈るしか無い……!神頼みなんてあんまりしたくないけど)
遊希は息を小さく吐き
「私はカードを二枚伏せてターンエンド」
勝鬨 将正 LP4000
手札2枚
場:双天脚 鎧吽 Lv5 DEF2100
天拳の熊羆 Lv4 ATK1800
双天脚の鴻鵠 Lv3 DEF2000
フィールド魔法:阿吽の呼吸
星風 遊希 LP3600
手札1枚
伏せカード:2枚
「確実に仕留める……!俺のターンドロー!フィールド魔法、阿吽の呼吸の効果、場に双天魂トークンを一体特殊召喚する」
阿吽の呼吸に割り込むように遊希が叫ぶ。
「このタイミングで私は手札の増殖するGを手札から墓地へ送って効果発動!相手がモンスターの特殊召喚する度にカードを一枚ドローする!」
遊希が増殖するGを墓地に送った瞬間、遊希の足元に黒い靄が現れ、光る2つの眼光が無数に現れる。
「遊希お姉ちゃん!?またそれ使ったの!?」
「もう!遊希!!」
一部の観客からもブーイングが飛んでくるが、遊希は聞き流す。
双天魂トークン Lv2 ATK0
「あの動き……もしかして!」
「ああ!さっきと同じ流れだ!」
遊矢が言うように将正は動く。遊希は一枚ドローする。
「双天拳の熊罷の効果発動。双天魂トークンを破壊し、デッキから魔法カード、双天招来を手札に加える」
背を向けてアクションカードを取りに行こうとするが、二、三歩進んで立ち止まる。
「遊希お姉ちゃんどうしたんだ?」
「アクションカードを探そうとしていたよね?」
「どうして止まったんだろう?」
皆が疑問に思う中、遊希は足を確かめる。
(歩くには問題無いけど走るのは気になるかな。あんな高いところから落ちたらそりゃ、少しは痛めるか。水に落ちたけど)
遊希は振り返り将正を見る。
「更に、手札から魔法カード、貪欲な壺を発動。自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。そのモンスター5体をデッキに戻してシャッフルする。その後、自分は二枚ドローする。墓地の金剛、阿吽、熊羆二体、密迹をデッキに戻して二枚ドロー」
「熊羆が二体?そうか、私のターンの双天招来のコストに使用した奴だね」
「そういうことだ。愚鈍なお前でも理解出来たようだが遅い。手札から双天招来発動。手札を1枚墓地に送り、双天魂トークンを二体召喚」
再び発動される双天招来。そして再び場に現れる双天魂トークン。
双天魂トークン Lv2 ATK0
双天魂トークン Lv2 ATK0
「1枚ドロー!」
遊希は1枚手札に加える。
「双天拳の熊羆と双天の魂トークン二体で融合召喚!再び現れろ!双天将 金剛!」
双天将 金剛 Lv8 ATK3000
再び姿を現す双天将 金剛。将正は二回目の融合召喚を行う。遊希は更にドローする。
「双天脚 鎧吽と双天脚の鴻鵠で融合!融合召喚!現れろ!双天拳 鎧阿!」
双天拳 鎧阿 Lv6 ATK2100
遊希は思考を巡らせながらもドローする。
「双天拳 鎧阿の効果、効果モンスターを素材として融合召喚した『双天』融合モンスターが自分フィールドに存在する限り、自分フィールドの『双天』融合モンスターの攻撃力・守備力は300アップする」
双天将 金剛 Lv8 ATK3000→ATK3300
双天拳 鎧阿 Lv6 ATK2100→ATK2400
「攻撃力が上がった!?」
タツヤが悲鳴を上げるように言う。攻撃力が上がったのを見ると同時に遊希は走り出す。アクションカードを探して。
「双天将 金剛で直接攻撃!」
「っ!」
迫り来る双天将 金剛。遊希は走りながらも
「罠カード……!」
遊希が宣言しようとするが何も起きない。将正はニヤリと笑い。
「このモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。伏せカードは発動出来ない!」
遊希がアクションに手を伸ばしてあと少しというタイミングで双天将 金剛の攻撃が遊希に当たる。
「きゃあああああああ!!!」
星風 遊希 LP3600→LP300
床を勢い良くバウンドしながら転がるが、何とか態勢を整えて着地する。その時
「ぐっ!?」
足首を捻る。遊希は苦悶の表情を少し漏らしながらも声は出さずに、片膝を着いた状態で見据える。
「一回戦の時に見た展開は大したものだった。だが、所詮は甘い道を歩んできた弱者か。トドメだ、双天拳 鎧阿で直接攻撃!」
双天拳 鎧阿がトドメを刺さんと襲いかかってくる。遊希は小さく笑い。
「罠カード発動……!くず鉄のかかし。相手モンスターの攻撃宣言時に、その攻撃モンスターの攻撃を無効にする。発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする」
「何っ!?」
遊希はゆっくりとよろめきながらも立ち上がり、口を開く。
「わざわざ攻撃力の高い方から攻撃してくれてありがとう。そのおかげで命拾いしたよ」
「どういう意味だ?」
将正の言葉に遊希は前髪をかきあげながら言う。
「攻撃力の低い方からこられてたら、攻撃力3300の金剛が控えているからくず鉄のかかしは温存して、金剛では使うつもりだった。そうなれば、金剛の効果で発動出来なくて私は負けていた。それに……ゴーズの警戒をしてないなんて……。いや、言う方が野暮か」
遊希はさっきまでと打って変わって表情に余裕が出ている。しかし、遊希が言っている事は誰も理解出来ていなかった。……決闘を見ている赤馬零児以外は。
「だが、絶望的な状況には変わりはない。次の俺のターンが回ってきたら俺の勝ちだ」
将正は勝利を確信しながらも遊希が取ろうとしていたアクションカードを拾い上げる。遊希は強がりとも言える不敵な笑みを浮かべて言う。
「それはそっちにターンが回ってきたら時の話でしょ?……次なんて無いよ?この私のターンで詰めてあげる!」
その言葉を聞いて会場がどよめく。だが遊勝塾の面々は遊希ならやってのける、そんな気概を感じていた。
「遊希お姉ちゃんがやるって言ったんだ!すごいのが見えるよ!」
「絶対勝ってよ遊希お姉ちゃん!」
「痺れるシンクロ召喚見せてくれよ!
「遊希!頑張って!!」
「何時もの決闘をやれば行ける!」
そんな声援を聞き将正は忌々しいと言わんばりに言う。
「俺のライフポイントを1ポイントも削れていないのに大口を叩く!俺はカードを四枚伏せてターンエンド」
勝鬨 将正 LP4000
手札0枚
場:双天将 金剛 Lv8 ATK3300
双天拳 鎧阿 Lv6 ATK2400
伏せカード:4枚
フィールド魔法:阿吽の呼吸
星風 遊希 LP300
手札4枚
伏せカード:2枚
「私のターンドロー!私も貪欲な壺を発動する!ジャンク・デストロイヤー、ジャンク・スピーダー、TGハイパー・ライブラリアン、アームズエイド、クイック・シンクロンをデッキに戻しシャッフルし2枚引く」
遊希は笑みを零しながら
「ジャンク・シンクロンを召喚」
ジャンク・シンクロン Lv3 ATK1300
「ジャンク・シンクロンの効果で、墓地のジャンク・コンバーターを墓地から守備表示で特殊召喚!」
ジャンク・コンバーターLv2 DEF200
「そうやすやすと思い通りにさせるか!罠カード、双天の再来を発動!それに合わせて、双天の使命、双天の転身を発動!」
将正は一気に3枚の罠カードを起動する。
「双天の転身の効果は自分フィールドの『双天』モンスター1体を対象としてそのモンスターを破壊し、そのモンスターより元々のレベルが1つ高い、または元々のレベルが1つ低い『双天』モンスター1体をデッキ・EXデッキから特殊召喚する。双天拳 鎧阿を破壊し、レベルが1つ上の双天将 密迹を特殊召喚する!」
双天将 密迹 Lv7 DEF3000
「双天拳 鎧阿が場から離れたから金剛の攻撃力は元に戻る」
双天将 金剛 Lv8 ATK3300→ATK3000
「双天の使命の効果、墓地の双天招来の効果をコピーする。手札のアクションカードを捨てて効果発動、双天魂トークンを三体召喚」
双天魂トークン Lv2 DEF0
双天魂トークン Lv2 DEF0
双天魂トークン Lv2 DEF0
「また!遊希お姉ちゃんのターンで融合召喚するつもりだ!」
タツヤが叫ぶ。皆は緊張感のある表情で見守る。
「双天将 密迹と双天魂トークンで融合召喚!再び現れよ双天の獅使-阿吽!」
双天の獅使-阿吽 Lv4 DEF0
「そして最後。双天の再来の効果、自分の墓地の『双天』モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。双天脚 鎧吽を特殊召喚する」
双天脚 鎧吽 Lv5 DEF2100
「金剛含めて五体のモンスターを突破しないと行けないの!?」
「しかもその内の四体は守備表示……倒してもダメージが入らない!」
「本当に遊希お姉ちゃん勝てるのかよ!?」
小学生組は不安げに言うが柚子が
「大丈夫よ!遊希が勝つって言ったもの!」
それに続いて遊矢も言う。
「ああ、遊希を信じて応援しようぜ!それがオレたちに出来る最大限のことだからな!」
「そうだ!遊矢と柚子の言う通りだ。応援こそ力になる!」
権現坂も肯定し皆が一体になり遊希を応援する。遊希はその応援を聞きながら笑みを浮かべ、勝つために動き始める。
「レベル2のジャンク・コンバーターにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング、シンクロ召喚!ジャンク・スピーダー !」
ジャンク・スピーダー Lv5 ATK1800
「ジャンク・スピーダーの効果発動!チェーンしてジャンク・コンバーターの効果発動!」
遊希が効果を宣言する時に将正も叫ぶ、
「双天脚 鎧吽の効果発動!効果モンスターを素材として融合召喚した『双天』融合モンスターが自分フィールドに存在する場合、自分・相手のメインフェイズに、エクストラデッキから特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。ジャンク・スピーダーの効果を無効にする!」
「これじゃあ、ジャンク・スピーダーでチューナーモンスターを出せない!」
「そんな!」
遊希はそれがどうしたと言わんばかりの表情で言う。
「ジャンク・コンバーターの効果で墓地からジャンク・シンクロンを守備表示で特殊召喚!」
ジャンク・シンクロン Lv3 DEF500
「レベル5のジャンク・スピーダーにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ!シンクロ召喚!飛翔せよ、スターダスト・ドラゴン!」
咆哮を上げながら星のように煌く青白い龍が遊希の後ろに降り立つ。
「それがどうした、双天の獅使-阿吽の効果発動!『双天将 密迹』を融合素材としている時、相手ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象としてそのカードを除外する!スターダスト・ドラゴンを除外だ!」
阿吽が作り出す青白い光の玉がスターダスト・ドラゴンを飲み込もうとする。
「ああ!遊希お姉ちゃんのスターダスト・ドラゴンが!」
「もうダメだ!」
悲観的な声が耳に入りながらも遊希は笑みを浮かべて。
「罠カード発動!バスター・モード!自分フィールドのシンクロモンスター1体をリリースして発動できる。そのモンスターのカード名を含む『/バスター』モンスター1体をデッキから攻撃表示で特殊召喚する!私はスターダスト・ドラゴンをリリースし、デッキからスターダスト・ドラゴン/バスターを特殊召喚する!」
スターダスト・ドラゴンは青白い光の粒子となり姿を消し、再び空で集結し姿を現す。
スターダスト・ドラゴン/バスター Lv10 ATK3000
「スターダスト・ドラゴンが……!」
「パワーアップした!?」
「痺れるくらいかっこいいぜ!」
遊希は阿吽を指さし。
「効果対象が居なくなったから無意味だったね」
「くっ!」
将正は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。遊希は更に
「手札から調律を発動!デッキからクイック・シンクロンを手札に加える。そしてデッキトップを墓地に送る。更に、手札からモンスターカード一枚墓地に送ることでクイック・シンクロンを特殊召喚することが出来る。手札のボルト・ヘッジホッグを墓地に送りクイック・シンクロンを召喚!」
クイック・シンクロン Lv5 ATK700
「墓地のボルト・ヘッジホッグの効果!場にチューナーモンスターがいる時、墓地から特殊召喚する!」
ボルト・ヘッジホッグ Lv2 ATK800
「手札のブースト・ウォリアーは場にチューナーモンスターがいる時、特殊召喚する!」
ブースト・ウォリアー Lv1 ATK300
「さぁ、行くよ!私はレベル2のボルト・ヘッジホッグにレベル5のクイック・シンクロンをチューニング!集いし思いが、ここに新たな力となる!光射す道となれ!シンクロ召喚!燃え上がれ!ニトロ・ウォリアー!」
ニトロ・ウォリアー Lv7 ATK2800
「更に、ブースト・ウォリアーの効果で自分フィールドの戦士族の攻撃力は300アップする!」
ブースト・ウォリアー Lv1 ATK300→ATK600
ニトロ・ウォリアー Lv7 ATK2800→ATK3100
「さらに、手札から魔法カード、死者蘇生を発動!墓地のスターダスト・ドラゴンを蘇生させる!」
スターダスト・ドラゴン Lv8 ATK2500
大型モンスターを並べて先程と似たような状況を作り出したが圧力が先程とは異なる。
「さらに、ニトロ・ウォリアーは魔法カードを使った場合、このカードの攻撃力はそのターンのダメージ計算時のみ1度だけ1000ポイントアップする!」
将正はその言葉を聞き焦り始め走り出す。
「バトル!私はニトロ・ウォリアーで双天将 金剛に攻撃!」
将正はアクションカードを拾い上げニヤリと笑う。
「アクションマジック回避!相手モンスター1体の攻撃を無効にする!」
「ああ!ニトロ・ウォリアーの攻撃が!」
アユは悲鳴のような声をあげるが遊希は
「スターダスト・ドラゴン/バスターの効果発動!魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースしてその発動を無効にし破壊する!回避は使わせない!そしてニトロ・ウォリアーの攻撃力は1000ポイントアップする」
「何っ!?」
ニトロ・ウォリアー Lv7 ATK3100→ATK4100
攻撃力が上昇したニトロ・ウォリアーは双天将 金剛を一撃で粉砕する。
「くっ!?」
勝鬨将正 LP4000→LP2900
「更に、ニトロ・ウォリアーは攻撃によって相手モンスターを破壊したダメージ計算後に相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を選択して攻撃表示にし、そのモンスターにもう1度だけ続けて攻撃できる。双天の獅使-阿吽を攻撃表示に変更」
その効果を聞いた時には遊矢達も将正も驚愕の表情を浮かべる。
「何!?」
双天の獅使-阿吽 ATK0
ニトロ・ウォリアー Lv7 ATK4100→ATK3100
「ニトロ・ウォリアー!双天の獅使-阿吽 に攻撃!」
ニトロ・ウォリアーが双天の獅使-阿吽に向かって攻撃を仕掛ける。将正はニヤリと笑い。
「詰めが甘いな!速攻魔法!双天の調伏!自分の場の『双天』モンスター1体と相手の場のモンスター1体を破壊だ!」
遊希は肩を竦めて言う。
「そう何度も同じ手を通す訳無いでしょ!スターダスト・ドラゴンの効果!フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースしてその発動を無効にし破壊する!ヴィクテム・サンクチュアリ!」
将正が発動した双天の調伏はスターダスト・ドラゴンが無効にする。
「なっ……」
「
ニトロ・ウォリアーは二撃目の攻撃で双天の獅使-阿吽を破壊する。
「うおおおおおお!!!」
勝鬨将正 LP2900→LP0
『2回戦も劇的な逆転劇を決めた遊勝塾の星風遊希選手が勝利を決めた!!』
会場は大いに盛り上がる。遊希も少し手を挙げてそれに応える。
「どうして俺は負けた?」
将正は疑問と言わんばかりに仰向けになりながら遊希に問う。遊希は視線を外して
「さぁ?それを教えるほど私は優しくは無いよ?まぁ、確実に言えるのは経験と君の一秒より私の一秒の方が勝っている。それだけだよ」
遊希はそう言い、少し足を引きずってフィールドを後にする。その後、足を検査してもらい軽い捻挫である事を言われた。
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