育成ウマ娘 『ダイサンゲン』 ストーリー集   作:砂嵐36

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育成ウマ娘 『ダイサンゲン』 育成シナリオイベント集②

『目標達成の後に・遥かに霞む山嶺』

(目標② 1年目12月後半 ファンを3000人集める 達成時)

 

年の瀬も迫り、とうとう有馬記念当日となった。

とはいえダイサンゲンとは縁のない話で、

トレーナー室でこたつに入り、中山レース場のパドックの様子をテレビで観戦している。

 

ダイサンゲン『はぁー…みんなすごいなぁ…』

 

同期のウマ娘がパドックで笑顔で手を振るのを羨ましそうに見るダイサンゲン。

 

選択肢『なに言ってるんだ』

 

ダイサンゲン『へ?』

 

選択肢『来年の成績次第では、あそこに立てる可能性もある』

 

ダイサンゲン『え、ええーっ?あたいが!?』

 

有馬記念の出走枠はその年の成績とファンの投票結果で決まる。

 

今年のダイサンゲンはそれなりに走った。クラシックレースの成績次第だが、G1挑戦なども考えている。

 

さすがに宝塚記念は無理だが、有馬記念出走はあり得ない話ではない…のだが。

 

ダイサンゲン『あ、あたいが有馬…G1…』カタカタカタカタ

 

ダイサンゲンは顔を青ざめさせて震えだした。

 

選択肢(おっと危ない)

 

ダイサンゲン『きゅう…』ばたーん

 

脇にあった座布団を放り投げる。座布団はちょうど目を回して後ろに倒れたダイサンゲンの頭の下に滑り込んだ。

 

選択肢『レースには慣れてきたが…』

 

このあがり症はなかなかよくならない。さすがに小さなレースで取り乱すことはなくなったが…。

 

まあ気長に経験を積ませるしかないだろう…

 

テレビを見ると、紫の勝負服に身を包んだ小柄なウマ娘が、デッドヒートを制して先頭でゴール板を駆け抜けていた。

 

選択肢『レコードタイムを更新か…』

 

かの『皇帝』が樹立した記録を塗り替えるとは…すごいウマ娘が出てきたものだ。

 

しかし、毎年新たなスターが出てくるのがトゥインクル・シリーズだ。この記録もいつかは破られるだろう。

 

いったいどんなウマ娘が塗り替えるのだろうか?

 

ダイサンゲン『うーん…もう食べられないよ…』

 

よだれと寝言を漏らすダイサンゲンを見る。

少なくともこのウマ娘は望み薄だな…

 

目標達成!

スピードが3上がった!

スタミナが3上がった!

パワーが3上がった!

根性が3上がった!

賢さが3上がった!

スキルポイントが20上がった!

 

『G1苦手』になってしまった…

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『新年の抱負』

 

ダイサンゲン『トレーナー!明けましておめでとう!っと。いやー外寒いわねー…寒い寒い…。』

 

返事を待たずにこたつに潜り込んで勝手にミカンを剥き始めるダイサンゲン。

 

ずいぶん慣れたと言うべきか、厚かましくなったというべきか…。

まあいい、ミカンはビタミン豊富だ。たくさん食べるといい…。

 

ダイサンゲン『それはそうとなにか正月らしいことしない?なんか羽根つきとか書き初めとか。今年の目標!とかね』

 

選択肢『言ってることはもっともだな』

 

ダイサンゲン『でしょ?というわけで持ってきたのよ』

 

鞄から習字セットを取り出すダイサンゲン。

 

ダイサンゲン『一年の計は元旦にあり!よ。さて、なんて書く?』

 

選択肢『超大活躍』

 

選択肢『健康第一』

 

選択肢『立直一発』←

 

ダイサンゲン『なんて読むのコレ?りっちょくいちはつ?どういう意味?』

 

選択肢『さあ…?』

 

ダイサンゲン『さあって何よ…でもなにか威勢のよさは感じるわね…』

 

ダイサンゲン『うん、なんか気に入ってきたわ!よーし!今年も頑張っていきましょ!りっちょくいちはつで!』

 

スキルポイントが20上がった!

 

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『目標達成の後に・忘れていた過去』

 

(目標③ 2年目2月前半 きさらぎ賞で3着以内 達成時)

 

1着の場合

 

クラシックレースの前哨戦で、ダイサンゲンは好成績を収めた!

 

ダイサンゲン『やったー!やったよトレーナー!』

 

選択肢『やったな!』

 

ダイサンゲン『これでクラシックにも出られるね!』

 

選択肢『ああ!早速申し込みにいこう!』

 

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たづなさん『残念ですが、この登録申請はお受けできません…』

 

選択肢『ええっ!?』

 

ダイサンゲン『なんで!?』

 

たづなさん『ダイサンゲンさん、貴方、二年前のシーズンでクラシック登録をされてますよ?』

 

---回想---

 

2年前

 

ダイサンゲン『あっ、そろそろクラシック登録の時期か!あたいも登録しとこっと!』

 

ウマ娘A『やめときなよ…あんた、いまだにデビューどころかレースも出れてないでしょ?』

 

ダイサンゲン『ふふん!あたいはこれから怒涛の巻返しで出走を勝ち取って見せるんだ!まずはこの後の模擬レースを勝つ!その決意表明さ!おりゃー!』

 

書類を受付に叩きつけ、コースに向かうダイサンゲン。

 

ウマ娘A『あーあ、知らないよー』

 

そして…

 

ダイサンゲン『げほっ…ごほっ…うう…』ばたん

 

ウマ娘A『だから言ったのに…』

 

--回想終わり--

 

ダイサンゲン『あっ…あーーーーっ!?』

 

選択肢『…(絶句)』

 

たづなさん『そういうわけですので…すみません…』

 

選択肢『いえいえ、失礼しました』

 

頭を抱えるダイサンゲンを引っ張ってその場を後にする。

後先考えない性格だとは思ってたがここまでとは…

 

ダイサンゲン『ううあううーーーー…クラシックー…』

 

さて、クラシックに出走できないとなると大分予定変更を強いられるな。仕切り直すという意味でも少し先の目標がいいだろうか…。

 

選択肢(秋の天皇賞…とか?)

 

いずれにせよ、まずは丸まってるダイサンゲンをなんとか立ち直らせることから始めないとな…。

 

目標達成!

 

スピードが3上がった!

スタミナが3上がった!

パワーが3上がった!

根性が3上がった!

賢さが3上がった!

スキルポイントが20上がった!

 

※一部のレースに出走できなくなりました。

 

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四月前半と五月後半に目標レースいれてもよかったんですが、目標が多いと面倒なのでやめました。
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