遊戯王ARC-V 次元戦争なんて冗談じゃない!!!   作:皐月の王

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VSユート

「君の名前は星風遊希であり、ユイでは無いだと?混乱しているのか?俺達はレジスタンスで一緒に戦っていたじゃないか」

 

「そんな記憶あるわけないでしょ!?」

 

場所は路地裏。そこでユートと遊希は話をしていた。互いに状況が分からない状態でだが。ユートは遊希の事を『ユイ』と呼び再会を喜んでいた。だが、蓋を開ければユイではなく遊希である。遊希は遊希で別次元に自分のそっくりさんがいることに驚いていた。遊矢や柚子のような特殊じゃないだろうにと言いながら

 

「じゃあ、アカデミアにハートランドが襲撃されて、多くの人達がカードにされたことも、仲間がカードにされたことも忘れたというのか?アカデミアの奴はユイを捕まえて記憶操作を?そこまでするのか……融合次元の連中は……!」

 

「いや、違うから!アカデミアのこともレジスタンスのこと、エクシーズ次元の事も知っている……。けど、それは体感したものじゃなくて、知識として知っているだけ!そもそも!何!?エクシーズ次元のそっくりさんが居たの!?そっちの方が驚きなんだけど!」

 

遊希は頭を抱えてくねくね動いて混乱する。高速詠唱の如く何かを言っているが、ユートはユートとで考えていた。そして、目の前の遊希が自分が知っているユイなのかそうじゃないのかを知る手っ取り早い方法を考えた結果

 

「……名前は遊希だったな、急で悪いが俺とデュエルをしてくれ」

 

「え?」

 

「見極めたいんだ、君の事を。話す限り、俺達の事は知っていて、アカデミアの仕打ち、ハートランドがどうなったかは知っているみたいだ。だが……だからこそ確かめたいんだ。君は、ユイ……オレの妹に瓜二つだ。だから別人だとは信じ難いんだ……。レジスタンスとして戦った日々。アカデミアへの怒り、共に勝ち取る誓った約束が……。だから、確かめたいんだ……君が……」

 

拳を強く握る。ユートは一度視線を落として悔しそうにするが、もう一度遊希を見て

 

「俺達の敵になるかもう一度肩を並べられるか」

 

真っ直ぐにユートは言う。それは真剣そのものだった。それは、過去に仲間だった者へ向ける。あるいは敵かどうかを見定める為の。遊希がこのデュエルを受ける意味は多分無い。

 

(というか出来れば次元戦争とかに関わりたくないんだけど……。怖すぎでしょ負けたらカードとか……私には無理無理。それに、私はユイじゃないしね)

 

そう言おうとした。だが、ユートの目を見てそんな解答なんて出す精神が折られた。それを踏みにじるほど人の心は持ち合わせていなかった自分に呪詛を吐きそうになりながら。

 

「……分かった。そこまで言うなら相手になるよ。あんまり関わる気はなかったけど、もう、無理そうだしね」

 

遊希はデュエルディスクのデッキを取り出し別のデッキを入れる

 

「別のデッキだと?」

 

「私は現状三つデッキを持ってるの。ただそれだけだよ。言っとくと手加減とか舐めてるというわけじゃないから。手を抜くのも抜かれるのも私は大っ嫌いだから」

 

遊希は腕にデュエルディスクをつけて構える。

 

(ユイでは無く別人と話をしていると何となく察せられるが……。さっきの言葉を聞くと、重なって見えるな)

 

ユートは感慨深くなる。四人で競っていた時のこと、レジスタンスで共に背中を預けた時のことを思い出し構える。かつて共に肩を並べた戦友であり、妹の姿を目の前の少女と重ねて向き合い……。

 

「「デュエル!」」

 

ユート LP4000

手札5枚

 

星風 遊希 LP4000

手札5枚

 

「先行は俺が貰う」

 

「どうぞ」

 

先行はユートから始まる。

 

「俺は幻影騎士団ラギットグローブを召喚する」

 

幻影騎士団ラギットグローブLv3 ATK1000

 

「さらに、自分の場に幻影騎士団モンスターが存在する時、幻影騎士団サイレントブーツは特殊召喚が出来る!」

 

幻影騎士団サイレントブーツ Lv3 ATK200

 

「同レベルのモンスターが二体、来るね……!」

 

「俺はLv3 幻影騎士団ラギットグローブとLv3 幻影騎士団サイレントブーツでオーバーレイ!戦場に倒れし、騎士達の魂よ!今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク3!幻影騎士団ブレイクソード!」

 

幻影騎士団ブレイクソード ランク3 ATK2000

 

「さらに、幻影騎士団ラギットグローブがX素材となった時に効果を与える。X召喚に成功した時、ターン終了まで攻撃力が1000ポイント上がる!」

 

幻影騎士団ブレイクソード ランク3 ATK2000→ATK3000

 

「でも先行だから、攻撃は出来ない。でしょ?」

 

「……ああ、俺はカードを一枚伏せてターンエンド」

 

幻影騎士団ブレイクソード ランク3 ATK3000→ATK2000

 

ユート LP4000

手札2枚

場:幻影騎士団ブレイクソード ランク3ATK2000

伏せカード:1枚

 

「それじゃあ、私のターンドロー」

 

遊希は手札を見て動き出す。

 

「私は、手札からブリキンギョを召喚」

 

ブリキンギョ Lv4 ATK800

 

「ブリキンギョの効果発動。このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からLv4モンスターを一体特殊召喚する。私は手札からゴゴゴゴーレムを特殊召喚!」

 

ゴゴゴゴーレム Lv4 ATK1800

 

場にはLv4のモンスターがユート同様に並べて見せた。

 

「そのカードは!ユイが使っていたカード……!」

 

ユートは警戒する。同レベルのモンスターが二体並んだのだから

 

「Lv4 ブリキンギョとLv4 ゴゴゴゴーレム でオーバーレイ、ランク4 ガガガガンマンを攻撃表示で召喚!」

 

ガガガガンマン ランク4 ATK1500

 

「ガガガガンマン!」

 

「ガガガガンマンで幻影騎士団ブレイクソードに攻撃!その時ガガガガンマンの効果発動!X素材を一つ取り除き、このカードの攻撃力1000ポイント上昇させ、相手モンスターの攻撃力を500ポイント減少させる」

 

ガガガガンマン ランク4 ATK1500→ATK2500

 

幻影騎士団ブレイクソード ランク4 ATK2000→ATK1500

 

ガガガガンマンが放った弾丸は幻影騎士団ブレイクソードの体を貫き攻撃力を下げた。

 

「ガガガガンマンで幻影騎士団ブレイクソードに攻撃!」

 

再びガガガガンマンは幻影騎士団ブレイクソードに近づき格闘戦をしてその拳で貫き破壊する。本物の衝撃が場を走る

 

「っ!」

 

ユート LP4000→LP3000

 

「ダメージステップ終了時、ガガガガンマンの攻撃力は元に戻る」

 

ガガガガンマン ランク ATK1500

 

「やるな……幻影騎士団ブレイクソードが破壊された時、自分の墓地にある同レベルの幻影騎士団モンスター二体を墓地から特殊召喚し、レベルをひとつ上げる。幻影騎士団は何度倒されても立ち上がる……!」

 

幻影騎士団ラギットグローブLv4 ATK1000

 

幻影騎士団サイレントブーツLv4 ATK200

 

「そう言えばブレイクソードに蘇生効果あったね。私はカードを二枚伏せてターンエンド」

 

ユート LP3000

手札2枚

伏せカード:一枚

場:幻影騎士団ラギットグローブLv4 ATK1000

幻影騎士団サイレントブーツLv4 ATK200

 

星風 遊希 LP4000

手札2枚

場:ガガガガンマン ランク4 ATK1500

伏せカード:二枚

 

(しかもLv4が二体が並んでる……!厄介極まりないね!だって出てくるのが!)

 

「俺のターン、ドロー!……来たか!」

 

ドローしたカードを見ながらユートは遊希を見据える。

 

「行くぞ、俺はLv4となった幻影騎士団ラギットグローブと幻影騎士団サイレントブーツでオーバーレイ!!!」

 

三度オーバーレイネットワークが形成される。二体のモンスターがそこに入り、反逆の光が昇る。

 

「漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙! 今、降臨せよ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ランク4 ATK2500

 

黒と紫を基調とした暗い色の竜が姿を現す。顎の下には鋭い刃がある竜だ。

 

(やっぱり来た……!)

 

咆哮をあげ、敵であるガガガガンマンを見る。

 

「幻影騎士団ラギットグローブの効果発動!このカードを素材としてX召喚したモンスターはこのX召喚に成功した場合に発動する!このダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの攻撃力はターン終了時まで1000アップする!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ランク4 ATK2500→ATK3500

 

「攻撃力3500……!」

 

「俺は罠カード、エクシーズ・ソウルを発動する!自分または相手の墓地のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。俺は墓地の幻影騎士団ブレイクソードを選択する!自分フィールド上に存在する全てのモンスターの攻撃力は、ターン終了まで選択したモンスターのランク×200ポイントアップする!ブレイクソードのランクは3!よって場のダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの攻撃力は600ポイントアップする!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンランク4 ATK3500→ATK4100

 

「攻撃力4100!?」

 

「さらにその後、選択したモンスターをエクストラデッキに戻す事ができる。だが、まだ終わらない!俺は手札より、幻影騎士団ダスティローブを通常召喚する!」

 

幻影騎士団ダスティローブLv3 ATK800

 

「さらに、自分の場に幻影騎士団モンスターが存在する時、幻影騎士団サイレントブーツは特殊召喚が出来る!」

 

幻影騎士団サイレントブーツ Lv3 ATK200

 

「もう一体サイレントブーツ居たの!?」

 

「誰も一枚だなんて言ってない……!俺はLv3 幻影騎士団ダスティローブとLv3 幻影騎士団サイレントブーツでオーバーレイ!戦場に倒れし、騎士達の魂よ!今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ!エクシーズ召喚!今一度現れろ、ランク3!幻影騎士団ブレイクソード!」

 

幻影騎士団ブレイクソード ランク3 ATK2000

 

「エクシーズモンスターが二体……手を抜くのも抜かれるのも私は大っ嫌いとは言ったけど、容赦無さすぎじゃない?」

 

そんな風に言う遊希に対してユートは

 

「確かめると言ったからには手は抜けないからな。本気で行かせてもらう!バトルだ!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンでガガガガンマンに攻撃!反逆のライトニング・ディスオベイ!!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンは牙に雷を纏わし、ガガガガンマンを貫く。その破壊の衝撃は遊希を大きく吹き飛ばす。

 

「きゃあああああ!!!」

 

星風 遊希 LP4000→LP1400

 

「幻影騎士団ブレイクソードでダイレクトアタック!」

 

この攻撃が通ればユートの勝ちだ。しかし、遊遊希は立ち上がり、ブレイクソードを見据えて

 

(トラップ)カード発動!エクシーズ・リボーン!自分の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる!そのモンスターを特殊召喚する!」

 

「……何!?」

 

「今一度来て!ガガガガンマン!」

 

ガガガガンマン ランク4 ATK1500

 

破壊されたガガガガンマンが再びバトルゾーンに姿を現し、幻影騎士団ブレイクソードの剣から遊希を守る。

 

「そして、このカードを下に重ねてX素材とする」

 

「だが、幻影騎士団ブレイクソードの方が攻撃力が上だ!」

 

幻影騎士団ブレイクソードはそのままガガガガンマンを切り裂く。再び破壊された衝撃が駆け抜ける。

 

「っ!」

 

星風 遊希 LP1400→LP900

 

「仕留めきれなかったか……!やるな、遊希。俺はカードを一枚伏せてターンエンド。この時、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの攻撃力は元に戻る」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ランク4 ATK4000→ATK2500

 

ユート LP3000

手札0枚

場:ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ランク4 ATK2500

幻影騎士団ブレイクソード ランク3 ATK2000

伏せカード:一枚

星風 遊希 LP900

手札2枚

場:無し

 

遊希は体の痛みを感じながらも、ユートの場のモンスターを見る。アニメで見たモンスターが今目の前に実体となって現れている事に嬉しさを感じ、そしてヒリヒリするデュエルに

 

「このデュエルは面白いねユート!」

 

多少ボロボロになりながらも、楽しそうに言う。そんな遊希を見て思わず笑を零し

 

「……ああ、そうだな」

 

静かに同意するのであった。

 

「でも、勝つのは私だよ。私のターンドロー!」

 

遊希はドローしたカードを見て笑う。

 

「私は手札からゴゴゴジャイアントを通常召喚」

 

ゴゴゴジャイアント Lv4 ATK2000

 

「ゴゴゴジャイアントの効果発動。このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「ゴゴゴ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。私は墓地にいるゴゴゴゴーレムを守備表示で特殊召喚!」

 

ゴゴゴゴーレム Lv4 DEF1500

 

「その後ゴゴゴジャイアントは守備表示になる」

 

ゴゴゴジャイアント Lv4 DEF0

 

「来るか……!」

 

警戒するユート。遊希は一度目を瞑り、ゆっくりと目を開き、

 

「ええ、行くよ」

 

静かに宣言をした。

 

「私はLv4のゴゴゴゴーレムとLv4ゴゴゴジャイアントでオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!現れろNo.39!我が戦いはここより始まる。白き翼に望みを託せ!光の使者、希望皇ホープ!」

 

塔のような形状から変形し外観は白と黄色を基調とした戦士が姿を現す。

 

No.39 希望皇ホープ ランク4 ATK2500

 

(なんだそのモンスターは!?ズババジェネラルじゃないのか!?)

 

ユートは警戒する。未知のモンスターを目に驚愕しながらも警戒する。しかし、遊希はここからだ

 

「私は!No.39 希望皇ホープに重ねてエクシーズ召喚!」

 

ホープは輝き再びオーバーレイネットワークの中に入り光り輝く。

 

「希望の力、混沌を光に変える使者…!カオス・エクシーズ・チェンジ!今こそ現れろ希望皇ホープレイ!!!」

 

姿を現すは先程の白いホープでは無く黒いホープである。

 

CNo.39 希望皇ホープレイ ランク4 ATK2500

 

(カオス・エクシーズ・チェンジだと!?そんなものまであるのか!?)

 

ユートは黒いホープに動揺し驚愕していた。遊希は畳み掛けるように

 

「X素材……いや、オーバーレイユニットを一つ消費し効果発動!ターン終了時までこのカードの攻撃力を500アップし、相手フィールドのモンスター1体を選んでその攻撃力をターン終了時まで1000ダウンする。対象はダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!オーバーレイ・チャージ!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ランク4 ATK2500→ATK1500

 

CNo.39 希望皇ホープレイ ランク4 ATK2500→3000

 

「ダーク・リベリオン!」

 

「もう一度オーバーレイユニットを使い効果発動。オーバーレイ・チャージ」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ランク4 ATK1500→ATK500

 

CNo.39 希望皇ホープレイ ランク4 ATK3000→ATK3500

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの攻撃力は大幅に下がりホープレイとの差は3000に開く。

 

「ジャスキル圏内入った!バトル!希望皇ホープレイでダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンに攻撃……!」

 

この攻撃が通ればユートは負ける。しかし、それほど甘くはなく、ユートは防ぐべくカードを発動させる。

 

「永続(トラップ)幻影霧剣(ファントム・フォッグ・ブレード)発動!!相手の攻撃モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃を無効にする。 俺は希望皇ホープレイを対象にする!また、このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、その対象のモンスターは攻撃できず、 その効果は無効化され、自分はそのモンスターを攻撃対象にできない」

 

防いだとユートは思った。しかし、

 

「カウンター(トラップ)発動、エクシーズ・リフレクト。フィールド上のエクシーズを対象にする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。その後、相手ライフに800ポイントダメージを与える。この効果で永続(トラップ)幻影霧剣(ファントム・フォッグ・ブレード)を無効にして破壊し、ユートに800ポイントのダメージを与える!」

 

「ぐっ!」

 

ユートLP3000→LP2200

 

「これで終わりだよ……ホープレイ!!!」

 

最後の砦を失ったユート。ホープレイの斬撃はダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンを切り裂き、一際大きな衝撃が突きぬける。

 

「ぐああああああ!!!」

 

ユートLP2200→LP0

 

ユートは壁に叩きつけられずるずると座り込む。

 

「っはぁ!?ユート!大丈夫!?」

 

「……ああ、大丈夫だ……」

 

ユートは頭を抑え振りながら答える。

 

「そう?良かった……」

 

遊希は安堵する。そしてその姿はユートにとってユイに重なって見えた。ユートは壁に体を預けながら立ち上がる。

 

「久しぶりだな……途中からだと言えど、楽しめたのは」

 

「それは良かった。ねぇ、」

 

ユートは少し苦しそうな顔をしたあと手を差し出し。

 

「……頼む。仲間を取り戻すために、力を貸してくれないか遊希」

 

遊希はその手を握るのを躊躇する。それは、遊希が回避したいはずの次元戦争への参加を確定付けるものでもあるからだ。ユートはユートで妹と瓜二つの遊希にこの手を握って欲しくはない気持ちと、腕の立つ協力者が欲しいと言う気持ちでせめぎ合っていた。

 

「……あーっと……ごめん、少し考えさせて。色々混乱しているのもあるし、今は、塾に身を寄せているから……」

 

その反応を見てユートは。どこかほっとした表情で

 

「分かった、戦いを無理強いするつもりは無い。……それに出なくていいのか?デュエルディスクから着信がなっているぞ?」

 

遊希は慌ててディスクを見ると遊矢からだった。

 

「もしもし?」

 

『もしもし!?やっと繋がった!今どこにいるんだ!?柚子が皆が心配しているんだぞ!?』

 

遊矢は慌てたように言う。遊希は思い出す、そう言えば柚子の前から消えてそれっきりなんだから、そりゃ探すわと。

 

「わ、い、今!?どこだろう……と、とりあえず今から戻るから!」

 

遊希は通話を切り

 

「ごめん!私そろそろ帰るね!ユート、話はまた今度ね!出来るだけ早く会うようにはするから!」

 

そう言うと遊希は走り去る。それを見送ったユートは

 

「本当に別人なんだな……。だが……ふっ、思わず笑ってしまうな」

 

懐かしむようにように夜空を見上げていた。




再びアンケート取りマース

期間は火曜日になるまでです
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