Genshin impact journey   作:如月ねこ

1 / 4
対戦宜しくお願いします


序章第一幕「風を捕まえたいかもしれなくもないかもしれない異邦人」
「魚!?」


私は蛍。いなくなったお兄ちゃんを探すために、

その前に今日という日を生きるためにここにいる。

兄が封印され、私も封印されて、気づいたら森の中で寝ていた。

最初の1日中はお兄ちゃんを失ったショックでぐったりしていたけれど、

次の日からは生きていかなきゃ会えないと思って食糧を集めようとした。

魚を捕まえたり、猪を狩ったりしてた。この時ばかりは

いろんな世界を旅した時の経験が役に立った。

しかしここが何処かも分からず、周りに何があるかも分からない。

ずっとここで、ただ生きるばかりだ。

そうして2ヶ月、なんの手掛かりも得られずにここで今、釣りをしている。

 

(今日は何が釣れるかな)

 

昨日はあまり釣れなかった。今日かなり釣っておかないといけない。

 

「あっ」

 

魚が引っかかった。逃げられないように慎重に引き際を見極める。

 

(ここ!)

 

腕に力を込めて一気に釣竿を引く。

 

(重い!?)

 

今までとは比較にならない反動に驚愕する。これは今までにない大物だ。

こっちが引っ張られそうになる。

ギリギリ持ち直して力の限界で引っ張る。

 

その瞬間、いきなり手応えが無くなった。

 

「きゃっ!?」

 

その勢いのまま後ろに倒れてしまった。

ぶつけた背中を擦りつつも釣った獲物を見ると…

 

「グニャー」

 

天使の輪(?)を頭に乗せたそれはかわいい妖精が引っかかっていた

 

(????????????)

思考が停止する。

釣れる物は魚のはずだ。しかしここには妖精が溺れかけている。

 

「プハーッ!苦しかったぜ!」

 

「…」

 

「あれ?どうしたんだ?おーい」

 

「ああごめんあなたは…?」

 

「オイラはパイモン!テイワットを知り尽くすガイドだぜ!

釣ってくれてありがとうな!」

 

いきなり喋り出した。なんだこのちっこいの(キャラ崩壊)

 

「いやいや悪い魔物なんかじゃないぞ!」

 

「悪い人は大体そんなこと言うけど」

 

「まぁ信用してくれよ!こうだから!」

 

空中で土下座しやがった(キャラ崩壊再び)

地面でしか効果ないよね、それ。

まぁ信用してあげようかな。嘘ついてる様ではないし

 

「いいよ、私は蛍、お兄ちゃんを探してる。というかなんで海に?」

 

「お腹が空いているんだけど…食べ物はないか?

もちろんこのガイドの名にかけてテイワットを案内してお兄ちゃん探しを手伝ってやるぞ!」

 

話をはぐらかされた。少し不思議に思ったがお兄ちゃんへの手掛かりがあるなら縋りたい。

 

「いいよここに昨日釣った魚があるから。食べて。話はその後かな」

 

「ありがとうな!じゃあ、いっただっきま〜す!」

 

「あ、ごめんそれ毒フグ」

 

「」

 

「ごめんこっちが食べられるやつ」

 

「最初からそっち出しとけよ!てかなんで毒フグ持ってんだよ!」

 

そう言いながら美味しそうに魚(今度は食べられるやつ)にかぶりつく。

しかしパイモンを眺めてみると何処かで見たことのある様なデザインをしている。

しかし今はお兄ちゃんへの手がかりが優先だ。

もう魚を食べ終わってお腹をさすっているパイモンへ聞く。

 

「お腹は満たせた?」

 

「おう…もう食えないぜ…」

 

苦しそうに、かつ幸せそうに寝転がる。

 

「そういやなんで蛍はお兄ちゃんを探しているんだ?」

 

「じゃあ私の昔話でも」

 

「おう!よろしくな!」

 




ゆっくり更新します

評価、コメントはそっくりそのまま
やる気に変換されるので評価、コメントオナシャス
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。