『有馬記念・前日の夢』
いよいよ明日は有馬記念、ダイサンゲンは絶好調だ。
なぜかはわからないが、結果にも期待できる…
選択肢『しかしダイサンゲンが有馬記念に出走するとはなあ…』
出会った当初からつけているトレーニングノートを取り出してパラパラとめくる。
これまでの三年間、あっという間だったなあ…。
おっと、感慨に浸っている場合じゃない。明日の資料を確認せねば
…明日は関係者席での観戦になるらしい。
関係者席と控え室、コースを含む一帯は、発走30分前からレース終了まで
防犯のため、出走するウマ娘を除いて出入り不可となるそうだ…
なるほど、時間に気を付けておこう…
今日は早く寝よう…
------------------------------------------
実況『圧倒的!8番ダイサンゲン後続を200バ身引き離してゴール!』
ダイサンゲンは後続が見えないくらいの大差でゴールした!
選択肢『うわーっやったあ!』
ダイサンゲン『やったー!あたいすごーい!』
パクパクデスワ(仮)『やられましたー』
緑色で勲章まみれのウマ娘『うーんまいったー』
赤くてチョベリグなウマ娘『すばらしいわー』
白くてよく食べそうなウマ娘『私にはとてもできない』
たづなさん『おめでとうございますトレーナーさん。こちら配当です』
見ると、ものすごい量の札束が積んである!!
選択肢『えっ?これは…?』
配当?株でもやってただろうか…?
たづなさん『それは137.9倍ですから当然ですよ』
ダイサンゲン『やったー!トレーナーすごーい!』
そうか、137.9倍だもんな…よーし持って帰るぞ!
早速車に積み込むと、カリ◯ス◯ロの城の冒頭みたいになった…
選択肢『よし、帰るぞ』
札束を満載した車に乗って、その場をあとにした…
ダイサンゲン『やったー!すごーい!』
選択肢『わーっはっはっは!』
…ジリリリリリリリリ…
------------------------------------------
選択肢『うるさいな…もう少し寝かせて…ん?』
目を開けると、自室の寝床の中で布団にくるまっていた…
選択肢『…中学生の妄想みたいな夢を見てしまった…』
中山レース場に急ごう…
外に出て愛車を見る。
いつもと同じ軽自動車だがなぜだかわびしく見えるなあ…
------------------------------------------------------------------------------------
『有馬記念に向けて・最後までトラブル』
早めに中山レース場に入り、早速関係者席に向かった。
おお、自分の名前の名札がある…高そうな弁当もある…なんなうれしいな…
選択肢(そういえばダイサンゲンは無事についたかな?)
弁当に手をつける前に控え室に行ってみよう。
------------------------------------------
控え室に来てみたが、ダイサンゲンは居なかった。
なにかあったのだろうか…?
Prrrrrrr Prrrrrrr
選択肢『もしもし?ダイサンゲン?』
ダイサンゲン『ト、トレーナー…電車寝過ごしちゃった…どうしよう…』
選択肢『…!今すぐ迎えにいく!どこの駅!?』
ダイサンゲン『えーっと…』
駅名を聞いて場所を確認する。
車で行けばなんとか間に合いそうだ!急ごう!
------------------------------------------
車を飛ばしてダイサンゲンを拾い、急いで戻ってきた。
出走二十分前だが…そろそろパドックが始まる!
選択肢『ま、間に合った!』
ダイサンゲン『トレーナー!ごめんね迷惑かけて!』
選択肢『今に始まったことじゃないだろ!早く行って!』
ダイサンゲン『わかった!それじゃあ!』
走っていくダイサンゲンの背中に声をかける。
選択肢『自分にできることを、精一杯にね!』
ダイサンゲンは振り向き手を振って、ゲートに入っていった…
なんとか間に合ったのはいいが、
もう入場時間過ぎてるから関係者席に戻れないな…
かといって客席になんて今からはとても入れないし…
レースはここから車のテレビで見るしかないか…
------------------------------------------------------------------------------------
この辺逸話ラッシュで何から触れていいか困る