遊戯王ARC-V 次元戦争なんて冗談じゃない!!!   作:皐月の王

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アンケートした手前申し訳ございませんが!OCG版と漫画版両方使わせてください!


異次元の王

(あー……緊張してきたぁ……塾の命運と相手が赤馬零児って、どんな拷問だよ!!!)

 

遊希は柄にもなく…という訳でもないが、とてつもなく緊張していた。冷や汗はかくわ、目がぐるぐる回ってるわ、更にはコートに出る前に転倒する羽目にもなった。相対する赤馬零児は堂々と立っている。

 

「どうした?緊張しているのか?」

 

「ひゃい!?だ、大丈夫です!!!」

 

その様子を見ていた遊矢達は

 

「本当に大丈夫なのか?」

 

「凄い緊張している……みたいね」

 

「遊希お姉ちゃん大丈夫かな?」

 

その反応を見ていた権現坂は皆に質問を投げる。

 

「遊希はいつもあんな感じなのか?」

 

「ううん。何時もの遊希ならデュエルとなったら楽しんでしているわ」

 

「うん!あんな風に緊張しているのは初めて見た」

 

柚子とアユが言う。それを聞いた赤馬理事長は

 

「彼女は対戦前から零児さんに臆しているのよ。身の程が分かる故にね」

 

「要するにビビっているのですね。情けないね」

 

「負けたアンタが言える立場じゃないけどね」

 

「うぐっ!?」

 

エクシーズ使いの北斗は融合使いの真澄の指摘を受けて再び膝を抱えて蹲る。

 

「少し待ってください!10秒でいいんで!」

 

「……分かった」

 

遊希は零児に背を向けて誰にも聞こえないように

 

「相手はDD使いだ!兄さんだってDD使ってたじゃん。思い出せ思い出せ!」

 

転生前のデュエルの記憶を掘り起こし得られた結果は

 

「DD嫌だ、DDD嫌だ、ボコされる、ボコられる。嫌な思い出しかない……!」

 

徹底的にボコボコにされた記憶しか無かった。

 

「……やってやろうじゃないか!!!」

 

壊れたように振り返り、デッキを入れ替えて構える遊希。もう、その勢いはヤケクソそのものだった。

 

「……大丈夫かね?」

 

「大丈夫だ、問題ない!アクションフィールドはどうします!?」

 

「ご自由に」

 

「だってさ!塾長!」

 

『わ、分かった!』

 

修造は赤馬零児の正体をデュエルディスクで調べていた。

 

(遊希は俺に任せると言ったが、もしも彼が本物の赤馬零児だとしたら、プロの資格を持っているデュエリスト……。遊希の得意なステージにしてやりたいが、彼女がアクションデュエルに触れてそんなに日は経って無い。なら、何処にすべきか……)

 

修造は悩んだ末に

 

「すまない!このステージで頑張ってくれ!アクションフィールドON!フィールド魔法!アスレチック・サーカス起動!!!」

 

殺風景なコートはサーカスのステージに早変わりする。

 

「「「うわあ!!!」」」

 

「サーカスだ!」

 

「遊矢が得意のフィールドだな!」

 

「ああ、頼んだぞ!遊希!!!」

 

塾のメンバーの声援を受けて遊希はそっちの方を向き大きく深呼吸をして

 

「やってみるよ!」

 

零児の方を向き構える。それと同時に皆が言う

 

「戦いの殿堂に集いしデュエリストたちが」

 

「モンスターとともに地を蹴り、宙を舞い、フィールド内を駆け巡る!」

 

「見よ、これぞ、デュエルの最強進化形、アクション…」

 

「「デュエル!」」

 

赤馬 零児 LP4000

手札5枚

 

星風 遊希 LP4000

手札5枚

 

「先行はどうぞ」

 

「では、私の先行から行かせてもらおう。私のターン。私は手札から、魔法カードを三枚発動する。まずは一枚永続魔法、地獄門の契約書を発動。このカードは自分のターンのスタンバイフェイズに自分自身が1000ダメージを受ける」

 

「え!?」

 

「自分のターンが来る度に!?」

 

「自分自身が1000ポイントのダメージを受けるだと!?」

 

遊矢、柚子、権現坂は驚いたように言う。いきなり発動したカードが自分のターンが来る時に1000ポイントもダメージを受けると言うのだから驚いているのだ。しかし、遊希の表情は苦そうだ。

 

(地獄門の契約書……つまり、素材をサーチするということかな。本当に何処からでも展開できるのは厄介だなぁ)

 

「さらに1ターンに1度、デッキからレベル4以下の『DD』と名のつくモンスター1体を手札に加える事ができる。私はDDバフォメットを手札に加える」

 

零児はデッキからDDバフォメットを手札に加える。

 

「DD?」

 

DDと聞いてフトシが頭に?を浮かべる。

 

「ディファレントディメンション。異次元の事だよ」

 

素良はフトシにDDの意味を教える。そんな中、遊希はほんの少し顔を引き攣らせ、内心動揺しまくっていた。

 

(えぇ!?何でバフォメット!?可笑しい!確かアニメならここはDDケルベロスだったはず!なのに何でバフォメットなの!?)

 

そんな中、零児は二枚目の魔法カードを発動する。

 

「二枚目の魔法カード、これも同じく地獄門の契約書」

 

「何!?これで、自分のターンやつは……!」

 

「2000ポイントのダメージを!」

 

二人は零児の意図が読めずただ見ている。

 

「同じく、デッキから「DD」と名のつくモンスター1体を手札に加える。私はDDリリスを手札に。そして、三枚目の魔法カードは。魔神王の契約書。このカードも自分のターンのスタンバイフェイズに自分自身が1000ダメージを受ける」

 

「これで3000ポイントのダメージ……こんなリスクを冒して何を……?」

 

遊矢は零児の動きを見て戸惑う。三つの契約書を発動させた。二つの地獄門の契約書はサーチカードだがデメリットがあまりにも大きすぎるし、何より契約書は三枚これで3000ダメージが約束されているからだ。

 

「魔神王の契約書は一ターンに一度、悪魔属融合モンスターを融合魔法無しで融合召喚が出来る」

 

「融合魔法無しで融合召喚!?」

 

「!?」

 

それには遊矢と素良は驚く。素良も融合使いだが、融合魔法無しでの融合には反応せざるを得なかった。

 

「私が融合するのは、DDバフォメットとDDリリス!異形の神よ!闇夜に誘う妖婦よ!冥府に渦巻く光の中で今、一つとなりて新たな王を生み出さん!融合召喚!生誕せよ!烈火王テムジン!!!」

 

烈火王テムジン レベル6 ATK2000

 

「すげぇ……」

 

「アイツ融合使いだったのか!?」

 

「でも、あのモンスターを呼び出すためだけにあんなリスクを……」

 

「今度はDDD……」

 

「Dが三つ……?」

 

「どう言う意味だ?」

 

お菓子を食べる手が止まって見る素良。

 

「なんか……全然違う……もしかして本物?」

 

素良は意味深な事を言う。

 

「私は手札を1枚伏せてターンエンド」

 

 

赤馬零児LP4000

手札1枚

場:DDD烈火王テムジン

伏せカード:1枚

発動中永続魔法:地獄門の契約書×2 魔神王の契約書

 

零児は残る手札を伏せてターンエンドを宣言する。遊希は盤面を見て

 

(伏せカード一枚は契約洗浄って見ていいかなぁ……。この場面で私が展開してターンエンドしたタイミングで何もしなければ3000は確定……だから契約洗浄は打つ。けど、あの抱えているカードは何!?まじで怖いんですけど!?)

 

内心は穏やかじゃなくもう嫌で嫌で仕方ないといった感じである。一方の零児は遊希を値踏みするかのように見ていた。そんな態度が気に入らない外野は

 

「何よ!あの態度!エラそうに!」

 

「四番目に出てきた補欠の癖して!余裕か!」

 

憤る小学生の言葉を聞き冷静に素良は

 

「余裕?それはあるかもね。自分から3000ポイントのリスクを負ったのも遊希を舐めてるからだったりして」

 

「そんな!」

 

「けしからん!対戦相手を舐めるなど!勝負師のデュエリストの風上にも置けん!!!」

 

「そんな奴やっつけちゃえ!」

 

「そうよ!けちょんけちょんにやっちゃって!」

 

「痺れまくるくらいぶちかましてやれ!」

 

小学生組は遊希を鼓舞する。遊希は肩の力を抜きながらもテムジンと伏せカードを見て

 

「私のターン、ドロー」

 

遊希は動き出す。

 

「私は手札から魔法カード『調律』を発動。デッキから『シンクロン』チューナー1体を手札に加えてシャッフルをする。その後、自分のデッキの1番上のカードを墓地へ送る。この効果で私はジャンク・シンクロンを手札に加え、シャッフルを終えたデッキの1番上のカードを墓地へ送る」

 

墓地に落ちたのはボルト・ヘッジホッグだった。

 

「チューナーだと!?アイツもシンクロ使いか!何でアイツが出て来なかったんだ!?」

 

刃は同じシンクロ使いの遊希を見て言う。遊希は無視して進める。

 

「私はさっき手札に加えたジャンク・シンクロンを召喚」

 

ジャンク・シンクロン Lv3 ATK1300

 

「ジャンク・シンクロンの効果発動。このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。墓地からボルト・ヘッジホッグを特殊召喚!」

 

ボルト・ヘッジホッグLv2 DEF800

 

「レベル2のボルト・ヘッジホッグに、レベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!集いし星が、新たな力を呼び起こす。光さす道となれ!シンクロ召喚!来て!ジャンク・ウォリアー!」

 

二体のモンスターが光となり新たなモンスターが場に出現する。

 

ジャンク・ウォリアーLv5 ATK 2300

 

「来た!ジャンク・ウォリアー!!」

 

「痺れるぅ!」

 

「テムジンの攻撃力を上回ってる!」

 

この光景を目にしても零児に動揺の色は無かった。しかし

 

(妙だな。星風遊希のエースモンスター、ジャンク・ウォーリアーは、シンクロ召喚時、自分フィールドのレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分、攻撃力がアップする効果がある。…ただ烈火王テムジンの攻撃力を超えるためだけに召喚したのか?それとも、手札に必要なカードが揃って居なかっただけか…いずれにせよ、彼女がここまでで止まるわけもないだろう)

 

零児は遊希を観察して考える。遊希は遊希で

 

(とりあえずその伏せカードが何なのか暴かせて貰おうかな!)

 

とりあえず殴らないと始まらないと意を決して動き出す。

 

「バトル!ジャンク・ウォリアーで烈火王テムジンに攻撃!」

 

ジャンク・ウォリアーの拳とテムジンの剣がぶつかり合う。徐々にジャンク・ウォリアーが鬩ぎ合いを押す形になりジャンク・ウォリアーが押し切り、DDD烈火王テムジンを破壊する。

 

「っ!」

 

赤馬零児 LP4000→3700

 

「やった!テムジンを破壊した!」

 

「流石遊希お姉ちゃん!」

 

小学生組は大喜びで

 

「いいぞ!遊希!」

 

「その調子よ!」

 

遊矢達も応援するが、応援されている方の遊希はテムジンを破壊できたことに対して

 

「……え?」

 

言葉が出ずただただ動揺していた。

 

(伏せカード戦乙女の契約書を使わない!?いや、まさか、戦乙女の契約書じゃないと言うの!?)

 

遊希はARC-Vを全話視聴済みで完璧に覚えていないものの、所々のデュエルに関しては覚えている。特に、遊矢以外が初めてペンデュラムを使った時の話や、良く兄にボコボコにされたテーマが出た時の話なんかは。それ故に、このデュエル、攻撃力で勝るジャンク・ウォリアーで烈火王テムジンに攻撃した際に戦乙女の契約書を使うと踏んでいたが、零児は使わなかった。それが予想外で動揺しているのだ。

 

(と、とりあえず!この動揺を表に出さないようにしないと!)

 

遊希は慌てるように。

 

「私はカードを1枚伏せてターンエンド!」

 

赤馬零児 LP3700

手札1枚

場:無し

伏せカード:1枚

発動中永続魔法:地獄門の契約書×2 魔神王の契約書

 

星風 遊希 LP4000

手札4枚

場:ジャンク・ウォリアー5 ATK2300

伏せカード:1枚

 

「さぁ、そっちのターンだよ。契約書ダメージを受けてもらうよ!」

 

「私のターン!ドロー!私は三枚の契約書の効果でライフを3000ポイント払う」

 

紫のモヤが零児から立ち上り、零児は苦悶の声を上げる。

 

赤馬零児LP3700→LP700

 

「アイツ、ライフ3000ポイントも失ったぞ!」

 

「あと700ポイントだ!行けるよ!遊希お姉ちゃん!」

 

小学生組が大喜びする中、遊希は言いしれない嫌な予感に襲われていた。

 

(契約洗浄を使わない?あの抱えているカードは……まさか!)

 

「だがこの瞬間、私は手札のDDD反骨王レオニダスの効果を発動!この効果は、自分が効果ダメージを受けた時発動でき、自身を手札から特殊召喚する!国を護りし王よ、今この苦境を越え先陣を切れ!生誕せよ、DDD反骨王レオニダス!」

 

黄金の甲冑を身に付けた長槍兵が跪いたまま君臨する。

 

DDD反骨王レオニダス Lv7 ATK2600

 

表をあげ、槍を天高く掲げると零児は更に効果を続ける

 

「更に、今受けたダメージの数値分、私のライフポイントを回復する」

 

「なに!?」

 

「「「ぇぇぇぇ!?」」」

 

「嘘!?」

 

「そんなのありか!?」

 

赤馬零児 LP700→LP3700

 

契約書で失ったLPはすぐさま回復する。遊希はそれを見て初めて嫌そうな顔をする。

 

「これで、私のLPは契約書の効果を受ける前と変わらないという事だ。…どうやら君の想定外だったようだな…」

 

零児は遊希の表情を見てふっと笑い、

 

「私は二枚の地獄門の契約書の効果を発動し、デッキからDDナイトハウリングとDDグリフォンを手札に加える」

 

「無償で契約書を踏み倒した……」

 

遊希は苦笑いをしながら零児を見据える。零児はさらに驚きなものを叩きつける。

 

 

「榊遊矢、ペンデュラムが本当に君だけの力かどうかを見るがいい」

 

零児は観客の方を見ながらに言い、遊希を見据えて言う。

 

「スケール5のDDD壊薙王アビス・ラグナロクをペンデュラムスケールにセットする!」

 

「なんだって!?」

 

遊矢がいや、その場に居る皆が驚愕する。零児が使ったのはペンデュラムカードなのだから。しかし、遊希が驚いたのはDDD壊薙王アビス・ラグナロクを使ったことに関してだった。

 

「私はチューナーモンスターDDナイトハウリングを召喚」

 

DDナイトハウリング Lv3 ATK300

 

「チューナーだって!?」

 

「このタイミングで私は手札の増殖するGを手札から墓地へ送って効果発動!相手がモンスターの特殊召喚する度にカードを一枚ドローする」

 

遊希が増殖するGを墓地に送った瞬間、遊希の足元に黒い靄が現れ、光る2つの眼光が無数に現れる。その存在を直視した柚子とアユは

 

「「きゃああああああああ!!!」」

 

大きな悲鳴を上げて抱きつきあって大きく後ろに下がる。その正体はさっき遊希が説明した通りの存在であるため、真澄も

 

「いやぁああああああ!!?」

 

悲鳴をあげる。因みに男性陣は

 

「う、うん……なんと言うかだね」」

 

「痺れるくらい気持ち悪いんだぜ!」

 

「食べてる時は勘弁して欲しいなぁ」

 

「う、うむ……」

 

「大丈夫か柚子!?アユ!?」

 

遊矢が二人の女の子を心配する。対戦相手の零児も眉を少し顰めたが、続ける。

 

「DDナイトハウリングの召喚時効果発動、カードが召喚に成功した時、 自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として特殊召喚する!私は墓地のDDリリスを特殊召喚!」

 

DDリリス Lv4 ATK100

 

「私はカードを一枚ドローする」

 

「その時、DDD壊薙王アビス・ラグナロクのペンデュラム効果発動!『DD』モンスターを特殊召喚した場合、 自分の墓地の『DD』モンスター1体を対象として発動できる! 私は墓地のDDD烈火王テムジンを特殊召喚する!再び現れよ!DDD烈火王テムジン!!!」

 

DDD烈火王テムジン Lvレベル6 ATK2000

 

テムジン召喚と同時に二枚目をドローする遊希。

 

「私はDDD壊薙王アビス・ラグナロクのペンデュラム効果により1000ダメージを受け、このターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる……。しかし、そのダメージはDDD反骨王レオニダスのモンスター効果により0となる。DDD反骨王レオニダスの効果は、このモンスターがモンスターゾーンに存在する限り、私への効果ダメージをすべて『0』にする」

 

「あのモンスターが居る限り、契約書のダメージも無効にして効果ダメージも0だなんて!」

 

「何てカードだ!」

 

柚子と権現坂は驚愕し、遊矢は言葉が出ていなかった。ペンデュラムカード、自分だけだと思っていた力が今目の前で使われたのだから

 

「ほら遊矢!遊希の応援しないと!」

 

「あ、ああ」

 

さらに零児は動く。

 

「私は手札のDDグリフォンの効果発動!フィールドに「DD」モンスターが存在する時、手札から守備表示で特殊召喚する!

 

DDグリフォンLv4DEF1200

 

「Lv4DDグリフォンにLv3DDナイトハウリングをチューニング!闇夜を切り裂く咆哮よ疾風の速さを得て新たな王の産声となれ!シンクロ召喚!生誕せよ!レベル7!DDD疾風王アレクサンダー!」

 

 

DDD疾風王アレクサンダー Lv7 ATK 2500

 

「シンクロモンスター……!」

 

「奴が使えるのは融合だけじゃないのか!?」

 

皆が驚愕する中、遊希はカードを一枚ドローする。

 

「まだ終わりでは無い!DDD烈火王テムジンの効果を発動!自分フィールドにこのカード以外の『DD』モンスターが特殊召喚された時、墓地に存在する『DD』と名のつくモンスター1体を特殊召喚できる!再び甦れ!DDグリフォン!」

 

DDグリフォンLv4 ATK1200

 

「DDグリフォンの効果発動。墓地からの特殊召喚成功時、デッキからDDグリフォン以外のDDカードを手札に加える」

 

更に二枚ドローする遊希。

 

「私はレベル4DDリリスとレベル4DDグリフォンでオーバーレイ!私は二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!この世の全てを統べるため、今 世界の頂に降臨せよ!」

 

「あ、あれって!」

 

柚子は悲鳴のような声を出す。そして現れるのは四体目の王

 

「エクシーズ召喚!生誕せよ!ランク4!DDD怒濤王シーザー!」

 

DDD怒濤王シーザー ランク4 ATK2400

 

「エクシーズモンスターまでも……」

 

素良ですら驚愕していた。それは権現坂も一緒だ

 

「な、なんて奴だ!?」

 

それは三人のLDSのメンバーも同じである。小学生組も遊矢も柚子も言葉が出なかった。

 

「DDDとは即ち、ディファレント・ディメンション・デーモン。異次元をも制する王の力。その身で味わうがいい!」

 

遊希は嫌そうな顔をしながらもカードをドローして並ぶ四体の王を見据える。その目は驚いてはいなかったが、内心は

 

(何でこうもアニメと展開が違うのさ!殺意高すぎでしょぉぉぉぉ!!!)

 

内心で頭抱えている遊希。零児と遊希のデュエルはまだ続く。

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