アズレン世界で陸軍特殊船   作:覚醒不知火

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何か妄想したら出来てました。


プロローグ

 

太平洋のとある小さな島

ここにはユニオンの航空基地と海軍基地が設置されていた。

 

 

今は夜であり、警備や航空管制の人員を除いて、殆どが眠りについていた。

この島は重桜との前線より少し後ろにあり、更にここ最近は、前線での戦闘報告も少なく、兵士たちは安心して眠りについている。

この基地は規模もそんなに大きくなく、海軍基地も輸送船数隻と哨戒艇二隻、駆逐艦一隻のみだった。

 

 

しかし、兵士達は爆音と共にたたき起こされる事になる。

 

兵士達が外を見てみれば、多数の九七式戦闘機と九七式軽爆撃機によって滑走路、対空陣地、弾薬庫が爆撃されていた。

海軍基地も襲撃を受け、殆どの艦が損害を受けていた。

 

 

「なんだ!何が起きた」

 

 

「助けてくれー」

 

 

「対空砲持って来い!」

 

 

「くっそ!衛生兵こっちだー!」

 

 

「中隊長がやられた!」

 

 

「輸送船を避難させろ!」

 

 

「駆逐艦がやられたぞ!」

 

 

「防空隊を上げろ!」

 

 

「滑走路がやられた!」

 

 

大混乱なユニオンの基地だったが、更に砲撃音が鳴り響いた。

 

 

島から約一海里離れた海上には、この惨状を引き起こした数隻の艦隊があった。

その中で旗艦と思われる船の艦橋で、指揮官らしき若い女性が報告を受けていた。

 

 

「攻撃隊の奇襲が成功し敵は大混乱の様です」

 

 

「攻撃隊の損害は?」

 

 

「被弾機はあるものの落とされた機体はおりません」

 

 

「よし砲撃と航空隊で支援しつつ先方として海上機動旅団第一大隊を上陸させろ」

 

 

「了解しました!」

 

 

未だ混乱収まらぬユニオン軍、しかしそこに二の矢が放たれる。

島の沿岸部に艦隊から発進した大発動艇や装甲艇が向かっていた。

 

 

混乱したユニオン軍にそれを迎え撃つすべは無かった。

 

 

「第一中隊は飛行場第二中隊は司令部第三中隊は海軍基地を押さえろ!第四中隊は各中隊を支援せよ」

 

 

「「「「了解しました!」」」」

 

 

海上機動旅団第一大隊は上陸してすぐに各地の要所を抑え、混乱したユニオン軍を各個撃破していった。

 

 

上陸して僅か二時間で島全体を制圧が完了した。

航空基地の格納庫には、無傷のF4FワイルドキャットやSBDドーントレスがあり鹵獲に成功した。

海軍基地では殆どの艦艇が撃沈又は大破しており、輸送船一隻のみが無傷で鹵獲された。

 

そんな島に旗艦あきつ丸で指揮を取っていた女性が上陸した。

 

 

「大佐殿に敬礼!」

 

 

大隊長の野中少佐以下数名が敬礼する。

 

 

「ご苦労、作業を続けてくれ」

 

 

「なおれ!」

 

 

「少佐鹵獲品はどうした?」

 

 

「は!、航空機格納庫に集めさております」

 

 

「捕虜は?」

 

 

「海軍基地に」

 

 

「飛行場に航空機は止まれそうか?」

 

 

「滑走路が一本のみ使用可能であります」

 

 

「ではそこに航空機を着陸させろ」

 

 

「は!」

 

 

「捕虜は鹵獲した輸送船で、航空機以外の鹵獲品と一緒に海防艦の護衛を付けて本国に送ってくれ」

 

 

「了解しました!」

 

 

指示を出し終えた陸軍の軍服を着た少女は、占領した司令部の司令官席に座り

 

 

「はぁー」

 

 

溜息を吐いた。

 

そして小声で

 

 

「何でこんな状況になってるんだ」

 

 

桜川海咲 こと特海上機動戦闘団団長の陸軍特殊船あきつ丸は、

 

 

「何でアズレンの世界に転生してるのに陸軍なんだよー!」

 

 

転生者であった。

 

 

 

 

 

 

 

 




多分亀進行だと思います。

読んで頂きありがとうございました。
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