機動戦士ガンダムSEED 始まりの戦士   作:お鶴

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今作のカッコなんですが、
「」←これは普通の会話や通信で、
<>←これが敵の通信など、オリ主にのみ聞こえてる声です。
あと、side○○ってのは○○の視点って意味です。
それはそうと戦闘描写ムッズイ()

追記:色々細かく変わってます。1回読んでくれた方々申し訳ないです。


PHASE-01

アークエンジェル内通路を走り抜け、俺はブリッジに飛び込んだ。

 

「今の揺れはなんですか!?誰か状況を!」

 

「タチバナ准尉!ザフトの襲撃です!」

 

「ザフト!?なんで中立のヘリオポリスに!それより、艦長はどこですか?姿が見えませんが...」

 

「艦長殿は、ヘリオポリス内部で新型G兵器のパイロット達と顔合わせをしていたため、まだ合流出来ていません。他のブリッジクルーも今この場にいる者以外は分かりません。」

 

「そうですか...艦は出せますか?」

 

「不可能です。クルーが足りません。タチバナ准尉はアサルトで待機を。何があってもいいように、準備をお願いします!」

 

「了解です!」

 

俺は来た道をまた走って戻り、途中にあるロッカールームに飛び込んだ。

白を基調に、黒のラインが走る。両肩は愛機とお揃いの赤だ。ヘルメットには、フラガさんのマークと色違いの赤い翼が描かれている。

ハンガーに着くと、ちょうどおやっさん達によるアサルトの調整が終わったところだった。コクピットに飛び込むと、ブリッジから通信が入った。

 

「緊急時につき、このまま状況説明を行います。ザフトの目的は、我が軍のG兵器の奪取です。すぐにでも現地へ向かいたいところですが、先程言った通り本艦が発進するにはまだ時間がかかりますし、人手も足りていませんので、動くに動けない状況です。仮に動かせたとしても、港口は瓦礫のせいで通れませんので、出港できません。現状分かっていることは、以上です。」

 

「資材用の搬入口はまだ使えますよね?」

 

「えぇ。おそらく。」

 

「では、俺が出撃して、周囲の確認がてらGを防衛します。」

 

「了解しました。ご武運を。」

 

「よし、おやっさん!カタパルト使えないんで、徒歩で行きます!」

 

「わかった!ハッチ開放!若造!気をつけろよ!」

 

「はい!タクミ・タチバナ、アサルトガンダム!出撃()ます!」

 

そう叫び、俺はアサルトを発進させた。資材用の搬入口を通りG兵器の元へ向かおうとしたその時、黒い巨人の1つ目がこちらを捉えた。因縁の敵、MSジンだ。

 

<おい、あのモビルスーツはなんだ!>

 

<わからん。あんな奴、作戦目標にはいなかった!>

 

<どうする?やっちまうか!?>

 

<当たり前だ!こいつを倒せば、プラントで勲章が待ってるぞ!>

 

(ジンが2機か、しかしこいつら練度が相当低いな?2機揃って同じ方向を警戒しているなんて、本来戦場ではありえない。普通は互いに死角をカバーするのが定石だ。)

 

<お先にどうぞ?期待の新人くん?>

 

<1つしか歳離れてねえだろうがよ!>

 

「(来る!)アサルト、エンゲージ!」

 

そう叫び、俺はアサルトの左腰にマウントされていたビームサーベルを抜刀、右手に構えた。

 

(相手の武装はマシンガンに重斬刀か。標準的な装備だな。)

 

<ナチュラル風情がぁ!死に晒せぇ!>

 

「ここだぁ!」

 

<何ぃ!ガフゥッ!>

 

ジンが振り下ろした重斬刀を盾で弾き、体勢を崩したところでコクピットごと胴体を切り裂く。俺がアサルトでの初戦果からずっとやってきた、シンプルな一撃必殺のカウンターだ。

ザフトの軍人の大多数は、連合軍を「劣等種のナチュラル」と舐めてかかる者たちであるため、自らの腕を過信して突っ込んで来ることが多い。そこを逆手にとったかたちだ。

 

<何!おのれ貴様ァ!劣等種の癖にぃ!>

 

もう一機は接近戦をするつもりはないらしい。ひたすらにマシンガンを乱射し始めた。俺は弾丸を盾で防ぎつつ、先程倒したジンのマシンガンを手に取った。アサルトはPS装甲の実証試験用として急遽製造された機体だ。急造するために無駄と思われる機能を限りなく削った結果、バルカンなどの遠距離武装が1つたりとも搭載されていない。ビームライフルなどもってのほかである。

そのため、速攻で一機撃墜し、マシンガンなどを拝借しないと遠距離武装なしでの戦闘を強いられるのだ。

 

「(ほぼ撃ってなかったはずだから、多分マガジンはMAXだな。)それよりもそろそろ...っと、来た!」

 

<クソっ!なんでだよ!なんで弾が出ないんだよ!>

 

敵機の持つマシンガンから弾が出なくなった。引き金を引いても、カチリ、という音が鳴るだけだ。

焦りからか、リロードをする仕草も見せない。ただ引き金を引き続けるだけだ。

 

「そりゃそんだけ無駄撃ちしてりゃ、弾切れも起こすってね!」

 

<嫌だ!嫌だァァァァ!>

 

「これで2機目だ!」

 

先程マシンガンを拾ったのは、遠距離戦に持ち込むつもりと思わせるブラフのため。本命は焦った敵が弾切れを起こすのを待つこと。初めて敗北や死の恐怖に直面した兵士は、十中八九焦りが生じる。今まで蹂躙するだけで楽に勝てていたザフト軍人なら、尚更だ。

その隙を見計らい、マシンガンを捨てて肉薄し、シールド裏から取り出したアーマーシュナイダーをコクピットに突き立てた。ビームサーベルでも良かったのだが、これから更なる戦闘が予測されるため、バッテリーの節約を優先した。

 

周囲に敵影はなし。

マシンガンを再度拾い直し、Xナンバーの元へと走り出した。

 

 

 


sideイザーク

 

 

 

 

「制圧完了。チョロいもんだな。」

 

「所詮は劣等種のナチュラルと言ったところか。」

 

俺たちは目標地点の制圧を完了した。やはりナチュラルどもは劣等種で間違いないようだ。少しちょっかいを出しただけで、蜂の巣をつついたかのような大騒ぎ。あまりにもあっさりと方がついた。

目の前には、ナチュラルどもが作ったらしい新型のモビルスーツが横たわっている。

 

「ディアッカ、まだ気は抜けませんよ。イザークもです。早くヘルメットを被り直してください。」

 

「全く、ニコルは真面目だなぁ。勝ち確だろ、こんなん。」

 

「これが目標のモビルスーツか...ナチュラル風情が、調子に乗りやがって!」

 

「まあ、こいつらも喜んでるだろうぜ。何せ俺たちコーディネーターに乗ってもらえることになったんだからな!」

 

「2人とも、まだ作戦は...ッ!2人とも気をつけて!なにか来ます!」

 

「この揺れ...モビルスーツか!」

 

「モビルスーツなら味方だろう?ディアッカ。何を焦る必要がある。」

 

「ッ!ニコル!イザーク!早くそのモビルスーツに乗れ!あいつはザフトのモビルスーツじゃない!」

 

「はぁ?モビルスーツを使ってるのはザフトだけだろう?何を言っている。」

 

「イザーク急いで!あいつはジンじゃありません!」

 

「フン、なるほど...2人してそうやって俺にドッキリを仕掛けたいんだな?あいにくだが、俺はその手には引っかからな...い...」

 

振り返ると、白い体に赤い肩、2本の角が生えた巨人が、俺を見下ろしていた。

 

「走れ!イザーク!」

 

「イザーク!逃げて!」

 

「うおおおぉぉぉぉ!」

 

 


 

 

 

到着!デュエルとブリッツは手遅れか!バスターはギリギリセーフ...ん?あの白いおカッパってイザークだよな?なんでイザークがデュエルに乗らずに逃げてんだ?何?ここ原作と違うの?

 

「タチバナ准尉!聞こえるか!」

 

「バジルール少尉!ご無事でしたか!」

 

「あぁ、なんとかな。そちらの状況を説明してくれ。」

 

「ここに来るまでにジン2機と交戦、これを撃破しました。ブリッツとデュエルは手遅れでしたが、バスターはまだ奪われていません。破壊の許可を!」

 

「何?破壊だと!?」

 

「はい。バスターのコクピットを壊します。そうすれば、少なくともザフトが乗って逃げることはできません。それに、デュエルもブリッツもまだOSの再調整が終わってないはずです。今破壊すればまだ間に合います!」

 

「なるほど...わかった。破壊を許可する!」

 

「了解!ごめんなバスター、また直してやるから!」

 

アーマーシュナイダーを握り、バスターのコクピットを突き刺した。

突き刺した跡を確認すると、コクピットはズタズタになり、機械類も火花を散らしていた。少なくとも乗り込んで動かすことは出来ないだろう。

 

「まずは1つ。次はデュエルとブリッツか。」

 

<おい!まだ動かせんのか!>

 

<無茶言わないでください!OSのセッティングからやらないといけないんです!まだまだかかりますよ!>

 

<おいおい、やべぇんじゃねぇの?あいつ、今こっち見たぜ?>

 

「原作キャラを殺すのは心が痛むが...恨まないでくれよ?これも任務なんだ。」

 

<急げ!近づいて来てるぞ!>

 

<くっそぉ!時間がねぇ!>

 

<ここまで来たのに!>

 

「これで...ッ!グオォッ!?なんだ!?」

 

アサルトが残りの2機に向かって歩みを進めると、突然、横からの強い衝撃がアサルトを襲った。

 

<お前ら何してる!>

 

<ミゲル!OSの再設定がまだなんです!時間を稼いでください!>

 

<わかった!>「そこの白いMS!いや、お前『レッドショルダー』だな?兵士達が見間違えただけの迷信だとばかり思っていたが、まさか実在するとはな!」

 

「クッ...知ってもらえてるとはね、ありがたい限りだよ。そういうそっちは誰だい?オープンチャンネルで話しかけてくるからには、相当な有名人なんだろうね?」

 

「俺はミゲル・アイマン。『黄昏の魔弾』と言えばわかるか?」

 

わおミゲルか!西○兄貴みたいな声してると思ったら!

 

「誰かと思えば、ザフトのエース様じゃないか。オレンジじゃないみたいだけど、墨汁でも垂らしちゃったかな?」

 

「ボクジューというのが何かは分からんが、あいにく、オキニは今日はないんでな。普通のジンで我慢してくれ。」

 

ただ話しているように見えて、まるで隙がない。重斬刀も構えているし、逆の手はマシンガンを握っている。いずれも、こちらが怪しい挙動をすればすぐにでも反撃できる構えだ。やはり2つ名を持つだけの実力はあるようだ。

正直言って、倒しながらXナンバー2機の奪還はかなり厳しい。というか、不可能に限りなく近い。

 

「なあ、レッドショルダーさんよ、ここは1つ見逃してくれないかい?」

 

「見逃す、ねぇ。そんなことしたら俺が怒られちゃうよ。ダメだね。」

 

「ま、そうなるよな。なら仕方ない。やり合うしかないか!」

 

「なあッ!ぐうぉぉ!」

 

完全に先手を取られた。重斬刀はなんとかかわしたが、ゼロ距離のマシンガンを何発かもらってしまった。PS装甲のおかげでダメージはほぼなかったが、バッテリーがガッツリ減らされてしまった。拾ったマシンガンで弾幕を張って1度距離を取ったが、劣勢であることに変わりは無い。

 

「(バッテリー残量はだいたい40%、マシンガンの弾も心もとない...悔しいが、デュエルとブリッツは諦めるしかないか...)出し惜しみはなしだ!行くぞ!」

 

シールドを投げ捨てて空いた左手にマシンガンを持たせ、右腕でもう一度ビームサーベルを構える。

 

「(チャンスは1度きり...逃せば死ぬ!)うおおぉぉぉお!」

 

「ヤケになって捨て身の突撃か!レッドショルダー様も大したことねぇな!」

 

マシンガンを乱射しながら突撃した俺に、ミゲルは重斬刀を右下に構えた。そして、俺が間合いに入った瞬間、左上へと斬りあげた。しかし、こちらも無策では無い。

 

「(まだだ...まだ...今っ!)食らえぇぇぇぇ!」

 

ギリギリまで引き付けた上で、思い切り右に機体を傾けた。重斬刀はビームサーベルとは違い、PS装甲をスムーズに切ることはできない。機体を斬り抜ける際に、一瞬止まるのだ。その際、上方向に強い力がかかるため、そのタイミングでスラスターを全開にする。すると、通常よりも速く、高く跳べる。

そして左脚のスラスターを思い切り吹かし、ジンの頭部カメラを蹴り飛ばした。

 

「なにィ!ぐはぁっ!」

 

トサカのような頭部アンテナが折れたジンがバランスを崩し、地面に倒れた。右手に持っていたビームサーベルを構え直し、トドメを刺そうと前進を始めたところで異変が起きた。

サーベルの刀身は消え、白い体は灰色に戻る。フェイズシフトダウン、時間切れだ。

 

「もうパワーダウンか!しくじった...これだから旧式は...」

 

「はぁ...はぁ...どうやら、レッドショルダー様の悪運もここまでのようだな。」

 

アサルトのバッテリーがメビウスのものの改造で、他のGと比べると明らかに性能が低いとはいえ、戦いに気を取られ、リソースの把握が出来なくなるとは、普段ならばありえないことだ。防衛目標があるから、普段とは違うから、そんな言葉は戦場では言い訳にすらならない。全ては勝ちを焦ったゆえの失策だった。

 

「俺の勝ちだな、レッドショルダーさん。ま、この俺に一矢報いたことは忘れないでおいてやるよ。」

 

「そいつは光栄だぜ...本音を言えば、見逃して欲しいんだがね。」

 

「残念だが、ここで消しておかないと後々面倒くさそうなんでな。あばよ!」

 

<ミゲル!撤退します!イザークはブリッツで回収します!>

 

「ちっ...了解した!命拾いしたな、レッドショルダー。次こそはトドメを刺してやる!」

 

「その次が来ないことを祈るよ...」

 

「減らず口を...」

 

ミゲルは撤退して行った。防衛に失敗したG2機を伴って...

 

 

 

あの後、俺はおやっさん達メカニックチームにバスターと一緒に回収、応急修理を受け、アークエンジェルと通信を行っていた。

 

「申し訳ありませんでした!」

 

「G5機のうち、2機を奪取され、2機が詳細不明か...まあ、バスターの防衛に成功したのは不幸中の幸いといったところだが、してやられたか。」

 

「返す言葉もございません...それはそうと、イージスとストライクはどうなったんです?あの3機とは別の場所にあったんですよね?」

 

「先程も言ったように、詳細が一切不明だ。このジャミングのせいで、機体との通信はおろか、信号すらキャッチできていない。ひとまず、マードック軍曹達とアークエンジェルに戻ってきてくれ。」

 

「了解しました。」

 

「若造!トレーラー動かしていいか!?」

 

「大丈夫です!俺はこのままコクピットに乗って移動しますんで!」

 

「わかった!よしお前ら!撤収だ!」

 

 

 

 

アークエンジェルに帰投したところで、ブリッジからふたたび通信が入った。

 

「タチバナ准尉、聞こえるか。」

 

「聞こえてます。大丈夫です。」

 

「そうか。パイロットスーツのままでいいので、1度ブリッジまで来てくれ。今後の計画を立てる。」

 

「わかりました。少々メカニックチームと話してからそちらへ向かうので、数分ほどいただけますか?」

 

「構わんが、できるだけ急いでくれ。」

 

そういって、通信は切れた。俺はコクピットハッチを開け、ワイヤーでハンガーに降りる。

 

「おやっさん、ちょっといいですか?」

 

「ん?どうした?」

 

「ちょいとばかし、相談したいことがあってですね。」

 

「なんだ?言ってみろ。」

 

「実はですね、.........。てなことを考えてまして。出来ますかね?」

 

「出来なくはない、と思う。ただ、時間が欲しい。」

 

「全然大丈夫です。しばらくはデュエルとかイージス用のライフル使いますんで。」

 

「わかった。開発の進捗は逐一連絡入れる。」

 

「ありがたいです。それともうひとつ。アサルトのバッテリーって、イージス用のパーツに変えられたりします?やっぱり活動限界が厳しくて。」

 

「多分大丈夫だ。すぐ取り掛かっていいのか?」

 

「お願いします。」

 

「おう、任せとけ!」

 

 

 

「タクミ・タチバナ准尉、入ります。」

 

ブリッジに着き、扉を開けた。最初に来た時と比べると、バジルール少尉含め数名クルーが増えていた。といっても、まだ予定されていた数には到底届かないが。あとノイマンがちゃんといた。これで序盤での轟沈はないな。

なんでナタルさんから呼び方変えたかって?怒られると怖いからだよ()

 

「来たか。それでは、これより今後についての会議を始める。パル伍長、マップを出してくれ。」

 

「了解、メインモニターに出します。」

 

「ありがとう。さて、今我々がいるのがここ、5番ドックだ。先程の准尉の出撃によりGを2機奪取されたのはわかったが、それ以外はほぼ分かっていない。ストライクもイージスも、どこにあるのか、奪取されたかすら不明だ。せめて通信さえ繋がれば...」

 

「...すか?こちらX.....ク!...エンジェル、聞こえ....」

 

「ッ!今のって!」

 

「パル伍長!発信源は分かったか!」

 

「ダメです!ジャミングが酷く、探知できません!」

 

「そうか...とりあえず、准尉はアサルトで待機を。指示は追って出す。」

 

「わかりました。」

 

 

 

俺はまた来た道を戻り、アサルトに乗り込む。

 

「若造!注文通り、バッテリー変えておいたぞ!」

 

「ありがとうございます!」

 

流石のおやっさんだ。仕事が早い。これである程度は無茶が効く。

各種パラメータの調整をしていると、ブリッジから通信が入った。先程まで薄暗かったブリッジは、今は照明が灯り明るくなっている。

 

「作戦を説明する。本艦はこれより出港する。出港後、貴官はアサルトにて出撃、ストライクを探し、加勢せよ。」

 

「出港ですか?港口には瓦礫が密集していて、通れないはずですが...」

 

「特装砲を使う。ローエングリンなら蹴散らせるはずだ。」

 

「なるほど、わかりました。おやっさん!デュエルのライフル出してください!」

 

「おう!右壁面のウェポンラックを開けるぞ!他に欲しいもんはあるか!?」

 

「あとは通常装備で大丈夫です!」

 

「そうか!堕ちるんじゃないぞ!」

 

そう言って、メカニックチームはハンガーから退避した。右手にライフルを持ち、カタパルトに機体を固定した。しばし待っていると、ブリッジから通信だ。

 

「タチバナ准尉、作戦内容は明らかか?」

 

「はい。問題ありません。」

 

「よし。これより、本艦は出港する。ローエングリン1番照準...てえーっ!」

 

ローエングリンが発射され、瓦礫が一掃された。白亜の巨体が大空へ飛び立つ。

 

「出港は完了した!アサルトを出せ!」

 

「アサルトにカタパルトの制御を譲渡します。ご武運を!」

 

「了解!アイハブコントロール!」

 

ハッチが開き、視界が開ける。無事に航行出来ているようで、目の前にはヘリオポリスの街並みが広がっていた。クルーゼのものであろう白いシグーやストライク、オレンジのメビウス・ゼロも見える。

 

「よし、行こうぜ相棒!タクミ・タチバナ、アサルトガンダム!出撃()ます!」

 

俺は愛機とともに、大空を駆け始めた。

 

 

 

 


sideミゲル

 

「俺の専用機はどうなった?」

 

「フレームの交換は済んでいます。あとは装甲板の交換と、最終調整だけです。」

 

「あとどれくらいで出られる?」

 

「10分ほどかと。」

 

「急がせてくれ。それと追加で、重斬刀に対ビームコーティングを頼む。」

 

「ハッ!」

 

「よし。待ってろレッドショルダー...次こそはお前を殺す!必ずだ!」




Q.なんでオリ主くんは敵の通信が聞こえるの?
A.そっちの方が作者が書きやすいから。
今回オリ主くんがおやっさんに依頼したことは、順次公開していく予定です。
次回の更新は、多分機体の軽い解説になると思います。
感想や質問などなどお待ちしております。

ウェンディ生存ルートのスピンオフ、どうする?

  • 『始まりの戦士』と同時進行で投稿する
  • 『始まりの戦士』が完結してから投稿する
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