Genshin impact journey   作:如月ねこ

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評価は未だ無いのでね……ね?(チラチラ)


「ぎこちない!」

「ほら、ボクは帰ってきたよ」

 

「バルバトス、何故今になって……」

 

「誰も君を見捨ててはいないよ」

 

 少年と龍が何か話している。少年の名前はバルバトスと言うようだ。

 竜と話すとかさてはお前人外かと思いつつ様子を伺う。

 しかし私の服の胸ら辺から変な風元素が出てきた。

 案の定龍に気づかれ、龍には逃げられるし少年にはワープされるし散々だ。

 しかし竜のいた場所には禍々しい赤黒い水晶が浮いていた。

 

「あれ何パイモン?」

 

「う〜ん……? あれか? 知らないぞ!」

 

「」

 

 近づいてよく見てみる。推奨というよりは結晶のようだ。

 中は助けてはいないが、何か負のオーラを感じる。

 

「取り敢えず持っとこっか」

 

 考えもなしにポケットにしまう。

 なんの機能か知らないが私のポケットは凄くて、割と大きいものでも

 いくらでも入るようになっている。取りたいものを想像して

 手を突っ込めばそれが出てくるのだから便利だ。

 ただ、角笛とか、いくら重いものでも片手で引っ張り出さなきゃならないので

 常に片手が筋肉痛になる。そのうち片手だけ筋肉もりもりになってそう。

 

「このまま進んだらすぐモンド城だぞ! 早く行こうぜ!」

 

 パイモンが急かしてくる。道なりに行けば着けそうだね。

 

 ___________________

 

 やはりこの世界は景色がいいと思う。

 右を見れば湖の上に佇むモンド城が見えるし、前を見ればのどかな平野が見える。

 なんかめっっっっっちゃ大きい木が見えるんですけど。早く行きたい。

 

 そう思いながら緩やかに曲がりくねった道を進み、

 少し見晴らしの良い所に着いた。ここまでの長い道のりを呪いながら足を揉む。

 今日明日はモンド城内にある宿に泊まって行かないと筋肉痛で死ぬと思う。

 いや、確実に死ぬね(確信)

 

 足を揉みつつモンド城を流れていると左後方から足音。

 そのまま私の3メートル上くらいに誰かがジャンプしてきて、そのまま私の前に着地した。

 びっくりしたままそれを見ると、あろうことか赤い服を着た茶髪の女の子だった。

 

 思わず頭が痛くなる。この世界には人外しかいないの? 

 竜と喋れるテレポート少年とか単純な力で3メートル飛ぶ少女とか。

 

「どうしたの? 大丈夫?」

 

 赤服の女の子が心配してくる。元々お前が原因じゃい。

 というか心の声が少し外に出ていたようだ。

 

「大丈夫」

 

「ならいいの! 私は西風騎士団の偵察騎士、アンバーよ!」

 

「あなた、モンドの人じゃないよね? 身分の証明はできる?」

 

 痛いとこをつかれた。確かに私はこのテイワットにはなさそうな服を

 着ているし、まぁ怪しくないわけがないだろう。

 

「落ち着いてくれ! オイラたちは怪しいもんじゃないぞ!」

 

「怪しい人は皆そう言うわ」

 

 おい非常食、そんなこと言ったらますます怪しくなるじゃん。

 墓穴を掘り始めるんじゃない。

 

 とりあえず自己紹介で気を逸らすか。

 

「こんにちは、私は蛍」

 

「ここら辺では見ない名前だし、見ない服だけど……どこから来たの? 

 て言うかその……マスコットはなんなn」

「非常食だ」

 

「全然違う! マスコット以下じゃないか!」

 

「美味しいの?」

 

「美味しいと思うよ」

 

「おい! 人の話を聞けぇ〜!」

 

 パイモンが何か言っているが、どうしたら美味しく食べられるのだろうか。

 やはり丸焼きか、いやここは洒落た風に……

 

 しばらく考えていたが、アンバーの

「取り敢えず、蛍ね!」

 と言う声に現実に引き戻された。

 

「近頃、モンド城の周辺で大きな龍が出没しているの。

 早く城の中に入ったほうがいいわ。そうだ! ここから城までは遠くもないし、

 騎士の務めとして城まで送ってあげる! さぁ着いてきて!」

 

 話の展開が早い。呆けていると少し遠くに行ってしまったアンバーが

 こっちに手を振ってくるように言う。

 う、左手にワープポイントがあるのに……

 まぁいいか。少し迂回してワープポイント取っていこう。

 

 アンバーに追いつく。彼女は疲れている様子は無いのに、

 私はもうヘトヘトだ。力を失う前に翼ばっかり使ったことが仇になったか。

 

「そういや何でアンバーはあそこにいたんだ? 任務か?」

 

「それもあるわ。でも安心して、任務しながらでもあなたたちを守ることは

 できるから。それに……怪しい人をほっとくわけにもいかないからね!」

 

 うぐ。まだ全然信用されていないようだ。

 

「信用してないみたい」

 

「う……騎士にあるまじき言動だったね……ごめん……

 その……見知らぬ……尊敬できる……蛍さん……?」

 

「プッ」「ぎこちない!」

 

「『騎士団ガイド』に決められた言葉に不満でもあるの!?」

 

 そう言って城まで一緒に歩いて行く。

 しかしモンド城もそろそろ目の前というところで、なんか半裸の仮変な仮面を

 被った小柄な人がいた。これがモンド人か(すっとぼけ)

 

「違う! これはヒルチャールっていう魔物! 決してモンド人じゃないから!」

 

 そう言いながら弓を構える。

 そうすると矢の先に炎の元素力が溜まり、手を放すとそれは炎の矢となって

 ヒルチャールに飛んでいき、そのままヒルチャールの顔面に刺さった。

 もちろん即死である。

 

 目と鼻の先にヒルチャールの拠点が合わせてあったのでそっちへと

 アンバーは駆けて行った。加勢するかな。

 元素力を腕に溜めつつアンバーの横へ躍り出た私を見てアンバーは

 驚いて目を見開くがすぐにヒルチャールへと視線を戻し弓を構える。

 こっちも頑張らないとね。

 

 アンバーが高台のヒルチャールを担当してくれそうなので私は地上にいる

 棍棒持ちヒルチャールを倒しに行く。

 ヒルチャールは棍棒を振りかぶって殴りかかってきたが、

 数多もの世界を渡り歩いてきた私には効かないんだなコレが。

 無駄無駄無駄ァ! と剣を一閃してヒルチャールを倒す。

 

 アンバーの方も終わったようだ。

 

「ふぅ、楽勝楽勝〜! でもあんたも戦えるのね! で、戦ってどうやった?」

 

「楽勝(ドヤァ」

 

「んで、なんでヒルチャールなんかが現れるんだ? こういうヤツらは普通

 都市からは離れたとこに巣を作るよな?」

 

「そうね、本来だったら荒野にいるはずね。でも最近、城付近に出没するように

 なってキャラバンのルートに影響が出たの」

 

「だからヒルチャールの活動範囲もだんだん城の方に?」

 

「そう。でも今一個巣を壊したから、進展はあったわ」

 

「よかったね」

 

「そうね! さぁ! 私についてきて! モンド上まで送ってあげる!」

 

 モンド城はもう近い。




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